ほん怖守護陣 最終回 『援軍不用論』

ブラ三最大の戦力結集システム。


『 援軍 』




まずは援軍システムについて基本を再確認。
(実は私も援軍を送ったことがなく、良く知らないのでw)

 ・ ブラ三では、味方同盟員(自分含む)の領地・拠点に“援軍”を送ることができる。

 ・ 到着した“援軍”部隊は、その領地・拠点に留まる。(駐留)

 ・ あくまで一時的な駐留であり、その拠点の所属部隊になるわけではない。
    (自分の拠点→自分の拠点 の場合は、武将のみ所属が移る)

 ・ 駐留中の援軍部隊は、その拠点が敵に攻められた場合、防御力として加算
   される。

 ・ 駐留先からは元の拠点に戻る「帰還」しかできない。
   新たに別の拠点へ向かうなどの行動は不可能。

 ・ 1つの拠点に駐留できる部隊数には上限がある。城や拠点のLvに依存。



まず最初に言えることは、援軍=防御用ということ。
その拠点に留まり、防御兵力となるのが援軍です。

攻撃用の援軍というのは基本的にありません。
援軍先から動かすこともできませんし、「味方の部隊と合流してどこかを攻める」なんていう援軍活動はできないのがブラ三です(~ー~;)

真の意味で味方同盟員と一緒に戦うことができるのは防御側だけ。
援軍は防御側だけに許された特権なのです。



そして、1ヶ所の拠点に集まれる援軍には上限があります。

城・拠点Lv1ごとに5部隊まで。
  城Lvが5なら、25隊の援軍を駐屯させることができます。


ここで重要なのが、
  上限が設けられているのは部隊数であり、兵数ではないということです。

つまり、上級兵1万体でも1部隊。剣兵1人でも1部隊。
そのため、下手に複数に小分けした援軍輸送をすると、ムダに援軍枠を使ってしまう場合もあるわけです。

 【援軍システムについて】
  一応、小分けして援軍を送った場合でも、到着した先で援軍部隊同士が合流し1つの部隊になる
  場合があります。 (もちろん、この場合の援軍枠の消費は1で済みます)

  援軍が合流する条件は以下のとおり。
    条件1: 同じ拠点から出撃した部隊である
    条件2: あとから到着する方の部隊が兵士のみである (武将はいない)
  この2つの条件を満たしておけば、あとから到着した部隊は、先にいた部隊の方に合流し、
  1個の大きな部隊になります。
  つまり、“兵士だけならあとからでも補充できる”ということになりますね (~▽~*)

 (例)
  先に到着した援軍が 「UC許チョ+上級兵100」
  あとから到着した援軍が 「上級兵300」
     ⇒ 合流して1部隊になる 「UC許チョ+上級兵400」

  先に到着した援軍が 「上級兵300」
  あとから到着した援軍 「UC許チョ+上級兵100」
     ⇒ 合流できず2部隊のまま 「上級兵300」 「UC許チョ+上級兵100」



  部隊に動員できる兵数は、出発元拠点の宿舎容量が限界となりますから、
  その点では1部隊あたりの最大兵数は攻撃側と同じです。

  そして、城Lv最大(Lv20)での援軍枠は100個。

  つまり単純に考えても防御側は攻撃側の100倍(厳密には101倍)の兵数を結集させることができる
  わけです。

  では、防御側が圧倒的に有利なのか?
  と、考えると意外とそうでもなくて、
  防御援軍から攻撃に転用したりもできませんし、他の拠点に再移動することもできないなど、
  行動面での不利・不自由さを負っています。

  もしかするとブラ三は防御=戦力有利・戦略不利というコンセプトで作られているのかもしれません。
  「攻撃力1万」と「防御力1万」では価値が違っているのを感じます。




と、まぁ、防御側有利の援軍システムですが、
武将単騎を送る場合は、それほどでもありません。
  (……100倍兵士を動員できる兵士援軍と比べて、ですが(~▽~;) )

1部隊につき武将1人しか送れないからです。

つまり援軍枠が20なら武将20人まで送れる。 コスト上限はない。



よって武将単体で援軍を送る場合は、とにかく防御力の高い武将を送れば良い。

  護君デッキを組む場合は、デッキにコスト上限があるので、防御/コストの良い武
  将を選びましたが、
  援軍武将は単に防御力だけで選べばOK。分かりやすい。





『援軍不用論』


ババーーンッ!!



援軍は送るな。  送ってもらえ。

そういう意味の「援軍不用」。 不要ではなく、不用。



他プレイヤーに援軍を送るということは、
自分のデッキコストを他人に譲るということ。

当然、自分の行動は制限され、攻めるにしても守るにしても耕すにしても不利になっていきます。

前述のとおり、援軍武将は防御力の高い武将でなければいけませんから、
3.0コスUC許チョ、もしくは2.5コスR張角、R張任、R夏侯覇くらいは最低でもほしい。
つまり(最低でも)それくらいのコストを援軍派遣者は負担する必要があります。


前回の記事で述べましたとおり、
護君守護陣デッキはコスト上限が少なければ少なくなるほど、顕著にその効果は弱まっていきます。
 
他人にコストを譲っていられるほど余裕はありませんし、
援軍送る→自分の守りが薄くなって落城→援軍もパァ→守ろうとしてた相手も落とされる、なんてことになったら本末転倒です。
  しかし当然攻撃側は援軍で固い城に対し、そういうルートで攻略を狙ってきます。
 

 
なので、私の考えとしては、
 
「盟主、およびそれに準じる主力級プレイヤーは他人に援軍を送るな」
 
 
たとえ盟主や自分より格上の味方プレイヤーのためであっても下手な援軍は送らない方が良い。
そんなことをするくらいなら、各々がフルコストの護君守護陣デッキを使い、自己防衛に専念した方が100倍マシだと私は思います。
  まさに護君の登場により、個人でも相当頑強に守れるようになったのですから。
 

 
かと言って自己防衛だけではジリ貧になるというのも前回の記事で書いたとおり。
身を固めただけのカメにならないためには、やはり他者からの援軍が欲しい。

 
じゃあ、誰に援軍を送ってもらうのか?

それはもちろん、中堅以下のプレイヤーからです。
 


配下状態のプレイヤーも援軍送れるんだっけ?
可能なら、攻め落としたプレイヤーに援軍派遣を要求しても良いですね。
 

 
ここでいう「中堅」とは、
 
万が一攻め落とされても痛手にならない、捨て駒になれるプレイヤーのことだと、
私は敢えて言ってみる。
 
 
逆に言えば、失うと惜しいプレイヤーがその同盟にとっての主力プレイヤーです。
  まぁ、当然ですね(~ー~;)
 
主力プレイヤー同士で守り合ってはいけません。
自ら防御を薄くするとか愚の骨頂です。
失うべきでない人材を守れない同盟に勝利はないと思え! (`・ω・´)モフッ!!
 

 
 
で、防御をある程度、他プレイヤーの援軍で賄えるようになってきたら、
自分のデッキにも余裕が出てきます。
 
先ほども言ったように、援軍はデッキコストを他者に譲ること、譲ってもらうことです。
防御にデッキコストを割かなくて良くなったぶん、主力プレイヤーは攻撃や回復など自由に動けるようになります。
 
これは極めて重要なことだと私は思います。
防御デッキは身を固めたまま動きづらいのが最大の弱点ですからね。
それを克服できた守備態勢は非常に強力で、また攻撃側にとっては洒落にならんほど厄介です。
 
 

 
一方、援軍防御の弱点として、HP回復の難しさがあります。
 
援軍状態の武将には「仁君」が効かなかったはず。
 

 
回復系スキルの中では比較的安く手に入る「仁君」。
 
「仁君」以外のスキルなら援軍中も回復できますが、
やはりお値段がだいぶ違います。
 
援軍を担当するのは中堅以下のプレイヤーですから、
当然、主力級のプレイヤーよりも回復カードの枚数は少ないはずです。
 
 
……まぁ、HP回復できないなら、できないでも良いかなとは思いますけどねw
一旦帰還させてまた送るとか、敢えて死なせて新しい防御武将送るとか。
「防御力○○の武将がHP□□で、××の拠点にいる」とかいう情報はちゃんと同盟内で把握し、効果的に動かしていくべき。
 
援軍送ったら送りっぱなし、送られたら送られっぱなし、自拠点の総防御力も計算してないような手抜き防御は良くないな、と私は思います。
そういうので守れるのはよほど同盟間に戦力差があるときだけです。
  まぁ、戦力差という意味では防御側有利なので、攻撃側ほどシビアではないですが……。



総括

まぁ、だらだらながながとした内容になってしまいましたが、
  えぇ、まぁ、そういう感じです。
「どういう感じだよ!?」 って言われると困るのですがw
 
コメントでも、この長話をどこに着地させる気ですか?と聞かれましたが、
正直言ってまだ着地点は見えてませんw
 
ただ、まぁ、今回の記事は、
護君や守護陣が非常に強力であるがゆえに、
だからこそプレイヤーの皆さんには是非、攻略法を模索してほしいと思って書き始めました。
ダメージ計算とかでだらだらしてたのは、私ならどうするかを考えたりしていたからです。
 
そして攻略法が存在する限り、ゲームとしてのバランスは成立する。
――と、私は思っています。
 

じゃあ、どんなゲームがバランス崩壊なのかと聞かれると、
『特に理由もなく無敵』なゲーム。
 
あと、努力や課金額やイン時間が反映されないゲームはクソゲーだと思ってますw
  ただし、反映の度合いは等価だったり比例だったりする必要はないです。
  例えば、一昔前に流行った、奇計C程普と奇計UC曹操
  育成費用は曹操の方が10倍以上かかりますが、スキル出力は10倍も差は無い。
  でも良いのです。 手間をかけてでも強いカードを欲しがる人もいれば、コスパバランス重視の人も
  います。遊び方に正解はないのです(~▽~*)

 
ただ、“いかに攻略するか”の話に及んだとき、
私は今回、何度も「捨て駒」の話をしてしまいました。  カード的にもプレイヤー的にも。
 
つまりそれだけ、護君が屈強な相手というわけですし、
またその護君を攻略しようと襲いかかってくる人も強いということかな、と。
 
 
なので、楽して勝とうとか、正面突破で勝とうとか、
そういう甘さ(?)みたいなのはよっぽど戦力差があるときじゃないと無理じゃないかなって思う。
 
そもそもブラ三は負けたらツラい配下生活、下手すりゃ敗北を機に引退する人も少なくないくらいですので、そりゃあまぁいざ戦うとなれば誰だって死に物狂いです。
甘えは許されないです、やっぱり。
 
甘いという意味では、
勝者は敗者が来期また歯向かってくることがないように、徹底的に蹂躙し尽くし、引退まで追い込むのも私は作戦の内だと思っています。
  引退者を引き止めるのは運営のお仕事で、
  不正を行わない限りはプレイヤーの心配することではないというスタンスです。
 

 
しかし、そう言いつつも、
これこそ私個人の“甘え”ではありますが、
もし仮に勝っても、これから相手が配下生活に入るかと思うと、私は正直心の底からは喜べない。
 
護君攻略のために、中堅以下のプレイヤーをこき使うのも心苦しい。
「3.0コス飛将作った? じゃあ○○に飛ばしといて。捨てSMKだから」とか、
言えない、言えない。言われたくもないし、そもそも飛将持ってない(~ー~;)
 

 
まぁ、つまるところ、
 
私にとって「戦争に勝ちにいく」ことと、「戦争を楽しむ」ことは、
かなり別の意味になっています。
 
えぇ、ここまで書いて今さら言うことじゃあないとは思いますけれども (~▽~;)
 

 
とにかく、まぁ、そういう感じでございます。
 
おそまつさまでした  m(_ _)m