アセルス編 メインシナリオ(その11)

いよいよオルロワージュとの決戦です。
準備を整えて先に進みましょう。

  準備は基本的にラスタバン戦のときと同じでOKです。
  音波耐性のある防具と、状態異常への対策として秘術「杯」や印術「解放の
  ルーン」を用意しておきます。

  また、パーティメンバーにはできればメサルティムを入れておきましょう。
  他の妖魔キャラも主力にできるくらい育成ができているなら優先的に採用する
  と良いです



 
 
オルロワージュ 「我にひれ伏すため戻ったか、娘よ」

 

エンディングルートAの場合

アセルス 「私の中の妖魔の血。
これを浄化するためには、貴方を倒すしかない」

オルロワージュ 「やはり人間は人間か。つまらぬな」

アセルス 「貴方にとっては人間も妖魔もつまらない存在でしょう。
でもみんな、生きている。
血の色が赤でも、青色でも、生きているんだ!」

オルロワージュ 「ありふれた物言いだな。もはや飽いた」


  結局、ジーナをさらったのはオルロワじゃなかったですからね。
  真の黒幕はラスタバンだったので、オルロワはそのついでで倒されるような
  展開に……w
  それにしてもアセルス、白薔薇の件はもう良いの? (~▽~;)


 
エンディングルートBの場合

アセルス「私は私。妖魔の血が混ざってもそれは変わらない。
妖魔からは半人とバカにされ、
人間からは半妖と蔑まれたけれど、
それでも私は自分が好き。それで良いんだってわかったわ。
苦しんだり、悩んだりすることも、それも私なの。
だから、これからもこの運命と共に生きていく。

私がここに来たのは、それを言いたかったから。
それじゃ、また。
もう会うことはないでしょうけど」

立ち去ろうとするアセルス

オルロワージュ 「待てぃ!」

オルロワージュ 「我が血を受けた者の言うことがそれか。
全てを支配する血を得ておきながら、
そのような情けないことを言うつもりなのか。
もっと欲望のままに生きよ。
己に関わる全てを支配せよ。
貴様の苦悩を、恐怖を、周囲にまき散らせ。
運命に生きるとはそういうことだ」

アセルス 「あっそ。やりたきゃご自分でどうぞ。
私は貴方のコピーじゃないわ」

オルロワージュ 「……やはり、人間に血を与えたのは間違いであったな。
とんだ失敗作が出来上がったものだ。
この過ちは消去せねばなるまい……」


  わざわざ煽りにきたアセルスw
  オルロワを倒すつもりはなく、決別を告げにきただけのようですが、
  このまま帰ったらラスタバンにめっちゃ怒られるぞw 冥帝の鎧もらったしw

 

エンディングルートCの場合

アセルス「悟ったわ。私はもう人間としては生きられない。
ならば、妖魔として生きるだけ。
そのために、貴方と決着をつける」

オルロワージュ 「私に取って代わろうというのか。
この私に挑む者が現れるとはな!
来るがよい、娘よ。 手加減は無しだ!
これでこそ、お前に血を与えた甲斐があった!」

  オルロワくん大興奮w
  オルロワはこのルートのときが一番嬉しそうな気がしますw
  妖魔の世界は長らく彼の一強状態。誰も彼に逆らえない状態でしたから、
  そういう意味では彼も今の妖魔世界に退屈していたのかもしれません。
  自分に匹敵する存在となって帰ってきた娘にドキドキが隠せないようですw

オルロワ 「お父さんに立派に成長したお前を見せておくれ!」(威圧感



LAST BOSS  『オルロワージュ
  いよいよオルロワージュとの決戦。
  オルロワージュは序盤は比較的ゆるやかな攻撃しかしてきませんが、
  HPが減るごとに攻撃パターンが変化し、最後は怒涛の多重攻撃を放ってき
  ます。

【第1段階】
戦闘開始時の状態。攻撃がゆるやかで特に危険はありません。

オルロワージュは毎ターン、3人の使い魔のうち1匹を召喚し、攻撃させます。
使い魔は、
  サルのような外見の「野生」 電撃・熱・音波属性の攻撃を使う
  仮面のような外見の「知恵」 催眠や幻夢の一撃を使う
  騎士のような外見の「疾風」 翼・竜巻などの攻撃を使う

ご覧のとおり、使い魔の攻撃はそれほど強力なものはありません。
「精霊銀の腕輪」を装備しておけば音波は無効化できますし、電撃や熱のダメージも軽減できます。


この段階で、味方に十分な補助魔法を施しておきましょう。
秘術「盾」や印術「活力のルーン」「勝利のルーン」はもちろんのこと、
睡眠・石化を予防できる印術「解放のルーン」も必ず全員にかけておきます。


【第2段階】
オルロワージュのHPが4/5以下になると、この段階に変化。

背景にある3枚の寵姫の肖像画が輝く(微笑む)ようになり、
使い魔の攻撃に支援効果を与えます。

  左の肖像画  : 使い魔のステータスを強化 =ダメージUP
  中央の肖像画: 使い魔の使う攻撃を、全体攻撃系の強力なものに変更
  右の肖像画  : 使い魔の行動回数を3回に増やす

左の肖像は多少ダメージUPする程度なので、あまり怖くありません。
怖いのは中央と右の肖像画です。
どちらも攻撃範囲や攻撃回数が増加するため、複数の味方が被害を受けます。
サガフロではパーティ全体を回復するスキルが少ないため、1ターンで複数人が傷つくとその後の回復がとても大変なのです。

特に恐ろしいのが、“中央の肖像画+使い魔「疾風」”の組み合わせで、
攻撃が全体化した疾風は、翼が「強風」に、竜巻が「磁気嵐」に変化します。
どちらも最強クラスの攻撃力を持つ全体攻撃スキルです。
  「強風」の方は盾回避できるのでまだマシですが、
  「磁気嵐」はデュラハンの盾以外では回避困難ですし、属性的にもダメージ軽
  減が難しいので、これを使われたらもう純粋に耐えるしかありません。

まぁ、この辺りは肖像画と使い魔の組み合わせ次第なので、よほど運が悪くない限りは何とかなるはず。
  逆に言えば左の肖像画が笑ったときは、敵の攻撃は軽いのでここで回復した
  り、一気に攻撃したりすると良いです。
  中央や右の肖像画が笑ったときに、味方パーティの消耗が激しいようなら、
  防御して耐えるのも悪くありません。
第1段階で秘術「盾」や印術「活力のルーン」を使っておけば、ダメージを受けた後の回復もだいぶやりやすくなるので頑張りましょう。


【第3段階】
オルロワージュのHPが2/5以下になると、この段階に変化。

3人の使い魔が常時出現しているようになり、
さらにこの段階ではとうとうオルロワージュも攻撃参加。
  オルロワージュは「三人の寵姫」という超強力な全体攻撃技や、
  毒・バーサーカー・石化の状態異常を起こす「セレクション」を使います。

敵の行動は2パターンで、
「三人の寵姫」で攻撃するパターン(このとき使い魔は行動しない)と、
使い魔3匹がそれぞれ攻撃し、さらにオルロワが「セレクション」を使うパターン。

この段階ではもう背景の肖像画は笑わなくなっていますが、
しかし言ってみれば、「三人の寵姫」は2段階目の中央+疾風の「磁気嵐」をさらに強化したようなもの、
「使い魔3匹+セレクション」も2段階目の右の肖像画の効果にセレクションを追加したようなものです……。 ( (~□~;) )ガクガク

とりあえず、「セレクション」による状態異常については、
石化は印術「解放のルーン」で予防、毒も印術「活力のルーン」で軽減できるので、第1段階のときにしっかり対策しておけば大丈夫なはず。
味方の妖魔キャラはバーサーカーの状態異常に対して耐性があるので、妖魔メインのパーティを組んでいるならこれも問題ないでしょう。
まぁ、状態異常にかかってしまったら秘術「杯」で治療できます。
焦らず騒がず対処すればセレクションはそれほど怖い攻撃ではありません。

むしろ問題は、全体攻撃や複数回攻撃によって味方のHPがゴリゴリ削られること。
敵の攻撃はどちらのパターンでも味方複数人が攻撃されるので、下手をすると回復だけで手一杯になってしまいます。

ここは貴重な全体回復スキルである、メサルティムの「生命の雨」に頼るのが得策です。
「生命の雨」は発動時にLPを消費してしまいますが、メサ子本人以外の全員のHPをほぼ全回復することができます。

第3段階までくればオルロワのHPは残り僅かです。
あまり回復だけにこだわり過ぎず、多少強引にでも攻撃しまくって一気に終わらせた方が楽だと思います。



オルロワを倒せばエンディングです。

ここまでアセルスの歩んできた道に応じて、3種類の結末が彼女を待っています。