ステージ攻略「谷2」-2 マップ付き(デモンズソウル攻略)

 

腐れ谷(2)のつづき


腐敗人の集合住居 (2つめの霧~ボスまで)

イメージ 1

マップ画像は前ページにまとめてあるので、そちらも参照ください
 

【エネミー】
(30) 腐敗人(剣)
(31) 腐敗人(剣)×2
(32) 腐敗人(剣)×2
(33) 腐敗人(剣)×2
(34) 腐敗人(剣)
(35) 腐敗人(剣)×2
(36) 腐敗人(剣)
(37) 腐敗人(剣)×2
(38) 腐敗人(妖術)
(39) 腐敗人(剣)
(40) 腐敗人(剣)
(41) 腐敗人(剣)
(42) 腐敗人(剣)×2
(43) 腐敗人(剣)
(44) 腐敗人(剣)
(45) 腐敗人(剣)×2
(46) 腐敗人(妖術)
(47) 腐敗人(剣)×2
(48) 腐敗人(剣)×2
(49) 腐敗人(剣)
(50) 腐敗人(剣)
(51) 腐敗人(剣)
(52) 巨大腐敗人(黒ファントム) ※エリア傾向の黒度が高い場合のみ出現
(53) 腐敗人(妖術)
(54) 腐敗人(剣)×2

以下はショートカット開通用ルート
(55) 腐敗人(妖術) (入手:呪い師防具一式)
(56) 吸血虫(成虫)×2
(57) 吸血虫(成虫)×2
(58) 吸血虫(成虫)
(59) 腐敗人(剣)
(60) 腐敗人(剣)×2
(61) 結晶トカゲ

(62) BOSS: 不潔な巨像 (入手:蝕まれたデモンズソウル

 
【入手アイテム】
(C) 後月草×3
(D) 伝承の勇者のソウル
(E) 寡婦のロートス×3
(F) 腐れ矢×21
(G) 伝承の勇者のソウル
(H) 微光石の欠片×1
(I) 名も無き勇者のソウル
(J) 微光石の欠片×2
(K) 微光石の塊×1
(L) 名も無き勇者のソウル
(M) 伝承の勇者のソウル
(M) ショーテル
(N) 暗月草×4

以下はショートカット開通用ルート
(O) 名も無き勇者のソウル
(P) 名も無き勇者のソウル
(Q) 伝説の戦士のソウル

(R) 暗月草×1
(S) 伝承の戦士のソウル
 






2つ目の霧を抜けた先は、腐敗人たちの集合住居とも言うべき場所になっている。
これまでとは打って変わって閉塞感のある建造物だ。

まずは左手側に商人NPCいやしい女」がいる。
  谷1にいたときの販売ラインナップに加えて、ミルド防具一式が販売開始になっている。


いやしい女の前を通り過ぎると、左前方に(C)後月草×3があり、さらにそれを見つめる(30)腐敗人(剣)がいる。
他の場所だとこういう配置はアイテムを取っている隙に襲われるので敵を倒してから拾うべきシチュエーションだが、ここは敢えて先に拾いに行くのが正解だ。
プレイヤーがアイテム(C)に接近すると(30)腐敗人はプレイヤーに気付いて近付いてくるが、目の前の段差を飛び降りて直線的に迫ってくるのではなく、律義に迂回して(31)腐敗人との間にある道を使っておりてくる。
そのため、アイテムを拾っていても十分間に合うだけの余裕があり、むしろ(30)腐敗人だけを誘い出すことができ倒しやすいというわけだ。


(30)を倒したら、次はその隣の部屋にいる(31)腐敗人×2を倒す。
地形の構造上、事前にロックオンするのが難しく、また、部屋に入る際あまり前に出過ぎると正面から(32)腐敗人×2がおりてきてしまう可能性がある。
少々難しいところだが、ここは手早く、ロックオンなしの目測で(31)腐敗人×2を倒してしまおう。
  竿武器のリーチを活かせば2体同時に攻撃することもできる。
  スムーズに動く必要はあるが、慌てず冷静に敵を狙うことが大切だ。


続いて、正面のスロープへ進み、(32)腐敗人×2を倒す。
むしろ敵の方からスロープに降りてきてくれるようなタイミングになる。スロープは細いので自然と敵は1列になって下りてくるので倒しやすいだろう。


次は(33)腐敗人×2。
プレイヤーが前方の通路に向かって少し進むと、隣の通路と正面からそれぞれ1体ずつ腐敗人が近付いてくる。横、正面の順で倒すと良いだろう。

続いて(34)腐敗人。
これはなぜかこちらに背を向けて配置されているので、バックスタブをとれば良い。
  恐らく、これを倒さず奥へ進んでしまったプレイヤーを挟み撃ちにするための配置だろう。

(34)腐敗人を倒すと、すぐにその奥から(35)腐敗人×2の1体目が近付いてくる。さらにその奥にもう1体だ。
距離はある程度離れているので、手前から順に倒していけば良い。
ただし、この辺りは通路の狭さ、天井の低さが際立っているためかなり視界が悪い。落ち着いて対処しよう。
視界は悪いがロックオンはわりと普通にできる。ここは目測よりもロックオンを信頼して攻撃しても良いだろう。
もちろん、さらに堅実に行くなら手前のもっと見やすい位置まで敵を誘い出すのも手だ。


なお、(35)腐敗人×2の2体目がいる場所は、ちょうどその真上に当たる位置に(52)巨大腐敗人(黒ファントム)がいる。(エリア傾向が黒化している場合のみ出現)
なので、この位置で天井に向けて「死の雲」を使えば(52)を疫病状態にすることが可能だ。


ここまで進んだらいったん道を引き返し、(F)(G)(H)を回収しに行こう
ボス部屋へ行くのに必須のルートというわけではないが、腐れ矢や微光石の欠片は攻略上とても有用なアイテムだ。



いったん戻って(32)腐敗人×2がいたあたりから住居の外側方向を見下ろしてみよう。
(36)腐敗人と(F)腐れ矢がある足場がすぐ真下に見えるはずだ。
この足場にはここから飛び降りることでしか乗れない。降りて敵を撃破、アイテム回収しよう。

また、そこから見て隣にも同じような足場があり、そこではアイテム(G)(H)を回収できる。
いったん沼地に降りて足場の奥側に回り込み、アイテム(G)がある方からのぼれるのだが、
アイテムの傍には(37)腐敗人×2がいるのと、(F)の足場と(G)(H)の足場の間の変なくぼみに(38)腐敗人(妖術)が引っ掛かっている場合が多いので、
この3体をある程度臨機応変にさばいて倒す必要がある。

注意すべきは、この辺りの腐敗人はなぜか着地時に着地硬直が発生せず、着地と同時に攻撃を振ってくることが多いということだ。
プレイヤーは毒沼、敵は足場の上という位置関係なので、どうしても敵が飛び降りてきて即座に攻撃されるというパターンを食らいやすい。
敵が飛び降りてきたら、着地硬直がないことを念頭に置いて素早く攻撃するか、もしくは盾を構えて敵の攻撃に備えよう。

また、妖術腐敗人の「毒の雲」で毒を発症してしまったらすぐに治療しよう。(もちろんまずは周囲の敵を倒すことが最優先だが)
妖術腐敗人の毒は、毒沼の毒よりも強力で体力の減少が激しい。


足場のアイテムを回収したらアイテム(D)のある方から元の通路に戻り、再び住居内を進んでいこう。




再び、(35)腐敗人×2を倒したところから先に進んで行く。

右手側の小さな部屋に(39)腐敗人がいるので撃破。
ロックオンの難しい位置にいるので落ち着いて目測で倒すと良い。


続いて、足場はやや広くなり、その奥に(40)腐敗人がいる。
足場は広いが、天井が低いためここもやはり視認性が悪い。
ロックオンは通常どおりに働くので目視よりロックオンを頼りに戦うか、もしくは見やすい位置まで敵を誘い出して戦うと良いだろう。


続いて、進行方向からやや左手前の小さな部屋に(41)腐敗人。
こいつはなぜかこちらに背を向けて引きこもっているのでバックスタブで倒せば良いだけだ。
ただし、進行方向方面に進み過ぎてしまうと、(42)腐敗人×2が近付いてきてしまうので、(41)にバックスタブを当てに行く際も大きな動きはせず小回りを利かせて立ち回ろう。

(42)腐敗人×2はプレイヤーが近付けば細いスロープを渡って接近してくる。
スロープの細さを利用して手前から順に倒してやれば良い。


次に、道なりに小さな橋を渡ると、正面の小さな部屋に(43)腐敗人がいる。
この敵は近付いて倒せば良いだけなのだが、この部屋の前付近は右手側奥にいる(44)腐敗人や上の階にいる(46)腐敗人(妖術)に見つかる可能性がある。
見つかってもそれほど危険が増すわけではないが、見つからないに越したことはないので、ここは(43)がいる部屋に押し掛けるかのごとく密着して倒そう。


そして次が少し面倒なところ。
進行方向の右手側奥にいる(44)腐敗人がおり、その隣に上階へ登るスロープがありそのスロープからは(45)腐敗人が降りてくる。さらに、頭上には細い橋が渡っておりそこには(46)腐敗人(妖術)がいるという配置だ。

妖術腐敗人は基本的に飛び降りてくることはないので上階から毒雲をまき続けるか、大きく迂回して正面のスロープから近付いてくるだけなので、
毒雲さえ覚悟してしまえばあまり気にしなくて良い。(すぐに近付いてこれないので(44)(45)と合わせて1対3の接近戦になることはない)

問題は(44)(45)の剣持ち腐敗人2体で、普通にこの場で戦おうとするとどうしても1対2の状況になりやすい。
少し引き返して橋を利用し、一列になったところを順に倒していくというのが堅実だろう。

または、(45)がスロープから降りてくるよりも早く(44)にダッシュで接近して素早く倒し、後からきた(45)に対処するという手もある。
ただし、(44)付近は天井が低く、柱も多いため視認性が悪く、また、ロックオンも効きにくい。
ロックオンせず目視で、なおかつ素早さが求められるが、上手くいけば妖術腐敗人の毒雲が来るよりも早く2体とも倒せる。

(44)(45)腐敗人2体を倒したら、スロープで上階に上って(46)妖術腐敗人も倒そう。





(46)妖術腐敗人がいた橋を渡った先、
そのまままっすぐ正面に進めばボス部屋である。
  アイテム回収やショートカットの開通をしなくても良いのであれば、そのままボス部屋へ行って
  も
良い。


アイテム回収をする場合、まずは橋を渡った右手側にあるしっかりとした部屋に行こう。

入り口からは部屋の中に(I)名も無き勇者のソウルがあるのが見えるが、実はこれはプレイヤーを釣る罠で、入り口の左右に(47)腐敗人×2が潜み待ち構えている。

なので、まずはアイテム回収よりもこの腐敗人2体を先に倒す。
入り口の左にいる方はリーチの長い武器なら部屋の外からでも壁ごしに攻撃できる。ロックオンはできないが、壁に向かって適当に攻撃するだけでも当たるだろう。運が良ければバックスタブになる場合もある。
  ただし、敵の攻撃も壁越しに当たる場合があるので、プレイヤー自身が壁に密着することは
  避けた方が良い。

また、右にいる方は頑張れば部屋の外からでも部屋の右奥にいるのが見える。
たまに敵の方から出てきてくれるので、出てきたなら倒せば良いだけ。
出てこない場合は、堅実にいくなら一瞬だけ部屋に入り、敵を外まで誘い出そう。
または、部屋の奥まで一気に接近して倒してしまうのでも良い。スムーズに倒せるのであれば左の敵が残っていても十分対処が間に合う。


また、この部屋の前からはさらに上階にのぼる階段がある。
のぼった場所にはまた部屋があるが、この部屋の中には何もないので入らなくて良い。

部屋の前の細い道を進んで、(48)腐敗人×2の1体目を撃破。
そこから右の奥、やや視界が悪いので注意が必要だが、2体目がいる。落ち着いて倒そう。

1体目がいた場所、および2体目がいた場所の左奥にそれぞれ(J)微光石の欠片×2、(K)微光石の塊×1がある。
攻略に非常に役立つ武器強化素材なので必ず回収しておこう。





アイテム回収したら再び下の階へ降りる。
次はマップ図で言えば上方向。ここへ来るまでに通ってきた住居の天井にあたる部分のアイテム回収をしていこう。
  エリア傾向が黒化しており(52)巨大腐敗人(黒ファントム)が出現している場合、
  既に階下((35)腐敗人がいたあたり)から放った「死の雲」で疫病にしているかもしれない。
  その場合は先にショートカット開通ルートの方へ行っても良い。
  疫病の効果でより多くのHPを削ることができるだろう。

  また、「死の雲」がない場合、(52)巨大腐敗人と戦うのが面倒であればアイテム回収に行かなく
  ても良い。
  (52)巨大腐敗人より奥にあるアイテムにはムリして取りに行くほど価値の高いものはない。


(46)妖術腐敗人のいた場所から、マップ上部方向に進むと、
左から(49)腐敗人、右から(50)腐敗人がそれぞれプレイヤーに気付き近付いてくるようになっている。
そのため、堂々と道の真ん中を通るのではなく、左右どちらかに寄って、先に接近してきた方を手早く倒すと良い。


次にいるのは(51)腐敗人。
こいつは小さな部屋の中で、なぜかこちらに背を向けて立っているのでバックスタブで倒せば良い。

ただし、エリア傾向が黒化している場合、この奥には(52)巨大腐敗人(黒ファントム)が出現しており、ちょうどこの(51)腐敗人のいるあたりまで近付くとプレイヤーに気が付くため、
その場合は(52)巨大腐敗人の方を先に倒す必要がある。
と言っても、(51)腐敗人はその真後ろで戦ってもプレイヤーたちのことに気が付かないのであまり気にする必要はない。巨大腐敗人との戦いの後でゆっくり倒すと良いだろう。


アイテム回収しつつそのまま奥へ進もう。
一番奥には(53)妖術腐敗人がおり、また、これに近付くと隣にある藤棚のような足場の上から(54)腐敗人×2が飛び降りてくる。
まずは(53)妖術腐敗人を手早く倒し、次に降りてきた(54)腐敗人×2を倒そう。
2体の腐敗人が落ちてくるまでには意外と時間的猶予がある。焦る必要はない。


これで住居部分のアイテム回収は終わり。
次はショートカットの開通に行こう。

  なお、ショートカット開通ルートには結晶トカゲがいる。
  トカゲを温存したい場合は、ショートカット開通をしないという選択肢ももちろんある。
  その場合は、呪い師装備を持っている(55)妖術腐敗人だけ倒しに行くと良いだろう。




ショートカット開通

(45)腐敗人がいた場所から、壁沿いに、住居から離れる方向へ進んでいく。
マップ図で言えば、沼地の下側に設置された細い足場を進むルートになる。

まず、住居ゾーンを離れてすぐ、足場の下を見下ろすと(55)妖術腐敗人がいる場所がある。
この妖術腐敗人は「呪い師防具一式」をドロップする特殊な敵。倒しに行く際は今いる足場から下に飛び降りる必要があるので、今はまだ放置しておこう。
  飛び降りると再び住居内を通って戻ってこないといけなくなるので。
ショートカットを開通してから戻ってくるときに倒しに行けば良い。


足場を道なりに進んでいこう。
遠距離攻撃できる装備に持ち替えておくと良い。

足場を進んでいくと、
(56)吸血虫(成虫)×2、(57)吸血虫(成虫)×2が順に現れる。
敵は接近が遅く、また、発見しやすい位置にいるので発見し次第に遠距離攻撃で倒せば良いだけだ。

問題はその次、
道がやや左に曲がる地形のところで、正面に(58)吸血虫(成虫)の姿が見える。
「また吸血虫2体かな」と思わせておいて、実はこの吸血虫とセットになっているのは(59)腐敗人(剣)。しかも左に曲がる地形のせいで見えずらい。
そのため、接近戦に対応できない装備のまま近付いてしまうと、まんまと腐敗人に驚かされてしまうというわけだ。

ここは正面の(58)吸血虫をとりあえず倒し、それから武器をちゃんと接近戦用に持ち替えて曲がり角方向に進んでいこう。
カメラを操作すれば曲がり角の陰にいる(59)腐敗人の姿がちゃんと見えるし、ロックオンもできる。
分かっていればむしろ簡単に倒せるだろう。


さらに進んでいくと(60)腐敗人×2がいる。
2体の距離は離れているので手前にいる方から1体ずつ倒していけば良いだけ。

ただしその奥には(61)結晶トカゲもいるので、トカゲを逃がさないよう腐敗人との戦いではあまり前に進まないようにしたい。
下がる必要はないが、敵がプレイヤーに気付いて動き出したらその場で待ち、近付いてきたところを倒していくのが良いだろう。

腐敗人2体を倒したら、最後に結晶トカゲも倒す。
トカゲの手前には道を左右に分ける板壁があるが、壁の右側を通った方がトカゲに気付かれにくく倒しやすいような気がする。
  壁が邪魔で、距離が離れているとロックオンが効きづらい。
  ロックオンボタンを押すのはトカゲに密着し、攻撃できる直前にするのが良いだろう。


トカゲを倒したら、その傍にある板の橋を倒してショートカットを開通
このステージで最初に出会った敵、(1)腐敗人(火槍)がいたあたりに繋がる橋だ。


ショートカットを開通したら、来た道を引き返して住居の方へ戻ろう。

最初に言ったとおり、住居に戻る手前のあたりに、道から飛び降りて行ける足場に(55)腐敗人(妖術)がいる。
基本的には通常の妖術腐敗人と同じだが、ドロップ品が特殊な設定になっており、倒すと必ず「呪い師防具一式」をドロップする。


妖術腐敗人を倒したら、
そこから腐敗人の住居に上がるための足場((40)腐敗人がいた場所あたり)が見えているだろう。
あとはその足場からのぼってボス部屋へ行くだけ。

また、その足場のもっと奥、沼地の中に(N)暗月草×4(2個ずつが2ヶ所)が落ちている。
これも拾っていくと良い。




BOSS: 不潔な巨像 

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ぼこぼこの不格好な身体を持つ巨像。
ハエを使った攻撃を多用し、そのハエに触れるとプレイヤーキャラはハエに包まれてHPが高速で減少してしまう。また、アイテム等によるHP回復量も半減する。
ハエを払うには一定時間経過するか、ボス部屋内の各所にある炎に触れるか。
炎に触れるのが手っ取り早いが、一応、炎自体にも極僅かにダメージがあるのに加え、炎によるひるみ硬直が発生するためタイミング良く利用しないとひるんでいる間にまたボスの攻撃を食らってしまう危険がある。

とにかく、ボスの前方に立つのは避け、背後に回り続けよう。
完全に背後に立っていれば、ボスの攻撃のほとんどは当たらない。
ボスが身体を震わせ始めると、直後に全方位攻撃が来るので、この時だけ少し距離を離して対処すると良い。






【ストーリー解説】

デーモン「不潔な巨像」

不格好な巨像のデーモン。
もともとは腐敗人たちが病の治癒を願って信仰していた神の像なのだろう。
身体や手足には木で作った服のようなものが着せられており、彼らなりにこの像を豪華に飾って崇めていた様子がある。

しかし神の像と言っても穏やかなものではなく、
その全身にハエがたかっていることからも分かるように、恐らくこの像には大量のイケニエが捧げられてきたに違いない。
赤黒く結晶化したようなその造形は、まさに繰り返し繰り返し降り注がれた血液が凝り固まったものなのかもしれない。


だがそれでも、腐敗人たちの病が癒えることはなかった。
神にすら見捨てられた腐敗人たちの哀しみと怒り。
その強い感情がデーモンに取り込まれ、この巨像を動かしているのだろう。

この腐れ谷には第六聖女アストラエアを追って、多くの聖騎士や神職者たちが訪れている。
神への怒りによって動き出したこの巨像が、神の信徒たちを薙ぎ払っていく。
腐敗人たちは思っただろう。自分たちが叶えてほしかった願いはそうではない、と。




【ストーリー解説】

イメージ 3


「いやしい女」

あのデーモン女がきてからは、何もかも最悪ですよ、ええ

男どもはぼうっとして、うわ言を言って、あの女を拝んで、
貢いで、おまけに、私なんかと目が合えば、襲い掛かってきやがる

あの女がくる前は、ここは、もっと良いところでしたよ。
私だって、男どもの憧れの的だった

あんた、あの女を退治してくれるんだろ?
容赦なんかしないでおくれよ


腐れ谷にて主人公に物品の取引を持ち掛けてくる女。
第1ステージでも第六聖女アストラエアについての話を聞けたが、この第2ステージでも上記のような話を聞くことができる。

だが、お分かりだろう。
彼女はアストラエアに嫉妬しているのだ。
デーモンだから退治してくれと言っているのではない、アストラエアが美しいから殺してくれと言っているのである。

彼女もアストラエアが来るまでは、この腐れ谷で男たちの視線をくぎ付けにしていたらしい。

しかし自分よりも遥かに美しく、慈愛に満ちたアストラエアが訪れたことで、
腐れ谷における彼女の地位は崩れ落ちてしまったのだ。
  非難がましく歪んだ性格になったのもそのときからかもしれない。

ちなみに、実は第1ステージの会話の時点でも彼女の嫉妬心はその言葉ににじみ出ていた。

アストラエアとかいう女が、
イカみたいな騎士をつれてこの谷にきたんですよ

こんな場所で、あんな白い、綺麗な服を着て、
私とこの子を、蔑んだ瞳で見ていましたよ

彼女はアストラエアについて語る際、その服が白く美しかったことを印象的に憶えていたのだ。

良く見ればこのいやしい女自身も腐れ谷の住人にしては珍しく、白い装飾の施されたドレスを着ている。アストラエアが来るまではそのドレスもまた、この谷で一番美しいドレスであっただろう。

しかしそれでもなお、女はアストラエアの着ていたその純白のドレスを羨ましく思ってしまったのだ。




【ストーリー解説】

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「セレン・ヴィンランド」

私はセレン、西からきました

アストラエア様と共に旅に出た弟、
ガル・ヴィンランドを探しています

2人は、最後に、この地に行き着いたと聞いています

もし、あなたが弟を見つけたら、私に教えてください

…弟に、父の最期の言葉を伝えなければなりません

 
エリアのソウル傾向が最白の場合、沼地の中の小さな島で出会うことのできる女聖騎士、セレン。
第六聖女アストラエアの共をしているというガル・ヴィンランドの姉だ。

父の言葉を伝えるため、弟・ガルを探しているというのだが、
そう言いつつも彼女は沼地の島で静かに腰を下ろし、ぼうっと遠くを見つめている。
これから弟を探しに行こうというような強い意思は感じられず、まるでただ時間が過ぎるのを待っているかのようだ。

そう、恐らく彼女はもうこれ以上、沼地の先へ進むつもりはないのだろう。

なぜなら彼女は「父の言葉を伝える」という理由以外に、
もう一つ、彼女の所属する教会から与えられた使命があるからだ。

この沼地に訪れた聖騎士・神職者は皆、同じ使命を帯びて教会から派遣されている。

その使命とは
『第六聖女アストラエアがデーモンになったという噂の真相を確かめること。
 そしてそれが真実ならば、アストラエアを亡き者にすること』

教会にとって聖女がデーモンになるなどということは許されることではない。
ただの噂ならばまだマシだが、それが真実として表沙汰になれば教会の沽券に関わる。
ボーレタリアの霧が晴れるより前に、霧の中で闇に葬らねばならぬことなのだ。
  そうすれば、アストラエアは穢れたデーモンとしてではなく、
  ボーレタリアを救うため霧の中に旅立ち、名誉の戦死を遂げた英雄ということにできる。


――だからセレンは、これ以上先へ進むことができないのだ。

セレンはここへ来るまでの旅の中でアストラエアに関する噂が真実であることをおよそ確信したのだろう。
そしてそれに付き従う弟・ガルがアストラエアを守るため、かつては同朋であった数多くの聖騎士たちを手にかけてきたことも。

このまま進めば、セレンは選ばなければならない。
教会の側について、弟・ガル、そしてアストラエアと戦うか、
あるいはアストラエアの側について、ガルと共に後から来る聖騎士たちを殺し続けるか。

セレンはそのどちらをも選べなかったのだ。

だから沼地の中、道に迷ったふりをして居竦んでいたのである。
時間が解決してくれるかもしれないと、叶うはずもない淡い希望を抱きながら。絶望と共に。




【ストーリー解説】

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「月明かりの大剣」

神が与えた神聖剣といわれる「月明かりの大剣」。
本来は『月光の騎士ビトー』の持ち物であったはずだが、主人公が発見した時には沼地の奥でナメクジにまみれ無残な状態であった。

すぐ傍に「伝説の勇者のソウル」を抱えた死体があったので、
恐らくこの死体こそが月光の騎士ビトーなのだろう。

ビトーもまた、聖女アストラエアを追うために教会から派遣されてきたのだろう。


教会の思惑はどうあれ、ボーレタリアで起きたこの異変により、
大量の聖騎士が命を落とした。そして大量の神聖武器も。

主人公が訪れなければ、
彼らの死もすべて、ボーレタリアの霧の中で忘れされていったのかもしれない。