運命の出会い!?

211年 1月

ついに中華の大地に降り立ちました。

今現在、どりるちゃんの居場所は、大陸中央部の少し南、『 長沙 』の街です。

一番近い大都市は、少し北に 『 襄陽 』、
更にもう少し北にいけば、漢の首都 『 洛陽 』 があります。

長沙周辺は 『 荊州 』 と呼ばれ、肥沃な大地に恵まれた場所。
また、大陸の中心部という場所柄、色々な地域に接した交通の要衝でもあります。
荊州を取れば、大陸の東西南北全てに睨みを利かせられるわけです。


そんな荊州は今、 劉備軍 の支配下にあります。
前回の記事で地図を載せましたが、
荊州一帯を劉備(緑)が陣取り。 東からは孫権(赤)が、北からは曹操(青)がそれぞれ狙っています。


うひゃ~、こんな一触即発の場所で1年過ごさねばならないとは……。
来年になったらすぐ引っ越してやるw



何はともあれ、情報収集のため 「 酒家 」 へ行くどりるちゃん。

『酒家』
  全ての街にある標準的な施設。

  主な利用目的は、 酒家の主人の依頼を聞くこと。
  依頼の内容は、全国共通のものや、土地柄限定のものなど内容は様々。
  指定された期日までに達成すれば、お金やアイテムなどの報酬が貰え、
  名声や技能経験が上昇します。
  資金調達と自己の研鑽が同時に行えるため、とても重要な場所です。

  他にも、
  宴会を開いて他の部将との親睦を深めたり、
  どの勢力にも所属しない在野部将の時は、私設部隊を設立したりできます。


ここでばったり、劉備軍所属の  傅士仁さん  に出会いました。

この長沙は劉備軍の領土なので、劉備軍の部将がいるのは当然です。

とりあえず、「こんにちわ」と挨拶。
どりるちゃんに人見知りはありません。 クリック一つで誰にでも話しかけますw

初めての友達
イメージ 1

どりる 「お初にお目にかかります。 どりると申します。 お見知りおき下さい」
傅士仁 「貴方がどりる殿か。 今日は大いに語り合おう」


「は? どりるって誰?」 とは言われませんでした。
どりるちゃんは特技「名士」持ちなので意外にもそこそこ世間に名が通ってたみたいです。
「あぁ、どりるちゃんね。なんか良いとこのお嬢さんなんだって?」ってな具合ですか (笑


傅士仁さんと初対面にしてはそこそこ盛り上がる会話で、仲良くなったどりるちゃん。

彼と別れた後は、当初の目的どおり、酒家で情報収集です。
店員と話していると、荊州一帯の街それぞれの特産物などを教えてもらえます。
酒家の依頼事では「○○(特産物)を買って来い」なんてのもあるので、情報収集、情報収集。


そうこうしていると、
麋芳 「おい店主、酒をくれ」
ってな感じで、酒家に  麋芳さん  登場。 彼も劉備軍の部将です。

むむぅ、傅士仁に続いて、麋芳ですか。そうですか。
傅士仁麋芳』
  劉備軍の部将。
  関羽配下の武将として荊州を守るも、関羽と折り合いが悪かった。
  そのため、孫権軍の荊州侵攻に対し、関羽を裏切り早々に降伏。関羽敗死の一因となる。
  更に後には孫権軍をも裏切って、劉備軍に返り咲こうとするが、当然許されず斬首となった。
  裏切り、裏切り、裏切り三昧。
動乱の大陸に漕ぎ出して真っ先に出会った人物がこの2人とは、なんだか幸先の悪さを感じます (ぇw

でも物怖じせず話しかけるどりるちゃん。
麋芳さんと話が弾みます。

って言うか、弾み過ぎ。盛り上がりすぎ。  凄まじい勢いで仲良くなりました。
どうやらどりるちゃんと麋芳さんは性格の相性が良いようです^^;


それにね、なんか知らないけど、 麋芳さん酒家にちょくちょく来るの。

どりるは特産品の情報収集で毎日足繁く酒家に通ってるわけですが、
麋芳さんも2~3日に1度は顔を出す。

どりるは職なしぷー太郎だからともかく、


麋芳さん、あなた仕事はどうした?

劉備軍所属の武将なんだから、いろいろあるでしょう、貴方の場合。
兵士の訓練とか、街の治安維持とか、、

しかも、

傅士仁さんも、わりと頻繁に来る

3~4日に1度は会う気がする。


さては君たち、サボりだな?




どうやら開始して早々に悪友ができちゃったみたいです。

しかも相性の良さから、麋芳さんとは凄まじい勢いで仲良くなって、
今じゃもう友好バロメータMAX


い、いかん。。 もしかしてこのまま麋芳と結婚しちゃうのカナ!?




どきどきハラハラが止まらない211年・春でしたw