武器 「慈悲の刃」 (bloodborne攻略)

【 慈悲の刃 】
<変形後> 左手銃:不可  強溜め:不可
表示攻撃力(ステMAX): 物理251 神秘102  計353
 
〇強靭削り(敵を怯ませる力)
ブタおよびレンガ持ち巨漢、医療教会の白衣男を相手に調査。なお、怯みにくさはブタ<巨漢<白衣男。
この3体の敵が弱攻撃・強攻撃・強溜め攻撃何発で怯むのかを調べ、幾つかのタイプに分類した。

変形前「素手タイプ」
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:怯まない  強溜め:ブタ1発、巨漢3発

変形後「素手タイプ」
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:怯まない
            強攻撃2発目:ブタ1発、巨漢2発
            L2攻撃2発目:ブタ1発、巨漢2発

※変形前後とも弱攻撃・強攻撃は小怯み特性。
 変形前は、弱攻撃で巨漢5発、白衣7発、 強攻撃で巨漢2発、
 変形後は、弱攻撃で巨漢5発、白衣8発、 強攻撃で巨漢2発当てると小さく怯ませる場合がある。

慈悲の刃の強靭削りは素手と同タイプで、強靭削りが低いだけでなく、強攻撃も弱攻撃と同じ小怯み設定となっており、小怯み耐性を持つ敵やモーションに無効化されやすい。
一応、変形前の強溜め、変形後の強攻撃2発目およびL2攻撃は大怯み設定が付けられている。ただし強靭削り力自体は低い。

 

 
鴉羽根の狩人アイリーンが使う短刀型の武器。鴉羽根の狩人が代々受け継ぐとされる。
名称や、武器が持つ性質を考えると、ゲールマンの葬送の刃とも何らかの関わりがありそうだが作中にそれらしい情報は一切ない。


変形前は短刀型の武器。
リーチ短めの武器ではあるが、変形後に比べれば動作の踏み込みが大きく、腕も大きく振るので、見た目よりはしっかりリーチもある。
動作がかなり素早く、攻撃範囲も広め。威力も変形後より高いため、戦いやすさでは明らかに変形後よりこちらの方が安定している。


変形後は刃が2つに分かれ、二刀流の双短刀に変化。
変形前と比べると攻撃速度はさらに速くなる。
しかし、武器自体の長さは変形前とほとんど変わらないのだが、モーションの違いにより実質的なリーチ・攻撃範囲はやや狭まっている。
また、弱攻撃には1~3発目は威力が低く、4発目以降から威力が高くなるという特徴があり、この点でもやはりヒット&アウェイが主要な立ち回りとなる今作では4発目以降まで攻撃できる機会が少なく、デメリットとなってしまっている。総合的に見て変形前よりも攻撃力は低いと思って良い。
さらに、強溜めもない、左手の銃も使えないなど、多くの場面において変形前より扱いづらい印象となるだろう。

変形前後とも敵を怯ませる力は非常に小さく、ほとんど素手と大差ない。

また、葬送の刃と同じく素材に「隕鉄」が使われているという設定があり、ステップ攻撃などスピードの乗った攻撃の性能が高まる、通称「隕鉄ボーナス」がある。
慈悲の刃の場合、ステップ攻撃だけでなく変形後の強攻撃やL2攻撃などにも隕鉄ボーナスが適用されるようで威力が高く設定されている。
ただし、葬送の刃の隕鉄ボーナスは概ね”スタミナ消費軽減+威力微アップ”といった印象だったのに対し、慈悲の刃の隕鉄ボーナスは”スタミナ消費増加+威力アップ”といった印象。
全体的に攻撃力の低い慈悲の刃にとってなくてはならないダメージ源ではあるが、威力以上にスタミナ消費も激しくなっているため、スタミナ効率は決して良くない。
特に変形後の強攻撃やL2攻撃のスタミナ効率は非常に悪く、ステップなしで強引に隕鉄の力を引き出そうとしているぶん身体に負担がかかっている、と言えるような性能になっている。
厳しい言い方になるが、葬送の刃の優秀な隕鉄ボーナスに比べると、こちらはかなり見劣りする隕鉄ボーナスである。
名工ゲールマンも2本続けて隕鉄の名刀を作ることはできなかったようだ。(そもそも慈悲の刃がゲールマンの作品かどうかも分からないが)


ステータス育成は技術を上げることで物理攻撃力が上昇。また、神秘を上げることで神秘攻撃力も少しずつ上がる。
技術による物理攻撃力の上昇の方が明らかに大きいため、まずは技術育成が最優先。

ただ、慈悲の刃は全ての武器の中でもかなり攻撃力が低い。
ステータスの影響が小さい序盤はまだ何とかなるが、育成や武器強化が進むとどんどん他の武器との火力差が開いていくのには注意が必要かもしれない。

この武器のために専用の育成をするというよりは、技術系の育成をしているキャラならば神秘属性付きサブ武器として上手く利用できる、といったところ。
 
 

 
★弱攻撃
<変形前>
 弱攻撃1(モ100・攻353・ス15) 横振り
 弱攻撃2(モ102・攻361・ス15) 横振り
 弱攻撃3(モ104・攻368・ス15) 横振り
  ※以降2~3繰り返し

<変形後>
 弱攻撃1(モ  90・攻319・ス13) 斜め振り
 弱攻撃2(モ  90・攻319・ス13) 横振り
 弱攻撃3(モ  90・攻319・ス13) 斜め振り
 弱攻撃4(モ125・攻443・ス13) 斜め十字振り
 弱攻撃5(モ110・攻389・ス13) 突き(刺突)
 弱攻撃6(モ112・攻396・ス13) 斜め振り
 弱攻撃7(モ118・攻417・ス16) 斜め振り
 弱攻撃8(モ118・攻417・ス16) 突き(刺突)
  ※以降5~8繰り返し


変形前の弱攻撃はシンプルな横振り攻撃。
決してリーチの長い武器ではないが、1発ごとに大きく踏み込むので意外と遠めの間合いでも攻撃が届く。(飽くまで見た目の印象よりは、だが)
また、範囲も広めなのでロックオンなしでも当てやすい。
動作に癖がないので慣れないうちは変形後状態よりも扱いやすいだろう。1発のダメージも変形後より大きい。

変形後の弱攻撃は二刀流による素早い連続攻撃。
しかし変形前と比べて踏み込みが小さくなったぶん実質的なリーチが短くなっており、攻撃範囲も正面に集中している。
また、1~3発目の威力は変形前よりも低下。4発目以降で威力は大きく伸びるが、合計ダメージで考えると概ね6発以上は当てないと変形前のダメージを上回ることはできないだろう。
慈悲の刃は敵を怯ませる力が非常に小さいので、無防備に6発以上殴らせてくれる敵などほとんどおらず、結果的に変形前よりダメージを稼ぎにくいと言える。
見た目の流麗さとは裏腹に、かなり使い勝手の難しい性能となっている。


▲強攻撃
<変形前>
 強攻撃(モ125・攻443・ス30) 横振り

<変形後>
 強攻撃1(モ150・攻531・ス45) 横十字振り
 強攻撃2(モ160・攻566・ス50) 横十字振り


変形前の強攻撃は弱攻撃とほぼ同モーションの横振りで、意外とリーチがあり、範囲が広い。
動作前後の硬直がかなり短く、弱攻撃ともスムーズに連携させることができる。
ただし、慈悲の刃は強攻撃も敵を怯ませる力が非常に弱く(実質的にノコギリ鉈の弱攻撃程度の怯ませ力しかない)、怯ませ目的で使うことはほぼ不可能。
単純に弱攻撃よりも多少大きなダメージを稼げる技として使えなくもないが、スタミナに対するダメージのコスパは弱攻撃よりもやや低い。そこまでスタミナ消費が大きいわけではないが…。

変形後の強攻撃は、前方に大きく踏み込みながら広範囲を攻撃する。
いわゆる「隕鉄ボーナス」が付与されている高性能アクションの一つ。
と言っても実際のところそれほど性能のバランスは良くなく、威力こそ慈悲の刃のアクションでは非常に高く設定されているが、それ以上にスタミナ消費の重さが大きなデメリットとなっている。
自キャラのスタミナ最大値は170なので、強攻撃1発でその1/4以上を使ってしまうことになる。2発目まで出せば全スタミナの半分が消し飛ぶわけだ。
扱いは非常に難しいが、慈悲の刃はもともと全体的な火力が低いためこのような瞬間的に大きなダメージを出せるアクションは非常に重要。上手くスタミナ管理をしながら使っていきたい。


△強溜め
<変形前>
 強溜め(モ200・攻708・ス50) 縦振り

<変形後>
 強溜め不可


変形前の強溜め攻撃は、弱攻撃や強攻撃と同じく大きく踏み込むので意外と前方へのリーチはある。短い溜め時間で繰り出せる高威力の一撃。
やはり敵を怯ませる力は弱く、これでようやく他の武器の強攻撃と同程度かむしろそれ以下なので、敵を怯ませる目的で使うのは難しい。
単純に威力が高いため、変形前の状態でダメージを稼ぎたいなら使い道は無くはないだろう。一応、スタミナに対するコスパは強攻撃とそれほど差がない。敵の隙の大きさに応じて弱攻撃や強攻撃と使い分けていくと良い。

 
◆ジャンプ攻撃
<変形前>
 ジャンプ攻撃(モ150・攻531・ス45) 斜め振り

<変形後>
 ジャンプ攻撃(モ150・攻531・ス45) 足元に突き下ろし(刺突)


ジャンプ攻撃はモーション自体は標準的。
しかし慈悲の刃は回避・ステップ攻撃の威力が高く設定されているため、飛び込み技としてジャンプ攻撃を使う必要はほとんどない。


ダッシュ攻撃
<変形前>
 ダッシュ弱(モ140・攻496・ス20) 突き(刺突)
 ダッシュ強(モ180・攻638・ス25) 回転横振り

<変形後>
 ダッシュ弱(モ140・攻496・ス20) 右片手突き(刺突)
 ダッシュ強(モ170・攻601・ス25) 回転横振り


ダッシュ攻撃はいわゆる「隕鉄ボーナス」が付与された高性能アクション。
強攻撃と同じく攻撃力がかなり高く設定されており、しかもスタミナ消費は少なめなのでコストパフォーマンスも良い。
ただ、敵に急接近する攻撃としては回避・ステップ攻撃の方がさらに高性能なのでダッシュ攻撃は優秀ながらも使う機会の少ない技となっている。

変形前後ともダッシュ弱は刺突攻撃。
範囲が狭いので敵をロックオンしておかないとやや当てにくい。
回避・ステップ攻撃と比べるとスタミナ消費が多く、動作後の硬直もちょっとだけ長い。
回避・ステップ攻撃が優秀過ぎるせいなのだが、性能的にはどうしても下位互換となってしまっている。

ダッシュ強は範囲の広い攻撃。
変形前後ともくるりと身体を回しながら正面を切りつけるため、動作前にやや溜めがある。使用するなら少し早めにボタン入力すると当てやすい。
また、動作後の硬直もダッシュ弱より長め。
威力の高さは魅力なのだが、やはり使いやすさでは回避・ステップ攻撃に一歩譲るといったところ。
 
 
◆回避攻撃・前ステップ攻撃
<変形前>
 回避・前ステ攻撃(モ150・攻531・ス15) 横振り

<変形後>
 回避・前ステ攻撃(モ140・攻496・ス15) 両手突き(刺突)


回避・ステップ攻撃も「隕鉄ボーナス」が付与された高性能アクションで、威力がかなり高めに設定されている。
スタミナの消費量は弱攻撃と同程度。ステップに使用する分のスタミナまで含めるとダメージに対するコストパフォーマンスは弱攻撃より若干低くなるが、それでも非常に優秀。
慈悲の刃にとっては火力・スタミナを両立できる貴重かつ重要なアクションとなので、チャンスがあれば1回でも多く敵に当てていきたいところ。

変形前の回避・ステップ攻撃は範囲が広いのでロックオンなしでも当てやすく、非常に使いやすい。
リーチも意外とある。
慈悲の刃のアクションの中でも最も頼りにできる技と言っても過言ではないだろう。
敵に接近しつつの初手としてや、回避後の反撃、また、敵の左右や背後へ回り込むポジションチェンジなどに積極的に取り入れると良い。

変形後の回避・ステップ攻撃は刺突属性ではあるが、変形前よりも攻撃力がやや低めに設定されている。敵が刺突弱点なら効果は高いが、そうでなければ変形前より性能ダウンしてしまうのが惜しいところ。
また、攻撃範囲が狭く、リーチもやや短い。変形前と比べると動作前の硬直が若干長いなど、モーション的にも変形前よりちょっと使いづらくなっている。
さらに、続けて通常の弱攻撃に繋げようとすると敵の攻撃に割り込まれる場合が多い。(動作前の硬直がやや長いことなど、恐らくは敵の傍でとどまっている時間が変形前よりも長いためだろう)
とは言え、飽くまで変形前と比べるとちょっと劣るというだけで、威力・スタミナ消費のコストパフォーマンスが非常に高い大切なアクションであるということは間違いない。
空振りしないように大事に使っていきたいところ。

 
 
◆横ステップ・後ステップ攻撃
<変形前>
 横ステ攻撃(モ150・攻531・ス15) 横振り
 後ステ攻撃(モ150・攻531・ス15) 横振り

<変形後>
 横ステ攻撃(モ140・攻496・ス15) 突き
 後ステ攻撃(モ140・攻496・ス15) 突き


横・後ステップ攻撃は、基本的には回避・前ステ攻撃と同じ性能。

ただし、変形後の横ステ攻撃は範囲・リーチが狭いという性質上、敵を追尾しきれず空振りすることがある。
変形後の横ステ攻撃はやや信頼度低め、といったところだ。
 
 
◆バクステ攻撃
<変形前>
 バクステ弱(モ150・攻531・ス15) 横振り
 バクステ強(モ180・攻638・ス25) 突き(刺突)

<変形後>
 バクステ弱(モ140・攻496・ス15) 横振り
 バクステ強(モ170・攻601・ス25) 両手斜め振り

バクステ攻撃も「隕鉄ボーナス」が付与された高性能アクション。
バクステ弱の威力・スタミナ消費は回避・ステップ攻撃と同じで、高威力かつスタミナコスパも良い。
バクステ強はさらに高い威力を出せるのが大きな長所であり、スタミナコスパはバクステ弱より若干下がるが、それでも十分に優秀なバランスとなっている。

変形前のバクステ弱が範囲の広い横振りで、バクステ強が刺突属性の攻撃になっている。
どちらも非常に使いやすく、特にバクステ強は高威力かつ刺突属性のため大きなダメージを稼ぐことができ、さらに動作後の硬直も少ないのですぐに次の行動へ移れるなど高性能。
上手く使いこなすことができれば慈悲の刃にとって最大のダメージ源となるだろう。

変形後はバクステ弱が使いやすい。
一方でバクステ強は威力は高いものの、動作後の硬直がやや長く、次の行動に移るまでに若干間が空いてしまうのがちょっと使いづらいところだ。

よって、上記のとおり変形前はバクステ強、変形後はバクステ弱を使っていくのが理想。
しかし慈悲の刃は火力アップを目指すと頻繁に武器の変形を繰り返すことになるので、変形前バクステ強のつもりがうっかり変形後のバクステ強を使ってしまうといったミスが起こりやすい。
そういったミスを防ぐためには変形前・後ともバクステ弱で統一しておくという手もある。
 
 
☆変形攻撃
<変形前>
 変形前→後(モ120・攻424・ス15) 横振り

<変形後>
 変形後→前(モ130・攻461・ス15) 縦振り


変形攻撃はいわゆる「隕鉄ボーナス」を表す効果音は鳴らないものの、それに劣らぬ性能がある優秀なアクション。
弱攻撃とほぼ同じスタミナ消費で、弱攻撃より高い威力を発揮できる。
威力では回避・ステップ攻撃にやや劣るが、ステップなどの非攻撃動作を挟まず使えるためテンポ良く攻撃を継続するために非常に重要なコンボパーツとなっている。
あらゆる攻撃の後に追撃としてバシバシ入力していきたいところ。

変形前→後攻撃は範囲の広い横振り。見た目よりは若干前方へのリーチがある。
変形後→前攻撃は縦振りで、こちらはおおよそ見た目どおりのリーチ。
 
☆L2攻撃
<変形後>
 L2攻撃(モ150・攻531・ス45) 斜め十字振りしつつ後退


L2攻撃はいわゆる「隕鉄ボーナス」が付与されたアクションの一つ。
”後ろへ下がる強攻撃”といった印象の技で、威力・スタミナ消費も強攻撃と同じ。つまり、威力はあるがスタミナ消費の重さが欠点となっている。

攻撃しつつ後ろに下がるため、コンボの最後に組み込むことでヒット&アウェイの立ち回りができる。
前に出るだけの強攻撃よりも使える場面は多いだろう。

しかしやや注意すべきはその後退距離が意外と短いということ。
それほど敵との間合いが離れるわけではないので、ヒット&アウェイとしてはやや不安が残る。
また、攻撃のリーチも短いので、敵に密着した状態で使わなければ空振りするリスクもあり、もし空振りしてしまったら大量のスタミナを支払って中途半端なバクステをしただけになってしまう。
そして当然、密着して使うということは前述の後退距離の短さで、敵との距離が離れにくいという不安にまた繋がる。

つまり、ヒット&アウェイに使える重要な技ではあるが、
敵の攻撃射程の長さによってはさらにもう一度ステップで避けられるようスタミナを残しておいた方が良いと言えるだろう。
スタミナ消費が大きいので、うっかりスタミナ切れしないよう注意が必要だ。


 


《 キーポイント 》
 
その武器の性能、および立ち回りを考える上で重要なポイントをピックアップ。

縦振り: なし
初手 : <変形前>回避・ステップ攻撃
刺突属性: <変形後>回避・ステップ攻撃
 
<鴉の狩人証の心得>
あぁ、まだこんな刃を受け継ごうなんて輩がいるのかい?
悪いことは言わない。関わるのはよしておくんだね。
こいつは獣を狩るために作られた武器じゃない。もっと醜悪なことのための刃さ。生臭い話になんて首を突っ込まない方が利巧というものだよ。

それでも、どうしてもこの刃に触れてみたいと言うんなら……、最初に覚悟だけはしておくんだね。

この刃は名前を“慈悲”と言ってね。斬られた者はおよそほとんど痛みを感じない。こぶしで殴られた程度の衝撃すらないのさ。
だから斬られた者は己の死の間際まで、そうと気付かず全力であんたに襲い掛かってくるだろう。
いくら傷つけても一切怯まない相手に、あんたがどれほど無慈悲になれるのか、どこまで冷静でいられるのか、いつまで狂いなく己が手足を動かせるのか。そんな覚悟が必要になるだろうね。

この刃を握っている間、あんたは常に相手の攻撃を避けることに集中しなくちゃならないよ。
そのうえで、自分のスタミナにも日頃以上に気を配るんだ。
相手が怯まないってことは、それだけ相手の攻撃を避けなきゃいけないタイミングが多いってことさ。避け続けるだけでもスタミナの上では相当な負担になる。まして反撃することまで考えたら、あっという間に息切れしたって少しもおかしくないんだよ。いくらあんたが若く、持久力に自信があってもね。
時には老いた狩人のように小賢しく、退いて己の息を整える周到さも覚えることさね。

そこまでできるようになってからがようやく、この刃のスタート地点さ。
分かっていると思うが、この刃は一撃が重い類の武器じゃない。手数を重ねてようやく意味のある傷になるというもの。
ははっ、そうさね。真剣勝負の最中に悠長な話じゃないか?
事実、ただ手数を重ねるだけでは悠長も悠長。相手の息の根を止める前に、こっちの息が上がっちまう。
だから少しでも強力に、刃の力を引き出してやらなきゃならない。
それが”隕鉄の力”。この刃はスピードに乗せて振るうほど、なぜか不思議な力が出るのさ。
戦闘の初手にはステップ攻撃や回避攻撃で敵の懐に飛び込み、変形攻撃で追撃するのが基本中の基本。相手の反撃が来ないなら、変形攻撃は何度だって繰り返して良い。
そして相手の反撃に合わせるように、ステップ攻撃やバクステ攻撃で避けと追撃を両立させていくという寸法さ。

言うのは簡単だよ。でも実行するとなると並大抵のことじゃない。
武器の変形を繰り返しているうち、ふと自分が今どちらの形態で武器を握っているのか分からなくなる。
敵の反撃を避けるのだって、見てから間に合うとは限らない。特に攻めに焦りすぎて気を取られているときはね。
その上で、先に言ったようなスタミナのことまで気にかけなきゃいけないんだ。
分かってたって頭が焼き付いちまうってものさね…。

だから、あんた、自分の行動はもう最初から決めておくのさ。
ステップ攻撃で飛び込んでから変形攻撃を何回かし、避けるためのバクステ攻撃をして、変形攻撃で追撃。そうしたら離れてスタミナ回復に努める、ってな具合に1セットの行動パターンをあらかじめ作っておくんだよ。
相手がどれくらいのタイミングで反撃してくるかは何回か戦っていれば分かるだろう。それにちょうど噛み合うように自分の行動パターンを組むのさ。

もちろん、良い組み合わせが見つかるまでは何度だって死ぬだろうけどね。
良いじゃないか。どうせ私らみたいな狩人は何度死んだって悪夢の中から目覚めるだけ。何かを失うことさえ許された身じゃあないんだからね。
 

 
〈入手方法〉
「慈悲の刃」 血晶石スロット:放射・放射・三角
・「鴉の狩人証」入手後に狩人の夢にて購入可
  鴉の狩人証はNPCアイリーンの連続イベントを実行するか、アイリーンを殺害すると入手
  以下は連続イベントの手順
  1.ヤーナム市街からオドン墓地方面、犬の入った檻がたくさんあるエリアの先の建物にて、
    梁の上の通路を進むとアイリーンがいるので会話する。
  2.ストーリーを進め、聖堂街の大聖堂の前の大階段まで到達。
    聖堂街のオドン教会にて、扉(大聖堂側)を出てすぐ左の陰にアイリーンがいるので会話。
  3.灯り「オドンの地下墓」が利用できなくなるので、灯り「聖堂街」から逆走して地下墓へ。
    アイリーンが別のNPCヘンリックと争っているので、アイリーンを助けてヘンリックを倒す。
    ※プレイヤーの攻撃はアイリーンにも当たるので注意。
  4.ストーリーを進め、赤い月が出現。灯り「大聖堂」が利用できなくなる。
    灯り「聖堂街」から大聖堂へ向かい、大聖堂の前にいるアイリーンと会話。
    大聖堂の内部に敵対NPCカインの流血鴉がいるので倒す。
    再び大聖堂の前でアイリーンと会話。鴉の狩人証が入手できる。
 
「異質の慈悲刃」 血晶石スロット:放射・放射・欠損
・深きローランの汎聖杯 ID:at9zvfj8 第1層、灯り前の脇道
 
「失われた慈悲刃」 血晶石スロット:放射・三角・欠損
・不吉なるトゥメル=イルの汎聖杯 ID:anh5v8bf 第1層、灯り前の脇道
 

 
〈血晶石について〉
慈悲の刃は物理と神秘、2つの属性を持つ複合属性の武器。
これは葬送の刃と同じ特徴であり、葬送の刃よりもやや物理の比重は小さいものの、装着する血晶石もおよそ同じもので良い。

まずは3デブ強化石で物理攻撃力を強化するのが入手もしやすく、スタート地点としてはちょうど良い。
また、筋力ステータスもある程度以上高いなら、首なし獣血主の筋力補正石を採用することで3デブ強化石以上の効果が得られるだろう。


また、神秘ステータスも十分高い(=神秘攻撃力が高い)状態なら、
3デブ強化石をアメンドーズ産の全強化石と交換することでさらに大きく攻撃力を伸ばすことができる。

特に、慈悲の刃は一発の威力は低く、手数で攻めるタイプの武器なので、アメンドーズ産全強化石や首なし獣血主の筋力補正石の2opに付与される物理加算+15などの効果が意外と軽視できない大きな恩恵となってくれる。
慈悲の刃の火力不足をカバーするため、2opまでしっかり高数値のものを厳選したいところ。


以下に記載している攻撃力は関連ステータス99、武器強化最大、
ダメージサンプルは全属性防御100の敵(ほぼヤーナム市民)を想定したものです。
計算によって算出した数字なのでゲーム中で実際に表示される攻撃力・ダメージとは1~2ポイント程度ズレる可能性があります。(小数点以下の処理による誤差)

血晶石の入手にかかる所要時間は使用武器の攻撃力や、プレイヤーの得手・不得手によって個人差が大きいと思いますので、飽くまで参考程度に考えて下さい。
概ね、ボスからのドロップについては1回倒すのに4分(2層以下に登場するボスについてはボス部屋前でのセーブデータをバックアップ保存し、目的の血晶石が出なかった場合はバックアップから復元するリセマラ方式です)、モブ敵からのドロップについては血晶石を1個落とすのに2分くらいのマラソンになることを想定して計算しています。

 
○物理強化パターン(3デブ物理乗算)  基本攻撃力621
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計5時間(毎日2時間プレイして約3日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:482  強攻撃:637  強溜め:1070  内臓攻撃:3758
      回避ステ:788  変形 :606
<変形後> 弱攻撃:418  強攻撃:788  L2攻撃:  788  内臓攻撃:3758
      回避ステ:729  変形 :669

ひとまず入手が容易な3デブの物理強化石でスロットを埋めた状態。
物理属性のみの強化だが倍率が高く、内臓攻撃も強化されるため十分戦力になる。

 
○物理強化パターン改(首なし獣血主 重い深淵)  基本攻撃力651
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計14時間(毎日2時間プレイして約7日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:513  強攻撃:672  強溜め:1112  内臓攻撃:3819
      回避ステ:822  変形 :640
<変形後> 弱攻撃:448  強攻撃:822  L2攻撃:  822  内臓攻撃:3819
      回避ステ:764  変形 :703

筋力補正+65と物理強化+〇%を比較すると、
慈悲の刃の場合、筋・技99なら1つ目の筋力補正+65は物理強化+31%に匹敵する効果がある。
内臓攻撃の強化にも対応しているため、3デブ物理強化のほぼ上位互換となる。

低ステータスの場合、
筋力重視育成(技術が低い)なら筋力20くらいから、
技術ステが高い場合でも筋力40以上あるなら3デブ強化石よりも強くなるだろう。

慈悲の刃は複合属性の武器だが、攻撃力の占める割合はやや物理属性に偏っているので3デブ物理強化や筋力補正石との相性は良い。
特にキャラクターの神秘ステータスが低い場合はこの血晶石の組み合わせが最適だろう。

 

 
○全強化パターン  基本攻撃力668
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
三角「全強化+21.5% 物理加算+15 スタミナ呪い」
(イズ ID: rcjcbmzr 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.69%  所要時間:約10時間
欠損「全強化+21.5% 適当な2op スタミナ呪い」
(ローラン ID: cb9un3sz 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:6.67%  所要時間:約1時間
合計20時間(毎日2時間プレイして約10日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:524  強攻撃:686  強溜め:1125  内臓攻撃:3507
      回避ステ:840  変形 :655
<変形後> 弱攻撃:459  強攻撃:840  L2攻撃:  840  内臓攻撃:3507
      回避ステ:780  変形 :718

効果の高い筋力補正石は残し、残り2つの枠をボス”アメンドーズ”から入手できる全強化(全属性の攻撃力を強化する)の血晶石で埋める。
物理強化パターン改と比較して全アクションのダメージが+10~15ポイントほど増加。唯一、内臓攻撃のダメージのみ-300ポイントほど低下する。

神秘ステータスも十分高い場合、3デブ物理強化石よりもアメンドーズ全強化石の方が効果が高くなる。
特に筋力・技術・神秘ステータスが全て99なら、3デブ物理強化+27.2%とアメンドーズ全強化+21.5%はほぼ近しいダメージ効果となるので、2op効果が付けられるぶんアメンドーズ産全強化石の方が優秀と言えるだろう。

ただし、欠損型の全強化石の2opには有用な効果を付けづらい。
強いて出現しやすい効果の中で選ぶとすれば、炎or雷加算や、リゲインUP、HP回復などの効果が良い。いずれも10%以上の確率で出現する。
炎or雷加算は敵の防御力を突破できないので効果は薄いが、2ポイント程度のダメージアップにはなる。
また、出現率は4%程度とやや低いが、獣or眷属特効なども効果が高い。

 
○全強化パターン改  基本攻撃力683
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
三角「全強化+21.5% 物理加算+15 スタミナ呪い」
(イズ ID: rcjcbmzr 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.58%  所要時間:約12時間
欠損「全強化+21.5% 物理加算+15 スタミナ呪い」
(ローラン ID: cb9un3sz 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.017%  所要時間:約397時間
合計416時間(毎日2時間プレイして約208日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:540  強攻撃:701  強溜め:1138  内臓攻撃:3537
      回避ステ:854  変形 :670
<変形後> 弱攻撃:475  強攻撃:854  L2攻撃:  854  内臓攻撃:3537
      回避ステ:795  変形 :734

かなり入手率が厳しくなるが、欠損型のアメンドーズ全強化石の2opに物理加算の効果を引き当てることで更なる攻撃力アップを図ることができる。
物理加算は+10.4~15の間で3段階にランク揺れするが、最低値の10.4でも10ポイント前後のダメージアップになるので是非狙いたいところ。

慈悲の刃は全般的に一発ずつの攻撃力が低い、手数で攻めるタイプの武器。
そのため2op物理加算が攻撃力に及ぼす影響は相対的に大きくなっており、例えば3デブ産全強化石+23.6%など効果値は高いが2opがないタイプの血晶石よりも、上記のアメンドーズ産全強化石+2op物理加算の方がダメージは高くなる。

 

 
○愚者パターン  基本攻撃力 愚者あり715 愚者なし594
放射「筋力補正+65 HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理+38.5%)
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.076%  所要時間:約88時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
三角「物理強化+23.1% HPフル物理+5.3% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理+29.6%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第1層スタート地点傍モブ"獣憑き"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
合計200時間(毎日2時間プレイして約100日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:580  強攻撃:753  強溜め:1240  内臓攻撃:4364
      回避ステ:915  変形 :718
<変形後> 弱攻撃:505  強攻撃:915  L2攻撃:  915  内臓攻撃:4364
      回避ステ:850  変形 :786

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:454  強攻撃:603  強溜め:1022  内臓攻撃:3482
      回避ステ:749  変形 :573
<変形後> 弱攻撃:392  強攻撃:749  L2攻撃:  749  内臓攻撃:3482
      回避ステ:691  変形 :633

第2効果を”HPフルのとき攻撃力アップ”(いわゆる愚者効果)で固めるパターン。
入手しやすい血晶石で愚者効果を集めようとすると、必然的に上記のような物理系1op+物理愚者(物理属性のみアップする愚者)の組み合わせになる。
慈悲の刃は物理攻撃力の比率が高いためこの組み合わせでも十分な効果が得られ、相性が良い。

全強化パターンと比較して、愚者発動時は弱攻撃で+50ポイント前後のダメージ増。愚者なしならば-70ポイントのダメージ減となる。
やはり戦闘中の3分の2以上は愚者効果を発動していないと、この血晶石にする利点が得られない。

 
○愚者パターン改  基本攻撃力 愚者あり732 愚者なし609
放射「筋力補正+65 HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理+38.5%)
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.076%  所要時間:約88時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
三角「全強化+21.5% HPフル全強化+4.8% or HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質物理換算+34.2%)
(イズ ID: rcjcbmzr 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.069%  所要時間:約96時間
合計242時間(毎日2時間プレイして約121日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:592  強攻撃:773  強溜め:1268  内臓攻撃:4285
      回避ステ:942  変形 :738
<変形後> 弱攻撃:518  強攻撃:942  L2攻撃:  942  内臓攻撃:4285
      回避ステ:875  変形 :808

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:466  強攻撃:620  強溜め:1047  内臓攻撃:3435
      回避ステ:773  変形 :590
<変形後> 弱攻撃:405  強攻撃:773  L2攻撃:  773  内臓攻撃:3435
      回避ステ:713  変形 :652

愚者パターンでやや効果の低かった獣憑き産の三角型血晶石を、アメンドーズ産の全強化+愚者に交換すると僅かだが最大火力がアップ。
愚者パターンと比較して変形後の弱攻撃で+12ポイントのダメージ増加となる。

また、イズ三角型のアメンドーズ全強化石の2opには物理愚者(物理属性のみ強化する愚者効果)と全愚者(全ての属性を強化する愚者効果)がほぼ同確率で出現する。
どちらの愚者でも敵に与えるダメージはほぼ変わらず、強いて言えば全愚者の方が1~2ポイントダメージが高くなる場合がある。さほどこだわらず先に入手できた方を使うと良い。

 

 
○特効パターン  基本攻撃力 624
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
三角「全強化+21.5% 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(イズ ID: rcjcbmzr 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.087%  所要時間:約77時間
欠損「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.026%  所要時間:約127時間
合計213時間(毎日2時間プレイして107日)
ダメージサンプル(特攻あり)
<変形前> 弱攻撃:564  強攻撃:745  強溜め:1244  内臓攻撃:4064
      回避ステ:924  変形 :710
<変形後> 弱攻撃:494  強攻撃:924  L2攻撃:  924  内臓攻撃:4064
      回避ステ:854  変形 :782

ダメージサンプル(特攻なし)
<変形前> 弱攻撃:481  強攻撃:636  強溜め:1061  内臓攻撃:4285
      回避ステ:787  変形 :605
<変形後> 弱攻撃:421  強攻撃:787  L2攻撃:  787  内臓攻撃:4285
      回避ステ:727  変形 :667

特効効果を重視したパターンの組み合わせ。
特効も愚者効果と同様、条件が合わなければ効果がないという特徴があるものの、獣タイプのボスなど条件が合う相手には確実に効果を発揮できる点で扱いやすい。
なお、効果の大きさ(ダメージ増加量)は愚者よりやや低め。

慈悲の刃の場合、上記の組み合わせが特効発動時に最もダメージの大きくなりやすい組み合わせとなるが、欠損型の血晶石には以下のアメンドーズ産全強化を使用しても良い。
欠損「全強化+21.5% 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(ローラン ID: cb9un3sz 第3層ボス"アメンドーズ"より入手)
  入手率:0.106%  所要時間:約63時間
与えるダメージは貞子産血晶石より僅かに低くなるがほとんど差はなく、特効が発動しない敵に対しては貞子産より高い攻撃力をキープできるというメリットがある。

また、特定の敵と戦う時のみ強い(=その敵と戦う時以外使わない)という意味では、呪いデメリットを獣特効には眷属マイナスを、眷属特効には獣マイナスを選んで妥協しても良い。

 

 
○劇毒パターン  基本攻撃力354
放射「劇毒+20.2~21.7 HPマイナス呪い以外」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:0.042%  所要時間:約157時間
放射「劇毒+20.2~21.7 HPマイナス呪い以外」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:0.042%  所要時間:約157時間
三角「劇毒+21.7 HPマイナス呪い以外」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約16時間
合計333時間(毎日2時間プレイして約167日)

ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:219  強攻撃:299  強溜め:561  内臓攻撃:1795
      回避ステ:384  変形 :281
<変形後> 弱攻撃:189  強攻撃:384  L2攻撃:384  内臓攻撃:1795
      回避ステ:349  変形 :316

劇毒は状態異常の一種。劇毒値が一定量蓄積すると発症し、最大HPに応じた割合ダメージが発生する。
慈悲の刃はどうしても攻撃力不足に悩みがちなため、いっそのこと武器そのものの攻撃力アップは諦め、劇毒効果による割合ダメージで敵のHPを奪っていくパターン。
劇毒を効率良く発症させるためにはHit数が重要なため、動作が速い慈悲の刃、特に変形後の弱攻撃との相性は悪くない。

血晶石をドロップするのは物理強化石を落とすのと同じ、お馴染みの3デブ。
劇毒などの状態異常は時間経過によっても蓄積値が回復するため、小さな効果値で時間をかけてコツコツと蓄積させるよりも、大きな効果値によって一気に発症を狙わなければならない。
そのため、効果値の高い血晶石を落とす3デブからの入手が最適。
トゥメル放射型では劇毒の出現率がかなり低いのだが、それでも3デブ産は出現さえしてくれれば最低ランクでも効果値が20を超える。3デブ以外から手に入る劇毒血晶石は最高でも+20未満なのでほぼ選択の余地はないだろう。
また、呪いデメリットはHPマイナス以外なら何でも良い(もちろんスタミナ呪いがベストだが)。劇毒血晶石は武器の攻撃力自体は全く強化できないため、武器攻撃によるダメージは非常に小さい。そのため全攻撃力マイナスや獣・眷属マイナスでさらにダメージが減っても比較的影響は小さいと言える。また、武器が壊れても劇毒の効果は変わらないため耐久度マイナスも許容できる。
ここまで条件を妥協できるので、出現率が低いトゥメル放射型でも比較的現実的な範囲で入手できるだろう。物理強化石を狙うついでに入手できることも多いはずだ。
また、イズ三角型では比較的入手がしやすいので、ここは間違いなく最高値の+21.7を狙いたい。

劇毒に対する耐性は敵によって大きく異なり、この血晶石が有効に働くかどうかはまさに敵との相性次第。
劇毒血晶石は攻撃力自体は全く強化されないため、劇毒が効きづらい敵にはほとんど使い物にならないという欠点がある。

また、同じように劇毒との相性が良い武器としては、他にも多段hit攻撃の多いローゲリウスの車輪や、もともと劇毒効果が付いている千景などがある。
特にhit数の多さや攻撃の当てやすさで比べると慈悲の刃よりもローゲリウスの車輪の方が劇毒用の武器としては使いやすい場合が多いため、よほど慈悲の刃にこだわりたいのでもなければローゲリウス車輪を選んだ方が無難かもしれない。