東方MMD動画 製作後の感想 「小悪魔ごはん」




もうご視聴いただけましたか?
いかがでしたでしょうか?

私にとって記念すべきMMD初挑戦、
ついでに言えば本格的(?)な東方動画も初挑戦となった今回の動画。

皆さまの時間をちょうだいするのに相応しい動画となれていたでしょうか?



さて、というわけで、
私も今回いろいろ初挑戦だったこともありましたので、
ちょっと私自身の備忘録も兼ねて、動画制作の感想などを書いていきたいと思います。

主に、今回使用させていただいたMMDモデルの特徴などを書く予定。

  あと、私自身のどーでもいい小話とかもw


MMDモデルって、同じキャラクターでも製作者さんによって色々なモデルがありますから、それぞれ使い心地や特徴に差がありました。

  同じ作者さんのモデルだと、
  キャラは違ってもやはり、操作性や“立たせたときの雰囲気”が似ていますね。

  逆に作者さんが違うと、同じキャラでも結構違います。


なので、次回またMMD動画に挑戦する際などに、
「あれ? ○○様のモデルってどんな感じだったっけ?
  この動画には誰のモデルを使うのがしっくり“ハマる”んだろう?」
なんて迷ったりしないよう、軽くメモを残しておきたいと思います。


初心者の書く内容なので恐らくどなたの役にも立ちません (キッパリw


もし、ベテランのMMD動画作者さまがこのページをご覧になっていたら、ぜひ、

「よく来たな、若人よ。メモを取るとは感心なこと」

「だが、お前の書いたメモなど……、――我々は既に400年前、通過済みだ。」

と仰って下さいませw



【 小悪魔 】   アールビット様モデル

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今回、どうどうたる主役を務めてくれた、こあちゃん。

実にかわいらしい(*´ω`*)かわいぃ

アールビットさんは、モデル製作者さんとしては大御所の方で、
他の色々なキャラモデルの改変元(そのモデルを元に改造を加え、別のキャラを作ったり、衣装を変えたり、機能を加えたりすること)になっていることも多いようです。

多くの方に愛されているだけあり、初心者の私でもとても使いやすかったです♪

ボーン(モデルの骨格。これを動かしてポーズを変える)もいわゆるスタンダードな配置、かつシンプルで、いや、本当に使いやすかった~(~▽~*)


そしてアールビットさんモデルの特徴は、何といっても表情の豊かさですね。

かわいい表情も、カッコイイ顔もかなり自分の思いどおりにできました。

あと、今回私は使いませんでしたが、
感情マーク(!や?とか、汗とか怒りマークとか)が内蔵されており、
編集で後付けしなくても、漫画みたいな表現をすることもできます。

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アールビットさんモデルは特に正面から見たときの画面映りがとても良いですね。
丸顔で、目がぐりぐりと大きいので、とてもかわいいです。
(何度かわいいって言うつもりだw)

正面からの撮影に強い
彼女を主役に選んで正解でした。


逆に、横顔は、
意外にも鼻が高く、鋭い輪郭をしています。シャープ系です。
しかし前述のとおり大きくかわいい目をしているので、
横顔だとカッコイイ系とかわいい系のバランスを取るのが難しくなり、表情作りの難易度が正面からのときと比べて高くなるような印象でした。

  斜め60度くらいなら全然大丈夫ですけどね♪
  完全に横顔になってしまうと、初心者にはちょっと難しかったです (~▽~;)


【小悪魔ごはんの小話(1)】
動画タイトルですが、最初はドラマ「孤独のグルメ」をもじって『小悪魔グルメ』にする予定でした。
でも、そうすると「孤独のグルメ」やその主人公ゴローさんのイメージが強くなり過ぎちゃう気がしたので、現在の「小悪魔ごはん」に変更ということになりました。
だって、ご覧のとおりこの動画は「孤独のグルメ」とは似ても似つかぬハイテンション全力疾走チャーハンですから、
変にタイトルだけ似せちゃって、孤独のグルメのパロディかな?」なんて期待させちゃうと、それを裏切ることになってしまいますからねw (~▽~;)

【小悪魔ごはんの小話(2)】
お話の設定について。
動画の中ではパチュリーさまにぞんざいな態度をとるこあちゃんですが、決してパチェさまを尊敬していないわけではありません。実は、心の中ではとても頼りにしています。
小悪魔はもともとは「偉大な悪魔にならなければ」という使命感に縛られた、融通の利かない、いわゆる堅物でした。
しかし、ある時パチュリーに、「魔法とはエネルギーのほとばしり。そう、身体の底から、心の底から笑顔の溢れてこない人間に魔法は使いこなせないわ」と言われ、
そのとき小悪魔はまさに目からウロコが落ちたかの如く「パチュリー様、私は人間ではありません」と答えたことによって『ボケ』と『ツッコミ』が成立。
その後、なんやかんやあって、今のようなノリノリの小悪魔になってしまったのです。 だいたいパチェさまが悪いんです。


【 パチュリー・ノーレッジ 】   稻羽様モデル

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本動画において、もう1人の主役とも言うべき、パチェさま。

カッコ良く振る舞おうとしては、ズッコケるという損な役回りが多かった彼女ですが、

それが可能だったのは、
ボケてOK! カッコ良くてOK! かわいいもOK!
――という、幅広い表情作りが可能なこの稻羽様モデルがあったればこそです。

いやぁ、最初はこのニット編みみたいな質感の服がかわいいなぁと思って、特に深い考えもなく選んだモデルだったのですが、
実際にポーズや表情を動かしてみると、その高性能っぷりが素晴らしかったです♪

このモデルの性能なしに、今回の動画は作れなかったと言って全く過言ではありません!(`・ω・´)

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いかがです?
この多彩な表情w
MMD初挑戦の素人でも、楽しくバリエーション豊かな表情が作れました♪ (*´ω`*)

このパッチェさんの特徴は、正面からだと丸顔でかわいい。
横顔はシャープなキレイ系というところですね。

正面から撮るか、横から撮るかで表情の印象を大きく変えることができます。

特に私的には横顔がとても好みでした。
鼻筋のラインがとてもキレイなんです。

だから、今回の動画ですと、
正面顔がかわいいアールビット様モデル小悪魔と、
横顔がキレイな稻羽様モデルパチュリーは、本当に良いコンビでしたねw
  主役の小悪魔はどうしても画面のこちら側を向いて喋るため、
  パチュリーはその小悪魔の方を向く、つまり横顔を見せる機会が多いのです。

あと、やっぱりね。 ニット編みの服がかわいいっていうw

あと、地味にものすごくスタイルが良いです。このパチェさまw
パチュリーモデルの中では割と珍しいタイトな服装ですし、意外とスカートが短いw
  水着とかコスプレとかそういうあからさまなのじゃなく、
  普通っぽい服装、なのにちゃんと色気があるっていう良いモデルだと思います。
(ほんと、何回「良いモデル」って言う気なんだw)

注意点があるとすれば、
わりと薄い色付けのモデルだということですね。
服装も肌の色も、全体的に水彩画のようない色合いをしているため、
他の制作者さんのモデル(アニメっぽいメリハリの利いた色合いのモデル)と並ばせると、
「もやしっ子、大丈夫かよ!?」ってくらい色白ですw
  特に光源を直に当てると「日射病になりそう!?Σ(~□~;)」ってねw

といっても、実際は心配ご無用。
パチェさまはお帽子を装備されていますし、髪もふんわりと長いので、自然と顔や首周りに影が落ち、
その影のおかげでちょうど良い感じの色合いになってくれます。
  (光が当たると白過ぎるなら、陰に入ればちょうど良いってことですね)

どうしても顔に光が当たる場合などは、MMD側の操作で光源の位置を変えたり、光量を落としたりして撮影すれば何も問題ないかと思います。
  (実際、今回の動画では光源の位置調整(ほんのちょっと)だけでOKでした)

いや、むしろこの白さもパッチさんらしい魅力じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか? (~▽~*)


【小悪魔ごはんの小話(3)】
今回の動画は、「東方手書き動画をやりたい!」から始まったこともあり、
手書きではなくMMDを使うことになったことから、目標とするイメージは飽くまで静止画。
つまり、『動く絵本』のイメージでした。

そこで問題になったのが、MMDモデルの“緻密さ”でした。
MMDはどちらかと言えば絵本のようなデフォルメ感よりも、現実的なリアルさがあります。
特に、建物や家具などの、いわゆる『背景』となるモデルは、3Dの奥行きを持ち、色合いもくっきりとメリハリが効いている場合がほとんどです。

ですから、リアルな背景の前に、モデルを立たせると、ものすごく3DCG感があるんですよねw
そりゃあ、3DCGなんですから、当たり前っちゃ当たり前なんですけどw

逆になぜお前はこのCGの世界で絵本を目指しているんだっていう、ねw (~▽~;)えへへ…

そこで、私のリアル知人「リア友ちゃん」に相談しました。

私 「ねぇ、リア友ちゃん、リア友ちゃん (*~▽~)ノシ」
「どうしたんだい、頭に金属片刺さった人 (~ー~ ) 」 リア友ちゃん

私 「MMDを絵本にしたいんだけど (*~▽~)ノ 」
「……出版社に行けば? (~Д~;)?? 」 リア友ちゃん

というやり取りがあり、その後なんやかんやで
リア友ちゃんに“背景に手書き風タッチが出てるような気がするエフェクト”をかけてもらいました。

背景2シーンくらいやってもらった後、「もうやりたくない」と言われたので、
そのあとは全部自分でやりました。大変だったです。 (*~ω~*)ぽぇ
(リア友ちゃん、ありがとう。最後スタッフロールに出し忘れてごめんねw)

【小悪魔ごはんの小話(4)】
お話の設定について。
今回の動画を見ていると気付いた方がいらっしゃるかもしれませんが、
パチュリーさんには「髪をいじるクセ」があります。
これは別に最初からそうしようと思っていたわけではなくて、モデルのポージングをいろいろ動かしているときに、たまたまそれっぽいポーズになって、それが結構可愛かったのでそのまま採用したというわけですw
モデルを上手に動かすのは、初心者の私にはまだまだ大変で、たまにすっごい変なポーズになったりするのですが、
そういう失敗や偶然の中からも生まれるものがある。とても楽しい製作時間でした (~▽~*)

ちなみに、パチェさんの「髪いじり」は、リラックスしているときと、ピンチの時に出現します。
リラックスしているときは本当にただのクセ。
ピンチの時は、逆に髪いじりをすることによって自分をリラックスさせようとしている意図的なものですw