アセルス編 メインシナリオ(はじめに)

はじめに

アセルス編の仲間キャラ

<ヒューマン>
・アニー    ・エミリア    ・ゲン
・ヒューズ   ・フェイオン  リュート
ルージュ
 
<妖魔>
イルドゥン  ・サイレンス  ・ゾズマ
・時の君    ・メサルティム ・零姫
 
<モンスター>
・赤カブ    ・麒麟    ・コットン
サンダー   ・朱雀    ・スライム  ・済王
 
<メカ>
なし
 
 黄帯 は必ず仲間になるキャラクター     
緑字は戦闘なしで仲間にできるキャラクター
(最初の自由行動の時点で戦闘不要のもの)
 
 

アセルス編の特徴

○主人公が半妖
 主人公アセルスは通常時はヒューマンとしての特性を持っていますが、
 戦闘中に「妖魔武具」を使用することで妖魔に変身(妖魔化)できます。
   戦闘中にキャラの種族が変化するという意味ではレッドのヒーロー変身と
   近いシステムです。
 
 妖魔化後の性質は基本的には他の妖魔と同じです。

  ・妖魔武具に敵モンスターを吸収できる
  ・吸収した敵モンスターに応じてステータスボーナスが得られる
   (妖魔武具を技能枠から外していてもステボーナスは反映されます)
  ・憑依能力を使用できる

  ・上級妖魔特性(精神系バッドステータス無効。下級妖魔からの被ダメージ激減)が発生

  ・戦闘勝利時にHP・WP・JP・CHA以外のステータスが上昇しなくなる。


 一方、通常の妖魔と異なる点は、

  ・妖魔武具を装備技能から外すことができる。
   (ステータスボーナスは技能枠から外しても有効。
    憑依能力は対応する妖魔武具を装備していないと使えない)

  ・妖魔化後もヒューマン用の技・術を使用できる。
  ・また、技を閃くこともできる。

 これらを踏まえて考えると、半妖の特徴はヒューマンと妖魔の良いとこ取りが
 できるということです。
 普段はヒューマン状態で育成し、ステータス成長やスキルの閃きを行い、
 ボス戦などでは妖魔化して妖魔武具によるステータスボーナスを得る。
 そのように上手く使い分けることで、ヒューマンのスキルの豊富さと、
 妖魔のステ
ボーナスの両方を獲得することができます。


○妖魔の仲間が多い
 アセルス編は妖魔の仲間が非常に多いのが特徴です。
 特に「イルドゥン」と「零姫」はアセルス編限定の仲間キャラ。
 「ゾズマ」「白薔薇」も他のシナリオでは滅多に仲間ならないレアキャラです。

 また、「メサルティム」を仲間にしやすいというのも妖魔キャラを集める上で、
 ちょっと便利ですねw
 (通常、サイレンスがいるとメサルティムは仲間にならないが、
   アセルスがパーティにいる場合は、サイレンスがいてもメサルティムを仲間にできる)

 ただし、白薔薇はストーリー中盤でパーティを離脱します。


○メカが仲間にならない
 妖魔はメカ音痴というのがサガフロ世界の常識w
 T260Gのシナリオで妖魔の仲間がいなかったように、
 アセルス編ではメカの仲間キャラが1人もいません。


○ヒューマンの仲間もやや少なめ
 他の主人公シナリオでは比較的仲間にしやすい、メイレン・ルーファスあたりの
 キャラが仲間になりません。


○モンスター「赤カブ」が仲間になる。
 赤カブもこのアセルス編限定の仲間キャラ。
 でも、とある理由でアセルス編のファンには凄まじく嫌われていますw
 赤かぶかわいそう…(´・ω・`)


『追手イベント』 メインシナリオの進む条件が非常に特殊
 他の主人公のシナリオは「○○に行って××と会話する」などでイベントが
 進む、いわゆるRPGに良くあるシナリオの進め方でしたが、
 アセルス編の場合はそれらとは大きく異なり、非常に特殊です。

 アセルス編でシナリオが進む条件は、
 『1回以上戦闘した状態で、特定のマップを2回以上訪れる
 この方法で発生したイベントをこなしていくことでメインシナリオが進みます。

 この「特定のマップ」(=イベント発生地点)は複数存在しており、
 このイベント発生地点に設定されている場所ならばどこでイベントを起こしても
 構いません。

 一見、自由度が高いように見えますが、
 逆に言えば1度戦闘をしてしまうと、あとはどこへ行っても突然イベントが発生
 す
る可能性があるということです。

 これはアセルスが敵の刺客に追われている様子をイメージしたもので、
 逃げても逃げても突然敵に追い付かれ、戦闘になる感じを表しています。
 『追手イベント』というものです。


○エンディング分岐あり
 アセルス編ではエンディング分岐があります。
 エンディングの種類は3パターン。

 分岐の条件は幾つかあり、
 “シナリオ終盤に発生するイベントでの行動”
 「妖魔の剣」「妖魔の具足」にモンスターを吸収しているかどうか
 というのが条件です。

 特に気を付けなければいけないのが妖魔武具の条件で、
 妖魔武具は一度敵を吸収するともう白紙の状態に戻すことができません。

 そのため、全てのエンディングを見たい場合は、
 妖魔の剣・具足には敵を吸収しないままシナリオを進めた方が良いです。

 *妖魔の小手はエンディングと無関係ですので、
   敵を吸収したい場合は小手を使いましょう。
 

アセルス編のストーリー

アセルス編は主人公の種族『半妖』そのものが大きなテーマです。

普通の人間だったアセルスはふとしたことから妖魔の君(妖魔の王)の血を浴びてしまい、妖魔の貴族社会(中世的な!)に飲み込まれていきます。

アセルスはそこから抜け出し、自由になろうとしますが、
一方、既に人間には戻れない身体であるのも事実。

また、彼女を妖魔の君の娘として祭り上げ、利用しようとする貴族妖魔などもいたりして――、

ま、まぁ、あくまでサガフロのシナリオなのでそれほど長編ではないのですが、
中世ファンタジー的でシリアスな雰囲気は全主人公の中でもかなり独特ですね。

全シナリオの中でも最も見ごたえがあるシナリオと言っても良いかもしれません。
プレイヤーによって雰囲気の好き嫌いはあると思いますが、
アセルス編が好きというプレイヤーはだいたいが熱狂的なファンというのが特徴ですw (私も含めてw)





ストーリーは前述のとおり『追手イベント』によって進んでいきます。

イベント発生地点はサガフロ世界の各所にあるので、どこでも好きな場所でイベントを進められる反面、
逆にイベントを避けていきたい場合は、移動するのも難しくなるところが厄介です。
  他の主人公だとメインシナリオを放置してサブイベントだけこなしていく
  やり方ができるのですが、アセルス編の場合そのやり方は非常に困難です。

サブイベントには比較的いつでも自由に挑戦できますが、
追手がいるので、いつまでも自由時間が続くわけではない、ということですねw

また、アセルス編の特徴である、多くの妖魔キャラたちはほとんどがストーリー後半に仲間になる展開なので、序盤は仲間にできるキャラの選択肢が少ないです。
メカは仲間にならないし、ヒューマンで簡単に仲間になるのはゲン・エミリアリュート・ルージュの4人だけ。
あと使えそうなのはモンスターのサンダーくらいでしょう。
まぁ、5人パーティは組めるので戦力的に困ることはないですが、前述の『追手イベント』が突然起こることも考えると、序盤はやや難易度が高いです。

このような理由からアセルス編は追手イベントについて知識が有るか無いかで難易度が大きく違います。
エンディング分岐もイベントではなく妖魔武具の憑依状況で変わるあたり非常に意地が悪いですねw これも知らなきゃ分かりませんよ、こんな分岐条件w

まぁ、逆に、ある程度知識があるプレイヤーさんならそれほど苦労せず挑戦できるシナリオだと思います。