この記事はただ淡々と私の意見を述べるだけのつまらない記事です。
笑いネタなどはほとんどありません。
むしろ結構辛辣です。
「このブログに真面目さなんか求めてない！」
という方は回れ右でお願いします（笑
私はまだ購入していないのですが、
知人の話やネット上での噂を聞くにおよびますと、
無双６猛将伝のオンラインプレイはエラー出まくりで厳しい状況だそうです。
しかし私の考えとしては、
koeiはこのエラーを解決する必要がない
……必要がない、というのはちょっと語弊がありますね。
より正確に言うならば エラーを解決する意欲が低い でしょうか。
この推測に至る理由は、
まず第一に、
“エラーに不満を述べている人たちは、既に全員ソフトを購入している”
つまりこの段階で既にメーカーには十分な売上げが入っているわけですね。
ブラ三のように、接続無料・アイテム課金で収益を取るタイプのゲームや、
接続そのものが有料（接続チケット購入）なタイプのゲームの場合は、
オンラインに繋がらないことがメーカーにとって致命傷になりますが、
無双のオンラインの場合は、オンライン化によって直接的に課金を引き出す
タイプのゲームではないため、メーカーにとってプレイヤーがオンラインに
繋がるかどうかはあまり関係ないわけです。
しかも無双はオフでも十分に遊ぶことができ、
言ってみればオンラインは「おまけ要素」の一つでしかありません。
少なくともメーカー側はその程度の認識でしょう。
実際、エラーに不満を覚えているプレイヤーの皆さんも、エラーに辟易したら
結局はオフラインで遊んでいると思います。
そういったわけで、
koeiはこのエラーを修復しても、エラーを訴えている人（既購入者）から新たな収益
を引き出すことができません。
いわゆる『タダ働き』の状態に極めて近い、 ……と考えることができます。
はい、そのため、
「エラーが凄いんです。何とかして下さい」 なんてメールを送っても、
koei側には何のプレッシャーにもならないわけですね。
例えば、“激マズの定食屋さん”を想像して下さい。
お会計がまだ済んでいないなら、
「こんなマズい飯食えるか！ 金払わねぇぞッ！」
とたんかを切ることもできますが、
そこが事前に食券を買うタイプの定食屋さんなら……
ってなわけで、既に支払を済ませたお客様が何を言っても、
koeiは痛くも痒くもないわけです。
「じゃあ、今後もうkoeiのゲームは買わない！」 と叫んでもダメですよ。
なんだかんだで無双は、三国はシリーズ６作目、戦国は３作目、
猛将伝やEmpiresなど関連商品を全て数えれば20作を超える巨大ブランドです。
ぶっちゃけ、三国２のときも、３のときも、４のときも、５のときも、
「もう買わない！」と言っている人はいました。
でもシリーズは続いている。
これが何を意味するかは言わずもがなでしょう。
辞める人がいれば、逆に新たに参入してくるプレイヤーもいます。
別に不満なんかなくたって、大人になってゲーム熱が冷めて辞める人もいます。
現に、無双１が発売されて既に10年です。
その頃からずっと遊び続けている（例えば私のような）プレイヤーはもはやほん
の一握りしかいないでしょう。
一方、新規プレイヤーにとっては、
シリーズNo.が増えていくことは、それが同時に『実績のあるゲーム』だということ
を示しています。
シリーズNo.が高い。というだけで既に集客効果があるのです。
プレイヤーは移り変わるもの。
どんな理由で辞めていくのかをメーカー側に言っても無駄です。
既購入者の意見にはパワーがない。
メーカーにプレッシャーを与えられるのは、
未購入（これから買うかもしれない）の人だけ。
そこで出てくる意見がコレ！
「エラーが酷いという意見がネット上に広まれば、
未購入者の購買意欲が下がるのではないか。」
これが最もメーカー側の気にするところでしょう。
気にするところではありますが、
……積極的に解決に乗り出すほど重大な案件ではありませんね。
「エラーが酷い」という否定的意見は確かに市場に出回っておりますが、
しかし同時に、「時間が経てばそのうち解決するんじゃないか？」と思っているユーザーも多いはずです。
実際、『無双６オリジナル』のオンラインも発売直後はエラーが多かったですが、
今ではもうすっかり安定しております。
そして猛将伝のオンラインもエラーが多いとは言いますが、全く繋がらないという
わけでもありません。
このエラー不具合は一過性のもの。
しかも無双６猛将伝はオフラインでも遊べるソフトです。
そのため、オンラインに繋がらないからといって購入を完全に諦めてしまう層はほんとうに極一部だと考えられ、
koei側から見れば、至急的速やかに解決するほど重大な損失ではないと言えます。
まぁ、そういったわけで、
koei側は今このエラーを必死になって解決しても、それに見合った利益も損害も発生しないのです。
ビジネスでは人が動くと賃金が発生しますので、ここはのんびりと静観を決め込むのが商売人としては無難なやり方になっちゃうということですね。
まぁ、私がkoeiなら必死になって対応しますけど（笑
だって自分の作ったものでエラーが出るなんてなんか恥ずかしいじゃないですか。
【結論】
結局、そういう金銭的意義が無い以上、あとはプライドの問題
そしてプライドだけでは飯は食えないのも事実
