今日、コンビニに昼ごはん買いに行ったんです。
そしたら、日頃見慣れない商品が置いてあったんです。
日清食品
「 (*T▽T) ウマい! ごはんがサックサクだー♪ 」
「焼きそばUFOそばめし」 262円(税込)
ぐぬぬ……、
ちょうど一年くらい前にも同じような奴を見た気がするぞ。
おのれ日清またしても新型か(~д~;)
『カプヌーごはん事件』
のちに鮫島事件と同レベルの大惨事として語られるであろう、あの事件の当事者の一人として私はそのUFOそばめしに並ならぬ戦慄を感じた……。
恐る恐るその商品を手に取り、マッハでレジへ持ち込む。
表情には出さないが実はこの段階で超テンションが上がっている。
「うひゃは~♪ カプヌーごはんだっ! ヽ(*~▽~)ノ[ソバメシ] 」
実は前回あれだけ打ちのめされたにも関わらず、私はアレはアレで好きだった。
しかしすぐにカプヌーごはんはコンビニのラインナップから消え、私がそれを口にしたのは結局あの事件のときだけだったのだ。
音信不通だった生き別れの兄弟に偶然出会えた感覚。それに近い。
兄弟っていうか、カプヌーごはんとそばめしじゃあもう完全に他人だろ、
という気も少なからずしたが、そんな疑問は普通に無視する。
という気も少なからずしたが、そんな疑問は普通に無視する。
焦るんじゃない。 私は腹が減っているだけなんだ。
会社に戻り、同僚に報告。
私 「見て! 超見て! カプヌーごはんあった!! ヽ(*~▽~)ノ[ソバメシ] 」
僚 「そばめしじゃん?」
その一言に私は返す言葉がなかった。
例によってUFOそばめしの作り方は簡単。
1. カップの中に水を入れる
2. 同梱されているそば・具・ごはんを入れ、良く混ぜる
3. あとはレンジで5分
「5分♪ カプヌーごはんと同じだ♪
1730年代イタリアのハラヘリ=ウマサの研究によって、待ち時間と美味しさは比例
することが知られている。 つまり通常のUFOの1.5倍ウマい」
などと、何の進歩もない凄ぇバカなことを考えていると、
横から例の同僚がちょっかいを出してくる。
この同僚もあの残酷な事件の真相を知る人間の一人。
私が楽しそうに作っているそれを見るなり、あからさまにウププと笑ってこう言った。
僚 「またバカなもん買ってきてw またカプヌーチャーハンみたいになるよw」
私 「チャーハンじゃねぇよ (#~皿~) あれはカプヌー『ごはん』だ。
日清は一度たりともアレをチャーハンだと認めたことはない!」
水入れる
僚 「認めろよw 日清が認めなくてもアンタは認めなさいよw」
私 「黙れ! そばめし作ってんだから邪魔すんな!
美味しくなった日清ラ王でも食ってろ! (#~Д~)ノ 」
めん・具・ごはん入れる
僚 「日清の回し者か、お前はw」
私 「日清さんだ! さんを付けろよデコ助野郎ッ!!」
レンジにIN
僚 「AKIRAだw」
うん、まぁ、AKIRAのネタなんだけど、
AKIRA描いた大友さんが少し前まで日清カプヌーのCMやってたことを踏まえてのギャグだったのだけど、ちゃんと同僚には伝わっただろうか……。
同僚はフヘヘと笑うばかりでその辺り良く分からない。
こういうのは自分で説明したり伝わったかどうか聞いたりするのは凄くダサいし恥ずかしい。
って言うか、同僚も分かってるなら「AKIRAだwフヘヘw」じゃなくて、
「AKIRAかよ! 大友さんが日清のCM“FREEDOM”やってた繋がりかよ! そういえばゆっきー宇多田も好きだったもんね!」というツッコミが欲しいものだ。
そうすれば私も安心して「ツッコミ長ぇよ(~Д~)」と言う。 まさにツーカーの仲。
どう、みんな? パスタ、くるっと巻いてる?
Hi-Hiを使うと話のブリッジにちょうど良いというのが最近のうちの職場の流行りです (ぇw
そんなわけでそろそろ5分だ。
レンジのタイマーを見ると、まさに残り1分を回り秒数表示が動き始めたところ。
残り約50秒を盛大にカウントダウンする。
ほとんど1分丸々カウントダウンするわけだから、なかなか気の長い話である。
無双なら敵将3人は倒せる。
サンダーバードなら10回は全メカ出撃できる。
「 (*^▽^) よんじゅはち、 よんじゅなな、 よんじゅろく、 よんじゅご ……」
カウントし始めるの早すぎたと思った orz
「 (;^▽^) さんじゅさん、 さんじゅに、 さんじゅいち、 さんじゅ ……あれ?」
カウントが早すぎたがゆえに30秒あたりでちょっと飽きてくる。
飽きてきたのでふと我にかえる。
「 (;~Д~) わたし、テンション上がりすぎじゃね? (~Д~;) 」
そしてその瞬間、冷静になったがゆえのその瞬間、
私はもう一つ重大なことに気付くのである!
「めんと具入れたあと、かき混ぜたっけ ……?」
はい、5分。
かき混ぜた記憶が一切ないままUFOそばめし完成。
食う。
「サックサクだー♪」
「サックサクだー♪」
「サックサクだー orz 」
そう、カップの中に
『 水 ・ そば ・ 具 ・ こめ 』
の順に入れ、かき混ぜずにレンジに入れてしまった結果、
そばだけが水を吸い、こめには水がほとんど行かず、
『 やわやわのそば ・ 具 ・ サックサクのごはん 』
という新感覚のそばめしが出来たのである。
私 「 斬新な食感! これは流行る ヽ(TωT*)ノ 」
僚 「パフェに乗ってるコーンフレークみたいだw これは流行らんw」
私 「いや、元はと言えば、作ってるときキミが変なちょっかい出してきたからだか
らね Σ(T皿T ) あれで集中力を乱された。 ジェットで歯車がズレた」
僚 「もう、たぶんゆっきーは日清に向いてないんだよw」
私 「日清に向いてないってなんぞ!? Σ(TдT )!? 」
でもとりあえず食べました。
食べれなくはなかった。
次はもっと美味しく作りたいですw