前回スキルについての書いたので、
今回はそのスキルの中の一つ、刹那神速についてさらに掘り下げた話です。
スキル刹那神速と特殊技「神速」の違い
神速攻撃が使える刹那神速ですが、同じく神速攻撃を使うためのアクションに特殊技「神速」があります。
いや、同じくと言うよりも本来は特殊技「神速」の方が本家ですね。刹那神速は亜流です。
では刹那神速は「神速」よりも弱いのかと言えばそんなことはありません。
むしろ「神速」より強い、と私は思います。
刹那神速の長所
まず、効果の持続時間はどちらも10秒です。
大きな違いがあるのは再使用までの時間です。
「神速」の再使用までの時間は基本状態で３０秒です。
スキル瞑想を購入すると２１秒。
軍議・軍略カードの「電帥の行軍」「電光鉄騎」を使えばさらに減って、１５秒、１０秒になります。
一方、刹那神速は約３秒走れば発動します。ですから、再使用までは３秒です。
色々やってようやく１０秒に縮まる「神速」より再使用が圧倒的に早いと言えます。
さらに私が利点だと思うのは武器スロットの節約ができることです。
「神速」は他の特殊技と同様に武器スロットに装備するため、他の特殊技は３つまでしか持てません。
その点、刹那神速はスキルなので武器スロットとは別の方法で所持でき、他の特殊技を４つ持てます。
つまり刹那神速を使えば特殊技を５個持っているのと同じなのです。
エンパの特殊技は強力なので、たった１個の差ですが、大きな１個の差です。
もう一つ大きな利点は、刹那神速は騎乗中も発動することです。
騎乗中に神速状態になると移動速度が大幅に上がります。
特殊技は騎乗中に発動できないので、特殊技「神速」で馬の神速移動を使おうと思うとあらかじめ地上で使用してから馬に乗らなければいけません。
効果が切れた後も、刹那神速はそのまま走り続けて３秒たてばまた発動しますが、「神速」は再発動にはまた一旦降りて使わなければいけませんし、何より再発動まで時間がかかります。
移動に関しても刹那神速の方が圧倒的に早いわけです。
刹那神速の欠点
一方、刹那神速にも欠点はあります。
まず、体当たりに攻撃判定がないということです。
いわゆるオリジナルの猛進効果ですが、特殊技「神速」にはこの効果が付いています。
……ですが、これは微々たる差だと思います。
神速攻撃を多用するキャラというのは神速攻撃の攻撃範囲が広いキャラなので、キャラの肩幅ぶんしか攻撃できない体当たりはそれほど大きな違いにはなりません。
また体当たりにはガード崩し効果が付いていますが、これも重視するほどの効果ではありません。
こちらの攻撃をガードするのは武将や副将など一部の敵のみで、こういった敵とは神速攻撃よりも普通に戦った方が効率的です。神速攻撃はもともと敵１体を狙うよりも集団をまんべんなく減らすことに優れています。
しかも神速は縦横無尽に走り回りながら攻撃するアクションなので、自然と敵の背後を突きやすく、背面ガードの廃止されたエンパではもともとガードが困難な攻撃になっています。
つまり相手のガードを気にする必要もなければ、そもそもガードされる事も少ないわけです。
猛進効果は重要ではありません。
次に発動が自動的だということ。
知らない内に発動していて大暴走した、という話も良く聞きます。キャラが予想外の動きをすると確かに困ります。
ですがこれは『知らない内に』発動するから困るのであって、知っていれば簡単に対処できます。
画面左下の移動速度UPマークを確認するとか、攻撃を始めてから方向レバーを入れるとか、回避から攻撃を始めるとか、などで解決します。ようは慣れの問題です。
さらに瞬間的に発動できないことも欠点です。
特殊技「神速」は再発動可能にさえなっていればボタンを押すだけで瞬間的に発動できます。
一方、刹那神速は必ず３秒走らなければいけません。
こればっかりはどうしようもありませんが、
まぁ、たった３秒なので特に問題があるほどではないと思います。
走っていれば敵の攻撃を食らうことも滅多にありませんし、敵集団のど真ん中でも３秒くらい走るのは全く難しいことではありません。
再使用までの時間も合わせて考えてみれば、
『最初に３秒支払えば、その後３秒間隔で何度でも神速攻撃できる刹那神速』と、
『最初の３秒は必要ないが、再使用までに３０秒かかる特殊技「神速」』ということになります。
で、最終的に長所と短所を比べてみると……
長所の方が圧倒的に大きい
と私は判断しています。
良いですよー、刹那神速。
クリア特典の金60000でまず真っ先に買います（笑
「神速」で武器の特殊技スロットを消費するのはとても勿体ないことだと思います＾＾；
