前田利家   武将アクション  戦国無双3Z

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武器: 刀+槍
   *通常攻撃では刀、C攻撃では槍、という風に使い分けている。
    槍は左右の手に1本ずつ持つことができる短槍タイプ。
アクションタイプ: 通常攻撃タイプ

「通常攻撃」
 通常1~3: 横振り→横振り→横振り
 通常4~7: 横振り→横振り→横振り→横振り
 通常8~11: 横振り→横振り→横振り→横振り
 通常12   : 振り回し
  *通常攻撃では刀を使用し、槍は使わない。
  *攻撃速度は優秀。正面を横に払う動作が多く、左右や背後は死角になりがち。
  *同じ刀系の通常攻撃タイプのキャラである明智光秀やギン千代に比べると、
   攻撃動作による前進が小さいため、そのぶん敵の攻撃を受けやすいかも。
  *浮かせコンボは比較的繋がりやすい方。
   ただし、パワー武器の場合は攻撃速度が遅くなるぶん途中で敵を落としてしまいやすい。
  *リーチが短いので集団戦には不向きですが、手数を重ねられるので主力になります
   ――って言うか、利家はC攻撃関係がほとんど使えないので、主力にせざるをえませんw
 
「チャージ攻撃」
 C1: 横振り(ガード弾き)
  *ガード崩し用。
   攻撃範囲が広いので当てやすいけども、動作前後の硬直がやや長い。
   使いづらくはないけど、練技ゲージがあるうちは影技を使った方が良い。
 C2: 縦振り(浮かせ)
  *通常攻撃から繋がらない
   C2だけでなく、利家のC攻撃はすべて通常攻撃から繋がりません (~ー~;)
 C3: 縦振り(気絶・ガード弾き)
  *気絶よりもガード崩しとして使う場合が多い。
   これもC1同様、動作前後の硬直が長いので、できれば影技優先が良い。
 C4: 大きく横振り
 C5: 前方に竜巻を発射(浮かせ)
  *射程の長い飛び道具。 離れた距離からチクチク攻撃するのに使えるかも。
 C6: 槍をブーメラン投げ(気絶)
  *前方に投げた槍は、左右を回って背後から帰ってくる。
   射程も長く、攻撃面積が非常に広いのが特徴。
  *一応、全方位を攻撃できますが、槍の飛行速度はあまり早くないので背後に攻撃できるのは
   槍を投げてからワンテンポ遅れることになります。
  *動作前後の硬直も含め、かなり隙が大きいです。
   低難度設定ならザコ退治に非常に強力なんですけどねぇ……
 C7: 突き(ガード不可・気絶) →ななめ振り
  *最初の突きがヒットしていれば追加入力で正面を薙ぎ払う攻撃が出る。
  *突きがガード不能&気絶効果なので浮かせコンボの起点に使えそう、と考えるところですが、
   溜め動作に入った時点で方向転換ができなくなるため、実際は非常に当てにくいです。
 C8: 正面に斬撃を飛ばす
  *射程の長い飛び道具。
  *見た目のエフェクトよりも当たり判定が小さいようで、
   実際には“小さな斬撃”と同じ程度の横幅しかないようです。(もうちょい大きいかな?)
  *まぁ、使い心地としてはC5と同じような感じですね。
 C9: 槍を振りながら突進
  *前方に非常に長い距離を走る突進。
   C8は斬撃を飛ばしますが、C9は自分が飛んでいく、みたいな感じですねw
  *溜め動作に入った時点で方向転換がきかなくなり、突進中も曲がることはできません。
  *動作前後の隙がやや大きめですが、移動距離を活かして集団からの脱出などに使えるかも
 
ジャンプ攻撃: 横振り
ジャンプチャージ: 落下してズドン(対地)
 
ダッシュ攻撃: 横振り(浮かせ)
 
 
影技: 突進
  *練技ゲージMAXで使うと閃光属性が付く。
  *利家にとっては大事なガード崩し技。 C1・C3より隙が少ないので使いやすい
  *ただ、練技MAXで閃光属性が付く(=敵が浮く)のが最大の欠点。
   特殊技のカマイタチや、ユニーク武器(パワー武器)などは浮かせコンボとの相性が悪いので
   この閃光効果が非常に邪魔くさい (~ー~;)

特殊技: 一定時間、攻撃に風の刃を発生させる
  *敵に攻撃を当てると、風の刃いわゆる「カマイタチ」が発生するようになる。
   (ただし、飛び道具系の技や皆伝フィニッシュには付かない。 空振りもダメ)
  *持続時間は15秒。 また、利家が転倒すると効果は消える。
  *カマイタチは横方向に攻撃範囲が広いのが特徴。 残念ながらリーチの補強にはならない。
   主に攻撃範囲の拡大と、ヒット数の倍増に期待できます。 武器属性も付く
   1発のダメージは小さいですが、敵が密集していればカマイタチ同士が重なり合って、
   ダメージUPもそれなりです。
  *浮いた敵にカマイタチを当てると、敵を遠くに飛ばしてしまう。
   浮かせコンボが成立しにくくなるのが最大の弱点。
  *また、発動時のアクションはシンプルなようでいて、微妙に時間がかかるのもツライところ。
   無敵ステップを利用しても完全には隙をカバーできないので、集団内での発動は難しい。
  *基本的には集団殲滅力&ヒット数稼ぎ力を上げるための特殊技です。
   浮かせコンボが成立しにくくなるので対武将戦には不向き。(修羅属性なら話は別ですが)
   一度効果が切れると、集団内での再発動は結構キビシいので、ムリは禁物。
   発動できれば非常に強力ですが、時には諦めも肝心ですよw
     だって、一番強化したいリーチ面に関しては全く効果がないのですからw

長押し奥義: 左右の槍で連続突き
皆伝フィニッシュ: 全方位に竜巻 12hit
  *長押しは、正面に超高速の連続突き。
   ヒット数が多いのはもちろん、攻撃力が非常に高いのが特徴。
   下手すりゃ皆伝フィニッシュよりも、この長押し部分の方が何倍も強力です!
  *その反面、攻撃できるのは正面のみ。 動作中は移動できないので集団殲滅には不向きです。
   リーチは長めですが、発動時に半歩後退するため、意外と「届かない!」感があります。
     でもリーチ自体は長いので、影技との連携がしにくい。 など意外と癖が強い性能ですねw
  *まぁ、扱いはやや難しいですが、それに十分見合うだけの威力があります。
   対武将用の主力技です。
  *皆伝フィニッシュは全方位攻撃。
   長押し部分の攻撃力と比べると、やや控えめな印象すらある皆伝フィニッシュですが、
   他キャラの皆伝と比べればなかなか強い方です。 ヒット数も多いし(~▽~*)
   広範囲の敵に大きなダメージを与えられるため、複数の敵将を同時に片付けたいときなど
   には非常に頼りになります。


「騎乗攻撃」
 通常1~3: 左右同時に横振り→横振り→横振り
 通常4~8: 左右同時に横振り→横振り→横振り→横振り→横振り
 騎乗C2  : 左右同時に横振り(浮かせ)
 騎乗C3  : 右側に縦振り(気絶)
 騎乗C4  : 左右同時に横振り
  *C3以外、全てが左右同時攻撃という高性能な騎乗攻撃。
   攻撃動作はそれほど速くないけども、癖もないし非常に使いやすい。


<総合コメント>
C攻撃は武器を持ち替える動作があるせいか、
いずれも動作前後の隙がかなり大きい傾向にあります。

C4やC6など、攻撃範囲が広く集団戦に強そうなC攻撃もあるのですが、
実際に集団戦で使ってみると、硬直中に袋叩きにあう始末。
周囲の雑兵を殲滅するより、利家自身のHPが尽きる方が早いかもですw

正直言って、C攻撃はほぼ封印して良いと思います。
せいぜい練技ゲージが空のときに、ガード崩しでC1・C3を使う程度でしょう。


なので、使える技は通常攻撃と奥義だけ。

通常攻撃はリーチが短めなので、集団戦では非常に苦労します。
でもこれしか使えないのだから頑張るしかないw

特殊技のカマイタチを発動すれば、とりあえず横方向への攻撃範囲が拡大するので殲滅力が大きく向上。かなり戦いやすくなります。
しかし、特殊技は発動までに意外と時間がかかるため、一度効果が切れると再発動が難しいのが悩みどころです。


まぁ、ぶっちゃけ言って、集団戦での弱さを解決する手段はありません。

じゃあ、どうするか?
逆に考えるんだ、利家。 集団戦は弱くても良いさ、と考えるんだ。

利家の最大の武器は長押し奥義です。
綺麗に当たれば一瞬で敵を撃破してしまうほどの超威力。

敵将さえ倒せば、その武将に所属している雑兵は逃走していきますから、
この超威力奥義で敵将を上手く瞬殺していきたいところです。
 
 

<ユニーク武器>
第1ユニーク武器 『葦原火遠理命
 武器タイプ: パワー
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『閃光』属性で周囲の敵をひるませながら戦えるため、
集団戦での安定感・殲滅力に秀でた武器です。

特殊技のカマイタチと組み合わせればかなりの殲滅力とヒット稼ぎに期待できます。


ただ、パワー武器なので、通常攻撃の浮かせコンボで敵を落としやすいのが弱点。

『閃光』属性で敵を浮かさずに戦うということはほぼムリなので、敵将相手には若干コンボの不安定さが出てしまうかもしれませんね。

まぁ、浮かせコンボの通常攻撃は最期まで当たれば御の字。
途中で失敗してもめげずにまたガード割りから再開すれば良いと思います。
閃光属性は練技ゲージが貯まりやすいのも特徴ですし (~▽~;)

 

<ユニーク武器>
第2ユニーク武器 『正勝々速日』
 武器タイプ: パワー
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第1ユニ武器にはなかった「神撃」が追加。
武器属性は『紅蓮』なので、コンボを邪魔することもなく、敵将に対しては第1ユニ武器よりも戦いやすく・強くなったと言えますね。

  そのぶん、集団戦に対しては利家の弱さがモロに出ますがw


技能改造では、 天撃を「破天3」 に変更。

  主力である奥義は十中八九、空中判定で当たることの方が多いので、
  奥義の威力を活かすためには「破天」が必要不可欠です。

  また、利家は練技MAX影技に閃光属性が付くので、
  これの対策にも「破天」は持っておいて損なし。


残りの改造回数では、 背水を「秘技2」か「猛攻2」 に。

ガード崩しが影技頼りになる利家にとって「秘技」は非常に役立つ技能ですが、
前述のとおり、練技MAX影技は閃光属性で敵を浮かせてしまうため、
ある程度は練技ゲージが減りやすいように技能レベルは敢えて2で止めておく方が便利かもしれません。

また、とことん攻撃力にこだわって「猛攻」というのも個人的にはオススメ。
秘技と違って、影技を使えば確実に練技ゲージが減るので、
影技を連発することはできませんが、そのぶんゲージ状況の把握はしやすいです。
 
  もともと利家は特殊技や奥義のヒット数が多いお陰で練技ゲージがかなり
  貯まりやすいキャラです。
  実際に「破天3」「猛攻2」でプレイした感じ、特に練技ゲージが足りなくて
  困るといったことはほとんどありませんでした (~ー~*)
 
 

<ストーリー雑談>

「負けてらんねぇ……!


戦国3Zにおける前田利家一言でいえば 『最強の凡人』 でしょうか?w

主君、織田信長は魔王。 親友、羽柴秀吉は後の天下人、
そして甥の慶次は花の大傾奇者。

利家の周りはこんなにも個性的な連中で溢れているのに、
利家自身はどこか平凡で、自分の生き方を見定められず、やる気だけが空回りするような人物になっています。


特に、身内である前田慶次に対しては複雑な事情と感情を抱えており、
慶次の存在は利家ストーリーにおいて大きなカギとなっていますね。

前田利家にとって前田慶次は、兄の子、つまり“甥”です。
(と言っても、2人の年齢はかなり近かったようです)

もともと前田家の当主は、利家の兄である“利久”でした。
なので、順当にいけば次の当主は、利久の息子“慶次”のはずだったのですが、

しかし、運命のイタズラか、
利家の兄、利久がふとしたことで織田信長の機嫌を損ねてしまったため、
信長の命令により、利久は前田家当主の座を下ろされ、利家が次の当主になってしまったのでした。

利家 「慶次! 俺はお前から前田家、奪っちまった…!
俺はお前ぇに対して責任があるんだよォッ!!」

慶次 「気に入らないね、利家の叔父御。
オレぁ、自分のケジメは自分でつける。
叔父御に責任とってもらおうなんざ思っちゃいないさ」

当主の座を奪ってしまったという負い目。
だからこそ慶次のために前田家を繁栄させなければいけないという責任感に利家は苦しみます。

一方、慶次は慶次で傾奇者。誰の世話になることもない無頼漢の人物です。
天下無双のいくさ人として槍一本で生き抜く彼は、もともと利家に面倒を見てもらおうなどとは考えてはいないのでした。

慶次が威風堂々と振る舞えば振る舞うほど、
彼から前田家を奪ってしまった利家は、自分がちっぽけに思えてしまうのでした。


やがて時代は流れ、本能寺の変が発生。 織田信長、死去。

織田家では、「信長の後を継ぐ」内部争いが勃発します。
古参の老将『柴田勝家』と、
近頃なにかと勢いにのっている『羽柴秀吉』 の2つの派閥に分かれるのでした。

ここで利家は、“柴田勝家”派につきます。
利家は若い頃、かなり暴れん坊な性格で、しょっちゅう暴力沙汰を起こしており、
またある時には主君、織田信長の異母弟(性格悪い)を喧嘩の末に斬り殺してしまっています。
こういった利家の失態をいつも庇ってくれていたのが勝家なのです。
利家にとって柴田勝家は感謝してもしきれないほどの大恩人なのでした。
  ゲーム中では利家は勝家のことを「叔父貴!(~▽~*)」と呼んで慕っています。

一方、秀吉は秀吉で、実は利家にとっては親友でした。
利家と秀吉は年齢もほぼ同じで、しかもお互いに織田家臣だった頃は何度か引っ越ししてもなぜかいつもお隣さん同士だったというスーパー仲良し。

利家は勝家派に身を寄せながらも、秀吉と戦わねばならないことに迷いも感じているのでした。

利家 「秀吉、すまねぇ……!
俺ぁ…、俺は叔父御に恩を返さなくちゃならねぇ……」

秀吉 「お前がそう決めたんなら、それでえぇ。
なぁに、わしと勝家殿、勝った方が天下を泰平に導けばえぇんじゃ。
やり方は多い方がえぇ」

利家 「秀吉ぃ…、テメェって奴は……」

まったく、慶次といい秀吉といい、器がデカいと言うか、
利家の周りには自分の生き様に自信がある(覚悟がある)人間が多すぎですw

しかも、慶次・秀吉は利家にとって同世代の人間ですからね。
そんな奴らに器のデカいところ見せつけられたら、ますます利家くんは自分の煮えきらなさにイジケてしまうってものですよw

恩人と親友の板挟みに悩みまくった利家ですが、 やがて――、

利家 「俺ぁ、俺は前田家、背負ってんだ…!
前田家潰すわけにゃいかねぇんだよ……ッ!!」


利家 「慶次! 俺は前田家当主だ! 黙って俺に従え!」

利家 「俺は、――秀吉につく!!

一度は柴田勝家に味方すると決めた利家でしたが、
なんと土壇場になって秀吉派に鞍替え!
 
慶次 「はっはー、傾いてるねぇ、叔父御ォ!(笑)
良いぜェ! 面白くなってきたァ!」

「なぜ?」とか「どうして?」とか聞くこともなく、
利家の翻意を笑って済ませる慶次。 やはり器がデカいw

そしてそれが決定打になり、柴田勝家は秀吉に敗北。
つまり利家は、自分の恩人を裏切り、死なせてしまったのでした。

利家 「俺ぁ、俺ぁ、なんてことしちまったんだ…」

慶次 「どうした叔父御、シケた面して。
いくさには勝ったじゃねぇか」

利家 「慶次! テメェッ!!」

慶次の胸ぐらを掴む利家。
しかしもちろんこれは単なる八つ当たり。
悪いのは慶次ではなく、自分自身なのだと利家も分かっています。

利家 「俺はお前から前田家、奪っちまった…!
前田家潰すわけにはいかねぇんだよ……!」

利家 「だけど…、だけど今度だけは……、
自分で自分の落とし前がつけらんねぇ……」

すると慶次、
そんな利家をひょいっと小脇に抱えて愛馬「松風」にまたがると草原を疾走。
  大人ひとり(甲冑含む)を片手で持ち上げるって、どういう腕力してんでしょうかw
  利家が女だったら間違いなく惚れてますw

そしてしばらく走ると、水たまりの中に利家をボチャン!
(このシーンって慶次が利家を水風呂の中に叩き込んだエピソードをモチーフにしてるんでしょうね)

利家 「な、何すんだ、慶次っ!?」

慶次 「余計なお節介だぜ、叔父御ォ。
俺はあんたに背負ってもらおうなんざ思っちゃいないさ」

利家 (お、俺だってテメェに片手持ちされるとは思ってなかったよ! ヽ(~□~;) )

慶次 「勝手に背負った気になって、へたりこまれたんじゃ、
勝家だって浮かばれないぜ」

もののふとは互いに譲れない信念をもってぶつかり合うもの。

利家みたいにうじうじ悩んでいる奴に討ち取られたとあっちゃ、勝家のもののふ魂に泥を塗るようなものです。
「わしを倒すと決めたのだろう。だったら胸を張れ、利家。胸を張って、わしの屍を越えて行け」
勝家ならきっとそう言うでしょう。
  まぁ、勝家は無口だから、そんなに分かりやすく言ったりしないだろうけどw

慶次 「叔父御、悪いが俺はあんたの重荷になる気はねぇ。
俺は前田家やめるゼ」
 
慶次 「前田慶次ぃぃ! 前田家、出奔つかまつるぅぅぅ!!」

そして慶次もまた利家の元を去っていく。
 
恩人を死なせて気分はドン底MAXのときに出て行くとは…、
慶次はんも存外お人が悪うございますなぁ……w (~▽~;)
 
でもまぁ、利家はなんでもかんでも背負い込んで思い詰める人なので、
一度何もかも失って裸一貫になってみるべきなのかもしれません。
 
 
そしてその慶次の“ぶっきらぼうな優しさ”(女なら惚れかねない)のお陰か、
利家の中で何かがふっ切れ、彼の意識も変わっていくのでした。
 
利家 「俺は秀吉の天下を支える。
それが…、それが俺の落とし前だ!」
 
勝家を裏切って秀吉を勝たせたからには、秀吉に天下取らせないと勝家が浮かばれない。
利家くんは親友・秀吉の天下取りのために全力を尽くして戦うのでした。
 
そしてそんな利家のひたむきな姿はやがて…、、
 
加藤清正 「利家殿、さすがです」
 
福島正紀 「利家どの、スッゲー! マジ強ぇぇ!!」
 
石田三成 「何をそんなに頑張っているのですか? (~―~ )??
 
秀吉の子飼い3バカから尊敬されるようになっていましたw
利家になつく子飼い3バカ。かわいいw
 
そう、それはかつて自分が勝家を「叔父貴」と呼んで慕っていた姿に似ている。
あるいは叔父らしい姿を一度も見せてやれないまま別れた慶次との関係にも重なります。
 
利家は今ようやく、自分がかつての勝家と同じ立場にいると気付いたのでした。
 
無理に何かを背負おうとなんかしなくたって、自然と背負うものが増えていくのが人というもの。
また自然と背負う力もついてくるのが人というものなのですね (*~ー~)
 
 
そして、利家の奮闘もあって、ついに秀吉は天下統一を達成。
 
さらに時が流れて、秀吉も歳をとって死去。
 
当然、秀吉とほぼ同年齢である利家にも寿命の終わりが近づきます。
 
布団に横たわる利家を見舞いにきたのは、……花の大傾奇 “前田慶次
 
しかし、死にかけて既に視界もぼんやりとしてしまっている利家には、
それが慶次であるとは分からなかったようです。
 
利家 「 まつ…、 まつ…、そこにいるのか……?」
(“まつ”は利家の妻)
 
利家 「死にたくねぇ…、死にたくねぇよ…、まつ……」
 
利家 「こんな情けねぇこと、慶次には口が裂けても言えねぇが、」
 
利家 「俺ぁ、ちゃんとやれたかよ?
“男の背中” 、若い奴らに見せつけられたのか…?」
 
利家 「信長様や、勝家の叔父貴みたいによ、
秀吉みたいに、 」
 
利家 「 慶次みたいに――ッ!!」
 
利家 「俺の背中はどうなんだ…?
なぁ、まつ…、 答えてくれ、まつ……」
 
前田利家、死去。
 
慶次と別れて、何かふっ切れたように見えたけど、
やっぱり本質的には何でもくよくよ悩むタイプの人だったんだね。
そして利家にとって慶次ってのは、自分とは真逆の生き方をする存在であり、憧れであると同時に、負けられない・負けたくない相手だったんだろう。
 
「慶次には言えねぇが、」って言いつつ、フルコンボで聞かれちゃってるけどもw
いや、しかし、そういう人間くさいところが、慶次や秀吉や3バカが、利家のことを好きになった理由なんだ。
 
利家は凡人。 最強の凡人だよ。
 
 
ところで、いくら死にかけだからって慶次を“まつ”と見間違えるってどうなんだろ?
ムービー中のぼやけた視点でも、明らかに金髪だし、身長2mくらいあるし、肩幅とか胸板とかバッキバキのムッキムキやで?w
 
これと見間違えられる“まつ”って、……実はかなりデカいのか?w
 
 
慶次 「地獄で閻魔と一いくさするがいいぜ、叔父御ぉ (;~ー~)ノシ 」
 
まつ 「閻魔の前に、まずは私が相手です! (~へ~#)誰がデカ女か!
 
利家 「(慶次…! テメェが余計なときに来っから……!
テメェ、この落とし前、どうつける気だ……!) 」