引退者の私が口出しちゃダメかなーとは思うのだけど、
巷では「ブラ三がぶっ壊れた」など言われているので、「そんなことないよー」と言ってみる記事。
護君が付与可能になって
「 守備>>>>>>>>>攻撃 」
「不落砦の完成じゃん。ツマンネ」
という意見が大半です。
まぁ、確かに「護君」強いです。
でも、ぶっちゃけ、
ブラ三の仕様は「護君」無くても、もともと守備有利ですよね。
攻撃側は何人同時に出撃させても、1武将ずつしか処理されませんが、
守備側はセットしている武将全員で同時に防衛できます。
しかもその全員が「守護防陣」とか持ってたら、それ全部発動するんだもの。マジヤヴァい(~▽~;)フヘヘ
さらには自分だけでなく、同盟員の援軍部隊も駐屯し、防衛参加できます。
武将戦だけでなく、兵士を使って戦争する場合でも一緒です。
攻撃側はどう頑張っても、1部隊の兵士数は1つの拠点でフルに大宿舎建てた人数が限界です。
でも、守備側は援軍移動によって複数の拠点から兵士を集めることができます。
そんなわけで、攻撃側に出せる火力はわりと限界点があるのですが、
守備側はほぼ無制限。 少なくとも攻撃側の数倍のキャパがありますよね。
今まで攻撃有利と思われていたのは、
そこまでして守る人がいなかったから――、というだけかな、と。
(あと、まぁ、攻撃側には奇襲や陽動で、数の不利を挽回できるというのもありますが)
同盟員から守備援軍募ったりとかって、手間がかかるし心理的にもツラいですからね。
デッキを守備武将だけで固めておくと、あとあとツラくなるのは自分だし。
なので、私としては「護君」は
守備側の防衛のハードルを引き下げたというだけの認識でして、
特別大きな方向転換があった、という気はしていないのが本音です(~▽~;)
「護君で守られたら飛将でも通らない。飛将がカススキルになった(怒」
という意見もありますが、
もともと守備側はデッキに複数枚の防御武将を並べています。
というか、「護君」(というか鉄壁系)の強みはデッキ全ての防御武将に効果があるからであって、
逆に言えば、デッキにずらりと武将を並べないと、それほどでもない。
いや、それほどでもあるかな……。護君は1人でもそこそこ守るしな……^^;
つまり、防御側はそれだけのデッキコストを支払っているわけですね。
また同時に複数の防御武将を育てる(レベル上げ)にはそれだけの時間と労力が必要です。
攻撃側のプレイヤーさんが、「飛将が通らない」と憤る気持ちも分かるのですが、
守備側からすれば、
課金してデッキ上限を増やし、
そのデッキコストを目一杯に防御武将で埋め尽くして、
(前期はアホのように防御武将を育成して、)
「護君」のLVを上げ、「守護堅陣」や「守護防陣」を掻き集め、
そんな状態で挑んだ防衛戦を、
1人の飛将にペロっと貫通されたんじゃ、たまったもんじゃありませんw
私なら泣くw
むしろそんな必死の防衛ラインを飛将1枚で通せると思ってる方が失礼ってもんですw (ぇw
守る方は守る方で、
それ相応のものを支払っています
強いのも当然だよね、って思うのです
あと大事なことですが、
「護君」がどんなに強くても、守ってる間は勝てません。
無敵の守備。 それは単に「負けない」というだけのことであって、
最終的には守りを捨てて攻めに出なければ戦争には勝てないのです。
当然、攻めに出れば(=攻撃用武将にコストを割けば)、
そのぶん守備は手薄にせざるをえません。
また、ブラ三にはスキルの効果時間というのもあるので、
どんなに守り続けていても、スキルが切れて防御に綻びが出ます。
戦争のイニシアチブ(タイミング)は攻撃側が握っていますから、当然守備側はスキル切れを狙われ
るでしょう。
「ちょっと待て。 効果が切れないように2枚・3枚と「護君」を用意されたらどうするんだ?」
だから、そんなアホみたいに防御武将を育てまくったプレイヤーの手間と苦労と“お財布”を、
そう簡単にぶち抜こうと思っちゃダメですw
Lesson1、敬意を払え、だ。 その鉄壁の守備には貴方の知らない歴史(長い育成時間)がある。
孫子いわく、
「 守ればすなわち余りあり 攻めればすなわち足らず 」
ブチャラティいわく、
「 任務は遂行する(攻撃と)、部下も守る(防御)。
両方やらなくちゃならないのが幹部のツラいところだ」
孫子もブチャも言ってますが、
「守るだけ」ってのなら簡単なんです。 自分が負けない態勢を作れば良いだけですから。
しかしそこからさらに「敵を倒して勝つ」を目指すと、途端に手が足りなくなります。
戦争ってそういうものです。
ブラ三に「戦国時代」としてのリアリティを求めるなら、防御>攻撃になるのは当然。
むしろ今までの攻撃側有利だったことの方に驚くべきです。
まぁ、それがゲームとして面白いかどうかは別ですがね!w
ブラ三はゲームです。
戦国時代じゃないですよー^^;
あと、まぁ、飛将で貫通できなくなったからって、「護君」が絶対無敵ってわけじゃないですよね。
先ほど言ったように、スキル切れを待たれたり、攻撃に転じようとしたところを突かれたらツラいし。
戦闘は攻撃側が出兵して初めて発生するので、
戦争の仕掛けるタイミングは全て攻撃側が握っています。
守備側は、防御武将を並べたらあとはひたすら相手の攻撃を待つことしかできない。
これが精神的に一番ツラい。
大兵力に「連環の計」や「軍極」乗せてこられるとか、
本拠地を堅く守っていても、周囲の領地を取られて→「勇将飛矢」「隻眼将」、なんてこともある。
だからといって領地の防衛に部隊を派遣すれば、本拠地の守りは薄くなるし……。まさに陽動。
「火神」連発で削り殺されるとか……。
むしろ「火神」は対人専用なんだから、こういうときに変なメタっぷりを発揮してくれると熱いよねw
もちろん、その場合、
攻め側は大量の資源を使って兵士を作らなければいけなかったり、
「連環」や「軍極」のためにデッキに武将を並べたり、
あるいは「火神」も、強襲で生き残るくらいには武将を育てておかなきゃいけないし、
そういう作戦を遂行するためには、
いままでの「飛将」を飛ばしていたやり方に比べ、各段に大きな手間と労力を要求されます。
つまり、
多大な手間をかけて固めた防衛線に、
多大な手間をかけて準備したアタッカーが激突する
というだけの話。
これでようやく守備と攻撃がフェアになったんですw
むしろデッキに並んだ防御武将たちを飛将1枚で貫通できる方が失礼だと何回……云々w
むしろこれでもまだ攻撃側有利だと思いますよ。
「攻めなきゃ勝てない」という当然の理がある限り、
守備が攻めより優位になることは絶対にありません。
あと、飛将は高☆領地を単騎で取れます。
護君に負けるからって、全然カススキルじゃないですよー。
土地は全ての基盤。
高☆を資源消費なしの単騎で取れる「飛将」はまだまだ魅力的です。
あと、護君が強すぎるから、
それに対抗して飛将を超える上位スキルが出るんじゃないか、って話も出てますが。
私はそれでも良いと思う。
仮にそれで「飛将」が本当にただのカススキル(というか現状の猛撃・極撃みたいな立ち位置)になったとしても、
私はそれさえも構わないと思う。
別にインフレを推奨しているわけではないですし、
旧カード・旧スキルが落ちぶれていくのを、いつも寂しく思っているのですが、
逆に、3年前に作ったスキルが今でも現役バリバリ最強スキル!なんて状態だったら、
後続プレイヤーは何を励みに遊べば良いのかw
古参の上級プレイヤーに追いつけそう、追い越せそう、という希望こそが後続プレイヤーの光です。
そして、古参プレイヤーも新参に負けるものかとタイミング良く、新武将・新スキルに乗り換えていく、
そういう切磋琢磨がこのゲームの面白さですよね、と(~▽~*)
だからこそ、ブラ三ブログで誰かが合成失敗したらメシウマー……もとい、
誰かが良い武将を完成させたら、それを目標に自分も!とやる気と夢が湧いてくる。
それこそがブラ三でブログ活動が人気の理由だと思います♪
一方で、
必死に課金して、レベル上げして作った「飛将」が落ちぶれていく姿は、所持者には本当にツラいと思う。苦労すればするほど、課金額が多ければ多かったほどその気持ちも強いでしょう。
「 「飛将」に費やした金が、ドブに捨てた状態じゃないか! 」
と憤る気持ちも良く分かる。
いや、マジ、今の「猛撃・極撃」とかほんとそういう立場だし^^;
でも良く思い出して下さい。
その「極撃」や「猛撃」が全盛期だったころは、その最強っぷりを十分楽しんだでしょう?
「強撃」や「豪傑」で必死こいてる新参プレイヤー相手に優位に戦ったでしょう?
先んじて強スキルを手に入れた人には、ちゃんとそのぶんの恩恵があったはずです。
「大金注ぎ込んだスキルが落ちぶれていくなんて詐欺だ! 金返せ!」
と思いたくなる気持ちも分かりますが、
そのお金はスキルに使ったのではありません。“その瞬間、ブラ三界で優位に立つ”という『時代』に支払ったのです。
その瞬間、そのスキルを持っていたからこそ、今そのプレイヤーの地位がある。
あのとき、そのスキルを持てなかったプレイヤーは、今もそれ相応のランクに甘んじているはずです。
なんだかんだ言って、
ブラ三はまだまだ、課金額や費やした時間、
あるいは前述のような攻撃・防御の関係についてもわりとバランスが取れ、努力が反映される仕様になっています。
バランスブレイクなんてしてないですよー。
だから私はですね、
「護君」が付与可能になったところで、ブラ三のバランスはまだまだ保たれてると思うわけです。
ただ単純に、そして今までもそうだったように、
順調にインフレの道を一歩ずつ堅実に歩いているなぁ、と思っているだけなのですw