ストーンファング坑道(1)
巨大な坑道を擁する穴掘り人たちの都
かつてボーレタリア戦士を支えた頑固で勤勉な
穴掘り人たちの多くはソウルを奪われ
思考する力を失ってなおただ黙々と、無意味な作業を続けている
ストーンファング坑道の第1ステージ。
難易度的にはラトリアの塔1と並んで、王城1の次くらいに攻略すると良い程度である。
王城1と同様に、盾をしっかり使いながらの立ち回りが求められると共に、それに加えてこのステージでは「敵の防御相性」というものが大きな特徴となっている。
このステージに登場する敵は特定の攻撃属性に対してのみ弱く、それ以外の攻撃属性のダメージは大幅軽減されてしまう。
敵に合わせて攻撃属性、つまり武器を使い分けることの重要性を学ぶためのステージと言えるだろう。
【有効な装備】
○魔法or刺突属性の武器
このステージに登場する主な敵である鱗肌工夫は魔法・刺突属性が弱点。
そしてそれ以外の属性に対しては非常に強いため、
単に魔法・刺突属性が効きやすいという以上に、これらの属性武器がなければ攻略自体の難易度
が大きく変わるほどの違いがある。
1周目など、まだ所有している武器が充実していない時であれば、王城1で購入できるショート
スピア、王城2で拾えるウィングドスピアを使うと良いだろう。
スピア、王城2で拾えるウィングドスピアを使うと良いだろう。
○槍
前述のとおり、このステージでは刺突属性が有効。
それに加えて狼やサラマンダーが複数配置されている場所もあるため、盾チクが使えてリーチが
長い槍はそれらの敵に対しても非常に戦いやすい。
○性能の良い盾
このステージのボス戦は、接近戦をするなら質(受け能力・炎カット率)の良い盾が欲しい。
1周目の場合、基本的には初期装備の盾でも大丈夫だが、ウッドシールド・バックラーが初期装備
のキャラは別の盾を用意した方が良い。
ラトリアの塔1に落ちているカイトシールドを拾ってくるのが良いだろう。
○遠距離攻撃
ボス戦では魔術や弓など遠距離攻撃があればボスをほとんど一方的に倒すことができる。
炎属性は非常に効きにくいので、ソウル系の魔術が良い。
採石場ゾーン
画像クリックで拡大できます。
色の濃い方が低く、薄い方が高い。
オレンジラインの地形は高い方から低い方へ飛び降りることができる。
赤いラインは敵の巡回ルート。
【エネミー】
以下(1)~(4)はアイテム回収のみのルート。ボスを倒すだけなら行く必要はない。
(1) 結晶トカゲ
(2) 王の公吏
(3) 鱗肌工夫(素手)×2
(4) 原生デーモン (入手:色の無いデモンズソウル) ※エリア傾向が最黒の場合のみ出現
(5) 鱗肌工夫(素手)×4
(6) 鱗肌工夫(つるはし)
(7) 鱗肌工夫(素手)×6
(8) 鱗肌工夫(ふくろ) (入手:硬石の欠片×4、鋭石の欠片×4)
(9) 狼×3
(10) 王の公吏
(11) 鱗肌工夫(つるはし)
(12) 鱗肌工夫(つるはし)×2
(13) 王の公吏
(14) 鱗肌工夫(素手)×2
(15) 鱗肌工夫(ふくろ) (入手:みなぎ石の欠片×2、みなぎ石の塊×1)
(16) 鱗肌工夫(素手)×2
(17) 鱗肌工夫(ふくろ) (入手:硬石の欠片×4、硬石の大きな欠片×1)
(18) 鱗肌工夫(素手)×2
(19) 鱗肌工夫(つるはし)
【入手アイテム】
以下(a)~(e)はアイテム回収のみのルート。ボスを倒すだけなら行く必要はない。
(a) 名も無き勇者のソウル
(b) 高名な戦士のソウル
(c) 叩き潰すバトルアクス+1
(d) 儚い瞳の石
(e) 白くべたつく何か×2
(f) 硬石の塊×1、鋭石の塊×1
(g) みなぎ石の欠片×4
(h) 三日月草×4
(i) つるはし
(j) 高名な勇者のソウル
(k) エドの砥石×2
(l) 名も無き戦士のソウル
(m) 名も無き戦士のソウル
以下(s)(t)は溶鉱炉ゾーンでリフトを作動させてから行ける場所にある。
(s)みなぎ石の欠片×1
(t)高名な勇者のソウル
スタート地点ではまず「盗人の指輪」を装備していることを確認しよう。
盗人の指輪を装備しておかないと、スタート地点から先に進んだ途端、(1)結晶トカゲが逃げ始めてしまうため、貴重なトカゲ狩りのチャンスを失うことになる。
逆に、盗人の指輪を装備してさえいれば、スタート地点傍にいる商人NPCやその傍のリフトを使うぶんにはトカゲに気付かれず通行できる。
基本的にトカゲはエリアのソウル傾向が黒い状態で倒した方が良い鉱石アイテムを落としやすい。
最黒以外のときはムダに刺激しないよう近付かない方が良いだろう。
その奥にあるアイテム(a)名も無き勇者のソウルも特に急いで取る必要はないので、
トカゲ狩りをする時まで放置しておいて良い。
スタート地点付近には商人NPC「汚らしい男」がいる。
武器の強化に必要な「硬石・鋭石の欠片」を売っているので頻繁に利用することになるだろう。
また、現時点ではまだ動いていないが、商人NPCのいる場所の傍にはリフトもあり、
これはのちのち稼働させると、ボス部屋までのショートカットおよび、鍛冶屋エドのところへ行くためのルートになる。
神殿の鍛冶屋ではできない派生強化もしてくれる重要な鍛冶屋なので必ず覚えておこう。
ちなみに、リフト稼働後はわざわざリフトに乗らなくても、直接エドのいるフロアまで飛び降りて
良い。飛び降りても死なない高さだ。
リフトの軌道は「いったん上に上がって、それから下がる」というようになっているので、
エドがいる最下層のフロアまでリフトで移動すると結構時間がかかるのだ。
エドがいる最下層のフロアまでリフトで移動すると結構時間がかかるのだ。
商人NPC「汚らしい男」は、背景色と同化していて見つけにくい。
ステージ攻略は、まずは商人の目の前に続く長い直線通路を進んでいく。
なお、通路の手前には「このステージの敵には魔法・刺突が有効だ」という
公式のヒントメッセージがある。
公式のヒントメッセージがある。
建物の入り口前、開けたところまで来ると頭上から巨石が降ってくるだろう。
建物の上階にいる敵が岩を投げているのだ。
岩が当たる位置は分かりやすく、細い通路の上は安全で、開けた場所に一歩でも入ると岩の射程距離内に入る。
アイテム(e)白くべたつくなにか×2はこの投石攻撃を止めるまで拾いに行かない方が良いだろう。
白くべたつくなにかは、特に1周目のプレイ時はボスと戦うための非常に有効なアイテムだ。
これを拾うためにも、まずは投石を止めに行くと良い。
まずは投石の合間をタイミング良く通り抜けて建物の中に入ろう。
投石は2個でワンセット。(最初のみ1個単体で飛んでくるが)
2個飛んで来たらその後少し間が空くので、その隙に走って通り過ぎると良い。
建物の中に入ると、右手側に外へ出られる足場(外にはリフト)と、その傍にはハンドルがある。
ハンドルを回すと、外にあるリフトが動き出すので、岩を投げていた敵を倒しに行くことができる。
また、このハンドルは飽くまで岩を投げていた敵やおよびその周囲のアイテムを回収するためだけのもの。
投石を止めなくてもボスを倒しに行くルートには全く関係ない敵なので、面倒なら無視して左側のルートに進んでも良い。
投石停止・アイテム回収ルート
ハンドルを回してリフトを作動させたら、リフトに乗って上階へ。
上階では、リフトを降りてすぐの場所は基本的に安全だが、部屋の中に入るとすぐに(2)王の公吏の攻撃魔法が飛んでくる。
しかも公吏は部屋の外からロックオンしづらい位置にいるのが厄介だ。
まずは盾を構え(または回避の準備を整えて)部屋に入り、落ち着いて敵の位置を把握しよう。
公吏の攻撃は密着して周囲をくるくる回っていればほぼ当たらない。
遠い距離で戦おうとせず、積極的に近付いて、左右に回り込みつつバックスタブを狙っていくと楽に倒せるだろう。
公吏に接近後、あまり時間をかけていると奥にいる(3)鱗肌工夫(素手)も近付いてくるので、
できれば素早く倒したいところ。
一応、素手工夫は歩くのが非常に遅いので、殊更急がなくても余裕は十分ある。
公吏を倒したら、その奥にいる(3)鱗肌工夫(素手)も撃破する。
この工夫2人が岩を投げていた敵だ。
ちなみに、岩投げは敵の攻撃というよりもステージギミックのようなもので、
プレイヤーが特定の場所を渡っている時しか行わない。
プレイヤーが特定の場所を渡っている時しか行わない。
接近後の通常戦闘で使ってくることはないので安心して戦おう。
これで建物入り口の投石攻撃が発生しなくなった。
あとでアイテム(e)を拾いに行くと良い。
また、工夫の傍にある(c)叩き潰すバトルアクス+1も1周目なら即戦力になる武器だ。
直剣・斧・槌の両手持ち弱攻撃は敵をのけぞらせやすく、連続ヒットさせやすい。
所有武器の手薄な序盤は特に、公吏との戦いに向いた貴重な武器と言える。
リフトを一番下に降りたところにもアイテム(d)が落ちているが、
さらに、エリアのソウル傾向が最黒の場合は(4)原生デーモンも出現する。
これでこのリフト周辺でやるべきことは終了。
ステージ攻略ルートに戻る。
通常ルート
建物の中を進んでいくと(5)鱗肌工夫(素手)×4と(6)鱗肌工夫(つるはし)がいる。
素手の工夫は基本的には座り込んで動かず、プレイヤーが近付いても攻撃してこない。
しかし仲間が攻撃されると一斉に立ち上がって臨戦態勢に入るという特徴がある。
無視して進んでも良いように見えるが、そうすると深入りしたうえでうっかり敵対した場合など
に取り囲まれる危険がある。
に取り囲まれる危険がある。
できれば手前から順に倒していき、背後に残さない方が良いだろう。
バックスタブなど一撃で倒せば他の工夫を怒らせずに倒すことができる。
まずは進路上、左手前にいる2体を先に倒す。
そして次に(6)のつるはし工夫を倒す。
つるはし工夫は素手工夫と違って好戦的なため、プレイヤーを見つけると積極的に攻撃してくる。
つるはし工夫は攻撃力が高く、また攻撃モーションに鉄壁効果(攻撃を受けてもひるまない)が
付いているので、工夫のバリエーションの中ではケタ違いに強い。
下手に先手を取ろうとすれば鉄壁効果によって相打ちになる危険性があるので、
まずは敵の攻撃を盾で防いだり、あるいはバック移動で空振りさせたりしてから、動作後硬直を
狙って攻撃するとスムーズに倒すことができる。
つるはし工夫とその傍にいる素手工夫2体を順に倒したら先へ進む。
次の部屋でもたくさんの(7)素手工夫×6と(8)ふくろ工夫がいる。
素手工夫のうち1体は部屋の中を巡回している。
つるはし工夫ほど好戦的ではないが、たまにこちらが手を出さなくてもプレイヤーを攻撃して
くることがある。
積極性は非常に低いが一応注意しておくと良い。
先ほどと同様、すべてバックスタブで倒していくと良いのだが、
部屋の奥の方には入り口を隠すように積まれた壺があり、それに近付くと(9)狼×3が一斉に飛び出してくる仕組みになっている。(さらにその奥の(10)公吏の魔術も飛んでくる。)
一応、この壺の罠を発動させずに工夫たちをすべて倒すことは可能なので、壺に近付きすぎないよう注意して行動すると良いだろう。
万が一、狼たちが飛び出してきた時のために、盾と槍の準備だけはしておくこと。
プレイヤーを驚かす壺のギミックだが、実は敵の視線を遮ってくれる便利な障害物でもある
ただし、この壺は一度ギミックが発動して壊されるとその周回中はもう復活しない。
実はこの壺はプレイヤーを驚かすビックリ装置である以上に、プレイヤーが敵から見つかりにくくなる遮蔽物でもあるため、
壺がなくなると遠い位置からでも狼たちがプレイヤーを視認して襲い掛かってくるようになる。
壺がない時は工夫たちを倒すのは後回しにして、まず狼を先に倒した方が良い。
(9)狼×3と戦う場合、奥にいる公吏の魔術の援護射撃を受けない位置まで狼を誘導して戦う。
工夫をすべて倒しているのであれば部屋の左側、工夫が残っているなら細い通路の部分で
戦うと良い。
狼は槍の盾チクを使えば楽に倒せる。
次に(10)王の公吏がいるが、この公吏は奥にあるアイテムを守っているだけなので、倒すのが面倒ならスルーして進んでも良い。
もし戦う場合、この公吏は狭い入り口を塞ぐように立っているため背後に回ることが非常に難しい。
公吏との戦いでは左右から背後に回ることが有効なので、それが使えないこの配置は厄介だ。
しかし公吏の方から見ても、狭い入り口が邪魔になっているので左右の射角が非常に狭い。(左右斜め方向には入り口が邪魔になって魔術が飛んでこない)
なので、その死角を利用してできるだけ公吏に近付き、魔術の撃ち終わりを狙って連続攻撃を叩きこむと良いだろう。
魔術の詠唱中は鉄壁効果(攻撃してもひるまない)を持つ公吏だが、詠唱と詠唱の隙間を攻撃
すればさすがにひるむ。撃ち終わりを素早く攻撃するのだ。
ひるみダメージを与えることができれば、ノックバックで公吏を下がらせることができるので、部屋の中に入って公吏の左右背後に回り込むことも可能になる。
(11)つるはし工夫は公吏から非常に近い位置の通路内にいるが、これもやはり入り口の狭さゆえに視界が悪く、盗人の指輪を装備していればほぼ近付いてくることはない。
通路の中に入らなければ密着するほど近付いてもプレイヤーに気付かないほどだ。
続いて通路を進んでいくと曲がり角には(12)つるはし工夫×2が隠れている。
1体は曲がり角で不意打ち、もう1体は手前の1体と交戦していると部屋の中から不意打ちして
くるという、2段構えの罠になっている。
不用意に進むと不意打ちを食らってしまうので、曲がり角に進入する際は必ず盾を構えて進もう。
つるはし工夫と戦う際は必ず相手の攻撃を待ってから後手に回って攻撃すること。
つるはし工夫はぼーっと立ってるように見えて突然攻撃してくるというフェイント技も使う。
迂闊に先手を取ろうとすると相打ちの危険があるのだ。
2体目の方は部屋の目の前まで行かないと攻撃してこないので、その不意打ちを食らう危険は1体目に比べると格段に低い。
順番にきっちり倒していけば大丈夫だ。
さらに通路を進んでいくと、壁のない開けた足場に出る。
そこは(13)王の公吏の魔術で狙撃される位置なので立ち止まらず進み、屋根部分まで行く。
この屋根の上からマップの左上へ行くのがボス部屋方向へ進むルートなのだが、現状では扉が閉まっていて進むことができない。
その扉は(14)の工夫がいる場所の傍にあるレバーで開放することができるので、まずはこのレバーのところまで行くことが目標だ。
説明のため便宜的に屋根の上を『上層』、レバーのある場所を『中層』、最初にプレイヤーが入ってきた(7)の工夫がいたあたりを『下層』と呼ぶことにするが、
この上層・下層は今プレイヤーが登ってきた通路(階段)で繋がっている。
しかし中層はそのどちらとも繋がっておらず、上層→中層→下層と飛び降りることでしか行けない場所になっている。
つまり、飛び降りが正規ルートであり一方通行のマップ。
と言っても、複雑なものではなく、飛び降りる場所は上層からならわりとどこでも良い。
どこに飛び降りても中層のどこかには着地できるので、ぐるりと回ってレバーのある場所まで行けるはずだ。
アイテム等をしっかり回収していくのであれば、(13)公吏のいる足場からレバーの傍に飛び降りるのがベスト。
もしくは、公吏との戦いを避けたいのであれば、(21)(22)の工夫の傍に飛び降りて、ぐるりと中層を回ってレバーのところまで行くのが良いだろう。
公吏の傍に落ちているアイテムはただの換金用ソウルなので、公吏を倒してもそれほど貴重な
ものが手に入るわけではない。スルーするのも立派な戦略だ。
ただし、公吏が生き残っている場合は、中層・上層の周辺広範囲が魔術の射程圏内になっている
ので注意して進もう。
(13)王の公吏のところへ行く場合、
屋根の上から伸びている橋を渡って公吏のいる足場まで行くのだが、
この橋はプレイヤーが中間付近まで進むと、左端の梁を残して崩落してしまう。
公吏のいる足場まで行きたいのであれば必ず橋の左端を進むこと。
盗人の指輪を装備してダッシュすれば、公吏の魔術が飛んでくる前に橋を渡り切ることができる。
ゆっくり進んでいると細くなった足場の上で魔術の狙撃を受けてしまうので、ここは大胆に走り
抜けるのがベストだ。
また、万が一橋と一緒に落下したとしても、落ちた場所は中層なのでそのままレバーの場所まで
行けば良いだろう。
橋は左端を進むと落ちずに渡れる
公吏のいる場所まで辿り着いたら、公吏狩りの基本どおりに密着して周囲をぐるぐる回る戦法でバックスタブを狙っていくと良い。
ただし、公吏のいる場所は足場が狭く、また、公吏が足場のやや隅の方にいるため、足場の下へ突き落す方向にバックスタブしてしまうと倒しきれずに中層へ逃げられてしまう。
その場合、当然プレイヤーも中層へ降りていくことになるが、着地際を公吏に狙われる危険性が
あり、あるいはプレイヤーを見失った公吏は元の位置へ戻ろうとするため、下層から通路を通って
上層まで移動するが、(12)の工夫がいたあたりなど狭い通路を公吏に塞がれるとのちのち非常に
面倒なことになってしまう。
できる限り足場から落とさないように上手く戦おう。足場から落ちる方向へのバックスタブは、チャンスがあっても見逃し推奨だ。
公吏を倒したら、アイテム(j)を拾って、レバーのある中層へ落下。
レバーを動かして溶鉱炉ゾーンへ繋がっている扉を解除する。
(14)~(22)までの工夫を倒しながら中層をぐるりと回って、最後にアイテム(l)を拾って、下層に飛び降りる。
あとは(12)のいた通路をとおって上層に戻り、次の溶鉱炉ゾーンへ向かう。
次ページへ続く