シナリオ攻略  chapter16 「ルーメンの賢者」

いよいよシナリオも大詰めです。

chapterタイトルの「ルーメンの賢者」のルーメンとは Lumen 、ラテン語で『光』という意味です。
対して魔女は「アンブラの魔女」、umbraはラテン語で『闇』という意味。
つまり、光と闇、世界を構成する一対のもの、という設定でしょう。



チャプターが始まるとイザヴェル社の一室。
 アントニオの手記を読んでいくと分かることですが、イザヴェル最高幹部の一人が「光の目」を持つという賢者です。
 賢者と魔女は500年前を境に滅びたと思われていたのですが、ベヨネッタが生き残っていたように、賢者にも生き残りがいたのです。

 そして、その賢者こそが天使達を使い、ある意味でベヨネッタをここまで導いた人物。

名前は『 バルドル 』  (ラグナ位階論「ファーザー・バルドルが登録されます)


彼は少女セレッサのことを「我が娘」と呼び、またセレッサも彼を「パパ」と呼びます。

そしてなぜか、ベヨネッタの事も「 セレッサ 」と呼びます。

あー、やっぱりセレッサ=ベヨネッタなんだねーーー(-д-)

しかも、我が娘=セレッサ=ベヨネッタってことは、

バルドル氏はベヨネッタの父親

  だったら、少女セレッサはやっぱりタイムスリップ?
  と思っていたら、バルドル氏いわく、
     「世界の目を手に入れるため、君には自分を客観視してもらう必要があった」

  え? どういう意味? バルドル氏の説明はそれだけ。
  タイムスリップかもしれないし、顔つきの似た子を催眠術で操ってるだけかもしれない。
  あるいはバルドル氏の作ったホムンクルスかもしれない。
    まぁ、天使を操る賢者なら大抵のことはできるでしょうけどw

  結局わからずじまいってどうなのよ? ^^;


と、モヤモヤした気分で話を聞いていたら

唐突にルカ登場w

するとバルドル氏はなぜか「お前のお父ちゃん殺したの僕だよ。だって邪魔だったんだモン」とか言い出す。
  わざわざ今言うか。 その前にセレッサの件をちゃんと説明しろ。

  プレイヤーの気になることには答えない癖に、人の嫌がることはペラペラ喋るバルドル氏w


 500年前に、賢者と魔女の不可侵の禁忌を犯したのも彼。

 魔女狩りを誘発したのも彼。

 なのにミスって闇の左目の奪取に失敗したのも彼。

 それでも諦めず、全然懲りてないのも彼。

 賢者を全滅に導いたのも彼。

 ルカの父を殺したのも彼。

 少女セレッサを巻き込んだのも彼。

 ジャンヌを洗脳してたのも彼。(実はジャンヌ、洗脳されてたんです。なんて安易な設定w)

 今回の件は全部全部ぜ~んぶ、彼がやったこと。

 しかも理由は単に「だって僕、「世界の目」で世界の支配者になりたかったんだもん」というだけ。

 なんかルカも知り過ぎちゃったんで殺しちゃお。(自分が勝手にぺらぺら喋った癖に)

 ただ殺すのもツマラんので父親と同じ感じでね♪ なんて言い出してさぁ?

悪役過ぎるだろ、オイw

  今時、子供のアニメでもここまで自分勝手で悪の道まっしぐらな悪役はいません。
  X-MENのマグニートーだって、極悪人なりに「ミュータントを救う」というある種の善意があるw
  ハリウッド映画より表現が「浅い」ってどうなの? 大丈夫?


そして好きなだけワルな台詞をぶっこいたあと、

バルドル氏、少女セレッサと融合合体

 なんだコイツ?w 意味不明過ぎるw バカ過ぎるw 

 人質なのかな?と思ったら遠慮なく攻撃するベヨネッタ

バカ過ぎるのはスタッフの方でしたw

  遠慮なく攻撃するってことは、セレッサはやっぱりバルドルが作った人形か何かかな?


そんな感じで、悪党過ぎて悪党に見えないバルドルと決戦です。

verse1
ベヨネッタは崩れた足場の上。

バルドルの基本行動は足場の周囲を飛び回りながら、体当たりや光の剣での連続攻撃で攻めてきます。
攻撃判定が大きいうえに、動作が素早いのでなかなか避け難く厄介です。

さらに、特殊な攻撃として以下のようなものも使ってきます。
 ・「ビルを投げる」
     △○カウンター→連打。 ヘディング(!?)で打ち返し大ダメージを与えられます。
 ・「人工衛星からレーザー」
     × 回避アクションの指示が出るので入力すれば、他の足場へ避難できます。
 ・「人工衛星を落下」
     △○カウンターで投げ返しましょう。
      一度入力しただけではバルドルもさらに投げ返してきます。
      タイミングを合わせて二度・三度と入力しましょう。徐々にテンポが上がるので注意です。
      上手く投げ返しに成功すれば大ダメージを与えられます。



相手は大きく動き回るうえ、ベヨネッタの足場は限られているので攻撃しづらいのですが、
特にどこかを狙ったりする必要はなく、とにかく攻撃してダメージを与えればOK。


バルドルの体力バーはたった1本。でもすぐに倒せるわけではありません。


まず体力を0にした1回目
 △○ クライマックスアクション発動でゴモラを呼び出します。
  ボタン連打でコンボボーナス増加。
      *クライマックス発動のタイミングを逃すと敵の体力が回復し、もう一度やり直し。


しかしバルドルベヨネッタの呼び出したゴモラを撃退してしまいます。
そして体力回復

挫けずに攻撃を続けましょう。


体力0の2回目
 △○ クライマックスアクション発動でスコロペンドラを呼び出します。
  ボタン連打でコンボボーナス増加。
      *クライマックス発動のタイミングを逃すと敵の体力が回復し、もう一度やり直し。

それでもまたまたバルドルはスコロペンドラを撃退。体力回復。

君が、泣くまでッ、 全裸タイムをやめないッッ!!

敵の攻撃は激しくなってきますが、負けずにこちらも攻撃し続けましょう。


体力0の3回目
 ここからがツマラないです。

 △○ でクライマックスアクションを発動。
するとベヨネッタは拳銃に、ルカに貰った口紅を装填。 そして発射。


画面が超スローなシューティングに切り替わるので

L3レバーで 口紅を操縦

 して、バルドルの眉間めがけて突っ込むという、「何じゃこれ?」な結末。

  途中、ガラスの破片が空中に幾つも浮かんでいて、
  これに当たると口紅は進行方向を大きく歪められてしまいます。
  できるだけ避けて進みたいのですが、ガラスなので非常に視認しづらいです。

命中させられないと  ゲ ー ム  オ ー バ ー

命中させればバトル終了

  ほんと何じゃこれ? こんな腑抜けた終わり方のボス戦、見たことない。




頭に口紅が刺さるという、人類史上最も間抜けな顔でバルドルは死にました。


ベヨネッタは少女セレッサを救出。(どうやってバルドルから分離したんだろう?)

ベヨネッタバルドルの作った都合の良い装置、もとい奇妙な装置に向かって宝石「闇の左目」をかざします。
すると装置は光を放ち、ベヨネッタとセレッサはどこか別の世界の屋敷の中へ。

屋敷の家具や何かを見ると、どうやら魔女の館のようですが、
そこのベッドにセレッサを寝かせるベヨネッタ

どうやらセレッサを過去の世界に帰しにきた、ということのようです。

うばー、やっぱりタイムスリップかよ!?

 約束ですから、シナリオライターの人は鼻クソほじって、そのまま脳みそまで引きずり出して下さいw

そしてFly Me to The Moonなんか歌っちゃって、優しくセレッサを寝かし付けます。
相変わらずボソボソと小声で歌うので下手っぴです^^;
  これはもう、「歌っている」というより歌詞を「読んでいる」だけだw


セレッサを残し、ベヨネッタは現世に帰還。
同時に都合良く壊れる都合の良い装置w


つまり、今その場にはベヨネッタとルカの二人きりなわけですよ。
感動のハッピーエンドに見つめ合う二人。少しずつ歩み寄り……

激痛を訴え、突如ぶっ倒れるベヨネッタ

ルカ、本当に運がないねキミ^^;


ベヨネッタ意識不明。
彼女に触ろうとするとルカの体にも激痛が走り、触ることができない。

ルカがおろおろしていると、
バルドル氏がシレっと都合良く生き返り、プレイヤーには全く意味の分からない都合の良い理屈を並べたて、「ベヨネッタの「闇の左目」としての資質が開花したのだ」みたいな都合の良いことを言います。

つまるところ、ゲーム開始からここまでずっとずっと全部ぜ~んぶ、

バルドル氏の 都合良く シナリオが進んできていた

ということですね。

まぁ、一番都合が良いのはスタッフサイドですけどね ( 'д')


こうして、「光の右目」のバルドルと「闇の左目」のベヨネッタが揃ったことで、『世界の目』が完成しました。

世界の目が完成するとジュベレウス』が復活するとか何とか。

ジュベレウス復活のため、

バルドルベヨネッタと共に、イザ社の女神像と融合合体

このオッサン、本当に何でもアリだね^^;

そんなに世界の支配者になりたいなら、回りくどいことしないで地球と融合したら良いじゃん?w