アセルス編 メインシナリオ(その10)

針の城上部の敵が出る通路を進んでいきます。

  前回の記事で書いたとおり、
  この通路でアセルスの妖魔武具にモンスを憑依させたり、
  また、通路上にジーナの救出ポイントもありますので、救出したりしながら、
  見たいエンディングルートになるように調整すると良いです。


エンディング分岐条件

エンディングA
  ・ジーナを救出する
  ・アセルスの妖魔の剣と妖魔の具足に何も憑依させていない。

エンディングB
  ・エンディングAとCどちらの条件も満たしていない

エンディングC
  ・ジーナを救出しない
  ・アセルスの妖魔の具足にモンスターを憑依させている。



まずは通路を道なりに進んでいきましょう。
  ほぼ一本道なので迷うことはありません。

途中、大きな窓のある屋内(洞窟みたいな)場所を通りますが、一旦通過。

次のマップで、窓の前に“巨人系シンボル”が立っているのが見えます。


ジーナ救出イベント

ジーナ救出イベントはこの巨人を倒すことから始まります。
  エンディングAを目指す場合は戦います。
  それ以外のルートの場合は無視してOKです。(倒しても良い)

BOSS  『巨人
  巨人系ランク9のモンスターです。
  グランドヒット、烈風撃など強力な攻撃を使う上にHPが多い強敵ですが、
  気絶や石化に対して耐性がありません。
  気絶や石化効果のあるスキルで瞬殺するのがベストです。
    時の君の「時間蝕」や、ゾズマの「呪殺」などが成功率が高く便利。
    他にも零姫の「コカトリス」や、魔術「インプロージョン」、
    剣技「デッドエンド」、体術「ジャイアントスイング」なども有効です。


巨人を倒したら、巨人の背後にあった窓を開けることができます。
窓を開けて、一旦来た道を戻ると先ほど、窓のあった洞窟の中が明るくなっており、左奥に先ほどは見えなかった新しい扉が発見できるはずです。

この扉に入って、中にいるボスを倒すとジーナ救出完了になります。
  エンディングAを目指している場合は必ず救出。
  エンディングCを目指している場合は、救出してはいけません。


BOSS  『グリフォン(大)
  通常出現するグリフォンより一回り以上大きなグリフォン
  HPのみボス補正がかかって通常の数倍になっていますが、
  攻撃方法や攻撃力などは通常の小さなグリフォンと大差ありません。

  敵は特に弱点もなく、また敵の攻撃も無効化できるものは少ないので、
  純粋に力押しでの戦いになります。
  HPが多いので多少戦いは長引くかもしれませんが、秘術「盾」を使って味方
  の防御力を上げておけば特に苦戦することはないはずです。


  ちなみにこのグリフォン(大)は、妖魔武具に憑依させると
  “CHA以外の全ステータス+25”という凄まじいステボーナスを発揮します。
  さらに妖魔の剣に憑依させた場合は最強の憑依能力の一つである「グリフィス
  スクラッチ」を使えるという完璧さ。
  余裕があれば憑依を狙ってみるのも良いでしょう。


グリフォンを倒すと、グリフォンの体内からジーナが現れます。

アセルス 「ジーナ! 君だったのか!?」

ジーナ 「アセルスさま…? 本当にアセルスさまだ!!」

ジーナ: このとき私は、奇跡というものの存在を実感しました。


アセルス 「ジーナ、大丈夫かい?」

ジーナ 「はい、私は大丈夫です」

アセルス 「オルロワージュにヒドイことされたね」


ジーナ 「いいえ、私をここへ連れてきたのも、
化け物の中に封じ込めたのも御城主様ではありません…」

アセルス 「え? オルロワージュじゃない…?」

ジーナ 「あれは、確かラスタバン様……」


アセルス 「どうしてラスタバンが…?
イルドゥン、説明してくれ」

イルドゥン 「――Σ(~Д~;)!? 急に説明しろと言われても……」


イルドゥン 「セアトとの一件以来、あいつの行動は理解できん」

イルドゥン 「セアトを挑発したり、娘をさらったり、
まるでラスタバンらしくない。
セアトにやられたのも、あるいは……」
 

ジーナを救い出したアセルス。
ジーナの口から、彼女をさらった犯人がラスタバンであることを知らされます。

イルドゥンすら困惑するラスタバンの奇妙な行動。
ラスタバンには何か、彼にしか分からない思惑があるというのでしょうか……。

とりあえず、これでジーナ救出イベントは完了です。


ジーナを救出した場合でも、しなかった場合でも、
巨人がいた場所からさらに先に進むと、大きな扉の前に出ます。

この扉の中が、アセルスが以前セアトに刺されたあのバルコニーです。
  この扉は一方通行なので、ここで一応セーブしておきましょう。

  と言っても、バルコニーの左奥にはシナリオ冒頭で使ったワープ装置があり、
  このワープ装置も一方通行で針の城外周まで戻ることができますので、
  いつでも引き返すことは可能です。
    もちろん、ワープ装置で外周まで戻った場合は、また巨人のいる通路を
    通ってくる必要があります。



バルコニーを右へ通過。
  ここから先に進むとエンディングが決定されます。
  (厳密にはラスタバンと会話して時点でエンディング決定)

階段の部屋に出るので、それを進むと――、

セアト: 吸わせろ…  貴様を吸えば……  復活……

ちゅー(ノ ~ 3~)ノ

BOSS  『影騎士セアトソニックバット2体』
  まさかの亡霊セアト登場。
  一度は消滅したかと思われたセアトですが、執念でまだこの世にしがみついて
  いたようです。
    でも、前回登場したときより、外見もスマートになっていて、
    むしろこっちの方がセアトらしいビジュアルだと思いますw

  一緒にでてくるソニックバットは倒しても復活します。
  セアトを集中攻撃して倒すしかありません。

  セアトの攻撃は「リーパー」「エクトプラズムネット」などの気絶攻撃が厄介。
  また、ソニックバットは音波属性の「超音波」を多用します。

  なので、味方パーティには、気絶耐性のあるアクセサリ「ブラッドチャリス」
  や、音波耐性のある「精霊銀の小手orピアス」などを装備させておきましょう。

  気絶と音波を防げれば、他の攻撃はそれほど怖くありません。
  あとは力押しで勝てるはずです。



アセルスは再びセアトを撃退。
今度こそセアトは完全に消滅してしまいます。

ゾズマ 「まったく、見苦しい妖魔だったね」

アセルス 「そういう言い方はやめろよ。
あいつはあいつなりに必死だった。私はそう思う」
(エンディングAルートの場合のみ発言)



さらに次は――、

金獅子姫 「来ましたね、アセルスどの。
貴方ならそうするだろうと思っていました」

アセルス 「獅子姫、どうしてあなたと戦わなければいけないの?
私の目指すところは一つ! あなたではないわ!」

金獅子姫 「互いに言葉を交わす時は過ぎました。
今は戦いで決着をつけるときです。
今度は全力であなたを倒す!!」

アセルス 「獅子姫……」

BOSS  『金獅子姫
  金獅子姫との再戦。
  獅子姫は以前と同様、剣技や憑依能力を使って攻撃してきます。

  強力なカウンター技「かすみ青眼」も健在ですし、
  前回はあまり脅威にならなかった憑依能力も「グリフィススクラッチ」や
  「クリスタライザ」など強力なものに変わっています。
  攻撃面はさらにパワーアップしたと言っても良いでしょう。

  一方、幸いなことにHPは前回と一緒です。
  (もちろん、戦闘回数によるボス補正があるので、実際には以前より増えて
   いる場合がありますが)
  シナリオ終盤で戦う相手としては格段にHPが少ないと言えます。

  攻略方法は以前戦ったときと同じです。
  相変わらずカウンター技「かすみ青眼」が怖いので、銃や術、投げ系体術など
  を使って攻撃します。
  味方も以前戦ったときより強力な技を閃いているはずですから、こちらも全力
  を出せば戦闘はかなり短く終わるでしょう。


金獅子姫を倒すと、彼女の持っていた剣「金獅子の剣」だけが残ります。
この剣はサガフロ内において最高の攻撃力をもつ最強の剣です。




さらに進むと、次はラスタバンが待っています。
 

ラスタバン 「お帰りをお待ちしておりました、アセルス様。
今こそオルロワージュ様を倒し、この城の主となるときです」


彼に対するアセルスの返答は、どのエンディングルートを選択したかによって変化します。

エンディングBの場合、アセルスは「針の城の主になるつもりはない」としつつも、オルロワージュとの決着はつけなければと返答します。

エンディングCの場合、意外とアセルスも城の主となることに乗り気ですw

どちらの場合も、アセルスがオルロワージュを倒す意思にはかわりないため、ラスタバンの思惑と一致。
ラスタバンは餞別としてアセルスに「冥帝の鎧」をくれます。
  ラスタバンとのイベントは会話だけで終了です。


一方、エンディングAのルートで来ていた場合、
アセルスはジーナから彼女をさらった犯人がラスタバンであることを知らされているため、アセルスはラスタバンにその真意を問いただします。

アセルス 「ラスタバン、あなたの企みは知っている。
オルロワージュを倒す道具として私を利用するつもりだね?
私は私の意思であの人を倒す。
あなたの野望とは無関係よ」

ラスタバン 「貴方と共に新たなる妖魔の王国を築きたいと、
そう願う私の意図は理解していただけないということですか?」

アセルス 「私はあの人のようにはならない!
針の城の主になどなるものか!」

ラスタバン 「……ならば、貴方の力を奪い、私自身の手で王国を築くのみ」


BOSS  『黒騎士ラスタバン
  エンディングAルートではラスタバンと戦闘になります。
  セアトに力を奪われたとは思えないくらいの強敵です。
    って言うか、本当にセアトはラスタバンから力を奪えたのか?
    なんか違うもの奪ったんじゃないのか? ……“自制心”とか?w

  ラスタバンの主な攻撃方法のうち厄介なのは、
  全体攻撃の「聖歌」、範囲攻撃の「タイタスウェイブ」
  毒・バーサーカー・石化の状態異常を起こす「セレクション」などです。

  このうち「聖歌」と「タイタスウェイブ」は、音波耐性のある防具「精霊銀の
  小手orピアス」を装備することで防ぐことができます。
  この2つを防げば、敵のダメージ源は単体攻撃技のみになるのでかなり楽に
  なるはずです。

  「セレクション」はダメージを与える効果はありませんが、高確率で状態異常
  を発生させる嫌らしい技。
  幸い単体攻撃なので、丁寧に秘術「杯」で治療して対処すると良いでしょう。
    また、石化は印術「解放のルーン」で予防することもできます。
    毒は印術「活力のルーン」の自動HP回復でダメージを軽減。
    バーサーカーには特に有効な対策はありませんが、メサルティム以外の
    妖魔キャラはもともとバーサーカーに耐性があるので、妖魔中心にパー
    ティを組むと良いかもしれません。
  まぁ、いずれの状態異常も即座に致命傷になるものではないので、落ち着いて
  治療すれば大丈夫です。

  ラスタバンはこれまで登場したボスの中でも格段に高いHPを持っています。
    なんと、影騎士セアトの約1.5倍! (~□~;)
  長期戦になりますが、音波耐性と地道な回復魔法があればそれほど苦戦せず
  に勝てるはずです。
    倒すと「冥帝の鎧」が入手できます。

 
アセルスに野望を否定され、倒されたラスタバンは消滅します。


イルドゥン 「ラスタバン…、何がお前を狂わせたのだ……」

アセルス 「イルドゥン……」

イルドゥン 「こうなれば、貴様の行く道を最後まで共に進むしかあるまい」




ラスタバンとのイベントを終え、
さらに進むと薔薇の形の足場のうえを通過します。

イルドゥン 「この先はオルロワージュ様の領域。よく考えろ」

よく考えろ。
つまり、覚悟を決めろってことですね。