「立ち回りのヒント」    パラサイト・イヴ2 攻略

アヤは頭上・足元への攻撃が苦手

 空を飛ぶ敵には銃を上に向け、地面を這う敵には銃を下へ向ける。
 こういった上下の射撃角度の調整は、敵をロックオンした時点で全てアヤが自動でやってくれます。
 
 ですが、この上下の射角には限界があって、ある程度の角度以上にはいきません。
 
 つまり、アヤは銃を真上や真下には向けることができず、
 自分の極めて近い頭上や足元にいる敵を攻撃することができないのです。 いわゆる死角です。
 
 死角は特に頭上の方が広めになっています。
 
 

 

GPSは大事

 武器でもなければ回復アイテムでもない、
 ってことでゲーム開始直後にさっさと外してアイテムBOXにぶち込んでしまう人も少なくないGPS。
 
 でも私は結構重視しています。
 というのも、画面外の敵の位置が分かるからです。
 
 パライヴ2の戦闘画面は、必ずしも常に良い位置にカメラがあるとは限りません。
 時には視野が悪い状態でも戦う必要があります。
 そんな時でもGPSのレーダーなら、自分の周囲360°を常に確認できます。
 
 特に貫通効果のある武器や、広範囲攻撃のできるPEを使用するとき、
 「ちゃんと敵が一直線に並んでいるか」「何体の敵を攻撃範囲内に捉えているか」などを、
 目視で確認するよりも正確に知ることができます。
 
 また、GPS画面を見るのに慣れると、敵との距離・角度が正確に分かるようになります。
 戦闘画面はカメラの遠近によって縮尺が場所ごとに違いますが、
 GPSレーダーの表示範囲は常に一定。 画面の見た目に惑わされず、正確な距離が分かるのです。
 
 
 と、使い慣れると結構便利なGPS。
 戦闘において情報は少しでも多い方が有利ですよ。
 
 

 

すり足移動は必須テクニック

 モンスターの中には物音に反応して活動するものが多くいます。
 
 アヤが出す物音は主に3種類。
 「足音」「銃声」「悲鳴」です。
 
 特に「足音」は移動するだけで発生するという厄介なもの。
 敵に気付かれず移動し、有利なポジションを得るためにも、すり足移動をマスターしましょう。
 
 すり足は、方向キーを細かく押すことでできます。
   最初はとりあえず方向キーを連打してみて下さい。
   アヤがカクカクと壊れたロボットのように動き、足音がしないままじわじわと進めるはずです。
 
   慣れてきたら、方向キーを押す時間を少しだけ伸ばして、
   足を踏み出して地面につく瞬間にキーを離すようにすると、
   カクカクした動きも取れて、よりスムーズに無音歩行できるようになります。
 

奥が深いロックオン

 □ボタンを押せばアヤは敵を探して、銃を構えます。
 敵のいる方向、上下の射角、全て自動でやってくれます。
 
 が、これが常に最適なロックオン状態とは限りません。
 
○バックショットはロックオンしない方が広範囲に攻撃できる
   拡散弾であるショットガンのバックショット。
   距離が遠いほど弾が拡散するため広範囲を攻撃できます。
 
   そのため地面や天井に向かって撃つと、弾がすぐに地面・天井に着弾してしまって、
   あまり広範囲
に散らばらなくなってしまいます。
   バックショットを撃つときは、ロックオンしないorできるだけ遠い位置の敵を狙うことによって
   射角を
浅く取った方が広範囲を攻撃できる場合が多いです。
 
○貫通攻撃は遠くを狙う
   直線上の全ての敵を攻撃できる、RスラッグやM4A1ジャベリン。
   こういった武器で複数の敵を一気に貫きたい場合は、
   「1体をロックオンして、それ以外の敵は目視で直線上にいるかどうか確認して撃つ」
   といった手順になるわけですが、
 
   距離が遠くなればなるほど、手元の微妙な角度の差で着弾地点が大きくズレます。
   そのため、近くの敵をロックオンしながら遠くの敵を目視するよりも、
   遠くの敵をロックオンしながら近くの敵に角度を合わせる方が簡単で正確なのです。
     (遠くの敵はカメラ画面外で、そもそも目視確認できない場合もありますしね)
 
   また、この際には「GPS」のレーダーも併用するとより正確に分かるでしょう。
   奥の敵をロックした状態で手前の敵の光点がGPSレーダーの正面に来ていれば、必ず両方に
   命中させることができます。
 
○打撃武器はロックオンしない方が高い場所に届く
   天井付近に配置されたウォッチャーを打撃武器で破壊しようと思ったけど届かない。
   仕方が無いか
ら銃で撃ち壊した。  ――という経験はありませんか?
 
   しかし実は、バヨネットガンブレードなどの打撃武器は、
   頭上の敵をロックオンして攻撃するよりも、
   何もロックしていない時の方が高い位置に届くのです。
 
   どちらの武器も右上から正面に向かって振り下ろす攻撃モーションです。
   この右上に振り上げた時がこれらの武器で最も打点が高い瞬間になります。
      まるでバイオの下段ナイフみたいですねw
 
○暗闇になっても目視で撃てる
   ロックオンできなくなる状態異常「暗闇」
   確かに厄介な状態異常ではありますが、しかしこれは単に「ロックオンできない」だけで、
   「攻撃できない」とは違います。
   攻撃ボタンを押せばちゃんと弾は出ますし、ダメージも発生します。
 
   つまり、暗闇になっても慌てず騒がず、プレイヤーのマニュアル操作でアヤの銃口を敵の方に
   向けてやれば良いのです。
 
   ただし、上下の射角だけはプレイヤーの操作ではどうしようもありません^^;
   射角調整が必要な飛行タイプの敵や地面を這う敵との戦うときは、素直に治療して暗闇を解除
   しましょう。
 
 

ヒーリングは戦闘中  回復剤は移動中

 PEヒーリングや回復アイテムは戦闘中と移動中とで回復量が変化します。
 
 PEヒーリングは戦闘中に使った方が回復量が多く、
 回復アイテムはその逆に戦闘中に使うと回復量が本来より少なくなります。
 
 そのため、戦闘中は可能な限りPEヒーリングで乗り切り、
 アイテムによる回復は戦闘が終了してから行った方が効果的です。
 
 

セーブポイント・アイテムBOXを確保せよ

 強敵との戦いで思わぬ大ダメージを負った。  弾丸も尽きた。  回復アイテムも使いきった。
 
 そんなギリギリ状態で次の戦闘に挑めばゲームオーバーは必至。
 
 しかもセーブポイント、アイテムBOXへの道を敵に占拠されていては、
 セーブも物資補給もできなくなって手も足も出ない。いわゆる「詰み」の状態になってしまいます。
 
 そうならないために、セーブ・アイテムBOXはいつでも利用できるよう最優先で確保すべきです。
 
 

 

アイテムはあまり持ち歩かない

 持ち歩けるアイテムの最大数は20個 (防具や装備武器含む)
 
 戦闘に勝利して戦利品を獲得した場合、
 手持ちアイテムが20個を超えてしまうと、何かを捨てなければいけないはめになります。
 
 せっかく良いアイテムが出たのに入手できないのでは残念ですし、
 当然、何かを捨てればそのぶん持ち越しBPが減ってしまいます。
 
 そのため、手持ちアイテムは常に余裕をもって少なめにしておく方が良いです。
 
 といっても武器は必要ですし、それ用の弾薬も不可欠。
 GPSやリップスティックなどの戦闘を補助する装備品も外したくない。
 
 ――となると、削れるのは回復アイテムです。
 
 回復アイテムを減らすのは不安なように思えますが、良く考えてみると回復アイテムを使う機会と
 いう
のはそれほど多くないはずです。
 少なくともアタッチメントに装備できる以上の数の回復アイテムを持ち歩いていても戦闘中はアタッ
 チ
メント内の道具しか使用できませんし、前述したように戦闘中のアイテム使用は効果が弱いです。
 
 そのため回復アイテムは基本的に「移動中に使うもの」である場合が多く、
 だったらわざわざ持ち歩かなくても、必要になった時にアイテムBOXへ取りに行けば良いわけです。
 
 

 

アヤはコーラが好き

 クリア後の持ち越しBPのことを考えると、アイテムはできる限り使わずにクリアしたいものです。
 
 でも、どうしてもアイテムの使用が必要になった場合、
 あるいは、手持ちやアイテムBOXが一杯になってどうしても何かを捨てなければいけない場合、
 どうするべきか。
    答えは簡単 「安いものから」 です。
 
 価格が安いアイテムは主に以下のようなものです。 (カッコ内は価格)
   コンバットライト(60)
   解毒剤(80)
   鎮静剤(80)
   回復剤Lv1(100)
   メース(100)
   コーラ(120)
   フレア(150)
   回復剤Lv2(180)
   オードトワレ(190)
   リンゲル液(200)
 
 この辺りのアイテムで上手く調整すれば、高価なアイテムを捨てずに済むと思います。
 
 
 特に注目すべきは
   コンバットライト   メース   フレア
   コーラ   リンゲル液                   ですね。
 
 これらは価格の低さのわりに使用時の効果が高い、コストパフォーマンスの良いアイテムです。
 
   コンバットライト、メース、フレアは戦闘中の消費武器として強力な効果があります。
 
   コーラは「HP30 MP80回復」で、回復アイテムでは珍しく戦闘中でも効果が低下しません。
   MP回復水Lv1(320)「MP30回復」と比較してみればその効果の高さが分かると思います。

   パライヴ2では MP回復コーラ と言っても良いくらいアヤの好物なのです。
 
   ちなみに、リンゲル液もこの価格で 「HP・MPが全回復」 という驚異の効果。
   
 

安値アイテムは敢えて取らないという手も

 手持ちと同様に、アイテムBOXにも収納できる最大数がそれぞれ決まっています。
 そのため、何でもかんでもアイテムを拾って詰め込んでいるとすぐにBOXは満タンに。
 
   一応、パライヴ2では入手できる全てのアイテムを集めても、手持ち+アイテムBOXの
   収容量で
ギリギリ足りるようになっています。
   ――が、本当にギリギリです。   (しかも弾丸などはこの数に含まれません)
 
   これは『持ち越しBP最大』という限界プレイのためで、
   持ち越しBPとして換算できる(弾丸以外の)アイテムを全て集めてぴったり納まるように
   手持ち+
アイテムBOXの容量が設定されているからです。   まさに絶妙の設定。 
 
      さらに、この状態で「デッドリー」をクリアして「サポレス」にBPを引き継ぎますと、
 
         ジュディちゃん 「え? 何見てるんですか?
                      安月給の先パイには買えないシロモノですよぉ♪」
 
      とばかりに、これ見よがしに開始直後のMISTショップで陳列されていたMM1と
      メディソンウィー
ルが、これまたピッタリ買えちゃいます。
      まさにまさに絶妙過ぎる設定。 まるで「全回収できるならやってみな」と言わん
      ばかりのギリギリさが、
スタッフからの挑戦状のようにすら感じますw
 
   そのため、この全アイテム入手の限界プレイをやると、
   戦闘よりもむしろ入手アイテムのやりくりの
方が圧倒的に難しくなります。
       ・戦闘には勝ったけど、アイテムが溢れたからリセットした
       ・アイテムを出す敵を先に倒してしまって身動きできない  →詰み
   といったプレイになるわけですね。
   そして最終的には弾丸を持つ余裕さえなくなりますw
 
 このような限界プレイはベテランプレイヤーでも苦労するもの。
 BOXのやりくりに煩わされず、スムーズにクリアしたいのであれば、
 無闇やたらとアイテムは拾わずに、低価格のアイテムを入手しないというのも一つの手です。
 
 特にマップに落ちているアイテムは拾わなければいつまでもそこにあります
 そのため、見つけたからといってすぐには拾わず、必要になったときに再度取りに行けば良いのです。
 
    「拾わないんじゃない。 道ばたでキープしているんだ」