スキルを見比べよう 「突覇 と 千里行」

今回比較するスキルは「突覇」と「千里行」です。


「突覇」は攻撃力と移動力を同時に強化できる、非常に使い勝手の良いスキル。
  攻撃力が上がるので武将のHPダメージが少なく済むのが良いですね。
  遠距離に出撃してもあまり大怪我を負わずに帰ってきてくれます。

一方、「千里行」は速さは凄いものの、攻撃upがないので武将のHPダメージが大きくなりがち。“治療に時間がかかる”など、速さのわりにはイマイチ人気がない印象のスキルですね (~▽~;)



しかし私は常々思っていました。

「千里行」はとにかく早い。
同じ速さにするのでも、「千里行」は「突覇」よりも少ない成長ポイントで達成できる。
じゃあ、そのぶんの成長ポイントを攻撃に振ってやれば、
いつか攻撃力でも「千里行」は「突覇」を追い抜くんじゃないか?  ――と。



というわけで、「突覇」と「千里行」の攻撃・移動(スキル込み)が一緒になるときの
移動力・攻撃力について計算してみました。
  ちなみにスキルLVはどちらも10。
  武将レベルは300。目標の移動力を達成したあとは全て攻撃力に振るものとし
  ます。

で、まぁ、その結果がコチラですw
  詳しい計算式などは省きます。
  計算中、もうヤバいほどの数字の羅列になったのでw
  数字アレルギーの人が泡吹いて空飛んでくレベルです (~▽~;)

☆3.5コス
 ・初期速度13
 スキル込みの移動力が449になったとき、
 突覇と千里行は攻撃力がほぼ同じになります。
   スキル抜きの移動力は 突覇側が168 、 千里行側が130 です。

 このときの攻撃力(スキル込み)は、
 初期攻撃力が400(R張飛クラス)なら   2万8600
          450(UR太史慈クラス)なら 3万2200  くらいです。


   ちなみに初期速度が同じなら、
   攻撃力に関わらず、移動力449で突覇=千里行になります。


 ・初期速度14
 先ほどと同様に計算していくと……、

 スキル込みの移動力が483になったとき、
 突覇と千里行は攻撃力がほぼ同じになります。
   スキル抜きの移動力は 突覇側が190 、 千里行側が140 です。

 このときの攻撃力(スキル込み)は、
 初期攻撃力が400(R張飛クラス)なら   2万8600
          450(UR太史慈クラス)なら 3万2200  くらいです。


 はい、もう勘の良い人なら気付いている、
 ――というか結果を見る前から予想していたかと思いますが、

 初期速度が13でも14でも、
 突覇=千里行となるときの攻撃力は一緒です。

 移動力の方も13→14の単純な比例になっています。

 つまり、
 攻撃力が一緒ということは、攻撃振りしている育成Pも一緒。
 残りの育成Pは速度に振っているので、速度が13・14で比例になるのも当たり前。

 よって、速度13・14に関わらず、
 「突覇」=「千里行」となるときの育成Pの配分は常に一緒なわけです。

   具体的には、3.5コスの場合、
     突覇 :  攻撃に510P 移動に990P
     千里行:  攻撃に750P 移動に750P
   この振り分け方をした状態のときに、
   突覇と千里行は同じ攻撃力・移動力になります。

 ちなみにこれは初期速度15でも同じです。



 これを表で示すとこうなります。
イメージ 1

 つまり、初期移動13・攻撃400ならば、
 スキル込みで移動449・攻撃28600になったときが「突覇」=「千里行」

 この状態よりも速度に傾くステ振りをするならば「千里行」が有利、
 逆に攻撃力を重視したステ振りならば「突覇」の方が有効なスキルということになり
 ます。

 また別の言い方をすれば、
 カードの素の移動力が130以上あるなら「千里行」が有利
 攻撃力(スキル込み)が3万以上必要なら「突覇」が有利です。



以上が3.5コスの場合です。


では、他のコストではどうなるか?

コストが同じなら攻撃力やステPの振り分けは一緒でしたが、
コストが変わるとこの辺りは微妙に変化します。
  コストによってスキルの効果値が変動するためです。


というわけで、
3.5~1.5コスまでの全計算結果を一挙公開、ドン!w

イメージ 2

 3.5コスは基準になる
 素の移動力がちょうど
 初期移動力の10倍な
 んですよねw

 でもまぁ、これは偶然(?)
 というか、3.5コスのとき
 だけなので、他のコスト
 だとわりと半端な数字が
 出てきます。


 3.0コスまではギリギリ
 攻撃2万確保できます。

 素の移動力を150にする
 なら、
 2.5コス以上では「千里
 行」が有利。
 2.0コス以下では「突覇」
 の方が攻撃力が出ます














進攻や訓練所の効果はどうなってるんだ、オイ?

というわけで、「突覇」と「千里行」の攻撃・移動を単純に比較してみたわけですが、

実際の出撃では突覇・千里行だけでなく、
進攻などの自動スキルや、勝鬨系スキル、また訓練所や遠征訓練所などの効果もかかってきます。

それらの効果はどう影響するのか?


 攻撃up系の効果
  →「千里行」有利

   例えば、進攻LV10を付与する場合、

   3.5コス初期移動13では、
   千里行>突覇になるのは素の移動力130以上が必要でしたが、

   進攻を付与することにより、
   千里行>突覇になるために必要な素の移動力が124まで下がります。
   より少ない移動振りPで突覇を上回るわけです。


 移動up系の効果
  →「突覇」有利

   先ほどと逆の影響ですね。
   千里行側はよりたくさんの育成Pを移動振りしないと突覇に勝てなくなり、
   そのぶん攻撃力を犠牲にする必要が出てきます。


で、その攻撃力でどこまで行けんの?

ブラ三世界は縦横-600×600の四角形世界です。
  世界が丸いとか言ったやつはマジ宗教裁判w

そのため中央の(0.0)座標から4隅までの距離は848.5です。
  だからどんなプレイヤーでも最低限この距離は確保できることになります。

また、最長距離になるのは隅っこから逆側の隅まで出撃した場合。
このときの距離は1697。 ブラ三にこれ以上の距離はありません。


そして、攻撃目標が☆1の場合、
“距離“ と “出現する民兵の防御力” は以下の表のようになります。

イメージ 3
 ちなみに左表の数値は乱数最大時のもの。

 武将の受けるダメージの目安としては、
  攻撃力が防御側の1.5倍なら →ダメージ約50
  攻撃力が防御側の2倍    →ダメージ約35
  2.5倍 →ダメ約25
  3倍 →ダメ約20
  4倍 →ダメ約12
  5倍 →ダメ約8
 という感じになる。



総括的な話?

まぁ、実際のところHPダメージをどの程度受けてOKかというのは、
ローテーションを回す高速武将の人数や、手持ちの回復カードの数など、
各プレイヤーそれぞれの状況によりますので一概には言えないです。

ただ、私個人の感想としては、
「千里行」はやっぱりパワー不足ツラいな、と……w

「千里行」で「突覇」以上のパフォーマンスを出すには、素の移速150が目安。
この状態では3.5コスでも攻撃力3万、3.0コスで攻撃2万くらいの攻撃力になるわけですが、
このくらいの攻撃力だとやっぱりダメージが気になりそうな感じですね。


って言うか、アレですよ。 遠征訓練所。
実際に高速武将使うときは遠征訓練所の影響が超絶デカいのです。
遠征訓練所で+700%とか速度upしてる中で、突覇と千里行の速度差なんて誤差じゃないのか、とw
下手すりゃ突覇より一騎当千とか万夫不当で飛ばしても良いんじゃないですか、とw

  実際、遠征訓練所の移動up500%くらい期待できるなら、
  素の速度100で突覇使うより、
  速度130で一騎当千つかった方が良かったりとか何とか……。

まぁ、そういう冗談半分・本気半分なネタは置いといても、
上述のとおり、訓練所の移動up効果は千里行よりも突覇に有利に働きますから、
大幅な移動upを生みだす遠征訓練所が存在する以上、千里行で突覇以上のパフォーマンスを期待するのはなかなか厳しいんじゃないかなって思いますね。


それでも私は、付与の安い「千里行」が大好きですけどねw (~▽~*)安いの大好き