「夜ノヤッターマン」 最終夜 その1


 最終夜 「夜明け」 

夜ノヤッターマン』もいよいよ最終回。

前回、一度はドクロベエによって監禁されるも、
記憶を取り戻したゴロー将軍の尊い犠牲によってドクロベエ城(仮名)を脱出したドロンボー一味。

逃走のために奪った『ヤッターコウノトリ』も何だかんだドクロベエ砲(仮名)で撃ち落とされ、
脱出によって失った犠牲は大きかったのでした。


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服も犠牲になったのだ・・・

  開幕まっぱw
  チャンスやいなや脱いでいくスタイル。それが新生ドロンボー


レパード 「ヤッターマンじゃなかった…、
ドクロベエだった。

つまらない復讐のためにたくさんの人を、
苦しめ、 傷つけ、 悲しませて、

――絶対に、許さない!」


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レパード 「このヤッターキングダムに逃げる場所なんてない。
――戦うしかない!」


ヴォル 「やりましょう

ゴリス 「やるでまんねん」


ガリナ 「うん、戦おう!」

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ガリナ 「だけど――、
だけど、僕たちの力だけじゃどうにもならないよ。

たくさんのヤッター兵に、十二神将、ヤッターメカ……」


敵の規模は強大。
メトロポリスに辿り着き、最終回を迎えてなお、ドロンボー一味とヤッターマンドクロベエ)との戦力差は何も縮まってなどいないのでした。

ガリナ 「大切なものは目に見えない……」

ガリナ 「大切なのは――、
ヤッターキングダムに住むみんな、
みんなの“心”」

ガリナ 「みんな、ヤッターマンに苦しめられても、
その苦しみや悲しみから目を逸らして生きてる。
その“心”から変えていかないと……ッ!」


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それ、もしかして、わらわのこと言っとるのかえ?)


虐げられている民衆一人一人が立ち上がってこそ、それがドクロベエを倒す力になる。

そう、ガリナは力説するのでした。


レパード 「伝えよう、真実を。
真実を伝えて、
みんなを立ち上がらせるんだよ!」




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さっそく行動w
行動が早けりゃ、自転車も速いぞ! ドロンボー一味!
 
 
レパード 「みんな、聞いてー!
ヤッターマンドクロベエだったんだよーー!!」


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ヤッター十二神将 「ヤッターマン様をドクロベエ扱いするとは、
許しがたいナリィ!」



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ガリナ 「ここではみんな、ドロンボーを悪人だと思ってる。
ドロンジョちゃんたちがいくら訴えても、
誰も信じてはくれないんだ……」


  じゃあ、やらせるなよw (;~▽~)ノ☆ペチン!




\どうして、誰も話聞いてくれないの!?/
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レパード 「わたしたちがドロンボーだから!?」

ヴォル 「私たち、完璧に悪人として語り継がれてますからねぇ…」


レパード 「だったら――!
だったら、誰の話なら聞いてくれるのよ……?」




ガリナ 「誰かが世界を変えなきゃいけない」

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ガリナ 「今、それができるのは僕たちだけだ・・・」



ガリナ 「アル、わかっているんだろ?
見たくないものでも、見なくちゃいけない時があるんだ」


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(ヤダ。 ここまで“見えないキャラ”で来たんだもん。
最終回もこのキャラのままいくんだもん)


現実を見なきゃいけない。

そうアルエットに迫るガリナ。


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ガリナ 「ぼくらがヤッターマンになろう。
ヤッターマンの話なら、みんな聞いてくれる…!

ぼくがヤッターマン1号「ガンちゃん」になる。
アルがヤッターマン2号「アイちゃん」になるんだ」



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ガリナ 「これは、ドロンジョちゃんたちにやらせるわけにはいかない。
彼らは誇りあるドロンボーの子孫なのだから。

これは僕たち2人がやらなきゃいけないことだ」





ガリナ 「アル、いつまでも逃げてはいられないよ。

アルのパパも、ママも、ワンも、死んだんだ」


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ガリナ 「アルと同じ悲しみを、
もう誰も抱かなくて良いようにしよう。

悲しいことがあっても、いつか良いことがある、
いつか幸せになれるって、
みんなに伝えよう。

ぼくたちがドロンジョちゃんに会ってそう気付いたように、
そのことを皆に教えてあげるんだ」


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「アルエットの名前は、『ヒバリ』。春を告げる鳥。
ぼくの名はガリナ、『ニワトリ』。朝を告げる鳥。

ぼくたち2人で、キングダムのみんなに春の夜明けを告げに行こう」



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アルエット 「………うん」




  お? おぉ、おぉ、アルエット、「うん…」って言った? (~▽~;)

  ガリナの説得が成功したっぽいけど、なんかスゴい勢いだったw
  これ、私だったらたぶん↓こんな反応になっちゃうなw

    「誰かが世界を変えるんだ」  →分かる

     「僕たち2人でやろう」    →まぁ、分かる

      「僕らがヤッターマンだ!」   →ん? (~ー~;)

       「パパもママもワンも死んだ」 →  Σ(~□~;)

        「僕はニワトリ」         → Σ(~□~;) 
                       (さっきのショックがデカすぎて思考停止中



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翌朝  反撃の準備


翌朝、再び反撃のために動き始めるドロンボー一味。

ヴォルは撃墜されたヤッターコウノトリを材料に、別のメカへと作り直します。

  ヴォルが前回メカを作ったのはもう1ヶ月以上も前のこと。 腕がなまってないか心配ですw



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レパード 「わたし、ママから聞いて、
ヤッターマンは正義のヒーロー”
ヤッターキングダムは天国のようなところ” だと思ってた」

 
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レパード 「だから――、ガッちゃんとアルエットが
ヤッターマンをやってくれるなら、私は嬉しい。

きっと、ヤッターキングダムも天国みたいになるね」


昨夜のガリナたちの話をこっそり聞いていたレパード。
アルエットのことを元気づけようと、2人がヤッターマンになることを明るく応援してみせます。

しかし、2人がヤッターマンになるということは……、


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アルエット 「ドロンジョちゃん♪」



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アルエット 「ドロンジョちゃん?」

レパード 「そう、だよ…」
 
 
アルエットの目を覆っていた闇が晴れ、その視界にこの世で一番かわいい生き物が映ります。

現実から目をそらさない決意を固めた今、ようやくアルエットの目がまた見えるようになったのでした。


  そう言えば、鳥は生まれて最初に見たものを親だと思いこむ、なんて話がありますね。

  親を亡くしたアルエット(ひばり)が最初に見たものは……、



レパード 「準備は良いかい?」

ガリナ 「しっかりやろう!」

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一同 「オーー!!」


再び夜を待ち、いよいよ決行のときを迎えた。
一味は円陣を組み、最後の気合を入れる。


ここから先、レパードたちとガリナ・アルエットは別行動だ。
ガリナとアルエットがヤッターマンを名乗って街に戻れば、十二神将やヤッター兵が二人を狙って動き出すだろう。
それをレパードたちがドロンボーメカで食い止めるという作戦だった。

作戦前に5人で会えるのはこれが最後、
そして――、

ヴォル 「本当に、良いんですか?」

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ゴリス 「2人がヤッターマンになるっちゅうことは、」

レパード 「分かってるよ……」


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レパード 「ドロンボーヤッターマンは敵同士。
ドクロベエを倒しても、
私たちと一緒にいたら、また皆に信じてもらえなくなる。


……だから、もう会えない。


ヤッターマンにはヒーローであり続けてもらわないとね」


ヤッターマンヤッターマンであるために。

これがお別れ。


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レパード 「ガッちゃん!」
 
ガリナ 「ん? 何か言った?」


レパード 「わ、わたし、ガッちゃんのこと…、ずっと……、


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レパード 「ガッちゃん! しっかりやるんだよっ!!



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あらほらさっさーー!
 



 


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(グッバイ、アディオス、さようなら……)





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