武器改造の指針 (デモンズソウル攻略)


デモンズソウル = 武器改造ゲーム


このゲームでは、武器改造がとてつもなく重要です。

普通、一般的なゲームであれば武器が多少弱くてもキャラクターのステータスを高めることである程度カバーできます。
Lv99の勇者ならば例え武器が「ひのきの棒」であってもスライム相手に苦戦することはないでしょうw

しかし、デモンズソウルは違います。
デモンズソウルではいくらキャラクターのステータスが高くても、武器が弱ければ最初の敵とすらまともに戦うことはできません。
 

 
デモンズソウルの武器には、それぞれ「キャラクターのステータスをどの程度攻撃力として反映させるか」が決まっています。

たとえば、
  ・基本攻撃力は高いけど、キャラクターステータスを上げてもあまり攻撃力が伸びないタイプ
  ・基本攻撃力は低いけど、キャラクターステータスを上げれば攻撃力がぐんと高まるタイプ
――といった具合です。

また、攻撃力に反映されるステータスも武器(改造の仕方)によって
筋力であったり、技量であったり、魔力であったり、信仰であったりします。


そのため、
例えば“基本攻撃力は低いけど、キャラクターの魔力ステータスを高めれば攻撃力がぐんと高まる武器”というのがあった場合、
武器の性質どおりに魔力の高い魔法使いのようなキャラクターがその武器を使えば大きな力を発揮しますが、
逆に魔力を鍛えていない戦士系のキャラだと、たとえ他のステータスがどんなにムキムキマッチョに鍛えていたとしてもその武器はずっと弱いままです。



そして、武器にこのような性質を付与するのが「武器改造」というシステムです。
プレイヤー自身が自分のプレイスタイルに沿った武器をカスタマイズできるというわけですね (~▽~*)

また、基本的には武器改造を施せば施すほど、キャラステータスの攻撃力反映度が高まっていきます。

つまり逆に言えば、改造度の低い武器を使っている状態では、キャラクターのステータスを鍛えてもあまり意味がありません

デモンズソウルはキャラクター自身を鍛えるよりも先に、武器を改造した方が良い
武器改造=最優先事項のゲームなのです!
 

武器強化できる場所

武器強化ができる場所は2ヵ所

○『楔の神殿』にいる鍛冶屋
プレイヤーにとって終始探索の拠点となる『楔の神殿』
ここにいる鍛冶屋は、武器の“基本改造”と、“上質の”派生への改造のみ行うことができます。
それ以外の“派生”への改造はできません。

○『ストーンファング坑道-1』にいる鍛冶屋
隠しルートというほどではありませんが、坑道の地下に隠れるようにいる鍛冶屋。
全ての派生強化が可能なので、基本的に武器改造と言えばここへ行くことになります。


武器強化には“素材”が必要   希少な素材は“結晶トカゲ”を狩って集める

武器を強化するには、“鉱石”という素材アイテムが必要で、
強化派生の種類に応じて様々な鉱石が存在します。

鉱石は商人から購入したり、マップに落ちているのを拾ったり、倒した敵からドロップしたりといった方法で入手できます。

中でも特に、“結晶トカゲ”という特殊な敵からのドロップが最大の入手ルートです。

結晶トカゲは倒すと高確率で鉱石をドロップし、
また、他の敵や店からは入手できないような非常に希少な鉱石を落とすこともあります。
  (特に一部の鉱石は結晶トカゲを倒すことでしか入手できません。)

ただし、貴重な鉱石をくれる結晶トカゲさんですが、
トカゲの出現数には上限があり、1周のプレイで倒せる回数は決まっています。

  出現回数はそれぞれの場所にいるトカゲごとにカウントされており、
  「そのエリアで倒したボスの数+1回」まで出現します。
  基本的に各エリアには3体のボスがいますので、つまり同じ場所にいるトカゲは最大4体まで
  倒すことができるということです。

  トカゲはプレイヤーが近づくと逃げ始め、
  この逃げ始めた段階でトカゲの出現数を1回消費することになります。
  倒せずに逃げられてしまえば、貴重なトカゲを1体ぶんムダにしてしまうというわけですね (~ー~;)

  また、トカゲは倒す場所によってどの種類の鉱石を落とすかが決まっています。
  貴重な鉱石を入手できるチャンスは本当に限られているのです (~▽~;)

もしトカゲからお望みの鉱石がドロップしなかった場合は、1回クリアして2周目で再挑戦です。
2周目になればトカゲの出現数はリセットされ、また出てくるようになります。

  ちなみに、トカゲは刺突攻撃が弱点。
  槍や刺突剣で攻撃すると効率良く倒すことができます。
    魔法防御はやや高めなので、魔法属性の付いた武器はトカゲ狩りに不向きです。
    炎武器もダメージ的にはあまり有効ではありませんが、当てると燃えてひっくり返るので逃げる
    までの時間稼ぎにはなります。
 


 
 
以下は各派生改造の特徴解説です。
 

主力用の改造 (物理属性) (魔法・松脂などでのエンチャント可)

 

【基本強化】(最大10段階)
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武器の基本攻撃力を強化する改造。
武器の種類によって硬石系または鋭石系のどちらかを使用する。

最大で10段階まで強化でき、最終的な攻撃力は無強化状態の約2倍。
キャラクターステータスの攻撃力への反映度は低く、もともとの武器の特徴が引き継がれる。
(筋力・技量で攻撃力が伸びる)

また、盾も硬石系でこの強化ができ、その場合は盾受け能力(盾防御したときのスタミナの減りにくさ)が強化される。
 
◎長所
 
キャラステータスは攻撃力に反映されにくいものの、単純に武器の基本攻撃力が大きく伸びるため、キャラステータスが低い状態でも高い攻撃力を発揮できる

筋力・技量をほとんど育てていない低レベルのキャラ魔法使いなどにとっては最善の物理攻撃武器となります。


●短所
キャラステータスが反映されにくいので、筋力・技量が育ったキャラで使うのはあまり効率的でない。

また、最大まで強化しようと思うと非常にたくさんの素材が必要になる
硬石・鋭石系は入手しやすく安価な素材ではあるのだけど、他の派生強化の準備にも必要だったりするので消費が激しい。
買うのもお金かかるし、“大きな欠片”はお店の場所も拠点から遠いので非常に面倒くさいですw

特に硬石系は盾の強化をまず優先して使った方が良いでしょうね (~▽~;)


 
【“上質の”派生】(基本強化+3から派生 最大5段階)
 
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筋力・技量ステータスの攻撃力反映度を強化する改造。
筋力・技量どちらかに特化するタイプではなく、どちらのステータスを上げてもほど良く攻撃力が上がるバランス型。

ほぼ全ての武器で派生改造が可能。

◎長所
 
筋力・技量どちらを上げても攻撃力が高まるので、
筋力タイプのキャラが技量タイプの武器を使いたい場合など、本来は自分に合わないタイプの武器を使いたいときなどにこの派生改造をしておくと良いかもしれない。
  デモンズソウルには、モーションや攻撃属性など色々な武器を使い分けた方
  が良い場面も多いし。

なお、キャラの筋力・技量ステータスを最大まで上げれば、最終的に一番強くなる派生強化がこの“上質の”派生である。

また、基本攻撃力がそこそこ高いのも特徴。
基本強化改造の次に基本攻撃力の高い改造になるので、キャラステータスが低い状態でもそこそこ強い。
消費の激しい硬石・鋭石の調達が難しいなら、この上質派生を作って妥協するというのも一つの手。
幸い、みなぎ石は坑道2にある“トカゲの巣”を効率良く狩れるようになれば持ち切れずに捨ててしまうほど大量に手に入るw


●短所
特化型ではないことが最大の弱点。
どちらのステータスを上げても攻撃力はゆるやかにしか上昇しないので、
筋力+技量が合計60くらいはないと基本強化改造よりも攻撃力で劣る


【“叩き潰す”派生】(無強化から派生 最大5段階)
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筋力ステータスの攻撃力反映に特化した改造。
そのかわり、技量ステータスを上げても攻撃力は上がらなくなる。

剣や斧など筋力系(硬石系)の武器で派生改造が可能。

◎長所
筋力を上げることで劇的に攻撃力が高まるタイプの改造。
特に筋力は武器を両手持ちするだけでも1.5倍に計算されるので、両手持ち中の攻撃力はさらに跳ね上がる。

レベルが低いうちでも高い攻撃力を得られる即戦力タイプの改造です。
基本強化と比べると、片手攻撃なら筋力25両手攻撃なら筋力17~18以上あれば叩き潰す派生の武器を使った方が大きなダメージを与えられます。

 
●短所
素材の入手がちょっと大変。
素材のにび石はどれも坑道2の石蛇から入手できます。
欠片はすぐにぽこぽこ出るのである程度までは簡単に強化できますが、
塊や純粋はドロップ率が低いため最高段階まで強化するのはなかなかに大変。

素材集めをしたい場合は、
坑道2のボス(炎に潜むもの)を倒したあと、炎に潜むものの要石を起点にしながらボス部屋の手前にいた石蛇を狩りまくると良いでしょう。



【“鋭利な”派生】(無強化から派生 最大5段階)
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技量ステータスの攻撃力反映に特化した改造。
そのかわり、筋力ステータスを上げても攻撃力は上がりにくくなる。

曲刀や刀、刺突剣など技量系(鋭石系)の武器で派生改造が可能。

ちなみに、素材鉱石(刃石)の説明文には「武器が脆くなる」と書いてあり、実際に通常よりも耐久度が減りやすくなっている。
と言ってもその差はごくわずかなのであまり気にしなくて良い。

◎長所
叩き潰す派生の技量バージョン。
少ないステータス育成で効率良く攻撃力を上げられるので即戦力性が高い。

基本強化改造と比較すると、技量が25~27程度以上あるなら、この派生を使うと良いと思います。

●短所
これもやはり素材入手の大変さが欠点でしょうか (~ー~;)
欠片はわりとたくさん手に入りますが、塊・純粋の入手は難しく、
特に純粋の入手はデモンズソウルでも鬼門と言われていますw
  ドロップする敵が非常に少なく、しかもめちゃ強いっていう、ねw
  しかもしかもドロップ率も低いw

  “叩き潰す”の純粋にび石のようにイベント入手もありませんしね……。

ただ、まぁ、この純粋な刃石を落とす敵はソウル(経験値・お金)稼ぎにも非常に適した敵ですので、ソウル稼ぎと刃石集めを同時並行で進められるため私的にはあんまり苦労した記憶がありませんw (~▽~;)


主力用の改造 (炎・魔法属性) (魔法・松脂などでのエンチャント不可)


【“竜の”派生】(基本強化+3から派生 最大5段階)
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武器に炎属性を付与。
もともとの物理属性と炎属性が半々で共存した武器になる。

キャラステータスは攻撃力に反映されない

剣や斧など筋力系(硬石系)の武器で派生改造が可能。


◎長所
派生強化の中で唯一の炎属性
キャラステータスを上げても攻撃力には反映されないが、そのぶん武器自体の基本攻撃力が高いのが特徴。
筋力・技量を育成していない低レベルのキャラや魔法使いでも、高い攻撃力を発揮できる頼もしい武器だと言えます。

また、炎は相手をひるませる力が強いため、連続攻撃を繋げやすかったり、自分のスタミナを回復させる隙を作れたりなど、単純なダメージ量以上に戦闘を有利にしてくれる場合があります。

素材の面では、普通に進めていても1周のプレイ中に純粋な竜石を2個必ず入手できます。
塊の数がやや不足気味になりがちですが、ゲーム序盤の初心者でも比較的作りやすく強化しやすいのもこの武器の頼もしいところです。
 

●短所
キャラステータスが攻撃力に反映されないので、作った時点で攻撃力は既に限界。
それ以上の成長は望めません。
キャラステータスが成長していけば、いずれは他の派生武器に追い抜かされてしまうでしょう。

ある程度周回プレイを続けていると顕著に攻撃力不足感が出てきます。
それでも炎のひるみ効果は便利だったりするので、最終的にはダメージよりも“ひるみでハメ殺す”ために使うようになりますねw



【“月の”派生】(基本強化+6から派生 最大5段階)
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武器に魔法属性を付与。

キャラステータスは主に魔力が魔法攻撃力としてそこそこ反映され、
筋力・技量も物理攻撃力として極僅かに反映される。

基本攻撃力が高めで、そのぶんキャラステータスの反映は低めの武器。
全体的な印象としては“竜の武器”の魔法バージョンといった感じ。

ほとんどの武器で派生改造が可能。


◎長所
キャラステータスによる成長は小さいものの、基本攻撃力が高いので低レベルのキャラや魔力の低い戦士キャラでも使いやすい魔法武器です。
魔力が25以下なら“欠月の”武器を作るよりもこちらを作った方が良いでしょう。

 
●短所
同じく魔法属性の派生改造、“欠月の”や“祝福の”の下位互換になりがち。
魔力を育てるキャラならば“欠月の”の方が強いですし、
魔力を育てないキャラでも“祝福の”の攻撃力と実はほとんど差がありません。

そのため、“月の”派生の武器は魔力の高いキャラ、低いキャラどちらにとってもイマイチ決定力に欠ける武器なのです (~▽~;)

一応、”欠月の”強化とは違って筋力・技量でも攻撃力が上がるため、筋力・技量・魔力のすべてをゴリゴリに高くしていったら、最終的には”欠月の”武器よりも強くなります。
しかしその場合でもやはり、筋力・技量・信仰を高めた”祝福の”強化の方が僅かに強いため、”月の”強化が”欠月”や”祝福”を押しのけて活躍する機会というのは滅多にないでしょう。

強いて“月の”を作るとしたら、“欠月の”派生を作ることができない槍系武器や竿武器の「サイズ」、格闘武器の「かぎ爪」などを愛用したい場合などに限られるのかもしれません。



【“欠月の”派生】(基本強化+6から派生 最大5段階)
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武器に魔法属性を付与。
また、MP自動回復の効果があり、強化+1~2のときMP1ポイント/5秒、強化+3~4のときMP1ポイント/4秒、強化+5のときMP1ポイント/3秒ずつ回復していく

攻撃力に反映されるキャラステータスは魔力のみ。反映度はとても大きい。
基本攻撃力は低いが、キャラステータスによる成長が大きい武器。

曲刀や刀、刺突剣など技量系(鋭石系)の武器で派生改造が可能。


◎長所
魔力で攻撃力が高まり、なおかつMP自動回復の効果があるので、魔法使いキャラとの相性が非常に良い
基本攻撃力が低いのでキャラステータスがある程度高くないと力を発揮しづらいが、概ね魔力が25以上あれば“月の”武器を使うよりもこっちを選んだ方が良い。

また、素材の集めやすさも大きな長所で、
嵐2開始後すぐ出会える死神を倒すだけで、欠片・塊はどんどん回収できる。
  死神はソウル(経験値・お金)稼ぎにも最適なので、
  素材集めとソウル稼ぎを同時に行えるなど非常に効率が良いw (゚∀゚ )ウマー!
    また、この場所は“鋭利な”派生の純粋な刃石の稼ぎポイントでもある。
    月影石・刃石・ソウルを稼ぎまくれる超激ウマスポット!!w (゚∀゚*)ウンマーッ!!

素材の集めやすさでも“月の”を上回っているので、“月の”は本当に出番がないですw


●短所
大器晩成型の武器なのである程度は魔力ステータスが高くないと力を発揮しにくい。
――のだが、前述のとおり素材を集めやすいので、結果的に低レベルキャラでも“月の”武器よりこっちを使っている場合が多い。
  死神狩りができれば強化+4まではすぐに作れるし。

ただ飽くまで大器晩成型なのは確かなので、
魔力の低い状態では“祝福の”武器の攻撃力に負けてしまいがちです。



【“祝福の”派生】(基本強化+6から派生 最大5段階)
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武器に魔法属性を付与。
また、HP自動回復の効果があり、強化+1~2のときHP2ポイント/秒、強化+3~4のときHP4ポイント/秒、強化+5のときHP6ポイント/秒ずつ回復していく

キャラステータスは主に信仰が魔法攻撃力として大きく反映され、
筋力・技量も物理攻撃力として極僅かに反映される。

物理の部分は基本攻撃力が高めで、キャラステータスの反映度は低め。
魔法の部分は基本攻撃力はやや低いが、キャラステータスの反映度が高い武器。

攻撃力に関与するステータスは異なるものの、同じ魔法属性を持つ武器としては"月の"強化の成長パターンに似ています。
仮に信仰・魔力ステータスが同程度のキャラクターであれば、“月の武器”と同等かそれ以上の性能を発揮できる場合が多いでしょう。

剣や斧など筋力系(硬石系)の武器で派生改造が可能。

◎長所
何と言ってもHP自動回復の効果が使いやすい。
さらに攻撃力の面でも優秀で、信仰が16程度以上あるなら概ね“月の”武器と同等以上の性能で使っていける。
  信仰16といえば極めて便利な補助奇跡「一度きりの復活」が使えるラインなの
  で、恐らくどんなキャラでも16までは必ずステ上げしているはず。

“月の”武器のほぼほぼ上位互換なので、
キャラクターが低レベルでも高レベルでも使っていける優秀な魔法武器です。


●短所
特にないw


状態異常付加など  (魔法・松脂などでのエンチャント不可)

【“裂傷の”派生】(基本強化+3から派生(刀のみ無強化から) 最大5段階)
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武器に「出血」(時間経過でHPダメージ)の状態異常を付加する。

また、攻撃力としては技量ステータスの反映度が高い武器になる。
  “鋭利な”派生の改造に近い。

曲刀や刀など技量系(鋭石系)の武器の一部で派生改造が可能。
  (技量系でも短剣や刺突剣、槍は改造できない)


◎長所
デモンズソウルにはHP減少させる状態異常が「疫病」「毒」「出血」で3種類もあります。(ありすぎだろw)
このうち、「疫病」「毒」は魔法による付与もできますが、「出血」だけは武器でなければ付与できません。

HP減少は特に対人戦で相手を苦しめる、ねちっこい一手となりますw

また、基本的には状態異常を付加するための武器ではあるものの、
技量の反映度が高いので、技量ステータスが高ければ攻撃力自体もそこそこ高くなるのがこの武器の特徴です。

また、素材集めもしやすく、
単純な攻撃力では“鋭利な”派生にやや劣るのですが、“鋭利な”の最終強化に必要な「純粋な刃石」は入手が非常に難しいので、
技量系キャラクターの主力武器としてこの改造に妥協するというのも悪くないかもしれません。


●短所
状態異常と攻撃力を両立させた武器ではあるが、そのぶんやや中途半端。
 
長所として書いたとおり攻撃力もそこそこ優秀に伸びますが、松脂や魔法などによるエンチャントはできないので、やはり技量系の主力武器とするにはやや力不足です。

攻撃力では“鋭利な”に勝てないし、
状態異常の効果では“水銀の”に勝てない。



【“水銀の”派生】(基本強化+3から派生 最大5段階)
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武器に「毒」(時間経過でHPダメージ。回復アイテムの回復量半減)の状態異常を付加する。

また、武器の基本攻撃力はやや高めだが、
ステータスの反映度は筋力の反映がほとんど無くなってしまう。
  (イメージ的には、“上質の”派生から筋力の反映を抜いたような感じ)

曲刀や刀、刺突剣など技量系(鋭石系)の武器で派生改造が可能。


◎長所
対人戦でやらしいw

状態異常を付加する能力が非常に高く、“裂傷の”派生の「出血」効果と比べても、こちらの方がより早く、より大きなダメージのHP減少効果を発生させることができる。
また、この派生改造が可能な武器はもともと出血効果を持っているものも多いため、結果的に「出血」と「毒」の両方を付加できる武器が作れる。

また、基本的には攻撃力が伸び悩む弱い武器ではあるものの、
基本攻撃力がそこそこあるので、技量ステータスが低い序盤のうちは“裂傷の”派生と比べて攻撃力でも上回る。
  概ね、技量22以下ならば“裂傷の”よりこちらの方が強いようです。


●短所
毒付与は魔法の方が手っ取り早い。
魔法には「毒の霧」という、非常に強力な毒効果の魔法があります。

武器としての攻撃力も概ね低い傾向があるので、
「わざわざ弱い武器で戦いながら毒付与を狙うより、手っ取り早く魔法で……」というふうになってしまいがちです (~▽~;)

また、「毒」などの状態異常は対人戦では厭らしいですが、
対人以外、つまりゲームを攻略する目的では即効性がなく使いどころが限られます。特に「毒」は効かない敵も多いです。



【“致命の”派生】(基本強化+3から派生 最大5段階)
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致命の一撃(パリィ成功または背後から攻撃した際に発生するクリティカルアクション)で与えるダメージが大幅に増加する。

基本攻撃力は低めで、
キャラステータスの攻撃力反映も技量特化型ではあるがあまり高くない。

短剣・刺突剣・槍でのみ改造可能。
  特に、短剣・刺突剣はもともと致命攻撃の威力が高いという特徴があり、
  この改造でその威力はさらに上乗せされる。


◎長所
致命の一撃の威力が劇的に上がる。
この改造は武器攻撃力自体は低いのですが、致命攻撃の威力だけは異様に高くなり、他の派生改造をした武器よりも強力です。

ちなみに、致命の短剣と致命の刺突剣を比較した場合は、短剣の方が致命攻撃の威力は大きくなるようです。


●短所
致命の一撃以外の攻撃力が低い。
やはり通常攻撃の威力が低い武器を戦闘に使うのは頼りないものがあります。

また、致命の一撃ができるのは一部の人型の敵のみで、
それ以外の敵にはそもそも致命の一撃自体が発生しません。
そうなると、この武器はただ弱いだけのダメ武器になってしまいます。

まぁ、主力で使うというよりはサブ武器として仕込んでおき、チャンスが来たときだけこれを取り出してぶっ刺すという使い方になるのでしょう。
そういう戦い方も面白そうだなぁとは思いますが、そもそも致命の一撃がヒットすればこの武器でなくても追撃ですぐに敵を倒せたりしますし、なかなか使う意義を見出しにくいところです。
 
 


弓専用の強化

弓に実施可能な強化系統は、
剣などと共通している“基本強化”(硬石系を使用)と“上質の”と、
弓専用の“粘質の”の3種類がある。


【“粘質の”派生】(基本強化+3から派生 最大5段階)
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技量ステータスの攻撃力反映に特化した改造。
そのかわり、筋力ステータスを上げても攻撃力は上がりにくくなる。
  いわゆる剣などにおける“鋭利な”派生と同じ。

また、矢の飛距離が若干伸びる。
 
 
◎長所
技量が高ければ非常に大きな攻撃力を得られる。
また、最終的に一番攻撃力が高くなる強化派生がこれ。

弓矢は実は「矢」の方にも“技量で攻撃力が上がる”という隠しパラメータがあります。
そのため、「弓」の攻撃力だけで比べると一見、“上質の”派生の方が攻撃力が高く表示されるような状態であったとしても、「矢」の攻撃力まで含めれば“粘質の”の方が強くなる場合が多いです。
 
さらに、改造素材である蜘蛛糸鉱は弓専用の素材なので、他の武器と素材の取り合いをせず強化しやすい。
 
強化しやすく、最終的にも強い改造なので、弓は”粘質”強化でほぼ確定だ。

●短所
一応、基本攻撃力が低く、キャラステータスによる成長率が高いタイプの改造なので、技量が低いキャラクターでは力を発揮できないという面はある。
 
 


盾専用の強化

盾に実施可能な強化系統は、
盾の受け能力(防御したときのスタミナ消耗を抑える能力)を高める“基本強化”(硬石系を使用)と、
魔法防御力を高める“遮光の”の2種類。

また、「スパイクシールド」のみ、他の盾とは違って強化に鋭石系を使用し、
“遮光の”派生はなく、“鋭利な”派生(基本強化+6より派生)の強化ができる。
  どちらも盾受け能力を上げるのではなく、攻撃力が上がる。
  つまり、スパイクシールドは盾ではなく武器w
 
 
【“遮光の”派生】(基本強化+6から派生 最大5段階)
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盾の魔法カット率を上げる。
  通常の盾は初期状態で魔法カット率30%(魔法攻撃をガードしたときダメージを30%軽減する)
  で、“基本強化”では魔法カット率は上がらない。
  “遮光の”強化をすることで、魔法カット率は70%まで向上する。

その代わり盾受け能力は上がらず、
また、基本強化+6からの派生ではあるが、この派生強化をした時点で盾受け能力は初期状態に戻ってしまう。


◎長所
……んー、まぁ、特にない (~▽~;)
トロフィーコンプリートに必要なので、そのために作る程度。実用性は無いw

●短所
カット率が上がるとは言ってもしょせん最大70%。
つまり魔法攻撃をガードすれば30%はダメージが貫通してくる。全く安心できないw
  せめて90%くらいあれば……。

また、盾受け能力が上がらないというのも極めて大きな弱点。
魔法は防げても(防げてないけど)、防御するたびスタミナがごりごり削られていくので、すぐに防御が崩れて直撃を貰ってしまうような状況になることも……。

何より、わざわざこの“遮光の”派生を作らなくても、それ以上に性能の良いレア盾を入手できちゃうんですよねw (~▽~;)
そのせいで、なおさらこの“遮光の”派生の出番はないというわけです。

  レア盾「暗銀の盾」は魔法カット100%。
  改造すれば盾受け能力も上げられるので完全に“遮光の”の上位互換です。
  腐れ谷の最終ステージにある盾なので入手タイミングはやや遅いのですが、
  クリアまでに必ず手に入る盾です。

  また、レア盾「審判者の盾」は魔法カット50%。
  嵐の祭祀場の第1ステージで手に入るので、頑張ればわりと序盤から使える。
  上記の「暗銀の盾」が手に入るまではこれで十分です。