種族 「モンスター」

主な特徴
 モンスターの成長システムは他種族に比べて非常に複雑です。
 
 倒した敵から「モンスター能力」吸収し、
 集めたモンスター能力の組み合わせによって様々なモンスターに変身します。
 
 ステータスはWP・JPも含め、各モンスターで完全に固定。
 
 そのためランクの高いモンスターに変身すれば高いステータスを得られますが、
 逆にランクの低い、弱いモンスターに変身すればステータスは低くなります。
 
 
 つまり、他の種族と違い、
 モンスターは戦闘を繰り返しても弱くなる可能性があるわけです。
 
    しかも、「強いモンスター能力=強いモンスターになれる」というわけではありません。
    さらに、「モンスターAから吸収できる能力=モンスターAになるのに必要な能力」というわ
    けで
もありません。
 
    そのため、無計画に能力吸収を続けていても強いモンスターになることは難しいでしょう。
    ぶっちゃけ攻略サイト等で変身レシピを見ておかないと、まともなモンスターにはならないと
    思い
ます。
 
 
 まぁ、変身レシピさえ分かっていれば、序盤から高ランク(高ステータス)の
 モンス
ターに変身でき、短時間クリアなどに役立つ種族です。
 また、モンスター能力の中には、他種族のスキルにはないような強力な効果を持
 つものも散見されます。
 
 一方、ステータスが完全に固定されているので、最強クラスのモンスターでも、
 ステ
値平均は70前後しかなく、さらにアクセサリのみしか装備できないなど、
 他種族が育ってくるゲーム後半は、能力値・防御力の面で少なからず見劣りする
 でしょう。
 
 
 そのためモンスターは、強力なモンスター能力の使用を重視した、後衛向きのユ
 ニットと言えます。
 育成の際は能力吸収のための敵モンスターを取り合わないように、パーティに入
 れるモンスターキャラは1人までにしておいた方が良いです。
 
 
 

 
変身システム
○モデルとボディ
 モンスター変身を理解するためには、まず「モデル」「ボディ」という概念を
 理解し
なければいけません。
 
 
モデル」とは、
 現在の自キャラの状態(=どんな能力を持っているか)です。
 
 一概に「モンスター能力」といっても、
 実際には『頭部』『腕部』』『脚部』『身体』『ブレス』『魔法能力』の6種類があります。
 
 この各部位につき1つずつが、モデルの能力として採用されます。
  仮に同じ部位の能力が複数あった場合は、最も優先順位の高いものがモデル
  能力となります。
   ステータス画面(スキル欄)で最下段のものが優先度1、
   続いて最上段から優先度2・3・4・5・6・7・8となっています。
 
 これによって、
  頭部「○○」  腕「なし」  脚「○○」  身体「○○」 ……
    といった具合に、変身材料となる『モデル』が決定されます。
 
 
 
次に「ボディ」とは、
 変身結果の候補となるモンスターのことです。
 
 例えば、以下のように設定されています。
イメージ 1
 
 
  『バーゲスト』に変身するためには、頭部「牙」が必要で、
  『ゴースト』に変身するには、身体「死の属性」が必要といった具合です。
 
 先ほど決定した「モデル」と照らし合わせ、
 ボディの条件を満たしていた場合、そのモンスターに変身できる可能性があります
 
 
 ですが、ここで上記の表をもう一度良く見てみて下さい。
 モデルが『スカルサウルス』のボディ条件を満たしているとき、それは同時に
 『バー
ゲスト』と『ゴースト』の条件も満たしていることになります。
 同様に、『黒竜』の条件も『バーゲスト』と重複しており、モデルの能力だけで
 は
ボディを一つに絞ることができません。
 
 
 
このような場合、最終的な絞り込みには
自キャラの『最大HP』が使われます。
 
 実は、バーゲストに変身するためには、ボディの能力条件以外に、
 「HP255以下」という条件も設定されています。
 そのため、自キャラの最大HPが255より大きい場合は、バーゲストは変身候補
 から除外されるというわけです。
 
 
 

 
最大HP
 基本的にモンスターのステータスは各ボディに固定。
 
 ただし、HPだけはモンスター能力を1つ吸収するごとに4ずつ上昇します。
 
   自キャラのHP = (各ボディのHP基本値 + 過去に吸収した経験のある能力×4)
 
  吸収したことのない能力を吸収したときにだけ4上がるため、
  同じ能力を何度も吸収してもHPは上がりません。
 
 これによって少しずつではありますが、最大HPが上昇。
 結果的に高位のボディに変身しやすくなると言えなくもありません。
 
 
 

 
育成 (目標を定める)
 モンスターを育てる上で最も大切なことは、最初から明確な目標を持つことです。
 「最終的にどのボディになりたいのか」を決めておかないと、
 どの能力が必要で、どの能力を捨てて良いのかが分からず迷走してしまいます。
 
 

f:id:anno_yuki:20190912180620p:plain

 
  上記は各系統のランク9、およびそれ以外の高ステータスボディの一覧です。(クリックで拡大)
    (初期)は、初期状態でそのボディのキャラクター限定のステ値。
 
  「体術」はSTR+QUIの合計値。
  物理系のモンスター能力は大半がSTR+QUIで計算されるため、攻撃力の重要な目安になります。
 
  「魔法」はINT+WIL+PSY。
  モンスターは基本的に術を使えませんが、モンスター能力の中には術と同じようにINT・WIL・
  PSY
で攻撃力が決まるものがあります。
  特に全体攻撃系のモンスター能力の多くがこの魔法タイプです。
 
 
  さらに、以下は各ボディの防御力詳細。
イメージ 3
 
 
  これらを鑑みながら、最終ボディを決めましょう。
 
  私としては、
  ・デュラハン (攻撃・防御が非常に高い。アンデッド属性なのが玉に瑕)
  ・黒竜     (防御力が高い。睡眠・マヒ無効)
  ・グリフォン  (攻防がバランス良く高い)
  ・マリーチ   (魔法系ステが非常に高い)
  ・麒麟     (魔法系ステが高く、防御力もそこそこ) *「麒麟(キャラクター)」限定
 
  がモンスターボディにおける5強。
  次点で 雪の精(WILが高く、防御性能も悪くない) あたりになるでしょうか。
 
  初期朱雀も、変身後朱雀よりステ・防御性能が高く優秀なのですが、
  仲間にすることが非常に難しい上、一度変身すると二度と戻れないという制限がある以上、
  使いやすいボディではありませんね。
    もちろん「朱雀(キャラクター)」以外のキャラは初期朱雀になることはできません。