ステージ攻略「嵐1」-2 マップ付き(デモンズソウル攻略)


嵐の祭祀場(1)のつづき


後庭部

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【エネミー】
(20) 青骸骨(曲剣)
(21) 青骸骨(弓)
(22) 黒骸骨
(23) 金骸骨(黒ファントム) ※エリア傾向の黒度が高い場合のみ出現
(24) 嵐の獣
(25) 嵐の獣
(26) 金骸骨
(27) 金骸骨
(28) 金骸骨(黒ファントム) ※エリア傾向の黒度が高い場合のみ出現
(29) 金骸骨
(30) 青骸骨(弓)(黒ファントム) ※エリア傾向の黒度が高い場合のみ出現
(31) 結晶トカゲ
(32) 黒骸骨

(33) BOSS: 審判者 (入手:肥大したデモンズソウル

 
【入手アイテム】
(s) 審判者の盾
(t) 半月草×2
(u) 名も無き勇者のソウル
(v) 薄雲石の欠片×1
(w) 儚い瞳の石
(x) 名も無き勇者のソウル
(y) 高名な勇者のソウル
(z) 後月草×3
(A) 高名な勇者のソウル
(B) 墓荒らしの指輪
(C) 薄雲石の欠片×2
(D) 再生者の指輪
(E) 半月草×3
 




ここからはステージ後半。
石造りの建造物を上がったら、まずは目の前に(20)青骸骨(曲剣)とその奥に(21)青骸骨(弓)がいるのが見える。
  左手側の部屋には(22)黒骸骨もいるのだが、部屋の前を通り過ぎるだけなら近付いてくることは
  基本的にはないので気にしなくて良い。
この剣ガイコツは通常のものと違ってかなり近付かないと動き出さない。
まずは剣ガイコツを少し手前に誘い出し、弓矢の当たらない場所で倒そう。
その後、弓ガイコツも撃破する。

続いて(22)黒骸骨も撃破する。
  この黒ガイコツは(s)審判者の盾を守っている存在。
  1周目は必ず入手しておきたい大盾だが、2周目以降もう既に持っている場合は黒ガイコツを
  倒さず進んでも全く問題はない。
  まぁ、入手ソウルが美味しいので倒せるなら倒して進みたいところ。


次は(21)弓ガイコツがいた通路のさらに先へと進むのが正規ルートなのだが、
(20)剣ガイコツがいた場所の少し手前、左側にハシゴがあり、建物の屋根部分へ登ることができる。
そちらはどちらかと言えばアイテム回収のみの場所なので必ずしも行く必要はないが、(24)嵐の獣を狙撃するのに絶好のポイントがあるのでアイテム回収がてら行っておくと良いだろう。
  一応、ここで狙撃できる(24)嵐の獣は(25)嵐の獣と同じ位置で狙撃しても良い。
  ただしそこでは嵐の獣の方も反撃してくるためやや面倒。


ハシゴをのぼって建物の屋根部へ。
板の足場を伝っていくと、エリアのソウル傾向が黒化している場合は(23)金骸骨(黒ファントム)がいる。
金骸骨はガイコツ系の敵の中でも特に厄介で、しかもその黒ファントムなのでかなりの強敵である。
金骸骨との対戦が初めてであればここは敢えて戦わず、奥へ進むのは諦めても良いだろう。
戦うのであれば基本的にはバック移動を上手く使いながら敵の攻撃を空振りさせていこう。縦振り攻撃の後はやや長めの硬直時間が発生するので、そこを狙って反撃していくと上手く倒せる。

奥に進んでアイテム(v)薄雲石の欠片×1のあるところが、(24)嵐の獣の狙撃地点。
左手方向から飛んできてかなり近くまでくるので遠距離攻撃で撃ち落とすと良いだろう。敵は攻撃してこないので一方的に倒すことができる。
  (25)嵐の獣も同じような経路で巡回しており、ぎりぎりロックオンできるくらいの距離までくる
  が、
それでもやや遠すぎるため撃ち落とすのは難しい。
  ここでの狙撃は(24)1体のみできれば十分だろう。


再び戻って(21)弓ガイコツがいた場所の先へと進む。
罠の床パネルがあり、パネルを踏むと背後から矢が3本飛んでくる。パネルを踏むと同時に振り返って盾を構えよう。

さらに通路を進むと、切り立った崖沿いの道に出る。
  前庭部で(19)青骸骨(曲剣)(黒ファントム)を倒さずに来ている場合、
  ここで左手側を見ると対岸に(19)がいるのが見える。
  ここから遠距離攻撃を当ててプレイヤーの存在を気付かせると敵は勝手に崖下に落ちて死んで
  くれる。簡単にソウルが入手できるのでおいしい。


崖沿いの道を進んでいく。
当然ながら左手側の崖に落ちれば即死だ。

道を進んでいくと、右に大きくヘアピンカーブしているところがあり、そこには(26)金骸骨がいる。
地形の関係上、目の前に出るまで敵に見つかることはないので、カメラ操作してしっかり先を見ながら進めばプレイヤーの方が先に敵の居場所に気付けるはずだ。

この(26)金骸骨と戦う前に、まずは(25)嵐の獣を撃ち落とそう。
  (24)嵐の獣もまだ倒していないならそれもここで撃ち落としておく。
金骸骨に見つからない、少し手前の位置で待っていればちょうど頭上を嵐の獣が飛んでくるので、それを遠距離攻撃で倒すと良い。
敵の方も攻撃してくる可能性があるので一応注意。ただし、足場が狭いため敵の攻撃を避けようと下手に動き回ると落下死の危険がある。
落ちるくらいならいっそ相打ちで食らった方がマシなので、とにかく相手を倒すことを優先した方が良い。
  つまり、(24)(25)嵐の獣を倒しておかないと、金骸骨と戦う間ずっと上空から援護射撃が飛んで
  くるというわけだ。
  嵐の獣を倒していない場合、ここがこのステージ最大の難関となるだろう。


嵐の獣を倒したら次は(26)金骸骨を倒す。
敵の攻撃はバック移動で空振りさせられる。盾を構えて下がりながら上手く空振りを誘おう。
特に縦振り攻撃のあとにやや硬直が発生するのでそこを反撃していく。
後ろに下がる際は、道が細く曲がっているのでうっかり転落しないように注意。常に右手側の壁に密着するよう動くと良い。


さらに進むと道が少し広くなっている場所があり、(27)金骸骨がいる。
崖沿いの道の中では比較的足場も広く戦いやすいので、金骸骨1体だけなら特に問題はない。

ただし、エリアのソウル傾向が黒化している場合はこれに加えて(28)金骸骨(黒ファントム)も出現。
近付くとほぼ同時に(27)(28)の両方がプレイヤーに気付いて動き出すため非常にツライ。
ここは接近ではなく遠距離攻撃で敵を1体ずつ誘い出して倒していこう。


そのまま道を進むと次に出現するのは(29)金骸骨。
さらにここでもエリアのソウル傾向が黒化している場合は(30)青骸骨(弓)(黒ファントム)が追加で出現する。
(30)がいる・いないに関わらず、ここではまず(29)金骸骨を手前の広くなっている場所まで誘い出した方が良い。敵がいる場所の傍は崖沿いの道の中でも特に道が細く、また内向きに強くカーブしており非常に戦いづらいからだ。

また、(30)青骸骨(弓)(黒ファントム)を倒すときは注意が必要。
弓ガイコツはプレイヤーが近付く・攻撃するとローリングして逃げようとする性質がある。
そのため、弓ガイコツが崖方向に逃げた場合は当然勝手に落下死してくれることになるのだが、それにつられてプレイヤー自身も落ちてしまわないように注意しなければいけない。
プレイヤーキャラは攻撃モーションでも僅かずつ前進するので、やみくもに攻撃ボタンを連打しているとそれだけでも落下死の危険がある。
ボタン連打はせず、1発1発確認しながら攻撃していこう。


崖沿いの道を渡り切ると、霧を抜けていったん建物の中に入る。
まずは階段で上にのぼってアイテム回収していこう。
特に梁を渡っていける場所にある(B)墓荒らしの指輪は必ず入手しておきたい。

また、1階部分には来た方の出入り口とは別にもう一つ崖沿いの道へ出る出入り口があり、
そちらには(31)結晶トカゲがおり、さらにその先には(D)再生者の指輪がある。これも必ず回収しておこう。

結晶トカゲを倒す際はやはり落下死に注意したい。
ボス部屋は既に目前。こんな場所で死んでステージをやり直すというのはやはりツライw
どうせここの結晶トカゲが落とす鉱石は嵐2で死神を倒せばそれほど苦労なく集められるものだ。何よりも安全を優先してトカゲ狩りに挑戦しよう。


アイテム回収が済んだら、先ほどの部屋に戻って奥へ進んでいく。
床に罠のパネルがあり、踏むと正面から矢が3発飛んでくる。
盾で防御しても良いが、ここはもう立ち止まらず前方に抜けてしまった方が簡単だろう。(一応、盾は構えておくように)

右手側に幅広の階段があり、その先にある霧のかかった部屋がいよいよボス部屋である。
ボス部屋の前には(32)黒骸骨がいる。
その手前にあるアイテム(E)半月草×3は黒骸骨を倒してから拾おう。先にアイテムを拾おうとすると拾いモーション中に敵の攻撃を食らってしまう。




BOSS: 審判者 

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このボス戦では「盗人の指輪」はあまり意味がないので外してしまっても良い。
かわりに「再生者の指輪」や「戦い続ける者の指輪」など装備しておくと良いだろう。

敵の防御力は魔法属性にやや耐性があるものの、全般的にどの属性でも効きやすい平板タイプなので、武器はその時点で自分が持っている一番良いものを使えば十分。
強いて選ぶなら、短時間で大きなダメージを与えやすい曲剣がオススメ。
また、竿武器もこのボスとの戦いでは有利な面がある。


ボス部屋に入ったら目の前は大きな穴。ボスはその穴の下にいるので、部屋に入ってすぐはボスの姿が見えず困惑するだろう。
しかし迂闊に前へ進むと落っこちてしまうし、かと言ってずっと入り口に立っていても見えない場所からボスの攻撃が飛んでくるだけである。

まずは部屋の右の方へ進んで下り階段を降りていこう。
最下層まで下りてからがようやくボスとの戦いだ。

ボスはぶよぶよとした黄色い巨体を持ち、その身体は攻撃してもぼよんぼよんとこちらの攻撃を跳ね返してダメージを受けない。
しかしボスの姿を良く見ると分かるように、ボスの左手側の脇腹には折れた包丁が突き刺さっている。この包丁が刺さった脇腹はロックオンすることができ、攻撃するとダメージこそやはり与えられないが他の部分とは違って手ごたえのあるような音がする。

この脇腹を何度か攻撃していると、ブシュー!という血の吹き出すような音がした後にボスが前のめりに倒れてくる。
この倒れてきたときにボスの頭を攻撃すればダメージが入るという仕組みだ。

敵の攻撃は、この左わき腹付近、特に左手の傍にいれば当たらない。
また、竿武器を使えば左手の後ろ側からでもボスの脇腹へ攻撃が届くので、安全を確保しつつ脇腹を攻撃できる機会が増えるだろう。




ボスを倒したら、ボス部屋内にあるアイテム(G)(F)を拾ってステージ終了である。



【ストーリー解説】

デーモン「審判者」

頭に鳥(黄金のカラス)を乗せた巨体のデーモン。

嵐の祭祀場では死者の中から英雄を選び出し、その亡骸を嵐の王に捧げるという宗教儀式が行われていた。
このデーモンはその英雄を選び出す役割を担った「審判者」への畏怖を具象化したものである。

“死者の中から”とは言うが、実際にはこれは“生贄を捧げる儀式”であり、犠牲となる人間は生きている者の中から選ばれたようだ。
  審判者の盾に描かれた模様には審判者の前で跪き選別を待つ人物がいるのが見える。
この儀式では英雄として認定されるか否かに関わらず選ばれる人間の死は決まっている。
鳥に選ばれれば英雄として死ぬことが許され、選ばれなければ咎人(罪人)として死ぬ。


頭に鳥を乗せ、そしてその鳥に攻撃しないとダメージを与えられないことから、このデーモンの本体は鳥の方だと分かる。
それはつまり、この祭祀場で行われていた実際の儀式においても鳥が重要な役割を担っていたということだろう。

鳥といえば、このステージには崖の上の大木の傍で“キラキラピカピカ”を求める声が聞こえるが、その正体もまた鳥である。
光るものを好んで集める鳥といえば「カラス」であり、審判者が頭に乗せている鳥も「黄金のカラス」だ。

審判者による英雄の選定とは恐らくはこのカラスの習性を利用していたのだろう。
キラピカの木にいるカラスは「ソウルの名残り」にも反応することから分かるとおり、カラスにはその人物のソウルを感じる能力もあったのかもしれない。
  実際、強いソウルの力を持つ主人公はこのキラピカの木のカラスから「怖い人」と呼ばれる。

カラスの選んだ人物こそ強いソウルを持つ英雄であり、嵐の王に捧げられるべき最良の生贄である。


――そして、カラスに選ばれず英雄になれなかったものはどうなるか。
 
選ばれた者と同様、死を迎えるのは間違いないが、
審判者にまつわる武器である審判者の盾や肉斬り包丁にある記述を見るに、
「死者は肉塊に変えられ骨までしゃぶられる」とある。

実際に食人の習慣があったかは分からない。
カラスの習性を見るに、財産を奪われることの暗喩とも考えられる。

しかしいずれにしても、人々にとって審判者という存在が「肥え太った者」という、あまり好ましくない印象を抱く相手であったことは、具象化されたデーモンの醜い姿を見ても明らかである。

儀式を執り行う司祭として高い地位にあり畏怖されていたことは確かだが、
英雄か否かに関わらず命を奪うこと、
その選別がカラスの言いなりになっているに過ぎないこと、
それでいて酷く私腹を肥やしていることなどから、人々に忌み嫌われる存在であったことがうかがい知れる。


あるいは、英雄か否かはカラスの選別ということにしておきながらも、
嵐の王に捧げて嵐が静まればそれは英雄、静まらなければ咎人ということにして、
結果次第で舌先三寸に調子の良いことを言い、司祭としての己の地位を正当化していたのかもしれない。

デーモンとしての審判者の舌が醜く長く、また口が大きく避けていることは、その言葉が欺瞞に満ちていたことを表しているとも考えられる。




【ストーリー解説】

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「発掘者ブライジ」

ブライジは祭祀場の地下牢に捕らえられていた冒険者である。
“発掘者”を名乗っていることからも、古い遺跡を探索しそこに残された物品を集めることを生業としているようだ。
  考古学的な探求心もあるようで、ここが特殊な宗教儀式の地であったことを彼の口からも聞くこと
  ができる。

ここはな、かつて怪しげな呪いを奉じる蛮族の祭祀場だったんだ

尤も、蛮族は既に滅びて久しく、
デーモンに使役されるのは死者の魂だけだがな

骸骨も、影法師も、みんな同じだ、
やつら皆、元より生きちゃあいねえ

だから俺はここにいるのさ

…ソウルに飢えたとは言え、
元人間を斬るのは気持ちの良いもんじゃねえからな…
 
 
生きた人間を相手にするよりは、死者を斬る方が気が楽だという言葉からは彼の人柄が良くわかる。
主人公に対してアイテムを融通してくれるのも、商売というよりは同じ探索者どうし助け合おうというスタンスだ。

主人公がこのボーレタリアで出会う人物の中でも珍しく温厚でまともな人間である。




【ストーリー解説】

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「サツキ」

おい、お前!

…ふん、どうやらまともな人間らしいな

こっちへ来い。話がある

…心配するな。いい話さ


エリアのソウル傾向が最白の場合に現れる謎の男。
名前から察するに東洋人のようだが…。

主人公の姿を見かけると上記のように突然大きな声で呼び止めてくる。
聞けば父の形見である「妖刀『誠』」を探しているらしい。
誠を見つけたら持ってきてくれないかと主人公に依頼してくる。

ここまでは少々図々しいところもあるがまだまだ紳士的だ。

――が、いざその「誠」を主人公が見つけ持ってきてからがサツキの本領発揮である。

誠を渡すと……、「使い心地は人を斬ってみなければ分からんよな」と言って斬りかかってくる。
誠を渡さないと……、「では力ずくでいただこう」と言って斬りかかってくる。
そもそも主人公が誠を装備していると……、「その刀はお前などにはもったいない」と言って斬りかかってくるのだ。

いずれにせよ主人公に向けて刃を向けてくるサツキ。

ソウルに飢え正気を失っているというわけでもなく、
また、ハイエナのパッチのように金品欲しさに人を騙すというのとも少し違う。

このサツキからは純粋に流血を求める冷淡な狂人という雰囲気が感じられる。

こうなってくると「誠」が父の形見であるという話も信じられなくなってくる。
あるいは「サツキ」という名前すら偽名かもしれない。

ただただ血に飢えた謎の人物なのだ……。


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ちなみに、傾向が最白の時以外も実は主人公の行くことのできない門の上にサツキは佇んでいる。

門の下を通る主人公たちを見定めているのか。

エリアの傾向が白くなったとき、彼は何を思って主人公の前に現れたのだろうか……?