トウキョウ議事堂(天頂)

トウキョウ議事堂の攻略ももう一踏ん張りです。


魔神ミトラを倒した議会場の奥の通路を進むとエレベーターがあります。

エレベーターで6Fへ。


6Fはトウキョウ議事堂の天頂部のようで、
短い廊下と、小さな部屋が一つあるのみです。 他には何もありません。

その部屋に入ると氷川とのイベントの後、ボス戦が待っています。


ふむ、トウキョウ議事堂には5人ものボスがいる事になりますね。
さすが終盤のダンジョン。 ボスの数も大盤振る舞いです。




部屋に入ると、
氷川裕子先生が険悪な雰囲気で話をしています。

自由の神アラディアを呼び出すくらいなので、裕子先生は自由贔屓。
氷川の「統制された世界」には自由がない、と彼女は氷川に抵抗しているのです。

しかし、氷川は冷ややかなもの。

 氷川「貴方はまだ分からないのか?
    自由とは名ばかりのその欲望こそが、世界を堕落させたのだ。
    自由? 可能性? それを信じているなら、なぜ創世など望む?
    自由や可能性なら、かつての世界にうんざりするほどあったはずだ」

そう。裕子先生が望むような世界とは、以前の世界こそそれでした。
でも裕子先生はかつての世界に失望したから、世界が創り変わる事を望み、こんな世界に主人公や千晶・勇たちを導いたはずです。

さすがは切れ者の氷川指令。 裕子先生の矛盾をビシっと突きます。

返す言葉もなく口籠もる裕子先生。

 氷川「生徒を送り込んだこともそうだ。
    自分のできない事を、彼らにやってもらおうとでも?
    それとも、同じ失望を味あわせてみたかったのか?」

そして氷川は裕子先生に決定的な一言を投げかけます。

 氷川「なぜ貴方にコトワリが説けないか分かるかね?
    貴方はただ逃げ出したかっただけなのだ。
    本当は貴方は、自由なんか信じていないんじゃないのかね?」

自由を訴える自分自身が一番自由を信じていない。
そのことに気付かされ、裕子先生はガツーンとヘコみます。 えぇ、白黒反転するくらいヘコみます。


茫然自失になった裕子先生はその場に座り込み、

氷川は予定通り守護神の降臨儀式に入ります。


呼び出される神は 静寂を象徴する『虚無』の神 。

それを予感したのでしょう。
裕子先生に憑いていた自由の神アラディアは虚無に飲まれるのを避けて、その場を去ろうとします。


アラディアは裕子先生も連れて行こうとしますが、
裕子先生は落ち込みながらもまだ氷川を止めたいと思っているのか拒みます。

そしてアラディアは
氷川が静寂を望むのも、裕子先生がそこに残るのも、全てが自由なのだ
と言って去りました。


取り残された裕子先生。

次第に『虚無』が全てを飲み込みながら迫ってきます。


そこへ現れたのが、主人公です。    えぇ、ようやくの登場。遅い、遅い^^;


ここで氷川を止めるかどうかの選択肢が出ます。
この選択肢はエンディングに密接に影響します。
内容は白字で。
氷川を止めないという事は、彼のコトワリに賛同するという事。
「>止めない」を選べば、氷川シジマエンド確定です。

また、悪魔エンドや裕子現世エンドを狙っている場合は、
氷川・千晶・勇たち全てのコトワリを否定することが条件です。
裕子現世エンドへ進む場合は「>止める」を選びます。


「>氷川を止める」を選ぶと、氷川は儀式の邪魔をされないため、邪神サマエルを呼び出します。


VS邪神サマエル

サマエルの攻撃で最も恐ろしいのは「神の悪意」です。
万能属性の全体魔法で、混乱・魅了・睡眠・麻痺・沈黙という複数のBステを発生させます。
これらのBステを全て防ぐには、『バッドステータス無効』の防御相性か、
 ・混乱、魅了、睡眠 → 精神無効
 ・麻痺       → 神経無効
 ・沈黙       → 魔力無効
で対抗するしかありません。

まぁ、これを全て防ぎきるのは楽な事ではありません。

そこで、とりあえず主人公だけは「イヨマンテ」を装備して精神無効にします。
混乱と魅了、睡眠が防げれば、とりあえず行動が妨げられることはありません。
  *沈黙は魔法が使えないだけ。 麻痺は攻撃命中率が激減するだけ。

主人公が行動できれば、アイテムを使って味方を治療できます。
Bステの回復は主人公に任せて、仲魔でサマエルを攻撃する作戦でいきます。

パーティは アマテラス、スカアハ、ソロネ


しかし、それでもサマエル戦は長期戦になりやすいです。

サマエルは「神の悪意」の後に続けて「ラクカジャ」×2で防御力を上げます。
サマエルの防御力を下げるのは難しく、BステやHPの回復に手間を取られながら、
その合間をぬってチクチクと小ダメを稼ぐような展開になりがちです。

また物理攻撃をすると「猛反撃」でカウンターを返してきます。
一方で魔法攻撃ならカウンターの心配はないものの、
弱点も無いのでクリティカルも発生せず、行動回数が増やせません。
しかも長期戦になるのでMP切れの心配もあります。
味方の残りHP・MPと相談で物理攻撃か魔法攻撃か判断する感じですね。


正直、
 主人公は「イワクラの水」や「チャクラドロップ」使いっぱなし
 アマテラスは「ランダマイザ」唱えっぱなし
 ソロネは「メディアラハン」使いっぱなしで、
攻撃しているのはスカアハだけでした。


20ターンくらい、もしくはもっと長いターン数かかったんじゃないかな?

一度、迂闊にも主人公が殴りかかってしまい、
カウンターで死にかけたところを「食いしばり」で持ちこたえるようなピンチもありつつ、

ギリギリ辛勝。


チクチク小ダメで削り倒したので、
最後の一撃も小さく80ダメージ。    地味すぎる勝ち方だ…… orz




サマエルを倒しましたが、
結局こんな時間かかってますから、氷川の時間稼ぎ作戦は成功。
  *1ターンでサマエル倒しても展開は同じです。

『虚無』の神アーリマンの降臨です。


たちまち、部屋の中は虚無に包まれて、

裕子先生も無に帰してしまいます……。