カグツチ塔1

さて、パーティに魔王アバドンを加えたところで、
本格的にカグツチ塔を昇っていきたいと思います。


カグツチ塔は
大きく分けて3段階に分かれていまして、
その各段階で1人ずつコトワリの宣言者たち(氷川・勇・千晶)と戦っていきます。


まず最初のカグツチ塔1は、それほど難しいダンジョンではありません。

カグツチ塔は何と言いますか、巨大な立方体ブロックの集合で形成されています。


えぇ~っと、ジブリファンの方なら分かるかと思いますが、
天空の城ラピュタラピュタ城、あの内部のような感じです。


しかも、ときどき赤い立方体がありまして、
それに乗ると上や下、左右にぴゅいーっと移動できます。

まさにラピュタ
製作陣は絶対ラピュタを意識していたと思います。
逆に意識してなかったとしたら、それはウソだと小一時間問い詰めたい

だって、その赤ブロックの動く時の「カポーンッ」という澄んだ音が
いかにもラピュタ城でも聞いた音にソックリなんd(ry

 ムスカ「慎みたまえ。君は今ラピュタ王の前にいるのだぞ」



で、そんなブロックを上に下に動かすようなパズルもカグツチ塔には当然あるわけですが、
カグツチ塔1のパズルはまだ最初という事で数も少ないし、難易度も低いです。

 ムスカ「ふっ、バカどもにはちょうど良い目くらましだ」

途中、必ず解かなければいけないパズルは1箇所だけ。
186Fの3つブロックが並んだところです。

これは全てのブロックを上に上げれば良いだけですが、
動かす順番を間違えると、正規ルートから外れてしまい、
同じブロックを上げたり下げたり、右往左往するはめになります。

 ムスカ「はっはっはっ、人がまるでゴミのようだ」

正解の順番は、中央・手前・奥の順にブロックを動かせば大丈夫。

 ムスカ「読める……。 読めるぞ!」



カグツチ塔1で新たに出てくる敵で、危険な敵はそれほどいませんが、

敢えて上げれば凶鳥グルルには注意。
特に弱点も無い反面、大抵の攻撃が通常通りに効きますが、
物理で叩くと「デスカウンター」で反撃してきます。
「デスカウンター」は300近いダメージが発生するので、
下手に複数匹を同時攻撃して一斉にカウンターされると瞬殺されます。
基本的に魔法で攻めるのが吉。

他にも魔王スルトや天使ソロネなど氷結属性に弱い敵が多いので「絶対零度」が便利です。

 クシャナ殿下「薙ぎ払えッ! どうした化け物? それでも世界で最も邪悪な者の末裔か!」 (違ぅ



で、そんな感じで進むと、
3連ブロックの少し先でボス戦です。

カグツチ1で決着をつけるのはムスカ、じゃなくて氷川



VS 虚無と静寂の神アーリマン

アーリマンは最初のうちは4属性魔法で攻撃してきます。

主人公は4属性に弱点のないマガタマを装備するのが常道ですが、
今回はスカディ(スカアハから進化)と欠点を補い合うために、電撃反射・衝撃弱点の「アダマ」を装備。

こちらのメンバーは スカディ、ウリエルアバド

アーリマンとの戦闘では、入力できるコマンドに制限が付きます。
例えば「物理攻撃を禁じる」「アイテムを禁じる」などです。
このアーリマンが指定してくる制限を無視すると、即死します。問答無用で。
絶対に逆らっちゃダメ ><

まずは補助系魔法をギンギンにします。
序盤はアーリマンの攻撃が緩いので、チャンスです。
「ランダマイザ」「タルカジャ」「ラクカジャ」「マカカジャ」を限界まで重ねがけ。
ついでに余裕があれば「チャクラ金剛丹」でMPも回復しておく。

で、これが整ったら、いざ攻撃。
主人公の「アイアンクロー」か「螺旋の蛇」で1000を超えるダメージが平気で出ますし、
スカディなどの「プロミネンス」も1000オーバーを狙えます。

通常攻撃でも700~800くらいは当たるので、
通常攻撃でクリティカルを狙いつつ、プレスターンアイコンと相談で魔法を使うのが効率的です。
MPの節約にもなるし。


で、ある程度ダメージを与えると、
アーリマンはがぼーんっと変形
特撮メカに出る人型マシンさながらです。
 *氷川指令もパイルダーオンしちゃってるしね (笑

この段階になると、コマンド禁止も完全に解除。
以降はアーリマンも本気、主人公達も本気でのぶつかり合いになります。


変形後のアーリマンの攻撃は凄まじいです。これまでの比ではありません。
「末世破」で味方全体に大ダメージを与えてきます。
補助魔法ギンギンでも300近いダメージを受け、しかも万能属性なので防ぐ手立てはありません。

喰らっては耐えて回復、の繰り返しです。
その合間に主人公の物理スキルやスカディの魔法をぶちかましてやります。

HPは高いですが、こちらも補助魔法で大ダメージを与えられるようになっていますから、
瞬殺とまではいかないまでも、長期戦になる前に倒せました。



 主人公&スカディ 「バルス!」

 氷川 「め、目がー! 目がー!」

ってな具合ですよ (違ぅw





これで氷川は倒れました。

静寂と秩序に守られた世界を創るという氷川のコトワリ、その可能性は消えたわけです。


カグツチ塔を昇れば、新しい世界が創られます。

ですが、それは同時に、「そうなるかもしれなかった」世界の可能性が一つ消えるということ。

一つの理想を貫くためには、その他の理想が犠牲になるのです。





 ムスカ 「君はラピュタを宝島か何かだと思っているのかね?」

そういう切ない物語なのです……。