のくたんコラム  『悪魔合体について・応用1』

前回は基本的な合体の法則について書きましたが、

合体に関わる要素はそれだけではありません。  今回はそれについて。



☆イケニエ合体
基本的に合体は、悪魔2体を材料に行うものですが、
カグツチFULLの時だけ3体目の悪魔を生け贄として加える事ができます。
これがイケニエ合体です。
つまり、
 悪魔A+悪魔B +イケニエ悪魔 = 悪魔C      です。

この時、結果として出現する悪魔Cは
通常の合体「 悪魔A+B = 悪魔C 」の時と同じです。

つまり、イケニエは結果悪魔の種類に影響しないという事になります。


イケニエが影響を及ぼすのはスキルの継承と経験値に対してです。

結果悪魔Cにはイケニエに使った悪魔のスキルも継承されます。
  例えば悪魔Cに「かみつき系」スキルを継承させたいとき、
  悪魔A・Bともに「かみつき系」スキルを所持できない悪魔だと、通常合体では実現不能ですが、
  ここに「かみつき系」スキルを持ったイケニエ悪魔を加えれば、悪魔Cにも継承できるわけです。
  イケニエ悪魔が合体結果に影響しないからこそ利用できる継承方法です。

  また、この時の継承スキル数も 「 (材料悪魔の合計スキル数+2.7)/3.7 」 なので、
  「 (悪魔A+B+イケニエ+2.7)/3.7 」で算出されます。
  通常の合体よりも継承スキル数が多くなりやすい特徴があります。

また、イケニエ悪魔が入手した経験値が結果悪魔Cに譲り渡されます。
  ある程度育てた悪魔をイケニエに使えば、悪魔Cの次レベルUPまでに必要な経験値が少なくなり、
  イケニエ悪魔の育て具合によっては既にレベルが上がった状態で作ることができます。


しかしイケニエ合体にもデメリットというものがあります。

  まず単純なところでは、1体の悪魔を作るのに3体の悪魔を消費するという事です。
  パーティの仲魔が減るという合体のデメリットが更に高まっています。

  また、継承するスキルが多くなりやすいというのも、時にはデメリットになります。
  どのスキルが継承されるかはランダムですから、継承候補に選ばれ難いスキルを複数継承させたいとき、
  2個同時にレアスキルを継承するよりも、3個同時にレアスキルを継承する方が難しいのは当然。
  限られた空きスキル枠で目一杯レアスキルを集めたい時は、継承数が多いと難易度が上がります。

  更に、経験値を注入してレベルが上がるというのも場合によってはデメリット。
  主人公よりレベルの高い悪魔を合体で作ることはできないため、
  本来なら仲魔にできる悪魔が、イケニエによってレベルUPして仲魔にできないという事態も起きます。

イケニエ合体は色々と便利なこともある反面、通常の合体よりも扱いが難しい。そういうことです。


☆精霊合体
精霊合体は通常の合体と法則が違います。

精霊と合体させた悪魔は種族はそのままにランクだけが変化します。

例えば、Lv43妖精セタンタに対して精霊を合体させると、妖精という種族はそのままで、
ランクUPすればLv46オベロンになり、ランクDOWNすればLv38トロールになります。

ランクUPするかDOWNするかは4種類いる精霊のいずれと合体させるかで決まり、
  妖精の場合は、アクアンズ・アーシーズと合体させればランクUP。それ以外はDOWN。
  鬼神の場合は、アーシーズと合体させればランクUP。それ以外はDOWN。
  破壊神の場合は、どれと合体させてもランクDOWN。
と種族ごとにどの精霊と相性が良いか決まっています。

また、中には神獣のようにそもそも精霊と合体できない種族もあります。

一方、合体法則は違いますが、スキル継承は精霊合体でも同じです。
  (精霊を含む材料悪魔のスキル総数+2.7)/3.7  で継承スキル数も算出できます。


精霊合体の利点は、種族を変えずにランクを上げられることです。
Lv13地霊スダマなどに使えば、Lv35地霊サルタヒコにランクUPし、一気にレベルが22も上がります。

種族が変わらずランクが上下するため、通常合体のための素材を調節するのにも役立ちます。

また、精霊は高ランクの悪魔でも低ランクの悪魔でも同じ精霊を作ることができます。
  Lv66龍王ユルング+Lv55龍王ユルングも 精霊アクアンズ
  Lv13龍王ノズチ+Lv28龍王ナーガも  精霊アクアンズ   になります。
これを使えば、高ランクの悪魔が持っているスキルを低ランクの悪魔に簡単に継承できます。

合体というのは基本的にレベルが上がるものですから、
ランクDOWNでレベルを下げられるというのは意外と貴重な要素なのです。


反対にデメリットは、イケニエ合体と同様に仲魔の減りが激しいことでしょう。

精霊を作る時点で、既に2体の悪魔を必要とするため、
精霊合体を行うために最低3体の悪魔が消費されるわけです。

また、イケニエを加えることもできません。


☆御魂合体
御魂合体は精霊合体よりも更に特殊で、
御魂と合体させた悪魔は種族もレベルも変化しません

変化するのは、合体させた悪魔のステータスとスキルです。

御霊と合体させると、御霊の種類によって特定のステータスが何割か上昇します。
  純粋に悪魔が強くなるので便利です。
  ただし、上昇には限界があるので、繰り返し合体させ続けてもステ値MAXにはなりません。

  また、ステータスを上昇させるだけなので、
  その悪魔を別の合体に使うと、ステ値は合体結果に影響しないので、上昇分がムダになります。
  進化して別の悪魔に変化した場合もステ値上昇分は無くなります。

  つまり、御魂によるステータス上昇による恩恵はその悪魔だけにしかないわけです。

そしてスキルの継承は通常合体と同様に行われます。 継承数の算出式も同じ。
  御魂合体の意義はステ上昇よりむしろこっちの方です。
  御霊は精霊から作られるので、高ランクの悪魔が持つ強力なスキルも簡単に継承できます。
  これをスキル枠に空きのある悪魔と合体させれば、その悪魔に強力なスキルを持たせる事ができます。

  空きスキル枠に新しいスキルを装備する感覚です。
  意図的に強力なスキルを付けられるのが最大のウリです。

デメリットは、何よりも仲魔が減りまくること。
  御霊は 精霊+精霊 で作られますから、
  精霊1体作るのに悪魔が2体。  2体×2で計4体もの悪魔が必要になります。

  パーティを4人も消費して、結局元の悪魔はレベルUPもしないのですから、
  よほど強力なスキルを上手く継承させ、優秀な悪魔に作り上げないと割りが合いません。

  御魂で強化された悪魔には、4人分以上の働きをする責任があるのです (笑