東方MMD動画 「神めーりん」 製作後の感想(2)

 
 

 
 輝針城組が去ったその次は――、
 

霊烏路うっほちゃん♪
 
公式設定でもちょっとおバカな子というキャラクターで、
動画内でも「野球コント」「神さまコント」に挑戦しますが、どちらも丸ごと忘れてしまうというネタになっておりますw
 
ここで注目すべきは、
視聴者さんはもう既にこの「野球コント」「神さまコント」の内容を知っているということで、
だから、「うっほが本当は何をやりたかったのかが分かる」→「上手にできなかったんだねw うっほちゃんはかわいいなぁ(*´ω`*)」という目で見ることができます。
 
ここで仮に両コントの内容を視聴者さん自身も知らなかったとしたら、「……い、いったい何がしたかったんだ?(゚∀゚;)」という困惑に襲われたことでしょう。
事前にネタの内容を知っているからこそ、うっほちゃんのおバカっぷりを微笑ましく見られるというわけですw
 
 
モデルの作者さんは、稲羽様。
パチュリーのモデルと同じ作者さんですね。
 
かわいらしい表情がとても素敵で、
また、私は日頃、キャラクターのほっぺの赤丸などはAviUtl編集で後付けしているのですが、
このうつほモデルはもともと付いている頬紅の表情モーフが良い感じなので、Aviで後付けするより専らそちらを使っていましたね。
 
あと、上着が白のブラウスに見えるせいなのか、動画を作っている間ずっと「女子高生みたいだなw」(誉め言葉)と言ってましたw
美鈴さんと並ぶと、いとこのお姉さんに懐いてる学生さんに見えたんですよねw
 
 

 


 続いては地獄の裁判長、映姫さま。
 
のちのち動画内で分かりますが、
紅魔館からの年賀状を挑戦状と誤読した小町の言葉を素直に信じ、小町に教わったネタを引っ提げ、颯爽と紅魔館を訪れますw
 
この映姫さまの出し物も、実はうっほちゃんと同じ、「上手くできなくて失敗した」系のネタです。
 
しかし大きく違うのは、映姫さまの「自己紹介ギャグ」は視聴者もまだ初見。
彼女がいったい何をやりたかったのか分からず、困惑したことでしょうw
  うっほちゃんの「上手にできなかったんだね。よしよし(*´ω`*)ほっこり」
  という微笑ましい気持ちにはなりません。
 
ですが、その後「考えた本人(小町)にやらせます」と話が続き、
映姫さまが完遂できなかったネタをのちのち小町がやりに来る、という展開に続くわけですね。
  忘れた頃にやってくる小町さんにご期待ください!w
 
 
映姫さまのモデルは小7ロドニー様の作。
アダルト映姫さまと呼ばれるモデルで、大人びて色っぽい雰囲気があります。
 
なんと言っても最大の特徴は、恐るべきその美脚ですねw
動画内でもなんとかこの美脚を視聴者さんにお見せしたいと、足の写るカットをたびたび取り入れております。
特にラストのカット「小町さん大至急ぅ~!」のところは足元から舐めるようにスクロール。
えぇ、足を撮りたかっただけですが、何か問題でも?w(゚∀゚)
 
 

 
 

 続いては魔界の母、神綺さま。
 
「自分がやる側だなんて聞いてなかったよ~」なんて言ってますが、
実はしっかりヘカーティアと打ち合わせバッチリのタッグを仕込んで登場です。
お母さんたるもの、ぽややんに見えて実はしっかり者だったりしますからね。仕方ないねw
 
地味なカブトムシいじりからの、ヘカーティアぶん投げというアグレッシブw
まさに静と動。 天国と地獄のヘカシンキなのです!(イミフw
 
ご注目いただきたいポイントは、序盤に登場したこちらのポーズ。

ネタを準備してきてない、とかまととぶる神綺ママンw
両手でキツネさんを作って、「これじゃダメかなぁ?」と美鈴に迫ります。
 
  お分かり、いただけただろうか……、
 
そう、このキツネの手、
ネタのフィニッシュとなるボーリングの握りと同じなのである……。
 
つまり、これがボーリングフィニッシュのヒントだったのだよ――ッ!!
Ω ΩΩナ,ナンダッテー!?
 
そしてさらに、「キツネさん」
そう、このキツネとはまさにヘカーティアの盟友『純狐』のことだったのだよ――ッ!!
Ω ΩΩナナナナ,ナンダッテー!?
 
つまり、「キツネさんじゃダメかなぁ?」のハンドポーズに気付いていれば、
ボーリング&純狐、この2つのキーワードからヘカーティアの登場が容易に予想できたというわけだ。わっはっは♪(゚∀゚)
 
 
まぁ、そのような冗談はさて置きw
このネタの最後では映姫さまが「ストライークッ!」と言って〆ますね。
つまり、……映姫さま、また野球とボーリングのストライク一緒にしてもうてるやん(´▽`;)
  恐らく、映姫さまにとってはボーリングの玉も凶器としてお目にかかる
  機会の方が多いのでしょうw
 
 
神綺さまのモデルは、しえら様の作。
 
髪の毛のサイドテール、通称「たくましいなw」は着脱可能。
独立して動かせるあたり、この作者、分かっていらっしゃる――ッ!!w
 
神綺さまは前髪が顔の前に大きくかかる髪型をしているので、そのまま撮影すると顔に影がかかりがちなのですが、
そういう場合はセルフ影をオフにして撮影すれば問題なし。
衣装にもともと自然な陰影がかかっているので、セルフ影をオフにしても影なし人間のようにのっぺりとした色合いにはなりません。
 
そう、地味なことながら衣装がとても良くできていますね。
神綺さまは全身ほぼ赤一色。うっかりすると本当に全身のっぺりとした不自然な色合いになってもおかしくないキャラなのですが、このしえら様モデルは衣装の陰影・質感が非常にしっかりとできていて、のっぺり感が出てしまうことは全くありません。
 
一つ扱いの難しいところがあるとすれば、肩にかかっているケープですね。
ひらひらした衣装の物理制御が難しいのはMMDモデル共通の悩みなのですが、特にこのケープというファッションお洒落アイテムはどうしても腕との干渉が避けられません。
動画制作時は細かく物理制御を切って、手動でケープの形を細かく調整して撮影していましたね……(´▽`;)結構大変でした。
 

 

続いては、チーム「フランちゃん♪」
 
輝針城組のパートが終わったあと、
こあくまによって「門の前に神さまがたくさん来ている」という情報が図書館にもたらされます。
それを聞いたフランちゃん、
「わたしも何かやりたい!(*´▽`*) って言うかやる!(`・ω・´)フンス」と言い出しまして、
それを聞いたパチュリーさん、フランちゃんの願いならすべて叶えてあげなければと急遽結成&緊急参戦したのがこのチームでございますw
 
輝針城組が終わってから、うっほちゃん~映姫さま~神綺さままで少し時間が空きましたが、その間にフランちゃんはパチュリーからネタを教わっていたのでしょうw
 
 
そして披露したネタの内容は、……まぁ、ダジャレですねw
難しいことは良いんだよ( ゚Д゚) フランちゃんがかわいい。それ以外に何かいるか?w
 
ちなみにこの紅魔館ダンス、前作「小悪魔ごはん」で登場した「紅魔館が平和になるポーズ」を取り入れておりますが、
いわゆるパラパラ漫画の手法で動かしております。
 
3人の振り付けも多少違い、
パチュリーのダンスは腰のひねりが効いた、いわゆるお手本のダンス。
  「こーま、こーま」のところも重心の乗る後ろの足を引き抜いて上げる
  という、ちょっと難易度の高い動きをしています。
小悪魔は腰の落とし方が足りませんねw
  足も重心の乗っていない前側の足を上げています。
フランちゃんは……、次のネタのことで頭がいっぱい。あまり動けてませんw
  かわいいのぅ(*´ω`*)
 
同じようなダンスでも、私は基本的に動きのコピペはせず、1人1人個別に作っていますね。
その方が人物の個性が出るというか…、いや、逆だな。その人物の個性を考えながら動きを考えるのが楽しいと言うか、そこに動画作りの面白さを感じています(*´▽`*)
  野球コントの投球やバッティングの動きもそんな感じです。
 
 
各モデルについては前作「小悪魔ごはん」の感想ページをご覧ください。