みんな、おはよー! ゆっきーだよー(謎)
実は私、管理人はJOJOが大好きです
えぇ、そう、ご多分にもれず大好きですw
というわけでもちろん現在放送中の
TV版JOJOも毎週しっかりバッチリしゃっきり見ているわけですが、
今は第3部「スターダストクルセイダーズ」 が進行中
それに登場する花京院のことが最近好き過ぎて困っているのです (ぇw
先週の放送はちょうど「死神13」戦の決着でした。
この死神13戦、敵の正体に気付いているのは花京院だけで、
他のメンバーは承太郎も含め誰も気付いていない状態で進みます。
花京院は必死に敵の危険性について承太郎たちに訴えるのですが、
仲間たちはまだ「攻撃を受けていることにすら気付いていない」ので、誰も花京院の言うことを信じようとしない。
それどころか「花京院は連日の戦闘に疲れ、精神的におかしくなってしまったんだ」と的外れな心配をする始末。
結局この死神13戦で花京院は1人で孤独のまま戦いぬき、勝利します。
そしてようやく仲間も敵の存在に気付き、
ポル 「オレはお前のことを精神的に弱いやつと疑ってしまった・・・。
信じてやれなかった・・・。
迫っていた危機と、孤独に戦っていたんだな・・・・・・」
と素直に自分たちの間違いを認め、花京院に頭を下げるのですが、
それを見た花京院は手柄を誇るでもなく、
信じてくれなかった仲間に怒るでもなく、
花京院 「いや、(信じられないのは)ムリもないこと」
花京院 「この夢の世界にスタンドを持ちこむ方法を思いついたのは、
むしろ君のおかげでもあるんだ。 礼を言うよ、ポルナレフ」
と、逆にポルナレフに感謝すらしてみせたのです。
めちゃカッコ良くね?w
普通こんなこと言えないってw (~▽~;)
そこからの花京院くんはもうノリノリ♪
敵のやけくそな反撃をわざと食らった振りをして、ぶっ倒れたかと思えば、
↑のイラストのとおり 「なぁ~~んてね」 と言いながらおチャメに復活w
仲間の信頼を取り戻せたからテンション上がったんでしょうねw
あ、もしかしたら自分を疑った仲間たちにちょっと仕返ししたくてわざと食らった振りをしたのかもしれませんw
基本的にこの花京院ってキャラ、
イケメン系の澄ましたキャラに見えますけど、実は結構ノリが良いんです。
上記の「なーんてね」のおふざけもそうですし、
ポルナレフの「パンツー丸見え」というギャグもきっちり拾いますw
いや、ほんと、敵に襲われてる真っ最中にボケるポルもポルだけど、
襲われてる最中にそのボケをきっちり拾う花京院もそうとう良い根性してるw
ピシガシグッグも省略せずにちゃんとやる。 それが花京院流の礼義。
その他にも花京院は車で崖から落下している最中に
突然、承太郎から「相撲は好きか?」と謎の質問をふっかけられたときも、
きっちり「えぇ、大好きですよ。だけど相撲じゃあ拳で殴るのは反則ですね」とスタープラチナのパンチに引っかけた小粋な返答をしている。
実際、承太郎も花京院ならどんな状況でもパニクったりせずイカした返事をしてくれると信頼してるような気がする。
一匹狼っぽい印象のある承太郎だけど、実は花京院のことはめちゃくちゃ信頼してたんじゃないかな。うん。
シンガポールでは一緒に散歩に行こうとしてたし。
まぁ、あの時は途中で別のハンサム顔と入れ変わっちゃってたんだけど…w
で、ふと最近思うのが、
この花京院の“ノリの良さ”っていうのは、
花京院が『仲間』っていうものをとても大切にしているからじゃないか、
『仲間』を大切に思うがゆえに表れる態度なんじゃないかってこと。
花京院を象徴的に表わすセリフにこういうのがあります。
「子供の時から思っていた。 町に住んでいるとたくさんの人と出会う。
しかし普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるの
だろうか…?
小学校のクラスの○○くんのアドレス帳は友人の名前と電話番号でいっぱいだ。
50人ぐらいはいるのだろうか? 100人ぐらいだろうか?
母には父がいる。 父には母がいる。
自 分 は ち が う。
TVに出ている人とかロックスターは何万人といるんだろうな。
自 分 は ち が う。
『自分にはきっと一生誰ひとりとして現れないだろう。』
『なぜなら この『法皇の緑』が見える友だちは誰もいないのだから…
見えない人間と真に気持ちがかようはずがない。』
アヴドゥルやイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
それは目的が一致した初めての仲間だったからだ。
DIOを倒すという この旅!
数十日の間だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。」
肉親とすら心通うことはないと思っていた花京院、17歳。
この17年間の孤独を彼はいったいどんな気持ちで生きてきたのか。
そして17年目にしてようやく初めて理解した「友情」という気持ち。
花京院という人物にとってこの「孤独」と「信頼」は非常に強いキーワードです。
孤独を知っているからこそ、信頼の本当の意味を知っている。
件の「相撲は好きか?」もお互いに“こう言えば相手はこう答えるだろう”っていう信頼感があるからだし、
死神13戦で花京院が誰にも信じてもらえなくてもそれを恨まなかったのは、
いつかは皆に信じてもらえるっていう期待があったから。
また、花京院にはこんな名言もある。
「承太郎! キミの意見を聞こうッ!」
DIOの強大な力を目にして一旦退いて体勢を整えようと提案するジョセフと、
このまま一気に攻めるべきだというポルナレフ。
そしてそのDIOがいつ襲ってくるかも分からない状況。
チーム分裂の危機に、
敢えて花京院は自分の意見ではなく承太郎に意見を求めます。
これは承太郎なら正しい決断をすると思ったから、そして承太郎の決断にならジョセフもポルも納得するだろうと確信していたのでしょう。
かなり勢いのある聞き方
ジョセフ、ポルナレフの対立を強制的に中断させ、
承太郎の意見に耳を傾けさせる効果がある。
そして同じくDIO戦で、花京院最大の功績となるこのセリフ。
「メ…メッセージ…で…す… これが…せい…いっぱい…です
ジョースター…さん 受け取って…ください… 伝わって…… ください…」
DIOの能力の秘密を解く、最大のヒントを花京院はジョセフに託しました。
しかし、ヒントと言っても正直あんなヒント普通は伝わんないよ (~ー~;)
って言うかヒントだとすら思わないんじゃないだろーか?
花京院くんから送られてきたヒント
街の時計に花京院のエメラルドスプラッシュがぶち当たっている
実際、秘密を暴かれたDIO本人ですら、攻撃の狙いが外れて無関係のものをぶっ壊しただけだと思いました。
しかもDIOは決して頭の悪いキャラではないです。
用意周到で、特に自分の不利になることについては慎重すぎるくらいに敏感な
性格をしています。
それでも花京院は「受け取って下さい、伝わって下さい」と思いながら、
このヒントをジョセフに託すのです。
ジョセフならこの意味を理解してくれると信じて。
そしてまたヒントを託されたジョセフの方も、
「花京院は無意味なことをするやつじゃない。きっとあれには意味があるんじゃ!」とこの無茶振りにもほどがあるヒントを解き明かしていくのですよ。
「無意味なことをするやつじゃない」という言葉が表すとおり、
ジョセフは花京院という人物の人柄を良く知っているのです。
そして花京院の方も、ジョセフが(あるいは他の仲間も)自分のことを
知ってくれていることを知っている。
「無意味なことをするやつじゃない」という言葉が表すとおり、
ジョセフは花京院という人物の人柄を良く知っているのです。
そして花京院の方も、ジョセフが(あるいは他の仲間も)自分のことを
知ってくれていることを知っている。
そういう、“士は己を知る者のために死す”というほどの、
強い絆と信頼関係が彼らにはあったのです。
強い絆と信頼関係が彼らにはあったのです。
まさに互いの信頼が解き明かしたと言っても過言ではないでしょう。
最近はもう花京院を見てると泣きそうになる
というわけでね、
TV版のJOJOを見ていて、
花京院が仲間と楽しそうにしていると、「きっと今、幸せなんだろうなー」とか思ってしまう私がいますw
言葉を交わさなくても、何気ない仕草に至るまで、花京院は本当に仲間のことを考えて行動し、大切にしているように見える。
そう思うともう、彼がこの先どういう展開になっていくのか、
原作を読んで知ってる私としては、もうなんか可哀想で可哀想でたまらんのですよw
死神13戦が終わって、
花京院が「チャン♪ チャン♪」って言って笑ったときは
迂闊にも管理人、目元がウルっときたくらいですw
年取ると涙腺が緩むんだってことをようやく実感しましたw
↑の1コマは承太郎が「?」って思いながらも軽く振り向いてるのが良いですねw
この2人、承太郎が無口なせいでほとんど会話もないけど、ちゃんと相手のことを気にかけてる。
基本的に私はTV版で 「原作とは違うエンディング!」 とかやるの絶対ダメだと思ってる派の人間なんですが、
正直、今回だけは別エンディングになってくれないかと心のどこかで思ってる自分がいますw
うーん、ファン失格ですね。こんなことを考えているようじゃ……w
いや、腐女子的には合格ラインなのかな?
JOJO界には「あーん! スト様が死んだ!」の前例もあるしw