種族 「メカ」 その3

育成方針
メカの育成パターンは大まかに分けて3パターンです。
 
 
1. 剣メカ (STR重視)
  主力攻撃はプログラム「剣闘マスタリー」+「多段斬り」。
     剣闘マスタリー : パンチ・剣などで与えるダメージが1.5倍
     多段斬り     : 剣による単体攻撃
    ボディタイプ2・4・5は上記プログラムを習得できない。
 
「武人の鎧」「電磁活性鎧」を中心にSTR・QUI・VITを上げられるので、攻撃・防御のバランスが良い。
「タイガーランページ」や流星刀の固有技を使う場合も、このパターンで。
「タイガー」や流星刀にも「剣闘マスタリー」の効果は反映されます。
 
ボディタイプ2・4・5は剣闘マスタリーや多段斬りを習得できないため、基本的に剣メカには不向きなボディタイプと言うべきですが、
「タイガーランページ」や流星刀ならばタイプ2・4・5でも使用可能なので、射撃メカにするのが難しいと思った場合はタイプ2・4・5でも剣メカを目指すと良いでしょう。
もちろん剣闘マスタリーが無いぶん、威力は他のボディタイプよりかなり劣ることになりますが、
もともとメカはステータスを高くしやすいため、ヒューマンなど他の種族と比べて決して見劣りするようなキャラになるわけではありません。
 
 
2. 射撃メカ (WIL重視)
  主力攻撃はプログラム「射撃マスタリー」+「全段発射」or「マグニファイ」
     射撃マスタリー: 銃・重火器などによるダメージが1.5倍
     全段発射  : 実弾系重火器の残弾を全消費する攻撃
     マグニファイ: 光線系重火器で攻撃。 使用後、その武器は戦闘終了まで使えなくなる。
 
「全段発射」「マグニファイ」とも威力は絶大ですが、使用後に残弾0になったり使用不能になったりするため、1戦闘に1回限りの大技です。 しかも連携に組み込むことができません。
その後の攻撃手段が無くなってしまうことも含め、剣メカよりも扱いが難しいと言えます。
 
また、鎧ではWILを上げることができないため、
高い攻撃力(高いWIL)を得るためにはどうしても防御を犠牲にしなければいけません。逆もしかり。
 
 
3. 聖歌メカ (QUI・INT・WIL・PSY重視)
  アクセサリ『鎮魂の勾玉』の固有技「聖歌」を使うパターン。
    聖歌 : 音波属性の全体攻撃。不死系クリティカル。 威力は非常に高い。
 
QUIを高めて先手を取り、攻撃力の高い聖歌で敵を一掃するという作戦。
勾玉さえ装備すれば他の種族でも聖歌は使えるのすが、
メカの場合は装備品だけでステを強化できるため、他種族のキャラよりも威力に期待できます。
 
用意する装備は「破壊光線銃」「ミラーグラス」「フェザーグリーブ」。 どれもクーロンで買える。
「鎮魂の勾玉」はシュライク武王の古墳で入手。
勾玉を取る際にイベントバトルが発生。
必要な戦闘はこの1回のみ。 たった1回で強力な聖歌キャラを作れる のがメカの魅力です。
 
破壊光線銃のQUI・WIL強化を中心に、ミラーグラスでINTを、フェザーグリーブでPSYを補強します。
先手必勝が大前提なので、防御力などは無視して構いません。
 
逆に言えば、敵が強くなる後半など聖歌一発で倒せない敵や、音波耐性のある敵が相手のときは、
防御力の低さや聖歌以外に攻撃手段を持たない点が大きな弱点になります。
 
 
 

 

具体的に

【初めに】
まずそもそも、仲間に複数のメカがいて、誰を育てるべきか悩んでいるとき、
そういう場合はタイプ2・4・5以外のメカを優先して育てるのをオススメします。
 
なぜならタイプ2・4・5は剣メカの主要スキルである「剣闘マスタリー」「多段斬り」を習得できません。
そのため、これらのタイプは剣メカに育てることが難しく、
逆にタイプ1・3・6・7・8は剣メカにも射撃メカにも育てることができ、状況に応じて融通が効くという強みがあります。
 
 
 
【ゲーム序盤】
 

序盤は聖歌メカか、もしくは射撃メカに育成するのがオススメです。

メカの聖歌でサクサクと敵を倒していけば、他種族の育成もスムーズ。
 
  また、聖歌を使わない場合でも、序盤はプログラムが揃っていないため、
  剣を使っても有効な攻撃方法(ダメージ・連携への組み込みやすさなど)がありません。
 
  一方、重火器の通常攻撃ならば剣の素振りよりもダメージが大きく、連携にも組み込めます。
  プログラムが無い序盤にも高い戦力を得られるというわけです。
 
序盤であれば聖歌メカや射撃メカの防御の低さも許容範囲です。
 
 
【ゲーム中盤以降】
聖歌が力不足になってきたら、剣メカに強化しなおします。
流星刀の固有技があれば引き続き強力な全体攻撃キャラとして運用できます。
 
プログラム「多段斬り」も習得しておけば、敵に応じて全体攻撃・単体攻撃を使い
分けることができ、ザコ戦・ボス戦の両方に安定して活躍可能です。
 
  流星刀の入手条件は、ゲンさんのWP70以上。
  この程度であれば聖歌が頼りなくなるまでにはゲンさんを育成できるはず。
 
  これで「鎮魂の勾玉」が役目を終えたことになります。
  強力な剣である「草薙の剣」を入手するかどうかは、このタイミングで検討すれば良いでしょう。
 
 
射撃メカ(特に剣闘マスタリー等を習得できないタイプ2・4・5)の場合は、
このまま射撃メカで行くか、無理にでも流星刀の剣メカに転向するかが悩みどころ。
 
  射撃メカ用のプログラムや重火器には強力な全体(範囲)攻撃がありません。
    強いて挙げれば、超レア武器であるハイペリオン(サークル範囲攻撃)くらいでしょう。
 
  また、単体攻撃に関しても、プログラム「全段発射」「マグニファイ」は非常に強力ですがWP消
  費が大
きいのが難点。 連携に参加できないのもネック。
  かといっていつまでも重火器の通常攻撃だけでは心許ない。
    つまり、クラーケンやデュラハンといった”ちょっと強いザコ敵”を倒すのにちょうど良い程度
    の攻
が無いのです。
 
  まぁ、「射撃マスタリー+破壊光線銃」があればギリギリ戦力外通告にならずに済みます。
  ボス戦での「全弾発射」「マグニファイ」に期待して、ザコ戦は破壊光線銃で凌ぐ、
  あるいはタイプ2はビットシステム、タイプ4は医療パックなどボディ固有の技能を活かして運用
  して
いくのが基本スタイルになるでしょう。
 
  「全弾発射」「マグニファイ」が使いにくい場合は、「タイガーランページ」を習得して剣メカに
  転向させ
た方が活躍できるでしょう。
    ただし、「タイガー」は非常に入手の難しいプログラムです。
      さらに「タイガー」の使用には極めて貴重なオクトパスボードも必要になります。
        さらにさらに、せっかく「タイガー」を習得しても、剣闘マスタリーを習得できない
        タイプ2・4・
5では他タイプのボディより威力で見劣りすることは覚悟しておきま
        しょう。
 
 
【補足】
剣メカはWPの残量に注意すること。
 
中盤以降、剣メカは流星刀や多段斬りの使用頻度が上がることで、WPの消耗が
非常に早くなります。
 
メカは倒した敵メカからデータ吸収(失敗時)することでWP回復できるのですが、
  逆を言えばメカ系の敵が登場しないとWPを回復することができません。
 
メカはWP最大値が低いので、定期的に敵メカを吸収しないとすぐにガス欠を起こしてしまいます。 敵メカの配置が少ないダンジョンなどでは注意しましょう。
 
 
どうしてもWPが切れそうな場合は、
一時的に射撃メカパターンに装備を付け換え、重火器の通常攻撃で凌ぎましょう。
 
  WPの切れた剣メカで剣の素振りを行うよりは、
  射撃メカで重火器の通常攻撃のを行う方が威力・連携に期待できます。