三兵科+盾兵 について謎の計算

【注意】
 この記事はまたいつものように管理人がだらだらと計算しているだけの記事です。
 目的も結論もございません。

 それでも良いよー、という寛容な心をご準備の上、
 部屋を明るくして、モニターに近付き過ぎないようにしてご視聴下さい。




三兵科上級兵の防御ステータス

  矛槍: 歩防125 槍防100 弓防 63 騎防137
   弩 : 歩防130 槍防145 弓防105 騎防 65
  近衛: 歩防135 槍防 70 弓防150 騎防110



盾兵・重盾兵の防御ステータス

   盾 : 歩防 28 槍防120 弓防120 騎防120
  重盾: 歩防 70 槍防300 弓防300 騎防300



三兵科上級兵について、
計算しやすいように便宜上、各防御力を以下のように見做すことにします。
 
  歩防130 対同兵科105 対苦手兵科65 対得意兵科145


上級兵に重盾兵を混ぜる

上級兵に重盾兵を加えていき、
“対苦手防御” が “歩防” を上回る(=歩兵防御が最も低くなる)状況について考える

 上級1種+盾兵

◎ 上級兵が、「矛槍のみ」「弩兵のみ」など1種だけの場合
 
  上級兵の防御は
    歩防130 対同105 対苦65 対得145
  つまり、歩防と苦手防御の差は 130-65 =65
 
 
  これに対し、重盾兵の防御は、
    歩防 70 槍防300 弓防300 騎防300
  なので、 歩防と三兵科防御の差は 300-70 =230
 
  上級兵の防御差65を、重盾兵の防御差230で補えば良いので、
    65÷230 =28.26
 
  つまり上級兵の人数の約28%の重盾兵を加えれば、
  上級兵の苦手防御は、歩兵防御よりも高くなります。
 
 
 ☆具体例
  【上級兵100体の場合】
    上級100体の防御力は、
      歩防13000 対同10500 対苦6500 対得14500
    重盾兵(100×28.26%=)29体
      歩防 2030 槍防8700 弓防8700 騎防8700
 
 
    よって、上級100+重盾29は
      歩防15030 対同19200 対苦15200 対得23200
             ↑一番低い               ↑歩防超えた


 上級2種+盾兵

◎ 上級兵が、「矛槍+弩兵」「矛槍+近衛」など2種いる場合
 
  上級兵の防御は
    矛槍(仮): 歩防130 槍防105 弓防 65 騎防145
    弩兵(仮): 歩防130 槍防145 弓防105 騎防 65
       平均: 歩防130 槍防125 弓防 85 騎防105
  上級2種の場合、“対同兵科+対苦手兵科”の部分が一番弱くなります。
  そしてこの部分と歩防との差は 130-85 =45
 
  先ほど同様、
  上級兵の防御差45を、重盾兵の防御差230で補えば良いので、
    45÷230 =19.57
 
  つまり上級兵の人数(合計)の約19%の重盾兵を加えれば、
  上級兵の苦手防御は、歩兵防御よりも高くなります。
 
 
 ☆具体例
  【矛槍50+弩兵50の場合】
    矛槍50+弩兵50の防御力は合計で、
      歩防13000 槍防12500 弓防 8500 騎防10500
 
    重盾兵((50+50)×19.57%=)20体
      歩防 1400 槍防 6000 弓防 6000 騎防 6000
 
 
    よって、矛槍50+弩兵50+重盾20は
      歩防14400 槍防18500 弓防14500 騎防16500
             ↑一番低い               ↑歩防超えた


 上級3種+盾兵

◎ 上級兵が、「矛槍+弩兵+近衛」の3種全ている場合
 
  上級兵の防御は
    矛槍(仮): 歩防130 槍防105 弓防 65 騎防145
    弩兵(仮): 歩防130 槍防145 弓防105 騎防 65
    近衛(仮): 歩防130 槍防 65 弓防145 騎防105
       平均: 歩防130 槍防105 弓防105 騎防105
 
  上級3種の場合、3兵科防御はほぼ均一になります。
  歩防との差は 130-105 =25
 
  よって、  25÷230 =10.87
 
  上級兵の人数(合計)の約11%の重盾兵を加えたとき、
  歩兵防御がもっとも低くなります。
 
 
 ☆具体例
  【矛槍50+弩兵50+近衛50の場合】
    上級兵の防御力は合計で、
      歩防19500 槍防15750 弓防15750 騎防15750
 
    重盾兵((50+50+50)×10.87%=)17体
      歩防 1190 槍防 5100 弓防 5100 騎防 5100
 
 
    よって、矛槍50+弩兵50+近衛50+重盾17は
      歩防20690 槍防20850 弓防20850 騎防20850
             ↑一番低い


ちなみに盾兵の場合
  盾兵の防御力は、重盾兵の防御力とちょうど2.5倍差
  そのため、弱点防御・歩防の逆転に必要な人数もちょうど2.5倍です。


☆上記の結果を表にまとめる☆
 
イメージ 1
                     単位はパーセント(%)
 
右下の(カッコ)内の数値は、全体に占める割合です。


だから何だと言われたら困るのだけど

で、結局何が言いたいんだと言われても返す言葉がないのですけど、
 
 
とりあえず盾兵・重盾兵の登場で槍弓騎に対する防御力は容易に上げられるようになりました。
防御側が全体の10~20%以上の割合で重盾兵を混ぜていると、
攻撃側は3兵科アタッカーでは必ず不利な相性で戦うことになります。
 
 
逆に、攻撃側が歩兵アタッカーを使ってくる場合、
現状、防御側にはその対抗手段、つまり歩防を高く上げる方法がありません。
  まぁ、強いて言えば盾兵の割合を10%以下に抑えることで、
  相対的に歩防を高く保つことくらいでしょうか。
    と言ってもこれは歩防が高まったわけではなく、3兵科防御が上がってない
    だけなんですけどねw (~ー~;)



一応、
 
  防御側: 上級1種or2種
    ↓
  攻撃側: 弱点狙いの3兵科
    ↓
  防御側: 3兵科潰しに盾兵混ぜる
    ↓
  攻撃側: 歩兵アタッカー
    ↓
  防御側: 上級1種or2種or3種
 
って感じに、ループしそうですね。
いわゆる防御側の「盾兵ある・なし」と、攻撃側「3兵科・歩兵」の四すくみでしょうか。
 

 
と、まぁ、机上論ではそんなイメージなのですが、
でも盾兵の比率が20%超えてくると、3兵科アタッカーのリスクはぐんぐん高まっていくってことなので、
 
安牌きって“歩兵アタッカー超安定”ってことになるような? ならないような?
少なくとも歩兵なら、「盾兵なし、3兵科」が相手でもそんなに不利にならないわけだし。
 

 
で、まぁ、最終的には
  「 斥候が一番頼もしい 」
      って話になっちゃうんじゃないですか 、とお茶を濁して終わるw