アセルス編 メインシナリオ(その8)

さて、アセルス編もそろそろ後半に突入です。
残る追手イベントはあと2つになりました。

前回、お話ししたとおり、このまま追手イベントを進めるとゾズマ・零姫が仲間になり、結果的に空術のサブイベントに挑戦できなくなります。
空術イベントを攻略したい場合は、追手イベントを起こさないように、イベント発生地点を上手く回避しながらプレイしていきましょう。


 
ちなみにこの辺りまで進むと、
アセルスは既に妖魔武具を3種類とも入手しているかもしれません。

妖魔の剣と妖魔の具足は、モンスターを憑依させているかどうかがエンディング分岐に関わってくるため、
すべてのエンディングを見たい場合は何も憑依させない方が良いですが、

妖魔の小手はエンディングに関係ないので、
妖魔化アセルスを強化したい場合は、小手にのみ適当なモンスターを憑依させておくと良いでしょう。
  一番のオススメは、
  やはり大量のステータスボーナスが得られる朱雀(鳥系ランク9)です。
 
 


次の追手イベントの対策として必要なものは特にありません。
ほぼ真っ向勝負になるのでキャラを十分鍛えて挑むだけです。

  一応、敵は魅了攻撃をしてくるので、
  上級妖魔(メサルティム以外の妖魔キャラ)や、一部のモンスターボディなど、
  魅了を無効化できるキャラが主力になっていると戦いが楽になります。

  まぁ、そこまで無理にパーティメンバーを変更する必要はありませんが、
  少なくとも回復役は上級妖魔にやらせると良いですね。
  味方の魅了を回復するため、秘術「杯」を持たせておけば対策は十分です。


準備ができたら、さっそく追手イベントを発生させましょう。



  【追手イベント発生ポイント】
    ルミナス 「広場」: シップ発着場を出てすぐ
    オウミ 「領主の館」: 地下に入ってすぐのところ
    ドゥヴァン 「神社」: 零姫がいるところ

    ヨークランド 「沼地」: 酔っ払っている間は発生しない
    バカラ 「駐車場」: ノーム追跡中は発生しない
    バカラ 「地下」: 巨獣のいたところ。ノーム追跡中は発生しない
    ワカツ 「天守閣入り口」: 剣のカード入手のルート上

    シュライク 「斉王の古墳」: 神器の間の隣の部屋。(落とし穴があるところ)
    シュライク 「武王の古墳」: ルーファスがいる方向の通路。

    京 「庭園」: 庭園
    クーロン 「裏通り」: 宿屋のある通りから入る裏通り。ヌサカーン病院側。
    シンロウ 「シンロウ遺跡」: 入り口


追手イベント(5)

セアト 「俺はラスタバンの力を吸って強くなった!
お前の血を…、お前に流れるあの方の血を吸えば、
あるいはあの方にも……」

セアト 「行くぞ!」
 

ラスタバンの力を吸収し、強くなったセアト。
そのせいか、以前にも増してますます野心が強くなったようです。
アセルスに流れるオルロワージュの血(力)を手に入れれば、オルロワージュを超えて自分こそがファシナトゥールの支配者になれる。
そういう、もはや狂気じみた考えにまで彼の思考は及んでいるようでした。


BOSS  『猟騎士セアト
  ついにセアト自身が追手として登場。
  移動画面で見るセアトは銀髪のかなりスマートな外見でしたが、
  なぜか戦闘では全身甲冑の太め体型になっていますw
    ラスタバンの力を吸った副作用かな?w

  セアトの攻撃は主に、「翼」「グライダースパイク」「ハンティングショッ
  ト」などの物理攻撃。「幻魔の一撃」や「ファッシネイション」といった妖術
  を使ってきます。
  ほとんどが盾回避可能ですし、単体攻撃ばかりなので怖くありません。
    強いて言えば、一番怖いのは魅了のステータス異常を起こす「ファッシネ
    イション」くらいです。

  こちらの味方キャラを誘惑するのがセアトの最大の抵抗であり、
  セアト自身は大した攻撃能力もない弱ボスと言っても過言ではないでしょうw

  また、防御面もちょっとHPが多いくらいで、これと言った特徴はなし。
  金獅子のように盾を装備していたり、カウンター技を持っていたりということ
  もいので安心してボコることができます。
  こちらの攻撃が当てやすいぶん、むしろ金獅子よりHPが少なく感じるくらい
  じゃないでしょうか…w

  これまで戦った金獅子や森の従騎士に比べると遥かに戦いやすい相手です。
  最後の追手がこんな弱い奴で良いんでしょうかw
    しかも、ラスタバンの力を奪ってこの程度って……w


セアト 「ま、まだ力が馴染んでないだけだから (;~Д~)ノシ
お前の血を吸えば馴染むから。
「馴染む! 実に馴染むぞォォ!」っつって。
だからお願い、吸わせて! (ノ~ 3~)ノ チュー」


ブホー>(~3~ ((☆○=(~□~;)o 「キモい!」 アセルス
 
ブヘー>(~3~ ((☆○=(~―~;)o 「貴方にはもったいない!」 白薔薇

ボヘァー>(~3~ ((☆○=(~へ~;)o 「ラスタバンにもやったのか!?」 イルドゥン
 



アセルスに敗れたセアトは、その場で徐々に存在が希薄になり消滅していく。
これまでにも妖魔は移動方法として突然現れたり消えたりといった能力をアセルスに見せてきたが、そういった消え方とは全く異なっていた。

根本的に、セアトという妖魔の存在が消滅していくのをアセルスは感じた。


アセルス 「消えた……」

イルドゥン 「お前の方がセアトより格上だったということだ。
お前の意思が奴を消滅させた。
これが上級妖魔の死だ」


本来、不老不死であるはずの妖魔だが、自分より格上の相手に存在を否定されると消滅してしまう。
それが妖魔にとっての“死”なのだとイルドゥンは語った。


アセルス 「それで、みんながあの人を、オルロワージュの恐れるのか。
あの人の気分次第で消滅させられてしまうから」


白薔薇 「妖魔の時は長い。
だからこそ、永遠の死を何よりも恐れるのです……」


アセルス 「そして私にも、あの人と同じ血が、同じ力が……」
 




あとはいよいよ最後の追手イベントです。
次のイベントではボスは出現せず、上手くやれば戦闘なしでクリアできます。


追手イベント(6)

いつもどおりイベント発生地点を通過すると、
アセルスは突然どこか真っ暗な空間へ飛ばされてしまいます。

アセルス 「なんだ!? 何が起こったんだ!?」
 
焦る、アセルス。
  (アセルス編の記事を書き始めたときから、いつか言おうと思っていた渾身のギャグ)


白薔薇 「とうとう、あの方が自らお出ましになったのですわ…」


オルロワの声 :余に逆らう不届きものたちよ、
その迷宮で永遠に彷徨い続けるが良い


白薔薇 「ここはオルロワージュ様が作り出した『闇の迷宮』。
何かを犠牲にしなければ出ることは出来ないと言われています」


『闇の迷宮』
白薔薇の言うとおり、オルロワージュの魔力によって生み出された迷宮です。

真っ暗な空間に、ところどころ派手な彩色の扉が並んでいます。


扉は、迷宮の中の別の扉と繋がっており、外に出られる扉(ゴール)は1ヶ所だけ。
  また、一部の扉はループしているものや、行き先がランダムの扉なども
  あります。
  さらに、開けるとモンスターが出てきて戦闘になる扉もあり。
  倒しても得はなく時間のムダなので、できるだけ戦闘は避けたいところです。

ルールとしてはそのゴールの扉を目指すだけのダンジョンなのですが、
目印になるものが少なく、方向感覚が狂いやすいため、むやみにウロウロするとすぐに迷子になってしまいます (~ー~;)


具体的な脱出方法は――、

 1. スタート地点は大きな赤い扉の前

 2. その赤い扉の右方向に緑の扉があるので入る。

 3. すぐ左下に緑の扉、さらにその左側に赤い扉があるので、
    この赤い扉の方に入る。

 4. 上に行くと大きな赤い扉がある。これが出口。

   ※ 出口の赤い扉の左上に仲間キャラ「赤カブ」がいます。
      話しかけておくと、脱出後に仲間になります。
 
赤カブ 「おやおや、こんな所に人が来るとは…」

アセルス 「何してるの?」

赤カブ 「こんな所だ。何もすることは無い」

アセルス 「………」

赤カブ 「怒るな。出口はこの近くにあるぞ」

アセルス 「分かってるなら、どうして出ないの?」

赤カブ 「一人では出られないのさ。
君もすぐに分かるさ…  (  ・`_・´)ふっ…


アセルス (なんかイラッとする奴だな。
だからオルロワに閉じ込められたのか…? (~▽~;) )




アセルス 「やっと出られた……」


アセルス 「……あれ? 白薔薇? 白薔薇、どこ?」


白薔薇の声: アセルスさま、私は迷宮に残ります。


アセルス 「何を言ってるんだ、白薔薇!?」


白薔薇の声: これが、あの方に逆らった私の償いです。
さようなら、アセルスさま。


アセルス 「待って、白薔薇! 白薔薇! 白薔薇ぁぁぁ!!」


白薔薇の声: 自由に生きて、アセルスさま。あなたは自由です。



白薔薇は迷宮に1人残りました。
  (パーティから白薔薇が離脱しています)

『闇の迷宮』は大切なものを犠牲にしなければ外に出られない場所。
白薔薇は自分が犠牲になることでアセルスを迷宮の外へ逃がし、
また、そうすることでオルロワージュの怒りを静め、アセルスをオルロワの追撃から解放しようとしたのでした。

アセルスは自由。

白薔薇の言うとおり、アセルスは今ようやく自由になったのです。
  彼女の犠牲と共に……。


アセルス 「あああ……」


涙を流し、哀しみにくれるアセルス。


イルドゥン 「おい、いい加減にしろ。いつまでそうしているつもりだ」

アセルス 「白薔薇…、白薔薇……」

イルドゥン 「チッ、腑抜けが!」


泣き続けるアセルスに愛想を尽かし、イルドゥンたち仲間も去っていきます。
  (赤カブ以外の全ての味方がパーティを離脱します)


赤カブ 「お嬢さん (  ・`д・´)

アセルス 「君は皆と一緒に行かないのか?」

赤カブ 「白薔薇姫さんが迷宮に残ったから私が外に出られた。
つまり、私と白薔薇姫さんの立場が入れ替わったんだ。
君の涙が止まらないというなら、私が傍にいてあげるよ。
白薔薇姫さんと同じようにね (  ・`д・´)カブッ


なんで?>(~Д~ ((☆○=(~皿~#)o 「ッざけんな!」 アセルス


アセルス 「うおぉー、オルロワー! 聞いてるかー!?
このカブ返すから、白薔薇を迷宮から出してくれー!
私はこのカブが大事だぞー! このカブやるから、白薔薇返せー! (TДT) 」

赤カブ 「お嬢さん (  ・`д・´) 」


赤カブ 「自分の心を偽るべきじゃない。
君は分かっているはずだ。
この私よりも白薔薇姫さんの方が大事だ、ってね (  ・`д・´) 」


想像よりも大事にされてない>(~3 ~ ((☆○=(~皿~#)o 「当たり前だろ!」 アセルス



その後もしばらくアセルスが哀しみに打ちひしがれていると、
見覚えのある意外な人物が現れます。

ゾズマです。


ゾズマ 「思っていたよりずっと打たれ弱いんだね。
白薔薇もどうかしてるよ、こんなのを好きになるなんて」

アセルス 「白薔薇が…、私のことを……?」

ゾズマ 「オルロワージュ様がわざわざ自分で出向いて、白薔薇
取り戻そうとしたのも、つまりそういうこと。
白薔薇が自分から君のもとを去ったのも、それが理由だと思わない?」

アセルス 「それは……」


ゾズマ 「君がそうして泣いているのも、
君が姫のことを好きだったからだろう?」

アセルス 「……友達だったし、お姉さんだったからだよ。」


ゾズマ 「口に出して言ってみなよ、「好きだ」って」

アセルス 「そんなの間違ってる。だいたい、私はこれでも女よ。
半分妖魔になっても変わらないわ」


ソズマ 「ふん、つまらないことに縛られているんだな。
姫も言ったじゃないか、「自由になれ」って」

アセルス 「あれは、オルロワージュから自由になれって意味でしょう?」

ゾズマ 「そんなのどうでも良いよ。
君と話していてもつまらない。行こう」

アセルス 「行くって、どこへ……?」

ゾズマ 「どこでも良いんだよ! ここに居ても仕方ないだろう?」


ゾズマの何とも言えない自分勝手さw


これでゾズマが仲間になりました。
現在、パーティはゾズマと赤カブだけです。
  白薔薇が去って、なぜよりによってウザい性格の奴だけ残るのかw



もちろん、こんな頼りないパーティのまま冒険を続けることはできません。
去っていった仲間を呼び戻しましょう。

追手イベント(6 -2)

これが正真正銘、最後の追手イベントです。
この追手イベントはこれまでのものと違い、間に戦闘を挟まなくても発生し、また、一度イベント発生済みのポイントでもイベントを起こすことができます
  つまり、闇の迷宮をクリアした直後、同じ場所を出入りすればすぐにこの
  イベンが発生するということです。

  もしくは、このあと零姫を仲間に加えに行くなら、
  零姫がいるドゥヴァンの神社で一緒にこのイベントを見ても良いでしょう。


イルドゥン 「少しはシャキっとしろ! 見ていて歯がゆいぞ!」

アセルス 「イルドゥン! 戻ってきたの!?」

イルドゥン 「これからどうするかはお前自身で決めろ。
もう少し付き合ってやる」


唐突にデレるイルドゥンw ( *´艸`)

なぜ彼がここで急にアセルスに味方しようと思ったのかは分かりません。
もしかしたら、彼自身気付かぬうちにアセルスの魅力の虜になっていたのか……。
  アセルスに流れるオルロワージュの血には、万物を魅了する力がありますから
  ね…。


ともあれ、これで離脱していた全ての仲間がパーティに復帰しました(白薔薇以外)