リュート編 メインシナリオ(その3)

独立任務艇ビクトリア

準備ができたらビクトリアに乗り込み、艦長に 「行くぜ!」 と告げましょう。
部外者の指示で作戦行動を開始するビクトリア。 艦長はクビになるべきw

艦長 「全速前進! 目標はワカツ!」

操舵士 「全速前進! 目標ワカツ!」


リュート 「モンドの基地はワカツにあるのか?」

艦長 「そうだよ」

ゲンさん 「モンドはその基地のためにワカツを滅ぼしたのか!
んんん、許さーーーん!!」

ワカツ出身のゲンさんは怒りが大爆発。(ゲンが仲間にいるとき)

  エミリア編を既にプレイ済みのプレイヤーさんならご存知のとおり、
  モンドは以前、トリニティの警察部門を管理していました。
    ルーファスに手強い相手だったと言わしめていますからね。
    昇進して警察部門を離れたことを喜んだほどです。

  どうやら、モンドは警察部門にいた頃にその立場を利用して、
  適当な罪状をでっち上げ、ワカツを滅ぼしたんじゃないか、という話のようです。



ここからサガフロでは珍しい、CGムービーによる戦艦のバトルが始まります。
  もちろん、PSのスペックですし、ショートストーリーが売りのサガフロですから、
  そんなに派手なものではないですけどねw
  でもリュート編の開発で一番手間がかかってるのはこのムービーだと思うw


操舵士 「トリニティ艦を発見! ホエールタイプです!」

ビクトリア号の100倍はあろうかという巨大なトリニティ艦。
ホエール(くじら)タイプという名は伊達ではありません。

イメージ 1

でも私的にこの形はクジラというよりジンベイザメだと思うよ!w

艦長 「モンドの旗艦のお出ましだね。
さっそく出会えるとは幸先良いよ」

リュート 「わー、デカいー *1 おしまいだー!
なんで俺はこんなことに首つっこんじまったんだー!?
母ちゃーん、先立つ不孝を許してくれー! (TT;) 

艦長 「まぁ、見ていなさい。ネルソン魂を見せてあげるよ」


艦長 「面舵一杯!」

操舵士 「面舵いっぱーい!」


艦長 「左舷打ち方用意! 撃て!」

イメージ 2
ドン! ドン、ドン!

巨大なトリニティ艦に対し、ビクトリアは素早い機動力で対抗。
トリニティ艦の死角にもぐり込むと、一斉に砲撃を浴びせます。

艦長 「かなり痛めつけたようだね。
総員、艦内戦闘用意!」

リュート 「どうする気だ? (TT;)

艦長 「砲撃のあと、敵艦に乗り込む。
これがネルソン流のやり方さ」


しかしその時、トリニティ艦から小型の脱出艇が放出されるのが見えました。
なんとモンドが艦を捨てて逃げ出したのです。

  モンド、腰抜けすぎるぞw
  っていうか、トリニティ艦もこれだけ艦の大きさに差があるんだから、
  ちょっと砲撃くらった程度のダメージなら大丈夫じゃないのかな? (~▽~;)


艦長 「戦闘止め! 脱出した小型艇を追跡する!」


ワカツ  「モンド基地」

小型艇を追ってワカツに辿り着いたリュートや艦長たちは、
モンドが秘密裏に作っていたという基地に乗り込むのでした。 まさにネルソン流。


というわけで、いよいよリュート編最初で最後のダンジョンに挑むわけですが、
さすがはシンプルが売りのリュート編だけあって、ラストダンジョンの構造も極めてシンプルですw

基地に入ると、まず目の前に大きなリフトエレベーターがあります。
リフト右隅のスイッチを押すと、リフトが降下するのでこれを使って基地の最下層まで進みます。

ただし、リフトを1段階降下させた後は、その隣の部屋でリフトのキーを切り替えないとさらに下に潜ることはできません。

つまり

  1F: リフトで降りる

  B1: リフトを降りて、隣の部屋(一番奥)にあるキーを操作。
      リフトに戻って、リフトを降ろす。

  B2: B1と同じように、隣の部屋でキー操作。
      リフトに戻って、降ろす。

  B3: 最下層。(リフトの着いたところに巨人シンボルがいるのが目印)

って感じです。
B1・B2でリフトと隣の部屋を往復することになりますが、キーの位置などはいずれも部屋の一番奥という非常に分かりやすい位置にあるので、絶対に迷うことはないでしょう。

ダンジョン内には分かれ道もないし、宝箱なども置いてないので、
ぶっちゃけ2分もあれば最下層まで行けるはずですw

B3まで下りたら、隣の通路を抜けたらすぐにラスボス戦です。
決戦の準備を整えておきましょう。

  前回の記事で書いたとおり、
  「ワンダーバングル」や「精霊銀の腕輪」「防護服」「深海の輝石」などを
  戦闘メンバー全員に装備。
  (メカの場合は鎧2個に精霊銀の腕輪、ワンダバでもOK)

  また、ミサイル系の重火器はラスボス戦で使えないので、
  T260や特殊工作車を戦闘に出す場合は、重火器よりも剣を使って多段斬り
  などを使わせる方が良いでしょう。(多段斬りの方が強いですしねw)
 


いよいよ基地の最深部までモンドを追い詰めたリュートたち。

しかし、モンドもまたそこでリュートたちの到着を待ち構えていました。

ギュィィーーン……

不気味な駆動音を響かせて、基地の奥から何かがやってくる。

モンド 「リージョン界を統べるのは力だ!
愚か者たちよ、今から力の意義をお前たちの身体に教えてやる!」





艦長 「鉄人28号だーー!? Σ(~◇~;)!? 」
リュート 「ガンダムだーー!? Σ(~□~;)!? 」
(世代の差)

LAST BOSS  『グレートモンド
  モンドが秘密裏に開発した人型起動兵器「モンドム グレードモンド」
  これがリュート編における最初で最後のボス戦です。

  グレートモンドは、5段階に外見・攻撃パターンが変化するのが特徴です。
  最初は巨大な重量級メカというような外見ですが、
  こちらの攻撃でダメージを受けると、傷ついた武装を脱ぎ捨て、
  徐々に軽くスマートなメカへと変形していきます。
    武装を捨てるといっても、モンドの攻撃はどんどん強力になりますから、
    弱体化ではありません。
    武装をはぎ取るほど強くなる。 武装とは何だったのか…ウゴゴ…w


  また、グレートモンドは戦闘ランクに応じて最大HPが変動しないというのも
  大きな特徴です。
  通常はサブイベントなども含め、ボス敵のHPは“現在敵ランク”に応じ変動
  (ランクが低ければボスHPは少なく、ランクが高ければボスHPもい)
  します。
    フリーシナリオシステムを採用しているサガフロでは、好きなイベント
    からクリアしていけるように、ボスの強さも変動するようになっている
    のです。
  しかし、グレートモンドにはこのHP変動がありませんので、序盤、味方がま
  だ十分育っていないときに戦ってしまうと、圧倒的なHP量の前に愕然とする
  はずです。

  ちなみにグレートモンドのHPは、他の主人公のラスボスでHPが最大に
  増えたときに匹敵します。


【グレートモンド驚天】
最初の形態。この段階ではまだそれほど強力な攻撃はしてきません。
毎ターン2回行動で「バルカン+何か別の攻撃」というパターンを繰り返すため、ワンダーバングルがあればバルカンは100%回避できます。

敵が弱い今のうちに味方キャラへの補助魔法を充実させておきましょう。
  秘術「盾」や印術「活力のルーン」「勝利のルーン」など。

また、モンド戦では5ターンごとに「敵の援護射撃」「鉄柱攻撃」が発生します。
  これはモンド自身の攻撃ではなく、フィールド効果(?)です。
  ターンとターンの間に発生します。
援護射撃の方はワンダーバングルやメカのプログラム「バルカン回避」で回避可能です。

1万7500以上のダメージを与えると次の形態に進みます。
  また、1ターンに3万5000ダメージを与えた場合に限り、【動地】を飛ばして
  いきなり【威力】まで行くことが可能です。


【グレートモンド動地】
驚天から動地に変形する際に「ECM」が自動的に発動します。
これ以降、ミサイル系の重火器は命中率が0%になります。

モンドの攻撃パターンは「ブレード+何か別の攻撃」に変化。
バルカンを使わなくなったぶんワンダバで回避できなくなっていますが、それでもまだまだ敵の攻撃は緩やかな方なので、それほど苦しくありませんね。

1万7500ダメージ与えると次の形態に進みます。


【グレートモンド威力】
バルカンやレールガンを中心に使ってきます。 いずれもワンダバで回避可能。
また、最速行動の全体攻撃「無伴奏ソナタ」も使ってきますが、これも精霊銀の腕輪で無効化できるので大丈夫。
ハイパーバズーカという範囲攻撃技もありますが、これは熱属性防御が高ければそれほど大きなダメージは受けません。
この形態の攻撃は大半が無効化or軽減可能ですね。

1万2500ダメージで次の形態に進みます。


【グレートモンド超神】
ここからが本当の本番。
グレートモンドの中で最も強い形態がここです。
攻撃力が高く、さらにHPも他の形態より多い。

敵は基本的に3回攻撃になり、突進やブレインクラッシュなどの直接攻撃が主。
  弾丸系の攻撃は使わないので、ワンダバは役に立ちません。

しかし何よりも一番怖いのは、モンド専用技の「バスターランチャー」です。
ベルト状の範囲攻撃で、まともに食らえばダメージは1000を超えます。(HP最大値は999なのにw)
また、防御力無視率が高いので、装備品や秘術「盾」によるダメージ軽減がほとんど効きません。
このダメージに耐える一番良い方法は「防御する」ことです。

バスターランチャーの発動は“4ターンごと”に決まっています。
まあ、そのターンはモンドのポーズが“砲身を前に突き出すポーズ”に変わるので、見た目でもバスターランチャーが来るターンを判別できます。
攻撃されそうなキャラは無理せず防御しましょう。

2万7500ダメージで次の形態に進みます。


【グレートモンド魂】
ついに最後の形態です。
バスターランチャーが3ターンごとに来ます。
  バスターが来るターンは、モンドの“足を立てているポーズ”で分かります。
超神よりペースが早くなっているのでキツイですね… (~▽~;)

しかしそのぶん、バスター以外の攻撃は楽です。
毎ターン3回攻撃で、そのうち2回はバルカンとレールガンです。どちらもワンダバで回避できます。
残りの1回はハイパーバズーカか反重力クラッシャー。これも属性防御が高ければそれほどダメージは大きくありません。

この形態ではバスターランチャーにだけ気を付ければ良いので、超神形態のときよりも楽な気がします。

2万ダメージを与えたら、グレートモンドは完全崩壊。 ついに大勝利です!

 

艦長 「やったね、リュート
あんたは父上の意思を立派に継いだんだ!」

リュート 「  (~-~ )  」
 
艦長 「リュート? どうしたんだい?」


リュート 「社会人がこんなに厳しいものだとは思いませんでした。
内定は辞退します。
そもそも僕に労働なんてムリなんです。
お母さん、ごめんなさい (~-~ ) 」

艦長 「こっちだって雇う気はないけど、そんな顔するなよ (;~▽~)
あんたにはあんたに向いた仕事があるよ、たぶん


エンディング

ネルソン艦隊の活躍により、モンドの野望は打ち砕かれた。


穏やかな生活が戻ってきたある日、
ヨークランドのリュートの家にはトリニティの使者が訪れます。

トリニティの使者 「ごめんください。リュート殿はご在宅ですか?」

リュートの母 「リュート? 帰ってないよ?」

使者 「はー、ここにもいないとなると、どこを探したら良いんだろう…?」

母 「用がないなら帰っておくれ」

使者はどうやらリュートを探しに来た様子。
使者の態度からすると、険悪な用事ではないようですが。

しかし生憎とリュートはまだ旅立ったきり帰ってきていません。
母はそう告げるとトリニティの使者を追い返しました。
  昔、彼女の夫(つまりリュートの父)もトリニティを相手に抗議活動を続けて
  いましたから、日頃は優しい彼女も、トリニティ相手にはちょっとばかり
  意地悪な気持ちになるのかもしれませんね。

リュート 「母ちゃん、サンキュー! (~▽~*)

庭の茂みの中からひょっこりとリュートが顔を出す。

母 「さっきからいたのかい?
泥棒みたいな真似するんじゃないよ」

リュート 「泥棒…、 なるほど、そういう働き方もアリか! (~ω~*)!! 」

パーン!
母 「ナシだよ!」 (#~□~)⊂彡))3~)!? 「冗談だってば!?」 リュート 


リュート 「なんか、みんな俺のこと追い回すんだよ

母 「お前も少しは人様の役に立ったってことさ」


このリージョン界最大の政治組織であるトリニティ。
それを転覆させようとしていたモンドを倒したことで、
リュートやネルソン艦隊はトリニティを、そしてリージョン界を救った英雄として祭り上げられつつあったのです。

母 「さて、よっこいしょ」

リュート 「母ちゃん、出かけるのかい?」

母 「あぁ、父ちゃんの墓参りにね。
……父ちゃんの親友だった人が亡くなったから、その報告に。
今ごろ向こうで会ってるかもしれないけどね」

リュート 「その人、父ちゃんと仲良かったのか?」

母 「そりゃあね。母ちゃんが妬けちまうほどの二人だったさ」



トリニティ使者 「あ! リュート殿! やっと見つけましたよ!
トリニティ特別顧問会議にご出席ください!」

リュート 「ゲ! 見つかった! Σ(~□~;)

母 「逃げな、リュート
あんたが顧問なんかやったら、世の中破滅だよ!!」

リュート 「良く分かってるね、母ちゃん!
でも破滅は言い過ぎじゃない!? (TT;)自分の息子だぞ


使者に捕まらないよう、一目散に逃げ去るリュート

次にまたリュートが帰ってくるのはいつだろう?
いつかは分からないけれど、いつでも帰っておいで。
ここはあんたの家なんだから。 ――と、母は心の中で思うのであった。



End





リュート 「ただいま。 母ちゃん、悪いんだけどちょっとだけお金貸して?
シップの乗車チケット買えないんだ (;~▽~)ノ 」

母 「……良いけど。もう一人暮らし諦めたら? J( 'ー`)し

 

*1:~□~;