サガフロ ちょっと高度な基礎知識 その2

 その1からの続き

 
 
 
盾回避
 盾による回避にも属性が関わっています。
 
 例えば、
   エクセルガード  斬・殴・突回避          50%
   ワンダーバングル    回避          100%
   水鏡の盾     斬・殴・突・炎回避        35%   無効
   デュラハンの盾  斬・殴・突・炎・冷・雷・光回避 35%
 
 というようになっています。
   デュラ盾は全属性回避。凄いですねw
 
 水鏡の盾は属性と属性の両方を持っていますが、
 35%の回避率は青属性にのみかかります。
    属性の無効は、他の防具と同様に必ず(100%)無効化します。
       「水属性を35%の確率で無効化」ではありません。
    これは無効化であり、回避ではない、と言うべきでしょう。
 
 
[属性 その2]の項でも述べましたが、
  サガフロの攻防は以下の順番で行われます。
 
   1. 赤グループの無効判定
   2. 青グループのダメージ計算
   3. 緑グループの無効判定
 
 盾の回避()は、この1と2の間で行われます。
   そのため、属性を耐性で無効化した場合、盾は発動しません
   盾は「自分に当たるはずの攻撃を回避する」ものというわけです。
 
 
 
では、今回もまた「エクセルガード」「ワンダーバングル」「デュラハンの盾」に
「稲妻突き」をぶち当ててみましょう。
 
  ・攻撃側  「稲妻突き」 斬・突・雷
 
  ・防御側  エクセルガード  斬・殴・突回避          50%
         ワンダーバングル     突回避          100%
         デュラハンの盾  斬・殴・突・炎・冷・雷・光回避 35%
 
  さて、どの盾で防げるでしょうか?
    そしてそのときの回避率は?
  稲妻突きには雷属性があります。
    斬・殴・雷の全てに対応しているのはデュラ盾だけですが……。
 
 ヒント
  盾はどれか1属性でも対応していれば発動します。
 
 
  ヒントって言うか、まさに答えですねw
  そうです。 稲妻突きはエクセル・ワンダー・デュラ盾の全てで防ぐことができます
 
 
  では、回避率はどうなるでしょう?
  斬・突・雷の全てに対応できるデュラ盾以外は、そのぶん回避率が下がったりするのでしょうか?
 
  いいえ、実は回避率も 1属性さえ対応していれば性能を完全に発揮できます。
  つまり、基本値どおりに ワンダー100%>エクセル50%>デュラ35% ということです。
厳密にはこれにさらに稲妻突きの"盾無視率"が差し引かれ、実際の回避率が決定されます。
 
 
先ほど[攻撃属性と防御属性]の項では
  攻撃と防御では攻撃側の方が有利、と言いました。
 
それと同様に、盾と攻撃側では 盾の方が有利 と言うことができます。
 
  盾>攻撃側>防御側  というわけです。
 

 


 
連携
 サガフロの"売り"と言うべき「連携システム」
  複数の味方が次々に攻撃し、ダメージが倍増していくこの連携システムにも
  『属性』が関わっています。
 
 
グループの無効化を無視
 連携の2人目以降の攻撃は、グループの無効効果を無視できます。
 
 つまり、水無効の敵に対して水属性攻撃を当てたり、
      投げ無効の敵を投げたりできるようになります。
 
 
グループの防御力を無視
 連携の2人目以降の攻撃は、敵の属性防御力を無視します。
 
 つまり、殴防御99の敵に対して殴攻撃を当てた場合でも、殴防御0と同じダメージを与えられます。
 
   ちなみに、
   属性防御は無視しますが、VITは無視できません。
     キャラの防御力は 「 防御力 + (VIT/4) 」 で計算されます。
   つまり、連携中の防御力は 「 0 + (VIT/4) 」 になるわけです。
 
   VITは防御ほど影響力は大きくありませんが、
   連携や攻撃側の属性に影響されず常にダメージを軽減してくれるステータスなのです。
 
 
 
グループの無効化は無視……できない
 連携中は赤・青グループは無視できますが、グループは無視できません。
 
 なぜなら、気絶効果のある攻撃を連携させてボスが即死しちゃったら困るからですw
 
 
 
●「ファイアーバリア」などについて
 「ファイアーバリア」を纏ったキャラは、
 防御力が99になり、直接攻撃に対して炎属性のカウンター攻撃を行います。
 
 さて、このファイアーバリアに対して連携攻撃を当てるとどうなるでしょう?
 防御99を無視できるでしょうか? バリアカウンターを無視できるでしょうか?
 
 答えは、 炎防御99は無視  バリアカウンターは食らう  です。
 
 炎防御99の無視は上記の「グループを無視」によるものです。
 
 
 バリアカウンターを無視できない点については以下のように考えて下さい。
 
   バリアカウンターは、ある条件(直接攻撃を受ける)のときに発生する『敵(バリア)の攻撃』です。
   バリアが炎属性の「カウンター」という攻撃を行ってきた、と考えることができます。
   敵の攻撃が割り込んでくるため、そこで連携は途切れてしまうというわけです。
 
 
●ボーナス倍率
 上記のように連携の2人目以降は敵の防御力・耐性を無視することでダメージを与えやすくなります。
 そして実際のダメージはここからさらにボーナス倍率がかかって決定されます。
 
 ボーナス倍率は技ごとにまちまちですが、だいたい1.3倍~1.8倍くらいです。
 
 
●1人目には何の特典もない
 連携の恩恵を受けられるのは2人目以降です。
 1人目は普通に攻撃した場合と同じように計算されます。
   防御力・耐性を無視できないので1人目を誰のどんな技にするかしっかり吟味しましょう。
 
 
●ダメージ0は繋がる 無効化は繋がらない
 これも1人目の攻撃に関する事柄。
 攻撃が当たらなかった場合、連携は繋がりません。
 1人目は敵の防御力・耐性・盾回避を無視できないので注意が必要、とは既に書いたとおりです。
 
 グループ耐性によって攻撃が無効化された場合、
   これは攻撃が「当たらなかった」と処理されるため、連携は繋がりません
 グループの防御力によってダメージ0にされた場合、
   これは「0ダメージを与えた」と処理されるので、連携が繋がります
 盾回避によってダメージを与えられなかった場合、
   これももちろん「攻撃が当たらなかった」のですから、連携は繋がりません
 
 
 

クリティカル
○クリティカルの発生
 サガフロにはクリティカルの発生する技と、発生しない技があります。
    他のRPGのように、「とにかく攻撃していればランダムで発生する」というものではありません。
 
 クリティカルの設定されていない技では絶対にクリティカルは発生せず、
 また、クリティカル設定のある技にも以下のような2パターンがあります。
 
  A. 一定の確率でクリティカル
  B. 特定の敵を攻撃した場合のみ、100%クリティカル発生
 
   Aは、他のRPGと同じようなランダムクリティカルです。相手が誰でも発生します。
   この特性を持っている攻撃は少なく、銃技「精密射撃」「跳弾」、モンスター能力「ダガージョ
   ウ」の3種類しかありません。
 
   Bには、不死系特効、メカ系特効、対空特効の3種類があり、
   この条件を満たせば100%クリティカルします。 
   一方、条件以外の敵には他の攻撃と同様、絶対にクリティカルしません。
 
 
○クリティカルの効果
 クリティカル攻撃は、敵のグループ防御力を無視します。
  これにさらにクリティカルによるボーナス倍率を得られます。
 
  つまり、連携の2人目以降と良く似た恩恵を得られるわけです。
    ただし、グループを無視する効果はありません。
 
  簡易的に使える連携効果と言っても良いでしょう。
  いや、むしろ連携というシステム自体が「任意でクリティカルを起こせる技術」と考えるべきかも
  しれませんね。
 
  だからこそ、クリティカルの効果は連携による効果と重複しません。
  連携の2人目以降にクリティカル効果のある技を使っても、意味がないということです。
 
 
 
 
 
 
 
敵ランクシステム
 
屋内と屋外