英雄キャラ その4 フォリナー四姉妹

セリエ
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【人物】
通称、「炎のセリエ」
ヴァレリア島の主要な宗教である『フィラーハ教』の(元)大神官モルーバの娘。
いわゆる『フォリナー4姉妹』の長女です。

フィラーハ教大神官の娘ではあるものの、戦争の終結には武力が不可欠との思いから父と仲違いし教団を離れる。
そして、武力による戦争終結を掲げるバクラム人系民兵組織「ヴァレリア解放戦線」を結成。勇敢な指導者として組織員からの人望も篤いようです。

「炎の」という二つ名が付いているものの、性格は単純な激情家ではなく、熱意と冷静さを併せ持った非常に高潔な人物。
組織の指導者として公私混同はせず、同じくヴァレリア解放戦線に参加している妹システィーナに対しても、姉としてではなく上官として厳しく接します。

しかし、心の中ではいつもシスティーナや、あるいは別の道を歩むことになった妹たちシェリーやオリビアのことを気にかけているようで、
イベント中のちょっとした立ち振る舞いやセリフにも、彼女の姉としての優しさが見え隠れしたりしますね。

  これは良いお姉ちゃん♪
  カ○ュアさんとは姉としての資質が違いますw

フォリナー4姉妹の中では珍しく戦士タイプで、タクティクスオウガに登場する女性キャラの中でも屈指の力持ちです。
  神官の娘でありながら、魔法の才能には全く期待できませんw

そして実は、デニムの幼少期、川で溺れていた彼を救ってくれた人物こそ、このセリエ姉さんなのです。
デニムと、一緒に溺れていた女の子(オリビア)を2人同時に救出するという凄まじい離れ業をやってのけた奇跡の女性。
  2人を両手で持ち上げながら足の力だけで泳ぎ切ったか、
  あるいは2人を水中から川岸まで、腕の力だけでぶん投げたかw

  いずれにせよ、とてもとても人間の筋力でできることではありませんw
  もしかして、セリエ姉さんの正体はゴリラ――
(後日、管理人は凄まじい力で引き千切られた無残な遺体となって見つかった)
 

【キャラ特性】
 ・特定のイベントにて「シャーマン」にクラスチェンジすることができる


【ステータス】
セリエはシナリオルートによって仲間になる時期が大きく変化し、
CルートではLv22、NルートではLv28でパーティに加入することになります。

どちらの場合でも、セリエ姉さんのステータスは、
通常のヴァルキリーよりレベル1ぶん高いものになっています。

  基本的に英雄キャラは、
  この“レベル1ぶん高い”ステータスという設定が多いです。

ヴァルキリーの武器攻撃力・AGIは男性職のバーサーカーやビーストテイマーと同等なので、それらの点については問題ありません。
  カノープス・ミルディン・ギルダスほどのスピードはありませんが、
  それでもAGIにボーナスが付いているぶん、一般のキャラよりは有利です。

ただし問題は防御力(VIT)です。
ご覧のとおり、ヴァルキリーの防御力はビーストテイマー(防御力成長が高い)に比べるとかなり劣ります。

そのぶんヴァルキリーはINT(魔法攻撃力)が高いわけですが、
とは言ってもヴァルキリー程度の魔法力では、ウィザードやセイレーンなど本職の魔法使いに比べればかなり見劣りし、正直言って主戦力にできるほどではありません。

そもそも攻撃は1ターンに武器攻撃か魔法攻撃かのどちらかしかできないわけですから、一方だけ強ければ十分なのです。

そういう意味で、ヴァルキリーの魔法攻撃力はいまいち活かしにくく、
結果として防御力が低いぶんビーストテイマーよりも弱いと言わざるをえません。
 
 
【育成】
防御力に不安があるので、とりあえず仲間にした後は、VITとAGIの成長が良いアーチャーにするのがオススメです。
これである程度は弱点を補うことができるはず。

VIT・AGIが整ってきたら、またヴァルキリーに戻っても良いですし、そのままアーチャーを続けさせても良いですね。
  ただ、アーチャーの場合、
  カノープス用に風属性の弓を取っていると、炎属性の弓が取れなくなるので、
  結果的にカノープスと武器の取り合いをする形になってしまいます。

  私的にはカノープスを弓使いにする方が彼の飛行能力を活かしやすいので、
  セリエ姉さんには最終的にヴァルキリーに戻って槍を持たせています♪


また、セリエはゲーム終盤、イベントによって専用クラス「シャーマン」に転職することができます。
ただし、シャーマンは魔法使い系のクラスなので戦士系ステータスのセリエには非常に相性が悪いです。
しかもシャーマンは防御補正が悪いので、一度シャーマンになってしまうと、もう戦士として前衛に出ることはできなくなってしまいます。

四姉妹を全員シャーマンにしたい!とか、
カチュアも他の姉妹も全員死んでしまった! もうスターティアラを使えるのはセリエ姉さんしかいない!
――といった奇抜な理由がない限りはセリエをシャーマンにするのは止めた方が良いでしょうw


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【人物】
通称、「大地のシェリー」
フォリナー4姉妹』の次女です。

シェリーもセリエと同様、思想の違いから父モルーバのもとを去りますが、
彼女の場合、向かった先は「ヴァレリア解放戦線」ではなく、「バクラム軍」でした。

「バクラム軍」、つまりバクラム人国家の正規軍です。
バクラム国はフィラーハ教神官だったブランタ=モウンという人物が権力を握っており、実質的な指導者となっています。
そしてこのブランタこそ、フォリナー姉妹の父モルーバを大神官という地位から失脚させた人物なのです。

つまり、シェリーはわざわざ父の政敵とも言える人物のもとに走り、その部下となったわけです。
シェリー自身は「バクラム軍の方が勝算が高く、待遇も良いから」と理由を語っていますが、いや、恐らくは父への反発、当てつけでその道を選んだと思って間違いありません。

ま、簡単に言えば“反抗期”ですね (ぇw
  まったく、島が内紛で大変な時期にわざわざグレなくっても良かろうに……w

四姉妹の中で一番の困ったちゃん。

しかも、仲間にするときの加入条件が非常に複雑。
家族だけでなく、プレイヤーのことも困らせる究極のツンデレ

バクラム軍時代の高飛車でツンツンな姿と、バクラム軍に見捨てられてからズブ濡れの捨て猫みたいになったときのギャップが大きくて、私は好きですw
 

【キャラ特性】
 ・特定のイベントにて「シャーマン」にクラスチェンジすることができる


【ステータス】
シェリーは仲間にする方法こそ複雑ですが、
どのシナリオルートでも仲間にすることができるので、方法さえ知っていれば確実に仲間にできる優秀な魔法使いです。(方法はまた別のページで書きます)

加入はシナリオ終盤(第4章)になり、そのときのレベルはLv27。

通常のセイレーン(野良)よりもLv1ぶん高いステータスを持っています。
また、通常のプリーストと比べた場合は、Lv1ぶんほどの差はないものの、同Lvのプリーストよりも若干優秀ですね。

全ての登場人物の中でも屈指の魔法力を誇る人物です。
 
 
【育成】
そのままセイレーンとして育てても良いのですが、
ゲーム終盤、隠しダンジョンで「スターティアラ」や「竜言語魔法」などマップ全域魔法を入手した後は、セイレーンの使う普通の攻撃魔法は出番がほぼ無くなります。

スターティアラ入手後もスタメンでパーティに参加させたいなら、
セイレーンよりもクレリックに転職させた方が長く活躍できるでしょう。

  その際、クレリックには「敵の撃破人数10人以下」という転職条件がある
  ので
注意して下さい。
  撃破人数を増やし過ぎないよう、仲間に加えたらすぐにクレリックに転職
  させてやり、攻撃役としては使わない方が無難です。

また、行動順の遅さが気になるときはアマゾネスでAGI育成すると良いです。
この辺りは実際プレイしてみて、他のメンバーや敵の行動順などの様子を見て調整すれば良いですね。

まぁ、実際のところそんなにAGI育成しなくても、問題なく使えると思います。

 

 
システィー
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【人物】
通称、「風のシスティーナ」
フォリナー4姉妹』の三女です。

三女システィーナは基本的にはセリエと行動を共にしています。
  父と仲違いしたあと、セリエと共にヴァレリア解放戦線を結成。

システィーナの上には、頼りになるお姉ちゃんセリエと、面倒くさいお姉ちゃんシェリーがいるわけですから、
頼りになる方に付いていくのは当然と言えば当然ですねw

しかしそのセリエとの関係も完全には上手くいっていないようで、
セリエが勇猛果敢で犠牲も厭わぬ現実主義者なのに対し、
システィーナは良く言えば優しく、悪く言えば優柔不断な面があり、「誰も傷つかず平和になる方法があるはず」といった感じの夢想家。
  戦争の中でも優しさを失わないのは愛すべき特徴ですが、
  あまり現実が見えているとは言いがたい性格をしていますね。

そのせいでセリエの方針(=ヴァレリア解放戦線の方針)に対して反発することも多く、組織内でもどこか居心地の悪さを感じているようです。

そんな折、デニムと出会い、
セリエ姉さんをして、「デニムは戦いの中でも理想を捨てない英雄。自分の傍にいるよりもデニムと行動を共にした方がシスティーナには合っている」と言われ、
セリエの元を離れてデニムの仲間となるのでした。

  セリエ姉さん、本当に良いお姉さんやで……(ノД`)ホロリ  ゴリラだけど)

システィーナは四姉妹の中でも一番思考が柔軟で中庸な人物です。
特定の思想に偏ることなく、また、自分と異なる思想を持つ相手にも寛容です。
そのため、彼女にとっては思想や権力にこだわって戦っているヴァレリア島の状況そのものが納得しがたいものなのかもしれません。
彼女にとって平和とは特定の思想を勝たせることではなく、「みんな、仲良くすれば良いのに…(´・ω・`)」ってことなんでしょうねw

ちなみにシスティーナは全登場人物の中でも珍しい、2回救出イベントが発生する可能性のある人物です。

システィーナ 「 ヽ(~Д~)ノ 誰か、助けてー!」
デニム 「 Σ(~□~;)!?」


システィーナ 「 (。-`ω-)ありがとう。この礼はいつか必ずするわ」


システィーナ 「 ヾ(~Д~)ノシ 誰かァ! 助けてェェ!!」
デニム 「あれ!? さっき助け――、あれッ!? Σ(~□~;)!?!? 」

お前はいったい何回捕まる気だ、とw ピーチ姫かw
 

【キャラ特性】
 ・特定のイベントにて「シャーマン」にクラスチェンジすることができる


【ステータス】
システィーナは4姉妹の中では最も仲間になる時期が早く、Lv13で仲間になります。

初期クラスはアマゾネス。
通常のアマゾネスよりLv1ぶん高いステータスを持っていますが……、

なぜLv13までアマゾネスのままなのだ、キミは? (~Д~)

アマゾネスは全ステータスが平均的に成長する平凡なクラスです。
普通はLv5あたりで他のクラスに転職するものなのですが……、
システィーナちゃん、なぜかそのままアマゾネス生活を続行!

現代風に言えば “28歳フリーター” みたいな!(ぇw

手に職が付いてない! 手に職が付いてないよ、システィーナちゃん!w

お陰で、同レベルのアーチャーと比べてもVIT・AGIが若干負けてしまっています。
Lv1ぶんのステータスボーナスを完全にムダにしちゃってますねw
  (まぁ、一応、攻撃力はLv1ぶん高いのですが……)

システィーナ 「就職したら負けかなって (。-`ω-)ウン 」
 
 
【育成】
アマゾネス生活を大満喫したせいで英雄キャラとしてのステータスボーナスがほぼほぼ帳消しになってしまっているシスティーナ。

遠慮なく言わせてもらえば、彼女は既に戦士としても、魔法使いとしても、キャラ性能は一般の名無しキャラとあまり差がありません。

そこで、オススメの育成進路は、“ウィッチ”です。
 
ウィッチに最も必要なのはAGI、そして次にINT。
システィーナのステータスは一般のアーチャーと比較して、AGIはほぼ同等、そしてINTはやや高めの数値になっています。

普通、ウィッチはAGI育成のためにアーチャーでレベルUPを行い、成長しにくいINTはカードで補うといった育成を行います。

なので、システィーナの初期ステータスを別の言い方で表現すれば、
『一般のアーチャーがINTカードを5~7枚ほど拾った状態』だと言えますね。

AGIには差がありませんが、INTカードを拾う手間を大幅に削減できる育てやすいウィッチ候補生なのです。

というわけで、目指すべき進路は「ウィッチ」。
育成はアーチャーでレベルUPし、カードでINTを補強。
  実戦に挑む時のみ、ウィッチに変身して出撃します。

なんだかんだで魔法使い系クラスにおさまるあたり、やはり彼女にもフォリナー姉妹の血が流れているんだと感じられますね♪


セリエ 「だったら私には何の血が流れているのだ? (~Д~)
ゴリラだとでも言うつもりか?」



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【人物】
通称、冬のリヴィエラ 「水のオリビア
フォリナー4姉妹』の四女。末っ子です。

姉妹の中では一番下ですが、一番のしっかり者。マジメちゃん。
他の姉妹が皆、父の元を離れていく中で、オリビアはただ一人だけ父の傍を離れず、支え続けていました。

姉妹の父、フィラーハ教の元大神官モルーバは、後にバクラム国の最高権力者に納まるブランタとの政争に敗れ失脚しますが、
それでも地方で再びフィラーハ教の信徒を集めてある程度の勢力を築きます。
このフィラーハ教徒たちを実質的に指導しているのが年若きオリビアです。

民族を超えて信仰されるフィラーハ教。
なんだかんだで民族を超えたヴァレリア島の統一を目指すデニムにとって、オリビアとの出会いは大きな意味を持つのでした。


ちなみに、デニムが子どもの頃、川で一緒に溺れた少女というのがこのオリビア
その事故の際、オリビアは額に消えない傷が残ったとのこと。
  (顔グラでは確認できません。 髪に隠れて見えない位置なのかな?)

デニムと再会したシーンでも、
「私のこと憶えてる?」とか言いながら、傷をチラ見せ! チラ見せ!
完全に「責任取りなさいよ」的な空気が流れ、
しかも幼馴染でもある、
さらには訓練のあと、にわか雨に降られて二人きりで雨宿りするという謎のイベントもあったりなんかして、

なんかこのまま結婚しちゃうんじゃね? 少なくとも付き合っちゃうんじゃね?的な雰囲気にが漂うのですが――、

たぶんカチュアお姉ちゃんがオニのような形相で睨んでいそうなので、
これ以上2人の仲は進展しない気がするw


あと、たぶんオリビアの額に傷がついたのは、救出するときにセリエお姉ちゃんがゴリラパワーでムチャクチャな助け方したせいだと思いますw
 

【キャラ特性】
 ・特定のイベントにて「シャーマン」にクラスチェンジすることができる


【ステータス】
リビアは全シナリオルートの第4章で仲間になります。
仲間になる時期としては、カチュアやシェリーよりもやや早めです。
初期レベルはLv25。

通常のプリースト(野良)よりもLv1ぶん高いステータス。

野良プリーストは一般キャラでもINT・MENに大きなボーナスが付いているため、非常に魔法力が高いのが特徴。
つまり、オリビアはその上さらに英雄キャラとしてLv1ぶんのボーナスが加わっていることになるので凄まじく高い魔法力を持っていることになります。

同じレベルで比較した場合、
全ての登場キャラの中でも最も魔法力が高く、
このままプリーストで育て続ければ、あのカチュアにも負けません。
  カチュアに追い抜かされない唯一のキャラと言えます (~▽~*)

まぁ、とにかく、オリビアシェリー・カチュアがこのゲームにおける3大魔法使いと言って過言ではないでしょう。
  ほぼほぼこの3人は同じくらいの魔法力に落ち着きます。


【育成】
前述のとおり、プリーストまたはセイレーンで育成すれば、カチュアを超えて最も魔法力の高いキャラとなります。

ただ、シェリーのページにも書いたように、ゲーム終盤、「スターティアラ」や「竜言語魔法」を入手した後はセイレーンの使う普通の攻撃魔法は出番を失います。
そのため、セイレーンとして育てるのはあまりオススメできません。

また、プリースト・セイレーンともにAGI成長が低いという欠点があるので、
単純に“カチュアを超えたいから”という 女同士の激しいライバル心 で魔力だけを鍛えすぎるのも考えものですw

私的には「クレリック」に転職させて、魔力もAGIもほど良く育てていくのがちょうど良いのではないかと思いますね。

シェリーと同様、クレリックで回復役をやらせるとゲーム終盤でも出番を失わず活躍できます (~▽~*)