キャラ育成の目安(2)  (デモンズソウル攻略)

キャラ育成について、さらに踏み込んで『育成プラン』などをご紹介。

でも、やっぱりデモンズソウルは育成で悩むのも楽しさのうちだと思うから、
まずはこの記事を読む前に自分で色々試行錯誤するのが良いかもね (~▽~;)

 

育成プランについて


すべてのステータスは上限99。
ソウル(経験値のようなもの)さえ支払えば全ステータスを99まで上げることが可能です。
  また、その際のソウルレベル(キャラの総合レベル)は712になります。

しかし、ソウルレベル350くらいからはステータスを1上げるのに必要なソウルが100万を超え、さらにソウルレベル420くらいで200万くらいかかるようになります。

100万ソウル貯めるのに効率良く稼いでもだいたい30分はかかりますので、そうなるとステータス1上げるのに1時間、2時間とかかるようになっていくわけです。
  ちなみにソウルレベル700を超えると、必要なソウルはなんと800万を突破!
  ステータス1上げるのに4~5時間はかかる計算です。

  また、このゲームの仕様上、うっかり2回連続で死んでしまうと、
  それまで貯め込んでいた全ソウルが消滅してしまいますw
  数時間分の頑張りが完全に水の泡。心が折れる瞬間でしょうw (~▽~;)

  このゲームは普通に攻略しているときより、
  ただのレベル上げの方が心折れる危険性の高い恐ろしいゲームなのですw


――というわけで、デモンズソウルでは基本的にどんなキャラでも自分の好きなように育成することができますが、
全ステータスを99にするのは現実的には不可能です。(一応、裏ワザはありますが)

そのため、どのステータスを重点的に育てるかという育成プランがそのキャラクターの個性となります。

・筋力を伸ばした「筋力戦士」
・攻撃魔法を使う「魔法使い」
・信仰系の魔法武器を使う「アンバサ戦士」  といった感じですね。

まぁ、根気強いプレイヤーでも、だいたい2~3種類のステータスを99にするのが限界(ソウルレベル400くらい)だと思っておいて良いでしょう。
  私の実例だと、体力99・頑強30・知力40・魔力99・信仰80くらいでわりと限界でしたw

具体的に言えば、
攻撃力に関係する 筋力・技量・魔力・信仰 のいずれか1種が最優先。
それに加えて、どの育成でも重要となる 体力・頑強 。
さらに余裕があれば再び、 筋力・技量・魔力・信仰 の中からもう1種類上げたいけどたぶんムリwという感じです。

育成プランの簡易チャート
イメージ 1

【筋力戦士】
筋力で攻撃力の上がる「叩き潰す」派生の武器を使うための育成。

「筋力」を最優先で育成し、
合わせて接近戦に不可欠な「体力」「頑強」を育成する。
 
○長所
 ・わりと早い段階で「叩き潰すバトルアクス」が手に入るため、序盤から高い攻撃力を得やすい。
 ・大盾「スチールシールド」「紫炎の盾」など、使用に高い筋力が必要な装備を使える。
 ・両手持ち攻撃は筋力1.5倍で計算されるため、両手持ちするだけで攻撃力がガッツリ増える。

○短所
 ・遠距離での攻撃手段に乏しい。(弓は主に技量でダメージが上がるので)
 ・両手持ち攻撃の威力は筋力66で限界に達する。(つまり66以上は育成する意味が薄い)
 ・最終的な攻撃力は技量戦士や上質戦士の方が高くなってしまう。

育成初期から非常に高い攻撃力を得られるのが特徴です。
武器を両手持ちすると筋力は1.5倍で計算されるため、
筋力66あれば、それはステータスMAXの99まで育てたのと同等の攻撃力を発揮できるということになります。

技量や魔力を上げる場合の育成と比べ、圧倒的に少ないレベル上げで最高攻撃力に到達できる。
そういうコストパフォーマンスの高さ、成長の早さが筋力戦士の利点と言えるでしょう。
筋力を99まで上げる必要がないぶん、体力や頑強あるいは他のステータスの育成にソウルを費やすことができます。

しかし一方、「叩き潰す」武器は筋力のみでしか攻撃力が上がらないので、両手持ち攻撃の威力は筋力66で上限を迎えることになります。
それ以上の筋力育成は意味が薄い(一応、片手攻撃の威力は筋力99まで伸び続けますが)ので
さらなる成長を目指すなら、上質戦士や魔法剣士・アンバサ戦士など早めに次の段階への育成を検討しましょう。


【技量戦士】 & 【弓使い】
技量で攻撃力の上がる「鋭利な」派生の武器を使う育成。
弓の扱いにも適性が高い。(特に「粘性の」派生の弓)

「技量」を最優先で育成し、
合わせて接近戦に不可欠な「体力」「頑強」を育成する。

○長所
・弓矢の威力も主に技量によって上がるため、接近戦・遠距離ともに高い攻撃力を得られる。
・武器強化アイテムを落とす鉱石トカゲを倒しやすい
  (トカゲの弱点武器である槍・刺突剣には「鋭利」派生があるので)
 
○短所
・「鋭利な」武器を作るための鉱石入手が難しく、序盤は武器を作れない。
・矢を数十本単位で持ち歩くのは意外と重いw

筋力戦士の技量バージョン。
両手持ちで1.5倍のような恩恵はないものの、弓矢を使った遠距離攻撃も得意なバランスの良さが魅力です。

弓にも、「上質」派生(筋力・技量で攻撃力が上がる)と「粘質」派生(技量で攻撃力が大きく上がる)という2つの強化系統があるのですが、
しかし実は弾丸である矢の方にも“技量で攻撃力が上がる”という性質が隠されているため、技量戦士は非常に効率良く弓矢の攻撃力を得られるのです。
  もちろん、弓矢は「粘質」を作りましょう。
  弓矢には上記のような特性があるため、筋力99・技量99まで育てた場合で
  も
上質よりも粘質の方が強いのです。

また、筋力戦士との大きな違いとして、
技量戦士が使う「鋭利な」派生の武器は、僅かではありますが筋力でも攻撃力が上がるという点があります。

筋力も上げる。 つまり上質戦士へと育成する場合の話ですが、
筋力でも攻撃力の上がる「鋭利な」武器は、筋力+技量が170(つまり「鋭利」は筋71・技99、 「上質」は筋85・技85)くらいになるまで、「上質」武器よりも攻撃力が高かったりします。
  また、筋99・技99になって追い抜かれても、上質と鋭利の攻撃力差は僅か数ポイントです。

筋力+技量が170以上ってことは、それはほとんど育成の最終段階。
つまり、まずは技量を99まで上げちゃえば、最後の最後に上質に追い抜かれるまで技量戦士の方が強いということ。
技量戦士は育成の序盤から終盤まで常に高い攻撃力を発揮できるというわけです。


【アンバサ戦士】
信仰で攻撃力の上がる「祝福の」派生の武器を使う育成。
「祝福」武器には物理属性だけでなく、魔法属性も込められている。
さらに、“HP自動回復効果”があるのが最大の魅力。

「信仰」の育成が最優先。
合わせて接近戦に不可欠な「体力」「頑強」を育成するのが基本だけども、
奇跡や魔法を多用するつもりなら、「知力」(MP)も育成する必要がある。
 
 
○長所
・武器に“HP自動回復効果”がある。
・物理攻撃に強い敵にも効率良くダメージを与えられる。
・奇跡の記憶枠が多い。

○短所
・遠距離攻撃の手段に乏しい。(獣のタリスマンがあれば一応可能だけど)
・「祝福の」武器を作るための鉱石は入手が難しく、高価。
 また、それ以外のぶんも含めて筋力・技量戦士が使う武器より製作に費用がかかる。

何といっても、「祝福」武器についている“HP自動回復効果”が心強いです。
劇的な回復量ではないので過信は禁物ですが、ボス戦など回復アイテムを使うタイミングが難しい状況などではこの回復効果が生死を分けることもあるでしょう。

接近戦では一番安定感のある育成と言えます。

また、信仰ステータスを上げれば自ずと奇跡の記憶数も多くなります。
奇跡「回復」や「治療」、「ソウル抑制」、「帰還」などお好きな奇跡を持っていくと良いですね。

そのかわり、遠距離攻撃の手段がほとんど無いのが欠点。
奇跡は基本的に回復や補助効果が主で攻撃手段には向きませんし、
技量・筋力ステータスが低いので弓の扱いにも不向き。

一応、ゲーム終盤に触媒「獣のタリスマン」(魔法・奇跡の両方を使用可能。魔法・奇跡の威力は魔力・信仰ステータスの合計値で計算される)というものを手に入れれば、攻撃魔法もそこそこの威力で使うことができるようになりますが……。

とは言え、奇跡や魔法を使うにはMPが必要。
最大MPを増やすためには【知力】も育成したくなるところなのですが――、知力にまでステ振りすると他のステータスの育成が非常に苦しくなります。

奇跡・魔法をどの程度多用するか、どのくらい奇跡・魔法に頼るのかを良く吟味する必要があるでしょう。

まぁ、迷うなら知力育成は最低限にしておくことです。
アンバサ戦士は飽くまで接近戦に秀でた戦士。魔法使いではありませんからね。


【魔法使い】
魔法による遠距離攻撃を主力とするための育成。
また、「月の」派生や「欠月の」派生の武器は魔力で攻撃力が上がるため、接近戦も決してひ弱というわけでもない。
特に「欠月」武器はMP自動回復効果があるので、魔法使いには心強い。

育成は主に「魔力」を強化。
そして魔法を多用するためには「知力」(MP)も必要。40までは上げたい。
さらに接近戦に対応するため、「体力」「頑強」も欲しいのだけど……、


○長所
魔法は遠距離から攻撃でき、ダメージも大きい
・補助系の魔法も非常に優秀。
・「欠月」武器はMP自動回復効果”付き。
・「月」武器はほとんどの武器系統で作成可能なので、好きな系統の武器を使いやすい。
・どちらの武器も魔法属性が付加されており、物理に強い敵にも効率良くダメージを与えられる。

○短所
・成長させるべきステータス項目が複数あるため育成が大変。
・魔法威力を上げる「クリスナイフ」「魔法鋭性の指輪」や
 MP自動回復する「欠月武器」「燐光のポール」
など、
 装備品を
調達・強化するのもわりと大変。
・特に「体力」「頑強」を育成する余裕があまりないので、他の育成プランに比べると接近戦が苦手。
・主な攻撃手段がすべて魔法属性か炎属性なので、物理攻撃のみが有効な敵に意外と手こずる。
・弓矢に比べると射程が短い。(弓矢のような狙撃モードがないため)

 
最大の特徴はやはり、魔法を使って威力の高い遠距離攻撃を使用できること。
さらに魔法威力は直剣「クリスナイフ」や指輪「魔法鋭性の指輪」などの装備品でも大きく高めることができるため、威力の高さを活かして敵に近付かれる前に倒すなどのプレイングが可能です。

射程距離では弓矢よりも劣りますが、
矢を持ち歩く必要がないので矢で所持重量が圧迫されることもなく、
また、MP自動回復の装備品を活用すれば矢を購入するよりも経済的です。

合わせて、「欠月の」武器や「月の」武器といった魔力で攻撃力が上がる武器を使用することで接近戦にも対応することができます。
むしろ魔法の遠距離攻撃だけではすぐにMPが足りなくなりますので、こういった武器を用いた接近戦も効果的に使っていきましょう。

一方、欠点は育成が少々難しいこと。
筋力戦士や技量戦士・アンバサ戦士などはそれぞれ対応するステータス1つのみを伸ばせば強くなれますが、
魔法使いの場合は「魔力」だけでなく、MP最大値や魔法の装備数を増やす「知力」もある程度伸ばしてやらなければいけません。

しかしそうすると、知力を伸ばした分だけ体力(HP)や頑強(スタミナ)の育成が難しくなっていきます。
結果的に、他の育成をした場合よりも接近戦での立ち回りは苦しいかもしれませんね。


【竜戦士】
炎属性を持つ「竜の」派生の武器を使う育成。
「竜の」武器は武器自体の初期性能が高いかわりに、使用キャラのステータスを育成しても攻撃力は上がらないという特徴がある。

つまり、逆に言えばキャラクターのステータスを上げる必要がないので、
そのぶん「体力」や「頑強」などの育成を最優先で行える。
それ以外のステータスは武器を装備するのに必要な最低限で良い。
 
 
○長所
・「体力」「頑強」を最優先で育成でき、接近戦に余裕を持ちやすい。
・「竜の」武器(炎攻撃)は敵をひるませやすい。

○短所
・遠距離攻撃の手段に乏しい。
・「竜の」武器は攻撃力が初期値から増えないため、周回を重ねると攻撃力不足になる。

とりあえず失敗の少ない育成ならばコレ。
「竜の」武器はキャラクターのステータスとは無関係に高い攻撃力を発揮できるため、「筋力」や「技量」など他の育成で攻撃面を担うステータスを育成する必要がありません。

そのぶん、「体力(HP)」「頑強(スタミナ)」を優先して育てることができ、
接近戦で非常にタフなのがこの育成の特徴です。

また、武器の改造だけで攻撃力UPが完了するということは、
キャラクターを育成する必要なく、早い段階から高い攻撃力を得られるということでもありますね。

しかし欠点もまた、その「竜の」武器の特徴にあります。

攻撃力がキャラクターのステータスと連動していないということは、
いくらキャラクターを育成してもそれ以上は攻撃力が上がらないということ。

ある程度キャラが育ってくると、筋力戦士の「叩き潰す」武器など他の育成スタイルで使う武器の方が強くなってくるでしょう。
さらに、何度もクリアして周回数を重ねていけば敵もどんどん強くなっていきますので、いずれ「竜の」武器の攻撃力では心許無くなっていきます。

そういったことも考慮に入れて、ある程度「体力」「頑強」を育てたあとは、
スムーズに他の育成スタイルへと移行していきましょう。
そういう意味では他の育成スタイルの前準備的な育成と言っても良いのかもしれません。

第2段階


【上質戦士】
筋力・技量で攻撃力の上がる「上質な」派生の武器を使うための育成。

筋力戦士・技量戦士として育てたあと、
さらにもう一方のステータスも伸ばして上質戦士にする。

しっかりステータスを上げれば、筋力のみ・技量のみだった頃より高い攻撃力を得られるのが特徴。
また、筋力型では使いづらかった武器・技量型では使いづらかった武器なども使えるようになる。
特に筋力戦士にとっては弓を使えるようになるのが大きな利点。

○長所
・最終的に戦士としては最も攻撃力の高い育成になる。
・「上質な」派生は全ての武器で作成可能なので、使える武器の選択肢が広い。
 
○短所
・筋力と技量の両方を限界近くまで育てないと筋力型・技量型の育成を追い抜くことができない。


戦士の最終形とも言うべき育成プランです。
筋力99・技量99まで育てれば「上質」武器は、筋力戦士が使う「叩き潰す」派生の武器や技量戦士の「鋭利な」派生の武器よりも攻撃力が高くなります。

しかし逆に言えば、中途半端な育て方では筋力戦士や技量戦士より弱いということを意味します。

例えば、筋力戦士は筋力66、技量戦士は技量99で攻撃力がほぼMAXに到達しますが、
上質戦士がこれを追い抜くためにはもう一方のステータスをさらに40~60以上上げる必要があります
  デモンズソウルではステータスの合計値が高くなればなるほど、育成に必要な
  経験値が(ソウル)が超加速度的に多くなっていきますから、
  1つのステータスを限界近くまで上げたあと、さらにもう1つのステータスを
  大量に上げるというのはなかなか大変な話です。

最終的に一番強くなるのは上質戦士ですが、育成にかかる時間・費用に対するコストパフォーマンスは低いと言えます。
また、上質戦士を作るのに必要になる30~40レベルぶんのステータスを、筋力戦士や技量戦士は他のステータスを伸ばすことに使えることも考慮しなければいけません。

まぁ、かなりの大器晩成型ではありますが、
ステージに応じて最適な武器を選べるというのは攻略において大きな強みです。

特に筋力戦士にとっては、弓を使いやすくなるというメリットがありますね。
(弓はその弾丸となる“矢”が主に技量ステータスで攻撃力が上がるため)
  ちなみに、弓の武器強化は「上質」ではなく「粘性」を選びましょう。
  弓は前述のとおり弾丸自体の技量影響度が高いので、近接武器とは違って、
  最後の最後まで「上質」よりも「粘性」強化の方が強いのです。


【魔法剣士】
「筋力」or「技量」で攻撃力の上がる“物理属性”の武器と、
「魔力」で攻撃力の上がる“魔法属性”の武器(「欠月の」武器)を使い分けるための育成。

物理に強い敵には魔法武器を、
魔法に強い武器には物理武器を使って戦えるため効率が良い。

加えて、魔法による遠距離攻撃も可能なため、応用力が高い。

○長所
・敵に応じて物理属性・魔法属性の武器を使い分けられるので、効率良くダメージを与えられる。
・特に「欠月の」武器は魔法属性に特化しているので、他の魔法属性を持つ武器改造よりもダメージ
 効率が良い。
・攻撃魔法を高威力で使用できる。

○短所
・武器攻撃に加え、魔法も多様するためには「知力」(最大MP・魔法装備数)も育成する必要がある。


物理武器・魔法武器を使い分けて戦えるのが最大の魅力。
デモンズソウルには、物理のみ・魔法のみでは対処しづらい敵が多く存在するので、この育成ならば非常に効率良く戦えます。
  むしろ、育成第1段階を筋力or技量型、あるいは魔法使い型で戦い続けて
  いるほどに、物理のみ・魔法のみでの苦しさは言うまでもなく実感している
  こと
でしょうw

魔法武器を使うという意味では、信仰を上げて攻撃力の高まる「祝福の」武器という選択肢(つまりアンバサ系の育成)もあり、
しかも「祝福の」武器にはHP自動回復効果もあるので、その点ではアンバサ系育成よりも劣ると言えますが、

魔力で攻撃力の上がる「欠月の」武器は、「祝福の」武器よりもさらに魔法属性ダメージに特化しているため、
魔法に弱い敵に対しては「祝福の」武器より大きなダメージに期待できます。


育成としては主に、第1段階を魔法使いとして過ごしたキャラクターが
物理攻撃を求めてこの育成に入るパターンが多いです。
その場合は主に「筋力」を上げ、少ないレベル上げでも両手持ちで高い攻撃力を得られる「叩き潰す」武器を使うようにするのがオススメ。


逆に、筋力or技量型の育成から魔法剣士を目指す場合は、
前述のとおり魔法武器にはHP回復効果のある「祝福の」武器もあることを考慮する必要があります。

確かに攻撃力では魔力を上げた「欠月の」武器の方が優りますが、「祝福の」武器のHP回復はそれに劣らず魅力があります。

また、魔力が高ければ当然ながら攻撃魔法も高い威力で使うことができ、
それが魔法剣士の魅力とも言えますが、
そのためには「知力」(最大MP・魔法装備数)も大きく育成しなければいけません。

つまり、知力もしっかり育成できる余裕がないのであれば、
「祝福の」武器を使う筋力アンバサ・技量アンバサを目指した方が良いかもしれないということです。


【筋力アンバサ】
【技量アンバサ】
「筋力」or「技量」で攻撃力の上がる“物理属性”の武器と、
「信仰」で攻撃力の上がる“魔法属性”の武器(「祝福の」武器)を使い分けるための育成。

物理に強い敵には魔法武器を、
魔法に強い武器には物理武器を使って戦えるため効率が良く、

また、「祝福の」武器に付いているHP自動回復効果が大きな魅力。

○長所
・敵に応じて物理属性・魔法属性の武器を使い分けられるので、効率良くダメージを与えられる。
・「祝福の」武器にはHP自動回復効果がある。

○短所
・攻撃力では魔力を上げる「欠月の」武器よりもやや劣る。
・筋力アンバサだと遠距離攻撃の手段が少ない。


基本的には魔法剣士と似た育成方針。
物理属性の武器と、魔法属性の武器を使い分けられる応用力の高さが魅力です。

信仰で攻撃力の高まる「祝福の」武器は、攻撃力では魔力型の「欠月の」武器よりやや劣る場合が多いのですが、
HP自動回復という非常に頼もしい補助効果が付いています。

武器の使い分けと、このHP回復効果があれば、周回を重ねた高難度のマップでも効率良く攻略していくことができるでしょう。


なお、第1段階をアンバサ戦士として育てたあと、第2段階で筋力を伸ばすか技量を伸ばすかは少々悩ましい問題ですね。

筋力型の武器は両手持ちで大幅に攻撃力が上がるため、ステータス上げが大変になる終盤の育成でも比較的素早く高い攻撃力を得られます。
しかし、筋力・信仰はともに弓矢の攻撃力にはあまり関わらないので、遠距離攻撃が苦手という欠点は残ります。
また、信仰型の「祝福の」武器と筋力型の「叩き潰す」武器は基本的に同じ種類の武器が元になっており、ともに斬撃・刺突属性の武器に乏しいというのも欠点。
敵に応じて武器を使い分けるという意味では少々カバーしきれない部分があるでしょう。

その一方、技量を伸ばした場合は、
弓を使える、斬撃・刺突系の武器も使用できるという意味で、武器の選択肢、適応力の高さは非常に優れた育成になります。
そのかわり、筋力型の武器のような“両手持ちで攻撃力大幅UP”といったボーナスが得られないぶん、ステータスをしっかり上げないと十分な攻撃力は発揮できません。

どちらも一長一短といったところです。


【信魔使い】
「魔力」のみでなく、「信仰」でも魔法攻撃力が上がる特殊な装備『獣のタリスマン』を使う、魔法攻撃超特化の育成。
まさに生粋の魔法使い。

魔法の威力に関しては最強の育成になるが、
そのぶん他のステータスを上げる余裕がほとんどない。
魔法以外の戦い方をしづらいのが欠点。

○長所
・とにかく魔法の威力が高い。
HP自動回復がある「祝福の」武器、MP自動回復がある「欠月の」武器を使うことで、
 各種ゲージ類を補給しやすい

○短所
・物理属性の攻撃手段に乏しい。
・「魔力」「信仰」に加え、MPを増やす「知力」も上げないといけないので、育成が本当に大変。
・この育成に必須の装備品「獣のタリスマン」の入手がちょっと難しめ。


魔法が大好き!
敵に近付かず、一方的に倒したい!
――っていうならこの育成がオススメ。

このゲームでは遠距離攻撃だけで安全に敵を倒すことができないよう、幾つか工夫が施されている場面が存在します。
  例えば距離が遠いうちは、敵は自分の体力を回復しまくり倒せないように
  なっている、などです。

しかし徹底的に魔力・信仰を鍛えたこの育成ならば、そういった場面すらも無理やり押し切ってしまえるくらい魔法攻撃力が高くなりますw
まさに魔法特化の戦闘スタイルと言えるでしょう。

その反面、色々と短所も多いのがこの育成の苦しいところ。

まず何よりも大変なのはそもそも育成するのが大変ということです。
魔法攻撃力に関わる「魔力」「信仰」だけでなく、最大MPに影響する「知力」も上げなければいけないため、そのぶん大量の経験値(ソウル)が必要になります。

そしてそれほど苦労して育成しても、結局は魔法しか攻撃手段がないわけですから、魔法を活かしにくい局面では攻め手に苦労することがあります。
  魔法が効きにくい敵や、遠距離からの狙撃が難しい敵などですね。

つまり、言い方を変えれば、
魔法攻撃に特化するために使ったソウルを、筋力や技量に使った方が有利になる場面もありますよってことですね(~▽~;)


【ブルブラ戦士】
「運」で攻撃力の上がる特殊な直剣「ブルーブラッドソード」を使うための育成。

「ブルーブラッドソード」は「運」を鍛えればこのゲームで最強クラスの武器。
しかしそれ以外の武器で「運」は攻撃力に関わらないステータスなので、
「ブルーブラッドソード」以外の武器の使用には不向きな育成となる。

○長所
・「ブルーブラッドソード」はこのゲームで最強武器の一つ。
 特殊な効果はないものの、攻撃力が非常に高く、モーションも扱いやすい。

○短所
・「ブルーブラッドソード」以外の攻撃手段に乏しい。
・「ブルーブラッドソード」は、1周目でもかなり終盤にならないと手に入らない。

これはかなり特殊な育成ですね。
と言うより、「運」で攻撃力が上がる武器はこの「ブルーブラッドソード」だけですから、そもそもこの武器の存在を知っているプレイヤーでなければ普通はこんな育成に辿り着きませんw (~▽~;)

「ブルーブラッドソード」は「運」を鍛えれば凄まじい攻撃力を発揮します。
しかしその一方、「運」はそれ以外の武器では攻撃力に全く影響しないステータスですから、
この育成をするとブルーブラッドソード以外での戦いには期待できなくなります。

まぁ、ブルーブラッドソードがあれば困ることはないのですが、
色々な武器を使ってみるのもデモンズソウルの醍醐味だと思うので、ずっとこの剣一本だけってのも少々味気ない感じもありますね……w
いや本当に、ブルーブラッドがあれば何も困ることはありませんがw

それに、ブルーブラッドソードは運だけ上げれば完成しますから、
他の武器を使いたければ改めてまた筋力など別のステータスも上げれば良いだけです。


この育成では筋力・技量・魔力・信仰といったステータスの上昇を後回しにしますので、
そういう意味では竜戦士タイプの育成の延長戦にあるとも言えます。

別の言い方をすれば、「ブルーブラッドソード」を入手するまでは、
「竜の」武器を主力にしながらプレイすれば良いような気がします。



結局どの育成が良いの?

どの育成でも間違いではありません。

実際、上記にあるような計画的な育成ではなく、何も考えずめちゃくちゃにステータス上げしたとしてもクリアできなくはないでしょう。
  どのステータスを上げても、とりあえず防御力は増えますし、
  しっかり武器改造をすればステータスがめちゃくちゃでも攻撃力は確保できます。
  ステ上げと武器改造さえしていれば何とかなるのですw

ただ、楽にクリアしたいというのであれば魔法使いが1番です。

登場する敵のほとんどは近接攻撃なので、遠距離から魔法で攻撃しているだけでその危険性は激減します。
  基本的に敵のAIはプレイヤーの攻撃を回避しようとしないため、魔法を掻い潜って近付かれる
  ということもまずありません。
  (回避行動を行うのはNPC黒ファントムなどのみです)
また、遠距離攻撃を持っている敵に対しても、距離が離れていれば敵の攻撃を見てから余裕を持って避けることができるため、やはり安全性は(接近戦を挑む場合に比べて)ケタ違いに高いです。

さらに、魔法はスタミナも消費しないので、仮に敵に接近されてしまった場合でもまだスタミナ的に余裕があるという利点があります。
  盾で敵の攻撃を防ぐこともできますし、ダッシュで逃げることもできます。
  接近戦の場合は「ヤバイ!?」と思った時点で既にスタミナもない場合が多いのでマジヤバイ。

さらにさらに、魔法は武器の強化をしなくても魔力ステータスさえ上げておけば高い攻撃力を得られます。

さらにさらにさらに、敵ボスの中には接近戦だと「部位を破壊して→弱点を破壊する」という段階を踏んで倒すのが定石となるものがいますが、そういうボスに対しても魔法ならば直接弱点を攻撃して簡単に倒せる場合があります。

――とにかく、魔法は安全性・利便性の面で非常に優秀なのです。
  実際、このゲームの後継作にあたるダークソウルでは魔法はMP消費ではなく回数制限にシステム
  が変更されました。
  MPさえあれば使い放題、というこのゲームのシステムでは魔法が便利すぎたせいでしょうw

デモンズソウル難しすぎる! クリアできない!」というプレイヤーさんはぜひ、
生まれを「貴族」で選択し、ステータス育成は魔力中心の魔法使いに育てることをオススメします。
まずこれだけで難易度は何倍も違うはずです。



そしてもし、「遠距離からチクチクやるのはイヤだ。接近戦で果敢に戦いたい!」というプレイヤーさんには竜戦士の育成(体力・頑強育成)をオススメします。

実はこのゲーム、攻撃力に関しては武器改造だけで十分足ります。
武器改造の中には、“基本強化”、“竜の”強化、“祝福の”強化(or“月の”)など、キャラのステータスが低くても高い攻撃力を得られる改造というのがあるので、
これらを使えばキャラのステータスを育成しなくても火力不足にはならないのです。

攻撃面についは武器改造で十分。
ということは、あとは防御面。これをステータス育成で補います。

体力(HP)を上げて死ににくくし、
頑強(スタミナ)を上げて盾受けや回避に使えるスタミナ量を増やせば、それだけで非常に死ににくくなり冒険をスムーズに進められるでしょう。
(スタミナがあれば当然、反撃や連続攻撃もできるようになりますから、攻撃力も充実します。)

  このゲームでは回復アイテムを大量に持っていけるので、
  HPが1ポイントでも残っていればいくらでも先に進むことができます。
  逆に、HPが0になってしまえばスタート地点に戻され、敵も復活です。
  HPが1残るか残らないかで雲泥の差。それがデモンズソウルです。


上記のように、魔法使い体力スタミナバカ
この2パターンが初心者でもデモンズソウルをクリアしやすい育成スタイルとしてオススメです。




では、それ以外のステータス、筋力・技量・魔力・信仰はどの程度上げるか。

まず1周目であれば、
とりあえずは
 知力13 (頭防具「銀のコロネット」を装備してMP100)
 筋力16~18~22 (盾「暗銀の盾」「北騎士の盾」~「スチールシールド」~「紫炎の盾」を装備できる)
 技量12 (竿「ハルバード」、槍「ウィングドスピア」を装備できる)
 魔力10 (魔術を教えてもらえる最低限)
 信仰20 (神殿のアンバサ娘から「純粋な微光石」をもらえる)

――といったあたりが目標となります。
最低限、このステータスを確保しておけば攻略するうえで特に困ることはないはずです。


これより上にステ上げするのは、体力・頑強が十分に整ってきたあとで構いません。
体力・頑強が育った後、さらなる攻撃力を求めるために上げていくような感じになります。

  ※そのあたりについては、「デモンズソウル徹底攻略」(ネタバレあり)の方の、
    「オススメの攻略手順(2)」の最後にちょっと書いてあります。