しげんキャッチ☆ろかキュア!
はい、Soクールな一発ギャグで会場もあったまったところで(白目
みなさま、春先の急激な温度差をいかが乗り切っていらっしゃいますでしょうか?
(時節を伴う社交辞令)
さて今回も鹵獲に関する小話です。
今日のお題はコチラ
「デッキ枠が4.0あります。
4.0コスを1枚出すのと
2.0コスを2枚出すのは、
どっちが資源効率が良い?」
はい (~▽~*)
例えば猛将鹵獲LV10の場合、
4.0コスのスキル効果は 速度+160% 資源+216% です。
2.0コスは当然その半分の 速度 +80% 資源+108% になります。
資源狩りの効率には速度upと資源up、この2つの要素が関わっていることは、
では、さっそく問題です!
問)
4.0コス1枚と、2.0コス2枚。
どっちがより多くの資源を稼いでくれるでしょうか?
次の中から選びなさい
1. +216%1回と+108%2回だから一緒
2. 待て。慌てるな! +216%は言い換えれば3.16倍。+108%は2.08倍。
3倍1回と2倍2回では、2倍2回の方が多いぞ!
3. しかし4.0コスは速度upが大きい。速さは効率に直結する。
4. 2.0コス2発の方が資源量は多い!
5. 4.0コスは速さで稼げる!
6. 2.0コスは量!
7. 4.0コスは速さ!
8. ギブア―― ヽ(TДT)ノ ―ップ!!!
うぐぐ……w
鹵獲は資源upと移動up、2つの要素が絡み合うので厄介ですね。
しかも今回はさらに、コストと枚数の要素まで入ってきます。
もはや私の脳みそはパニッコ寸前ですw (~▽~;)
なので、まずは簡単で単純なところから考えていきましょう。
スキルなしの場合
まず、もっとも単純な「スキルなし」の場合について。
モデルとなる武将のステータスは、移動100
(4.0コスの方がステが優秀なぶん移動にたくさんステ振りできるぞ、といった部分は今はまだ考えま
せん。飽くまで同じ速度で単純な比較をしていきます)
距離800の地点で資源狩りするものとします。
距離800なので、獲得する資源量は1パネルあたり 800×10 =8000 です。
移動時間はどちらも 距離800÷移動100 =片道8時間 ですね。
もう結果はお分かりだと思いますが、
【4.0コス×1人】
往復16時間で資源8000を獲得
【2.0コス×2人】
往復16時間で資源8000×2人 =16000を獲得
2.0コスうまうま(~▽~*)
このように、人数が増えることは入手できる資源量が増えることを意味します。
当たり前に思えるかもしれませんが、スキルの数値だけに注目していると意外と忘れがちなところですw
資源upがある場合
次に、資源upがある場合について考えます。
今回は仮に猛将鹵獲LV8のコスト×42%というのを使います。
移動upはまだ考えません。
【4.0コス×1人】
4.0コス×42% =+168%
往復16時間で 資源8000×+168% =21440獲得
【2.0コス×1人】
2.0コス×42% =+84%
往復16時間で 資源8000×+84%×2人 =29440獲得
2人だから単純に2倍! ――でもないし、
+168%×1人と+84%×2だから一緒! ――でもないようです (~▽~;)
これは内訳を示すとですね、
4.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん13440(+168%) = 21440
2.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%)
基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%) =合計29440
っていうことなんですね。
見ていただきたいのは、
↓まずココ↓
4.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん13440(+168%) = 21440
2.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%)
基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%) =合計29440
合計13440
4.0コスも2.0コス×2もスキル効果によって増えた量は一緒なのです。
じゃあ、何が違うのか。
4.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん13440(+168%) = 21440
2.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%)
基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%) =合計29440
↑コレです。
2人目の2.0コスが素で持って帰ってきた8000。
これがちょうど4.0コス×1と2.0コス×2の差として出ています。
つまり
(1) 合計コストが同じなら、スキル効果によって増加する量は同じ
(2) 人数が増えたぶん、基本の部分(上記例でいえば8000)だけが増える
ということです。
(2)は
(2') 人数が増えたぶん、資源収集量は+100%ずつ増える
と言い換えても良いですね。
試しに先ほどの例での4.0コスの収穫量21440と、2.0コスの収穫量29440をそれぞれ
“基本の8000”で割ってみると、
4.0コス : 21440÷8000 = 268%
2.0コス : 29440÷8000 = 368%
ね、ちょうど100%差
人数は「資源up +100%」と同じ効果を持つのです (~▽~*)
速度upも付け加える
では、いよいよ速度upも含めて考えていきますよ! (~へ~*)フンス!
先ほどと同様、モデルは猛将鹵獲LV8
移動upは コスト×30% です。
【4.0コス×1人】
まず移動力は 移動100×+120% =移動220
距離800の往復時間は 1600÷220 =7.27時間 です。
入手資源量は21440なので、1時間あたりの時給(資源効率)を計算すると、
資源21440 ÷7.27時間 = 2948資源/h
【2.0コス×2人】
2.0コスも同じように計算していきます。
移動力は 移動100×+60% =移動160
往復時間は 1600÷160 =10時間
入手資源29440 ÷10時間 =2944資源/h
おぉ!
資源量だけでは2.0コス×2に100%ぶんの優位があったわけですが、
速度を使って時給にすると、4.0コスが追い付きわずかに逆転しましたね!
やはり速度による資源効率の増加は重要で、
コストが大きい4.0コスは速度を大きく伸ばし、資源効率を高めることができます。
一方、2.0コスは合計コストは同じでもそれぞれの移動upは小さいので、
資源効率の伸びが小さいというわけです。
ちなみに「スキルなし」での時給は 資源8000÷16時間 =500資源/h
なので、先ほどの4.0コス・2.0コスの時給をそれぞれ%で示すと、
【4.0コス×1】
2948÷500 = 589.6% (5.896倍)
【2.0コス×2】
2944÷500 = 588.8% (5.888倍)
というふうになります。
これは、
【4.0コス×1】
移動up+120% ×資源up+168% = 589.6%
【2.0コス×2】
移動up +60% ×資源up+84% ×2人 = 588.8%
という計算でも表わすことができるのは、前回の記事でもご説明したとおりです
資源効率の一覧表ですよー
では、各スキルLV・コストにおける資源効率をまとめた一覧が以下のとおり
スキルは付与可能な鹵獲系スキルの代表として、「猛将の鹵獲」「迅速劫略」および「千里行」
「○兵突覇」の4種をチョイスしました。
数値は「スキルなし」と比較して『○倍の効率になるか』を示しています。
『 猛将の鹵獲 』
2.0コス×2人などの場合は、表の数値をそのまま2倍にすれば良いです。
例えば、先ほど計算のモデルに使いましたスキルLV8の場合は、
4.0コスは「5.90」、2.0コスは「2.94」×2で5.88 という具合です。
この表で見ると、
4.0コス と 2.0コス×2は スキルLV8でだいたい一緒
3.5コス と 2.0コス+1.5コスは スキルLV9でだいたい一緒
3.0コス と 1.5コス×2は スキルLV10でだいたい一緒 です。
という結果になっています。
このスキルLV以下では、
同じデッキコストでも4.0コスや3.5コスなどの高コス武将を飛ばすより、
低コス武将をたくさん飛ばした方が資源効率が高いということです。
別の言い方をするならば、
4.0コスはLV8以上、3.5コスはLV9以上、3.0コスはLV10以上にしないと
低コス鹵獲に抜かれる可能性があるってことになります。
LV10必須の3.0コスは結構ツライ話ですね(~▽~;)
また、
4.0コス vs 2.0コス+2.5コス
3.5コス vs 2.0コス+2.0コス
3.0コス vs 1.5コス+2.0コス
など、低コス側が0.5コスぶん多く使えるような状況のときは、
低コス2枚の方が稼げる結果になるので、
デッキコストは変に余らせるより、低コスを敷き詰めてでも使い切った方が効率
的だと言えます。
『 迅速劫略 』
やっぱり迅速劫略は強い(*~ー~*)
こちらもほぼ猛将の鹵獲と同じ結果になっていますね。
4.0コス vs 2.0コス×2は スキルLV8でだいたい同じ
3.5コス vs 2.0コス+1.5コスは LV9
3.0コス vs 1.5コス×2は LV10 という感じです。
一応、猛将鹵獲より極めて僅かに高コスと低コスの差が大きくなっています。
これは迅速劫略が猛将鹵獲より大きな移動upを持っているのが原因です。
まぁ、結果が変わるほどの大きな差ではないですし、細かい話になるので忘れて
もオッケーw
猛将鹵獲と同じく、LV8・9・10が境目になることだけ覚えておいて下さい♪
『 千里行 』
『 ○兵突覇 』
千里行や突覇の場合のように移動upのみで資源upがない場合は、
スキルLVを変えても差が変動することはなく、常に+100%ぶんの差ができます。
これは、最初のモデル例で「資源upのみ」の計算をしたときと同じ理由です。
4.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん13440(+168%) = 21440
2.0コス: 基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%)
基本の8000 +スキル効果ぶん 6720( +84%) =合計29440
↑コレです。
このように資源upのみ、または移動upのみなど、どちらか一方の効果しかない
場合は、スキルによる逆転は発生せず、
単純に人数の多い方がその人数分だけ多くの資源を獲得することになります。
総括
はい、いかがでしたでしょうか? (~ー~*)
低コス武将も結構がんばってると思いませんか?w
もちろん高コス武将はステータスが優秀なぶん、
攻撃を高くしてダメージを少なく抑えたり、
あるいは攻撃が高いぶん移動にさらに多くステ振りしたりなど、
ステータス面で大きな優位性があります。
特に、3.5コス以上には初期移動値が15以上の猛者がいますしw
しかし単純に資源効率だけを比べてみると、
猛将鹵獲や迅速劫略を使った場合でも
4.0コスはLV9以上、
3.5コスはLV10にしないと低コス2枚の効率を追い抜くことができません。
3.0コスにいたってはLV10にしても、1.5コス2枚に追い付くのがギリギリです。
さらに千里行や突覇など行軍系のスキルでは完全に低コス有利ですしね。
まぁ、逆に言えば、
猛将鹵獲・迅速劫略は高コスでLV9・10まで上げることができれば、
「ステータスの優位」と「資源効率」とをあわせ持った強力なカードが完成するということですね (~▽~*)
またその一方で、
4.0コスLV10のような強力なカードが完成した場合でも、
デッキ枠が4.5あるときなどは、0.5枠余らせて4.0コスを発射するより、
枠ぴったりに2.5コス+2.0コスなどを飛ばした方が効率的です。
そのため、デッキ枠を余さず使うためには、
4.0コスLV10が完成したあとでも低コス鹵獲武将が完全に用済みになってしまうことはない。常に一定の活躍ポジションはあるんじゃないかと私は思います。
と言いつつ、実際問題、ステータスの低い2.0コス・1.5コスは遠距離出兵キツイんですけどねw
特に1.5コスはね…… (~ー~;) 攻撃105で移動9の人とかいるし……w
まぁ、参考程度に頭の片隅にでも留め置いていてもらえればと思います♪