歴史動けど、どりるは動かず

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依頼をこなしたり、こなせなかったりして日々を過ごす、どり子ちゃん。


そんなある日、とんでもない報せが飛び込んできます。

 

  涼州馬騰 謀殺さる

 

Σ( 'Д') 何ですと!?

 

馬騰といえば、大陸の北西、地図で言えば茶色の地域を支配していた大豪族です。

 

いや、そんな説明するよりも、馬超の親父さんって言った方が早いかな。
馬超
 馬騰の息子。
 大変な武芸達者で、その腕前は呂布に劣らぬとさえ言われた。
 紆余曲折あって、後に劉備の臣下となり、
 関羽張飛らに並んで蜀の『五虎大将』と尊称された将軍。
 その身構えの精悍な様子から錦馬超とも評される大偉丈夫。

 

ま、簡単に言っちゃえば、ステ値90を余裕でぶっちぎるような化け物を育て上げたお父さんです。


その馬騰曹操の謀略にはまって殺されてしまいました。   211年、2月22日。(ゲーム内日数



  どりる 「ご主人、ご主人、大ニュースですよ、大ニュース!」

 

驚きのあまり酒家に駆け込むどりる。

 

  酒家主 「あぁ、どりる様。 今日の依頼は 『 宝探し 』 ですが、行きますか?」



  どりる 「  行きます。  行かないわけがない。  」



と、即効で馬騰のことなど忘れ、宝探しに出発するどりるちゃん。

 

今度の依頼の報酬は、何とアイテムが貰えるらしい。 他人のオヤジなど知ったことか (ぇw


お宝の情報を辿って、まずは 陳留 へ。
曹操軍の領内ですが、無所属どりるには関係ない。 国境の無いドリル団ですからw


そうこうしている内に、

  馬超、復讐戦に出る。  曹操領・長安を急襲し、攻め落とす

                         *上記マップの(1)番



  どりる 「ほほぅ、宝は許昌の傍に埋められたらしい、と……」

 

          どりるは宝のことで頭がいっぱいだッ!


自慢のドリルで許昌近郊の地面を掘りまくる、どりるちゃん。

 

やがてお宝を発見。  うひゃは~、子供に算数教えるよりよほど簡単だゾ! (ちょw


さっそく長沙の酒家に帰って、依頼達成を報告。
報酬として塩鉄論ゲット!
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これでどりるちゃんの政治力が +1 されました。

 

えぇ、分かってます。  +1くらいじゃ焼け石に水
どりるちゃんが他の才人らと肩を並べるためには、  +40~50くらいは必要です^^;


で、酒家ではさっそく次の依頼を受けます。

 

  酒家主 「腕の良い鍛冶屋が隠遁してしまったので連れ戻してもらえませんか?」

 

  どりる 「ほほぅ、鍛冶屋。 しかし鍛冶屋などいなくても、農具の修理くらい私がやりますよ?」

 

  酒家主 (前回の悪夢再びは困る)
      「………。 今度の報酬もアイテムですが?」

 

  どりる 「  行きます。  むしろ行かせて下さい。  」


長沙へ戻ったのも束の間。すぐにまた鍛冶屋を探して、建安の傍の森の中へ。


鍛冶屋を捜索していると、またもニュースが。

 

  ドウ関で曹操軍の反撃。  馬超軍、壊滅

211年、4月。 馬超勢力が滅びました。    *上記マップ(2)番
馬超配下の部将の一部は曹操勢力に取り込まれ、馬超自身は漢中の張魯勢力(黄緑)へ身を寄せます。


  どりる 「むむぅ……。  貴方が噂の鍛冶屋さんですね?」

 

大陸情勢の動向など興味無しのどりるちゃん。  政治38なので、こんなもんです (笑

 

  鍛冶屋 「私は世間を捨てました。 帰るつもりはありません」
  どりる 「そんな事を言わずに、少し私の話を聞いてもらえませんか?」

 

と、 『論戦』  が始まります。
論戦とは、まぁいわば知力を使った「一騎討ち」のようなものです。

 

腕力自慢の武将達が「一騎討ち」をするように、
頭脳派の文官たちにはこの『論戦』が見せ場になります。

 

他のステータスがまるでダメなどりるちゃんでも唯一頑張れるかもしれない分野です。


鍛冶屋の知力は 62 。 まぁ、一般人ならこのくらいでしょ。
どりるちゃんは  73 。 僅かに有利。  凡人には負けられねェ!


で、イキナリ
口喧嘩スキル『挑発』発動!
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  どりる 「貴公のような未熟者に、話ができるとも思えませぬな。くっふふふ♪」

 

連れ戻しに来た人間が吐いて良いセリフではありません。
しかも、論戦開始のときに「私の話を聞いてください」とか言ってた癖に^^;

 

しかしこの『挑発』、(人間性こそ疑われますが)当たれば相手の行動を2手封じることができます。
つまりこの先2ターン、どりるちゃんは一方的に言いたい放題攻められるわけです。


『挑発』さまさまで難なく勝利。
一般人相手でも容赦なく言い負かすどりるちゃん。 鍛冶屋を連れて長沙に戻ります。


今度の報酬は「列女伝」
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しかし、これも  政治+1  。
アイテムの能力値UP効果は重複しないので、同じものが複数あっても意味ありません。う~む、残念。
まぁ、とりあえずはコレクションとして持っておきましょうか。


その後、しばらく依頼をこなして日々を過ごしていると、

  劉備益州に入る

というニュースが入ります。      *上記マップ(3)番

 

一騎当千の猛将・馬超が漢中の張魯のところに転がり込んだため、
恐怖を覚えた 劉璋 (濃紺)が親戚の劉備に助けを求めたようです。 211年、7月。


しかしそこは食わせ物の劉備のこと、
諸葛亮の策略で、馬超を自軍に取り込むと、
逆にそれをプレッシャーにして劉璋に詰め寄ります。

 

馬超が怖くて劉備を呼んだ劉璋
もちろん、馬超劉備が手を組んだとなれば、刃向かえるわけもありません。
あっさりと降伏して、益州はまるまる劉備の手中に収まりました。   211年、10月。

 

ついでに張魯の方も
前には荊州益州を統一した劉備と、背後には曹操を抱えては「やってられない」と思ったんでしょう。
曹操に対して降伏し、漢中は曹操軍の領土となりました。


すると、今度は孫権が動きます。

  劉備孫権荊州を返上

     *上記マップ(4)番
もともと劉備軍と孫権軍にはそういう約定がありまして、
赤壁の戦い後、劉備荊州支配下に治めたが、
それは飽くまで同盟国・孫権を出し抜いて手に入れたもの。
本来、荊州孫権軍の領土になるはずであった。

孫権劉備荊州の返還を求めると、
劉備は「今返すとワシの領土がなくなっちゃうから、益州取ったら返すヨ」と約束。

 

これに従い、今回荊州の東半分(江夏、長沙、桂陽)が返還されることになりました。



どりるちゃんのいる長沙も返還地域の中に入っています。

 

今まで仲良しだった麋芳殿や傅士仁殿。
涙、涙のお別れがあるかと思いきや、

 

ふと気付けば長沙の城壁には既に「孫権軍」の赤い旗が……。



  チクショウ、あいつら挨拶も無しで出て行きやがった!



怒りと寂しさのあまり、あたまのドリルをぐるぐる回すどりるちゃんでした。