ステージ攻略「谷1」-2 マップ付き(デモンズソウル攻略)


腐れ谷(1)のつづき



BOSS: ヒル溜まり 

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まさにヒルが凝り固まった巨人のようなデーモン。

盗人の指輪は必要ないので再生者の指輪や戦い続ける者の指輪などに装備しなおしておくと良い。

ボス部屋に入ったらまずは落ち着いて部屋の中の様子を見よう。
部屋の中はすり鉢のような地形になっているのだが、入室した場所の前方には足場がないため不用意に前に出ればいきなり落下死してしまう。

左手方向に足場が伸びているのでこの足場を進んでいこう。

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まずはボスを攻撃しやすい最下層へ行く。
最下層には2ヶ所、足場の下にもぐれる(足場を屋根にできる)場所があるのでそこに入ろう。

最下層の沼に浸かっているとHPが徐々に低下するが、足場の屋根の下に入っていればそれ以外のボスの攻撃はすべて当たらない。
魔法使いならここから魔法を撃ち続ければ良いし、近接武器で戦う場合もこの場所を拠点に出入りしつつ戦うと良いだろう。
 
上記の場所などプレイヤーが攻撃できない位置にいると、ボスは両手を高く上げて自分のHPを高速回復する。
回復量は大きいがこの間は攻撃してこないので接近戦でも安全に攻撃できる。
回復量を上回るダメージを与えられれば特に問題ないだろう。

もし敵の回復量の方が大きく、十分なダメージを与えられない場合は、
敵が回復を使い過ぎないよう、ある程度敵の攻撃を誘う必要がある。








ボス部屋内には幾つかアイテムが落ちている。
ボスを倒したら回収しておこう。

このボス部屋内のアイテムは常に一定ではなく、他エリアのステージクリア数に応じて追加される場合がある。
  逆に言えば、他エリアのクリアがあまり済んでいない場合は出現していないアイテムがある。
谷2を攻略する際など近くに来たときに確認してみると良いだろう。

(v)微光石の欠片×2、(w)微光石の塊×1など貴重で有用なアイテムも出現するので必ず回収しておきたい。


イスタレルの丘

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【エネミー】
(32) 腐敗人(剣)×2
(33) 腐敗人(剣)×4
(34) 巨大腐敗人
(35) 巨大腐敗人×3
 
 
【入手アイテム】
(r) 伝承の戦士のソウル
(s) イスタレル





 
イスタレル回収


エリアのソウル傾向が最白のときのみ、
商人NPCより少し先、(24)疫病ネズミと(31)巨大腐敗人の中間くらいの場所にハシゴが出現し、上部の通路にのぼれるようになる。

当然ながら非常に高い位置にある通路なので落下すれば即死は免れない。注意して進んでいこう。


ハシゴをのぼった先には(32)腐敗人(剣)×2がいるが、
2体目の方はそもそもプレイヤーの方を向いてすらいないので順に倒していくだけで良い。


そのまま道なりに進むと前方に部屋がある。
近付くと部屋の中から(33)腐敗人(剣)×4のうち3体がプレイヤーの方に向かってくる。
ここは通路の狭さを逆手にとり、通路を一列になって近付いてきたところを順に倒していこう。

――が、3体倒しても実はまだもう1体、部屋の中に残っている。
入り口の右手側の陰に隠れているので部屋に入ったらすぐ倒しておこう。

  この1体を見落とすと、次の巨大腐敗人と戦っているときにこいつに背後から襲われ、非常に
  危険なことになってしまう。


続いて、橋を渡った先に(34)巨大腐敗人がいる。
橋の上では戦いづらいので、一気に橋を渡り切ってしまうか、もしくは敵を橋のこちら側に誘い出して戦うと良い。
どちらかと言えば手前に誘い出した方が戦いやすいだろう。


橋を渡った先のスロープを上っていくと、急に広い場所に出る。
中央に(s)イスタレルがあり、その周囲を(35)巨大腐敗人×3が囲んでいる。

右から順に近い位置にいるので、順番に誘い出して戦うと良いだろう。
腐敗人同士は意外と距離が離れているので、よほど大きく動き回らない限りは2体以上と同時に戦うことにはならない。


イスタレルを入手すればこの場所の探索は終了。




【ストーリー解説】

デーモン「ヒル溜まり」

その見た目どおり、ヒルの塊である。
腐れ谷に蔓延る病毒、それに対する人々の恐怖心が実体化されたデーモンと言えるだろう。


勘違いしてはならないのが、このデーモンがいるから腐れ谷が病毒の地になっている(つまり、デーモンが病の原因)というのではなく、
腐れ谷がもともとこのような土地だったからこそ、そこに生まれたデーモンが病を象徴するような姿になったということである。

そのため、このデーモンを倒したとしても腐れ谷が浄化されることはなく、腐敗人たちの苦痛が癒えることもない。

腐れ谷の病毒、苦痛などまさに負の面を象徴しているデーモンだが、
それと同時に他のデーモンにはない驚異的な自己再生能力を持つ珍しいデーモンでもあり、
そこには病どころか力強い生命力すら感じる。

腐敗人たちが持つ生への執着、死にたくても容易く命は終わらない生命のむごさをも象徴するデーモンと言えるのかもしれない。




【ストーリー解説】

「腐れ谷」

腐れ谷とは“見捨てられた者たち”の住処である。

見捨てられた者、とは
 ・貧者
 ・病人
のことである。

人類の古い歴史において、こういった人たちを都市から追放し自分たちの生活から遠ざけるというのはごく当たり前に行われていた。
なぜなら貧者・病人といった、つまり衛生状態の悪いものがいると、そこから疫病や感染症が広がる恐れがあるからで、
医療技術の確立していない時代においては彼らを都市から隔離するという方法でしか都市の生活を守ることができなかったからである。

日本のような外洋に囲まれた土地であればそれは「島流し」という形で行われたが、
そういった手ごろな島のない西洋圏では「都市からの追放」という方法が用いられた。

しかし追放された人々も黙って死を待つわけではない。
風雨を凌ぎ、水を得られそうな洞窟や谷間に住むようになり、集落を形成していく。
そうして出来上がるのが、この腐れ谷のような村落である。

このような村落は往々にして生活環境が非常に悪い。

なぜなら、そもそも良い土地は既に裕福な人々、健康な人々が住むための都市となっているからで、
残されているのは人が住むのに不都合な土地だけだからだ。

そして彼ら自身も貧者であり、病に侵された身である。
都市部でさえ生活に困窮していた彼らが、生きることさえ困難な地でまともな生活環境など築けるはずもない。

その結果、病は蔓延し、供養さえままならない死体が溢れ、それがまた疫病の原因となる、
病と死が負の連鎖を繰り返す不浄の地となっていったのだ。




【ストーリー解説】

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何か買っておくれよ。この子が腹を空かせてるんだよ

そうかい、私とこの子に死ねって言うんだね
 

「いやしい女」

腐れ谷で主人公を相手に物品の取引を持ち掛けてくる女性。

「子どもが腹を空かせている」と言っているのだが、周囲にその子と思しき姿はなく、
また、どことなく妊婦のような体形に見えなくもないが、それも彼女が座っている間だけで、立ち上がった姿は妊婦というふうには見えない。
  おなかが大きいように見えるのは、ひざを抱え込んでいるのだろうか。

また、何も買わずに立ち去ろうとすれば上記のように主人公を罵る悪態を吐き、
何か購入したとしても「全然足りない」と不満を漏らす。

さらには、彼女が販売しているアイテムは他エリアの商人から購入する場合と比べ明らかに高額で、
腐れ谷を進む主人公の足元を見てふっかけているような様子がある。
  おまけにそもそも彼女が取り扱っているアイテムはこの谷で力尽きた冒険者たちの持ち物だ。
  メイスやハルバード、チェインメイルやミルドアーマーなど数多くの聖騎士がこの地で死んだこと
  が
分かる。
  (まぁ、死者の持ち物を売っているのは彼女に限ったことではないが)

そのような彼女の態度を見る限り、子どもがいるという話も素直に信じることは難しい。
この厳しい土地に住むために欲深くなってしまうのは仕方ないことなのかもしれない。


しかし彼女からはこの腐れ谷に関する非常に重要な話も聞くことができる。


もう何年前になるかねえ…

アストラエアとかいう女が、
イカみたいな騎士をつれてこの谷にきたんですよ

こんな場所で、あんな白い、綺麗な服を着て、
私とこの子を、蔑んだ瞳で見ていましたよ

ええ、最初から胸糞の悪い小娘で

あの女がデーモンだったって、
私は、ちっとも不思議じゃあありませんでしたよ


「第六聖女アストラエア」と、彼女を守る「騎士ガル・ヴィンランド」の名前はこのゲームのOPムービーでも言及されている。
ボーレタリアを救うために濃霧の中へ旅立った英雄たちの一組だ。

彼女の話によると、アストラエアたちはこの腐れ谷を訪れたようだが、
「アストラエアはデーモンだった」とも言っている。
聖女がデーモンになるとはどういうことだろうか?
実はこれと似たような情報は、聖者ウルベインや老賢者フレーキからも聞くことができる。

デーモンと化した聖女の真相は、腐れ谷の最深部を目指すことで明らかになっていくだろう。




【ストーリー解説】

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聖槍「イスタレル」

もともとは聖騎士リザイアの持ち物である聖槍イスタレル。

主人公がそれと出会うのは腐れ谷の片隅。
リザイアと思われる人物の姿はなく、ただ地面に突き立てられたイスタレルだけが残っていた。

恐らくリザイアはこの地で力尽きたのだろう。


この腐れ谷の地にはリザイア以外にも多くの聖騎士が訪れていたようだ。
このステージ内で拾うことのできる「モーニングスター」や「祝福のメイス」「神のタリスマン」「聖者のローブ」。
また、商人の女が販売している「メイス」や「ハルバード」、「チェインメイル」「ミルドアーマー」もこの地で死んだ者から剥ぎ取った装備品。
すべて神職や神殿騎士に関わりのあるアイテムだ。

なぜ腐れ谷にこれほど多くの神殿関係者が訪れていたのか。
その理由もやはり、第六聖女と呼ばれたアストラエアと関りがあるのだろう。

現時点で分かるのは、その聖騎士たちのほぼ全てが、この腐れ谷を出ることができないまま命を落としたということだ。