5分で分かる タクティクスオウガの情勢・人物関係


タクティクス・オウガは、
小さな島で起きた民族紛争を描いた物語である


えーっと、ぶっちゃけ言うと、
私が初めてこのゲームをプレイしたときは、ストーリーが全く分からなかったですw

  ただただ、自由度の高いキャラ育成と、シンプルで軽快なバトルの面白さに
  どハマりして何週もプレイしましたが、
  ストーリーはさっぱり分かってませんでしたw (>ω<)てへーw

と言うのもねタクティクスオウガは『民族紛争』がテーマであるにも関わらず、
登場する3つの民族の“見た目”が一緒ですし、
○○人は力が強い!とか、 ××人は魔法が上手い!なんて性能差もないので、
しっかり意識して誰が何民族か憶えていかないとすぐ分かんなくなっちゃうんですよねw

しかも、各民族同士は一枚岩じゃなくて、
民族の内部でも権力闘争とかでわちゃわちゃしてる。

だから、こう、

「誰と誰が何人で…、 誰と誰が敵対してて…、
え? 新キャラ? 誰それ? 何人!? (~Д~;)わ、私は何人ですか? 」

って感じになっちゃうw


しかも、そんなチンプンカンプンな状態でもクリアはできちゃうっていうねw
 
主人公デニムの率いる軍団は、どの民族でもウェルカム・ウェルカムのフリーダム多民族集団だし、
軍団の中で民族同士、喧嘩しちゃうこともないw

イベントでは各陣営のお偉いさんが、
  「えぇぃ、○○人め、生意気なァァァ! (#~□~)ノシ 」とか、
    「××人め、なぜ動かぬ…… (~へ~;)むむむ… ←何がむむむだ
とか、大ハッスルしてらっしゃいますが、

なぜかデニム軍はそういう情勢にほとんど巻き込まれない、
巻き込まれないというか、デニムやお偉いさんが「次はどこそこを狙うのだ」と次の攻略目標を指示してくれるので、プレイヤー自身が民族情勢を読んで戦略を練ったりする必要がないのですね。
だから、民族について考える必要がほとんどないw


つまり、タクティクスオウガは民族紛争のストーリーでありながら、
プレイヤーが民族を意識しなくてもクリアできるような形になっているわけです。

意図してそうしたのか、偶然そうなったのかは分かりませんが、
お陰で、プレイヤーはすごくシンプルにこのゲームを楽しむことができます。

  逆にこれ、民族性や民族間の政治情勢が攻略要素に関わる物凄く重要な
  ものになっていたら、
  ゲーム的には初心者お断りのマニアックな内容になっていたと思います。

  例えば、シミュレーション三国志とか、
  好きな人は超ハマるけど、万人受けではないじゃない?

  でも逆に三國無双は、三国志のこと全然知らなくても、
  バトルだけでちゃんと面白い。 ストーリーが分かればもっと面白い♪


うん。 なんかそういうゲームなの、これ (~ω~*)  (急に適当になって終わるw



 
というわけで、
クリアするだけなら完全スルーでも無問題なこのゲームのストーリー部分をもっと楽しむために、

ぱぱっとまとめたいと思います。



物語の舞台 「ヴァレリア島」

こう、地図がある。
これが物語の舞台、ヴァレリア島? みたいな?

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相争う、3つの民族

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ヴァレリア島には主に3つの人種が住んでいる。

元々、この島を支配していた貴族層の 「バクラム人
  島の北東に王都ハイムがあるので、その近辺を勢力圏にしている。

そして島民の約7割を占める 「ガルガスタン人
  島の西側をほぼ制圧

そして、島民の約1割程度しかいない、少数民族 「ウォルスタ人
  島の南側に細々と生活しており、
  ガルガスタン人によって奴隷同然に捕らえられている人も多い



つまり、このヴァレリア島の内紛は、

主に貴族である「バクラム人」に対して、民衆である「ガルガスタン人」が反乱を起こしている独立戦争なのです。


ガルガスタン人 「もう、貴族の言いなりになるのはウンザリだ!
(~Д~ )ノ 貴族を倒せー!」

バクラム人 「みみみみ、民衆が反乱じゃと!?
すぐに暴動を鎮圧するのじゃ!? (~□~;)はわわ…


で、その独立運動とは無関係に、ただただ差別されている「ウォルスタ人
  ウォルスタ人は人数の少なさゆえに島内での立場が弱く、
  特にガルガスタン人から激しく虐げられています。

なので、ガルガスタン人がバクラム人との戦いで手一杯になっている今、
この混乱に便乗して自分たちもガルガスタンの支配から逃れようとしている。
そういう立場関係になっています。


支配              差別  
バクラム人  →→  ガルガスタン人  →→  ウォルスタ人
 


倒したい               倒したい  
バクラム人  ←←  ガルガスタン人  ←←  ウォルスタ人



介入してくる大陸の勢力

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なんか、こう、わーって来てるの。外国が。

島民の7割はガルガスタン人ですから、
普通に島民同士で戦えばガルガスタンの圧勝です。

そこで、貴族階級であるバクラム人はその人脈を生かして、島の外の国に援軍を要請しました。
それに応えて島に現れたのが“ローディス教国”の『暗黒騎士団』です。
 
バクラムの王様 「民衆が反乱してるの! 助けて! ( ノTT)ノ 」

ローディスの王様 「良いよー d(^―^ ) 暗黒騎士団送るねー」

この暗黒騎士団のお陰で、
バクラム人は数の不利を覆し、ガルガスタン人と互角に戦っております。



また、上記の暗黒騎士団とは別件で、
ゼノビア」というのもヴァレリア島に来ています。

彼らは誰に呼ばれたわけでもなく、
(建前上は)自分たちの国「ゼノビア王国」で罪を犯したために島流しにされてきた人たちです。
元は『ゼノビア聖騎士団』に所属する騎士たちでした。

たまたま、島の南側に流れ着いたため、ウォルスタ人と合流。
彼らに力を貸すことになります。
ウォルスタ人にとっては非常にラッキーな出会いだったと言えますね。

  ウォルスタ人 「つまり、川で洗濯してたら、どんぶらこどんぶらこ。
            流れてきた桃太郎がガルガスタンと戦ってくれる。
            そういう展開ですね? ヽ(~▽~)ノ やったー!」

聖騎士ランスロット → 桃太郎
 白騎士ミルディン → 犬  ,
 白騎士ギルダス → ゴリラ
    カノープス → トリ

  占星術師ウォーレン → おじいさん
      魔女デネブ → ばばあ

「俺はトリじゃねぇ! ヽ(`Д´#)ノ 」 カノープス
「誰がババアよ! ヽ(TT#)ノ 」 デネブ
 


というわけで、島の勢力状況は以上のような感じになっています。

多数派ガルガスタンの圧勝かと思いきや、
大陸からきた2つの騎士団の影響で、なんだかんだ良い勝負になっているというわけです。

  まぁ、ウォルスタ人は少数ですし、手助けしてくれるゼノビア騎士も正規兵
  ではなく数人だけなので、
  3勢力の中では一番劣勢です。


デニムが所属するのは 「ウォルスタ」

で、その一番弱いウォルスタに、我らが主人公『デニム』がいます。

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  まぁ、当然ですね。
  強い方の勢力にいたら、そのまま力攻めでゲーム終わっちゃうからw



では、次回からは、
  各勢力の主要な人物関係なども見ていきたいと思います (~▽~*)


(5分でわかる記事なので、ここまでを1分くらいで読んで下さい)
(待てw