武将の育成に欠かせない経験値稼ぎ。
ブラ三では、自分の領土や同盟員の領土に討伐戦闘に赴かせることで、
そこに出現したNPC兵を倒したぶん経験値が貰えます。
とは言っても、経験値の入手は簡単そうに見えて、
実は色々な要素が関わっていたりもするのですね。
討伐ゲージは貯めてから出撃した方が良いのか?
討伐する領地は、近くて早く帰ってこれる方が良いのか?
それとも遠くてNPC兵がたくさん出る(入手経験値が多い)方が良いのか?
今回はそんな話
討伐ゲージと経験値
武将は時間経過とともに討伐ゲージが貯まっていきます。
討伐ゲージが100になると、出撃可能のサイン。
さらに、100を超えると、そのぶん入手経験値にボーナス倍率がかかります。
討伐ゲージ120なら×1.2倍、 200なら×2倍、 300なら×3倍という具合です。
さて、ではこの討伐ゲージ、
100になったらすぐ出撃した方がお得なのか、
それともいっぱい貯めてから出撃した方が良いのでしょうか?
答えは 『 100になったら即出撃 』 です。 基本的には
討伐ゲージは一度使ってしまっても 0ゼロ にはなりません。
50から貯まり始めます。
つまり、討伐ゲージ100(=経験値100%)の状態にするには、たった50しか貯めなくて良いのに対し、
討伐ゲージ200(=経験値200%)にするには、150という実に3倍ものゲージを貯めなくてはいけません。
しかも、討伐ゲージの貯まる速度は100を超えるとガクンと落ちます。
討伐100以上の上昇速度は100以下のときの半分。
50→100は1時間半でたまりますが、100→150にするには3時間が必要です。
ですから、
1時間半: ゲージ100 = 経験値100%
3時間 : ゲージ125 = 経験値125%
:
7時間半: ゲージ200 = 経験値200%
10時間半: ゲージ300 = 経験値300%
という感じになります。
お分かりですか?
5倍・7倍もの時間を費やしてゲージを貯め込んでも、経験値は2倍・3倍にしかなりません。
7時間半あるならば、100%で5回出撃した方が経験値は100×5=500%。
7時間ゲージ200の200%よりも、2.5倍も効率が良いわけですね。
* また、討伐戦闘に成功すると武将が資源やBPを拾って帰ってくることがあります。
この資源の回収量やBP入手確率も討伐ゲージ100と200・300では差が無いため、
ゲージを貯めるより1回でも多く出撃した方が効率良く資源やBPを入手できます。
兵士の損耗と経験値
さて、討伐ゲージは貯め込むよりも、
さっさと出撃させて回数をこなす方が経験値を稼げることが分かりました。
ですが、経験値稼ぎにはまだ重要な点があります。
それは兵士の損耗や武将HPの減少です。
NPC兵を倒せばそのぶん経験値が貰えます。
ですが同時に、自分の兵士たちも倒され減ってしまいます。
極端な話、
「討伐ゲージは貯まってるけど、兵士が減り過ぎて出陣できません」
「討伐ゲージが貯まってるのに、武将が治療中でデッキセットできません」
では本末転倒です。
損耗は討伐ゲージの量によらず、出現した敵兵士の量によって決まります。
例えば仮に、敵兵士100(経験値100)に対して、味方兵が10減る場合について、
討伐ゲージ100 : 経験値100×100% =100 味方損耗10
討伐ゲージ200 : 経験値100×200% =200 味方損耗10
で、これを「入手経験値/損耗」で計算すると、
討伐ゲージ100 : 損耗1あたり経験値10
討伐ゲージ200 : 損耗1あたり経験値20
となります。
討伐ゲージを多く貯めておいた方が、兵士の損耗に対する入手経験値は多くなるわけです。
兵士の損耗に対する入手経験値量は、
ゲージをいっぱいに貯めて出撃した方が良い となります。
つまり、討伐ゲージについて考えたときと全く逆の関係にあるわけです。
よって、経験値稼ぎをするときは、
この両者のバランスを考えて出撃しなければいけません。
具体的には、
○ 損耗を上回る兵産が可能なら、ゲージが貯まるのを待つ必要はありません。
○ 兵産より損耗の方が激しいなら、ゲージを貯めてから出撃すべきです。
また、これらの合わせ技で
○ 重点的に育成したい武将はゲージ回復を待たずに出撃させ、
それ以外の武将はゲージが貯まるまで待つ。
といった方法も効果的でしょう。
討伐距離と経験値
次に距離の話です。
ブラ三では出発地点と目標地点の距離が長いほど、たくさんの敵兵(=経験値)が出てきます。
遠い場所に出撃するほどたくさんの経験値が貰えるわけですね。
でも遠い場所に行くにはそのぶん移動に時間がかかります。 さて、どっちがお得?
答えは、
近距離の出陣を繰り返した方が良い です。
距離によって増える敵兵の数は、移動時間の増加ほど多くありません。
敵兵の増加は
距離1で10%増加、といった具合のようです。
つまり、例えば
距離10の場所に出陣すれば、
敵兵の数は+100%(=経験値2倍) 移動時間は10倍
という感じになります。
移動時間10倍ですから、時間あたりの入手経験値量ではむしろ1/5に減少しています。
そのため、経験値稼ぎのために距離を延ばすことはあまり有効な手段ではありません。
まぁ、全体的に考えますと、
消耗と兵産のバランスを考えつつ、できるだけ近い距離で討伐を繰り返した方が
効率良く経験値を稼げるということになります。
討伐ゲージ貯めや長距離の出陣は、
出かける前や就寝前など、その後しばらくプレイできなくなるときに利用すると良いでしょう。
おまけ
討伐戦闘をするときに気になるのが兵士の損耗。
・兵力差が大きいほど損耗は少なくなる
経験値稼ぎに討伐を繰り返すなら、兵の損耗はできる限り少なく抑えたいところ。
敵兵力に対して自軍の兵力をどんどん増やしていけば、損耗は徐々に少なくなり、
およそ敵兵の10倍くらいで損耗の減少が頭打ちになります。
よって、出陣するときは敵兵力の10倍以上であることを目安にすると良いでしょう。
・剣兵を一緒に出陣させると、上級兵の損耗は減る
味方兵の損耗は、全兵科で均一ではありません。
結構複雑な話になるので詳細は割愛しますが、基本的には防御力の低い兵科に偏ります。
戦争時に衝車が真っ先にぶっ壊れるのと一緒です。
なので、部隊の中に剣兵を混ぜておくと、その他の兵にいくダメージの一部を肩代わりしてくれます。
また、この「ダメージの肩代わり」は主力兵より防御力が低いのが条件ですから、
主力の上級兵に対して、下級兵を混ぜるというのも良く使われるテクニックです。
下級兵は剣兵より生産時間・資源が多く必要になりますが、移動の速さがメリットになります。
剣兵や下級兵は上級兵よりも兵産時間が短いので、素早く消耗を回復することが可能。
連続で討伐戦闘を続けるときにはちょっと便利な小技です。
・でも剣兵を混ぜすぎるのはダメ
またちょっと複雑な話になっちゃいますが、
剣兵を混ぜすぎると逆に被害が増えちゃうこともあります (~▽~;)
これは敵として出現する兵士の防御力によるものです。
基本的に兵士は三兵科に対するよりも剣兵に対する防御力の方が高いため、
味方部隊にいる剣兵が増えすぎると、敵にとって有利な条件になってしまう。
そういう風な考え方をしていただければイメージしやすいかな、と思います。
つまり、部隊に混ぜる剣兵の人数は
“上級兵の身代わりなって倒れるギリギリの数” がベストですw
実際どのあたりの人数が良いかなどは、当ブログで配布している討伐シミュレーターなどを使って、
いろいろ試していただければ良いかなと思います (~▽~*)