武器 「ノコギリ槍」 (bloodborne攻略)

 

bloodborne ノコギリ槍

【 ノコギリ槍 】
<変形後> 左手銃:〇  強溜め:〇
表示攻撃力(ステMAX): 物理363
 
〇強靭削り(敵を怯ませる力)
ブタおよびレンガ持ち巨漢、医療教会の白衣男を相手に調査。なお、怯みにくさはブタ<巨漢<白衣男。
この3体の敵が弱攻撃・強攻撃・強溜め攻撃何発で怯むのかを調べ、幾つかのタイプに分類した。

変形前「軽量タイプA」(強攻撃2発で巨漢が怯む)
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:ブタ1発、巨漢2発、白衣2発  強溜め:巨漢1発、白衣2発

変形後「軽量タイプA」(強攻撃2発で巨漢が怯む)
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:ブタ1発、巨漢2発、白衣2発  強溜め:巨漢1発、白衣2発

※変形前後とも弱攻撃は小怯み特性。巨漢2発、白衣3発で小さく怯ませる場合がある。
 

 
ゲーム序盤、ヤーナム市街の下水路にて入手できる武器。
初期武器であるノコギリ鉈の亜種ともいえる武器で、モーションや特性など数多くの面で共通点が多い。

ノコギリ鉈と同様、ノコギリ特性を持ち、主にボス級の獣型の敵に対してダメージ+20%の効果がある。
また、この効果はノコギリ鉈が変形前のみなのに対し、ノコギリ槍は変形前後どちらにもノコギリ特性が発揮される。
ただし、ノコギリ鉈とは違い、内臓攻撃には反映されない。


変形前は刃を折りたたんだ状態でのノコギリ型の武器。
モーションはノコギリ鉈と全く一緒で、素早く、癖も少ないため非常に扱いやすい。
また、一見するとリーチが短いようにも見えるが、実は意外とリーチもある。


変形後は刃が展開し、歪な形状の槍に変化。
全体的に横振りのアクションが多いので、名前ほど「槍」というイメージではないが、強攻撃・強溜めが威力の高い刺突攻撃になっているのが特徴。
今作では刺突属性が弱点となっている敵が非常に多く、逆に刺突に耐性がある敵はほとんどいない。(刺突に耐性がある敵は物理全般が効かない敵だけ)
特に眷属や上位者と呼ばれる一部の敵は刺突に対する防御力が極端に低い(それ以外の防御力が高い)ため、そういった敵に効率良くダメージを与えられるのがノコギリ槍の強みだ。


ステータス育成は筋力・技術を伸ばすことでじわじわと攻撃力が上がる。どちらかと言えば技術型。
劇的な成長力はないが、筋力・技術どちらを育成してもそこそこ攻撃力が上がるため、低ステータス~高ステータスまで堅実な攻撃力を得られて扱いやすい。

最終的な攻撃力もノコギリ鉈とほぼ同じで、
筋力・技術がMAX付近にまでなれば、もともとの攻撃速度の優秀さも合わさって、全武器の中でもやはりトップクラスの火力を持つ武器となる。


ノコギリ鉈と比較した場合、変形前の性能は基本的にほぼ同じ。
変形後に大きな違いがあり、縦振り攻撃が特徴的なノコギリ鉈と、刺突攻撃を持つノコギリ槍という設計になっている。
強いてどちらかに優劣を付けるとすれば、個人的にはノコギリ鉈の方が対応力に勝るぶん優秀だろうか。

ノコギリ鉈は縦振り攻撃によって高低差のある地形や大型ボスとの戦いでより多くの攻撃チャンスを得やすいなど、他の武器では代用のしがたい長所がある。

それに対し、ノコギリ槍の攻撃は横振りや刺突など水平方向への攻撃が中心で、高低差のある地形、特に頭上方向への攻撃は苦手だ。
長所は威力の高い刺突攻撃だが、単にダメージを稼ぐだけなら他の武器でも代用が可能であるし、そもそも変形前の弱攻撃ラッシュでも火力はかなり充実しているため、実際のところノコギリ槍の刺突攻撃だからこそ活きる場面というはあまり多くない。

どんな状況にも対応しやすい万能型のノコギリ鉈と、
不得意な状況もあるが、得意な状況ならさらに強いノコギリ槍、
――といった感じだろう。
 
 

 
★弱攻撃
<変形前> ノコ特性
 弱攻撃1(モ100・攻363・ス20) 斜め振り
 弱攻撃2(モ102・攻371・ス20) 斜め振り
 弱攻撃3(モ104・攻378・ス20) 横振り
 弱攻撃4(モ106・攻386・ス20) 縦振り
 弱攻撃5(モ109・攻397・ス20) 斜め振り
  ※以降2~5繰り返し

<変形後> ノコ特性
 弱攻撃1(モ108・攻393・ス24) 横振り
 弱攻撃2(モ110・攻400・ス24) 縦振り
 弱攻撃3(モ108・攻393・ス24) 横振り
 弱攻撃2(モ110・攻400・ス24) 横振り
  ※以降2~4繰り返し


変形前の弱攻撃はノコギリ槍の主力アクション。
威力・速度に秀でており、連続攻撃で一気に敵のHPを奪うことができる。
また、ノコギリ鉈と同様、見た目の印象よりリーチが長く、意外に遠い間合いからでも攻撃が届く。
リーチを正しく把握して、敵が射程に入ったら一瞬でも早く攻撃を始めることが大切だ。
また、範囲もそこそこあるので集団戦にも対応できる。

変形後の弱攻撃はリーチが伸び、武器を水平に振るアクションが多いので一見すると集団戦に向いているように見える。
しかしこれが意外と使いづらい性能で、横振りはそれぞれ左右から正面までしか振らないので逆側の左右が死角になりやすい。さらに横振りの間には縦振りが挟まる部分もあり、攻撃速度も変形前と比較してやや遅くなるため、攻撃範囲が広いように見えても結構スキが大きいのだ。

また、1発ごとの攻撃力は変形前より高く設定されているが、これもやはり攻撃速度がやや遅いのでダメージ効率では変形前よりも弱くなりがち。

などなど、集団戦でも1対1でも今一つ使い道に困る性能となっている。
むしろ変形前の弱攻撃の性能が良すぎて変形後の出番がないと言うべきか。



▲強攻撃
<変形前> ノコ特性
 強攻撃(モ120・攻437・ス35) 横振り

<変形後> ノコ特性
 強攻撃(モ133・攻484・ス35) 突き(刺突)


変形前の強攻撃を使う場面はあまり多くない。
弱攻撃より多少は強靭削り(相手を怯ませる力)が強いものの、強靭度の高い敵を一撃で怯ませられるほどのパワーはない。
また、威力も平凡で、これを使うよりは弱攻撃を連打するか、比較的溜め時間の短い強溜めを使う方が有効だ。

変形後の強攻撃は刺突属性。これがノコギリ槍、変形後の主力であり最大の特徴と言える。
比較的素早い動作で刺突を繰り出すことができ、威力も高い。
刺突属性は弱点となる敵が多く、バランス調整のためか他の武器ではやや威力が低めに設定されていたり、隙が大きかったりすることもあるのだが、
ノコギリ槍の刺突は隙の少なさも威力も、さらにはスタミナ消費量もバランス良く優秀で扱いやすい。

仮に刺突属性ではなかったとしても優秀なくらいの強攻撃なので、刺突弱点の敵はもちろんそれ以外の敵に対しても積極的に使っていける。


△強溜め
<変形前> ノコ特性
 強溜め(モ190・攻691・ス50) 縦振り

<変形後> ノコ特性
 強溜め1(モ173・攻629・ス50) 突き(刺突)
 強溜め2(モ153・攻557・ス50) 斜め振り(吹き飛ばし)


変形前の強溜めは、全武器の中でも比較的短い溜め時間で繰り出すことができる。
背後からの内臓攻撃を狙う場合や、ちょっとした隙に大ダメージを叩き込みたい場合などに使いやすい。
ノコギリ鉈と同様、扱いやすい強溜めだ。

変形後の強溜めは刺突属性。
まさに強攻撃の強化版といったアクションなのだが、変形前の強溜めと比べると分かるように攻撃力がやや低めに設定されている。隙が少なく高威力という強攻撃の特徴は残念ながら引き継いでいない。
――と言ってももちろん、強攻撃より格段に威力が高く、溜め時間も短いので刺突弱点の敵には遠慮なく使って良い。刺突弱点でない敵に対しては変形前の強溜めを使いましょうというだけの話。
スタミナ消費も含め、この威力で刺突属性なら悪くない性能である。

地面に向かって突き下ろすようなモーションなので姿勢の低い敵にも当てやすいが、そのぶんリーチはやや短め。
また、追加入力で正面の敵を吹き飛ばす斜め振りを出せるが、さらに威力が低く、もちろん刺突属性でもないので使い勝手はかなり悪い。追加入力を使う機会はほとんどないだろう。



 
◆ジャンプ攻撃
<変形前> ノコ特性
 ジャンプ攻撃(モ140・攻509・ス50) 縦振り

<変形後> ノコ特性
 ジャンプ攻撃(モ133・攻484・ス50) 突き(刺突)


変形前のジャンプ攻撃は標準的な性能。
入力ミスさえしなければ、高威力の飛び込み技として使える。

変形後は変形前より若干攻撃力が下がるものの、刺突属性。
強攻撃と同威力だが、ステップ→強攻撃とするよりもジャンプ攻撃の方がスタミナ消費量は僅かに多い。(いかに強攻撃が性能バランスに優れているか分かる)
とは言え、やはり飛び込み技としてはジャンプ攻撃の方がスムーズなので、僅かなスタミナ消費を惜しんでステップ→強攻撃にする必要はないだろう。

変形前後ともジャンプ攻撃の範囲はあまり広くないので、敵をロックオンしておいた方が当てやすい。


ダッシュ攻撃
<変形前> ノコ特性
 ダッシュ弱(モ109・攻397・ス30) 斜め振り
 ダッシュ強(モ125・攻455・ス45) 横振り

<変形後> ノコ特性
 ダッシュ弱(モ  88・攻319・ス35) 突き(刺突)
 ダッシュ強(モ118・攻429・ス45) 縦振り


変形前のダッシュ弱は範囲がそこそこあって当てやすく、また前方に滑り込むように武器を振るためもともと長めのリーチがさらに活かせる。
そして何より、動作後硬直が短いのでそのまま通常の弱攻撃に繋げて連続ヒットを狙える。攻撃の起点として最適だ。

ダッシュ強も範囲が広く当てやすいが、動作硬直がやや長く、スタミナも弱より多めに消費するので、ダッシュ弱があれば強は不要だろう。
強いて使う場面を探すとすれば、ダッシュ弱で怯まない敵が強一発で怯んでくれるなら……といったところか。


変形後は弱が刺突、強が縦振り。どちらも範囲がやや狭いので相手をロックオンしておかないと少々当てづらい。ダッシュ攻撃はロックオン射程の外から走り始めることも多いので、ロックオンなしで当てづらいのはやや扱いづらいところ。
また、ダッシュ弱は刺突属性ではあるものの、攻撃力が低めでなおかつスタミナ消費が多い。
相手が刺突弱点なら使えなくもないが、基本的に性能はあまり良くない。

総じて変形後はダッシュ攻撃よりも回避・前ステ攻撃を敵への接近手段として使った方が良いだろう。
 
 
◆回避攻撃・前ステップ攻撃
<変形前> ノコ特性
 回避・前ステ攻撃(モ  95・攻346・ス18) 横振り

<変形後> ノコ特性
 回避・前ステ攻撃(モ108・攻393・ス23) 横振り


変形前の回避攻撃・前ステ攻撃も範囲が広く当てやすい横振りアクション。
動作硬直が短く、素早く通常の弱攻撃へと繋げられるので、攻撃の起点として非常に優秀。

変形後も横振りアクション。こちらもリーチ・範囲が広く使いやすい。

変形前後とも癖が少なく使いやすいアクションだ。
ただし一応知っておくと良いのが、どちらもステップによるスタミナ消費(10)まで含めると、攻撃力に対してスタミナ消費量がやや多め。(他の武器の回避・ステップ攻撃はもう少しスタミナ効率が良い)
もちろん使うべき場面では使っていくべきだが、不必要な回避・ステップ攻撃の多用はしないように心掛けると良いだろう。
 
 
◆横ステップ・後ステップ攻撃
<変形前> ノコ特性
 横ステ攻撃(モ100・攻363・ス18) 横振り
 後ステ攻撃(モ100・攻363・ス18) 横振り

<変形後> ノコ特性
 横ステ攻撃(モ108・攻393・ス20) 横振り
 後ステ攻撃(モ108・攻393・ス20) 横振り


横・後ステップ攻撃もモーション自体は癖がなく扱いやすい性能。
 
 
◆バクステ攻撃
<変形前> ノコ特性
 バクステ弱(モ  95・攻346・ス15) 横振り
 バクステ強(モ110・攻400・ス25) 縦振り

<変形後> ノコ特性
 バクステ弱(モ  91・攻331・ス20) 突き(刺突)
 バクステ強(モ118・攻429・ス25) 縦振り

変形後のバクステ攻撃はダッシュ攻撃と同じく弱が刺突で、強が縦振り。
ダッシュ攻撃と比べて少し攻撃力やスタミナ消費の性能が良くなっているが、回避攻撃やステップ攻撃に比べるとやはりまだ攻撃力で劣る感じがある。
 
 
☆変形攻撃
<変形前> ノコ特性
 変形前→後(モ130・攻473・ス25) 横振り

<変形後> ノコ特性
 変形後→前(モ123・攻447・ス30) 横振り


変形前→後攻撃は、強攻撃よりも威力が高く、スタミナ消費も少ないのが特徴。
単純に高性能な攻撃アクションの一つとして使っていくことができ、そこからさらに変形後の強攻撃で攻める流れを作るのがノコギリ槍の戦い方だ。

変形後→前攻撃も一応、変形前の強攻撃と比べれば威力・スタミナの効率が良い、なかなかの性能。
ただ、前→後攻撃に比べるとやや威力・スタミナの効率が悪く、何より変形後の状態では性能の良い強攻撃を振るという選択肢があるため、なかなか使いどころが難しい。
 

 


《 キーポイント 》
 
その武器の性能、および立ち回りを考える上で重要なポイントをピックアップ。

縦振り: なし
初手 : <変形前>ダッシュ攻撃、回避攻撃、ステップ攻撃
刺突属性: <変形後>強攻撃、強溜め、ジャンプ攻撃
 
<ノコギリ狩人証の心得>
ノコギリ槍はノコギリ鉈のいわば姉妹のような武器だ。
変形前の動作はノコギリ鉈と全く同じ。つまり、ノコギリ槍にとってもこちらが主力の形態と言える。
範囲・速度・威力に優れ、さらにノコギリ特性という高水準の弱攻撃が戦いの基本。
ノコギリ鉈と同様、ダッシュ弱・回避攻撃・ステップ攻撃からスムーズに通常の弱攻撃へと繋がり、連続攻撃を繰り出すことができる。状況を問わず常に同じ攻め込みができるので、状況判断を誤る心配が少なく、初心者から熟練者まで、そしてノコギリ鉈を使い慣れた狩人にとっても違和感なく扱える武器だろう。

そして、この優秀な弱攻撃だけでほとんどの状況を戦い抜けるわけだが、せっかくノコギリ槍を使っているのだから変形後の刺突攻撃を上手く使っていかないと一人前のノコギリ槍狩人とは言えないな。
ノコギリ槍の変形後、強攻撃は刺突属性であり、全ての武器の中でも非常にバランス良く攻撃力・速度・リーチ・スタミナ消費に優れている。何か一つに突出しているわけではないが、このバランスこそがノコギリ槍の強みなのだ。そう、工房の努力の賜物と言っても良い。
ゆえに、どんな状況、どんな相手にでも積極的に振っていけ。
刺突属性は眷属や上位者など奇怪な姿の敵に良く効く。ノコギリ槍は獣狩りだけじゃない、眷属狩りも得意なのだ。
むろん、獣にも強攻撃を振れ。ノコギリ槍はノコギリ鉈と違い、変形後もノコギリ特性だ。獣化者にも良く効く。
連続攻撃で攻める変形前と、一撃ずつ深く突き刺す変形後を相手に応じて使い分けても良いし、
変形前の弱攻撃から変形前→後攻撃へと繋ぎ、変形後の強攻撃で追撃を狙うといった流れを作っても良いだろう。


また、これもノコギリ鉈と同じ特徴なのだが、ノコギリ槍もやはり回避・ステップ攻撃の威力に対するスタミナ消費が若干多い。
攻撃動作は扱いやすいので使うべき場面ではもちろん遠慮なく使って構わないのだが、特にステップする必要もない場面でステップ攻撃するのはまさにスタミナのムダ使いとなってしまうな。

熟達したノコギリ槍の狩人になるなら過度なステップワークはせず、地に足をつけて戦いたまえ。
変形前の弱攻撃も、変形後の強攻撃も、ノコギリ槍の主力となる攻撃はリーチに優れている。慌てて近付かなくても武器を振れば届くものだよ、案外にね。
あぁ、もちろん「この距離で届くはずがない」と思った時には前に歩かなければいけないよ。そのような”前に出る”ときでもステップではなく”歩く”という選択肢を胸に留め置くのが良いノコギリ槍狩人の心構えだ、という話をしているんだ。

 

 
〈入手方法〉
「ノコギリ槍」 血晶石スロット:放射・放射・欠損
・ヤーナム市街、建物の梁に吊るされた遺体を下水路に向かって落として入手
・「ノコギリの狩人証」入手後に狩人の夢にて購入可
  ノコギリの狩人証はヤーナム市街の下水路、人食い豚の傍の遺体から入手
 
「異質のノコギリ槍」 血晶石スロット:放射・放射・三角
・中央トゥメルの汎聖杯 ID:vf8kpjj2 第1層、灯り前の脇道
 
「失われたノコギリ槍」 血晶石スロット:放射・三角・欠損
・深きトゥメルの汎聖杯 ID:9rbvgjtq 第1層、灯り前の脇道
 

 
〈血晶石について〉
血晶石による強化はスタンダードに物理攻撃力を高めていくのが盤石。
入手しやすい3デブ物理強化石を基本として、筋力ステータスが高ければ首なし獣血主の筋力補正石を採用すると良い。


変形後の強攻撃が優秀だと再三述べているが、だからと言って刺突特化の血晶石を装着するのはおすすめできない。
ノコギリ槍の主力はあくまで変形前の弱攻撃。特化の血晶石によってその長所を潰してしまうのはむしろ戦力ダウンになるだろう。

また、炎・雷・神秘への属性変更もできるが、これもノコギリ槍には不向き。
理由を説明すると細かい内容になるため割愛するが、ノコギリ槍とノコギリ鉈の属性変化を比較すると、ノコギリ槍の方がノコギリ鉈より攻撃力20ポイントほど低くなってしまうからだ。

ノコギリ槍とノコギリ鉈は変形前のモーションが共通で、物理系の強化なら攻撃力もほぼ同じになるなど、良く似た姉妹武器のようなイメージだが、属性変化の適性に関してだけはノコギリ鉈の方が一段優れているのである。


以下に記載している攻撃力は関連ステータス99、武器強化最大、
ダメージサンプルは全属性防御100の敵(ほぼヤーナム市民)を想定したものです。
計算によって算出した数字なのでゲーム中で実際に表示される攻撃力・ダメージとは1~2ポイント程度ズレる可能性があります。(小数点以下の処理による誤差)

血晶石の入手にかかる所要時間は使用武器の攻撃力や、プレイヤーの得手・不得手によって個人差が大きいと思いますので、飽くまで参考程度に考えて下さい。
概ね、ボスからのドロップについては1回倒すのに4分(2層以下に登場するボスについてはボス部屋前でのセーブデータをバックアップ保存し、目的の血晶石が出なかった場合はバックアップから復元するリセマラ方式です)、モブ敵からのドロップについては血晶石を1個落とすのに2分くらいのマラソンになることを想定して計算しています。

 
○基本パターン(3デブ物理乗算)  基本攻撃力749
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計5時間(毎日2時間プレイして約3日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:673  強攻撃:808  強溜め:1281  内臓攻撃:3758
<変形後> 弱攻撃:728  強攻撃:896  強溜め:1166  内臓攻撃:3758

物理属性武器の基本パターン。
入手も容易で、効果も高い。ほぼほぼ完成形と言っても良い組み合わせ。

 
○基本パターン改(首なし獣血主 重い深淵)  基本攻撃力782
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計14時間(毎日2時間プレイして約7日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:704  強攻撃:842  強溜め:1326  内臓攻撃:3819
<変形後> 弱攻撃:760  強攻撃:932  強溜め:1209  内臓攻撃:3819

筋力補正+65と物理強化+〇%を比較すると、
ノコギリ槍の場合、筋・技99なら1つ目の筋力補正+65は物理強化+30.3%に匹敵する効果がある。
内臓攻撃の強化にも対応しているため、3デブ物理強化のほぼ上位互換となる。
また、仮に2つ以上の筋力補正+65を付けるとしたら、2つ目は物理強化+23.3%に相当。3デブ産の強化石より大幅に効果が低くなってしまうので、筋力補正石は1つだけがベストだ。

低ステータスの場合、
筋力重視育成(技術が低い)なら筋力25くらいから、
技術ステが高い場合でも筋力40以上あるなら3デブ強化石よりも強くなるだろう。


 
○愚者パターン  基本攻撃力 愚者あり881 愚者なし706
放射「筋力補正+65 HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+37.7%)
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.076%  所要時間:約88時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
三角「物理強化+23.1% HPフル物理+5.3% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+29.6%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第1層スタート地点傍モブ"獣憑き"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
合計200時間(毎日2時間プレイして約100日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:793  強攻撃:  951  強溜め:1506  内臓攻撃:4364
<変形後> 弱攻撃:856  強攻撃:1054  強溜め:1372  内臓攻撃:4364

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:631  強攻撃:763  強溜め:1208  内臓攻撃:3482
<変形後> 弱攻撃:686  強攻撃:846  強溜め:1100  内臓攻撃:3482

第2効果を”HPフルのとき物理攻撃アップ”(いわゆる愚者効果)で固めるパターン。
効果が発動した際の攻撃力は強烈だが、そのぶんHPに1ポイントでもダメージを食らうと攻撃力がガタ落ちしてしまうのが欠点。
基本パターン改と比較すると、効果発動中は弱攻撃でダメージ+90ポイント、効果なし中はダメージ-70ポイントとなる。
つまり大雑把な計算で、敵と戦う中で半分以上効果なし状態が続くようであれば基本パターン改よりも効率が悪いということになる。



○愚者パターン改  基本攻撃力 愚者あり921 愚者なし694
放射「筋力補正+65 HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.076%  所要時間:約88時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
形状変化 放射→三角or欠損「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.0006%  所要時間:約5726時間
合計5872時間(毎日2時間プレイして約8年)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:829  強攻撃:  995  強溜め:1574  内臓攻撃:4567
<変形後> 弱攻撃:895  強攻撃:1103  強溜め:1434  内臓攻撃:4567

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:619  強攻撃:750  強溜め:1187  内臓攻撃:3421
<変形後> 弱攻撃:674  強攻撃:832  強溜め:1081  内臓攻撃:3421

効果値の今一つだった獣憑きの血晶石を除き、貞子産血晶石を2個装備するためのパターン。
通常は放射型で入手できるトゥメル貞子産の血晶石を1%の確率で起こる形状変化により三角型または欠損型として入手。それにより貞子物理愚者を2個持てるようになる。
ただし上記のとおり形状変化を狙うと入手率は極端に低下するためおよそ現実的ではない。

また、同じく筋力補正・貞子愚者×2の組み合わせを作る方法として、形状変化ではなく、もともと欠損型をドロップするローランの貞子から物理愚者を狙うやり方もある。
ローラン貞子の物理愚者の入手率は――、
欠損「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.0002%  所要時間:約15414時間
入手率は恐ろしく低く、トゥメル貞子産を形状変化させた方が遥かにマシというレベル。
ただ、ローラン貞子は後述する獣・眷属特攻や炎雷属性系の効果が出やすいため、それらの血晶石を狙っている際に偶然入手できる可能性はある……、かもしれない。

 
○特効パターン  基本攻撃力 721
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約10時間
三角「物理強化+23.1% 獣or眷属特効+5% スタミナ呪い」
(イズ ID: f7qmn8ps 第1層スタート地点傍モブ"獣憑き"より入手)
  入手率:0.044%  所要時間:約77時間
欠損「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.026%  所要時間:約127時間
合計214時間(毎日2時間プレイして約107日)
ダメージサンプル(特攻あり)
<変形前> 弱攻撃:755  強攻撃:  908  強溜め:1427  内臓攻撃:4103
<変形後> 弱攻撃:818  強攻撃:1004  強溜め:1301  内臓攻撃:4103


ダメージサンプル(特攻なし)
<変形前> 弱攻撃:646  強攻撃:777  強溜め:1221  内臓攻撃:3510
<変形後> 弱攻撃:700  強攻撃:860  強溜め:1113  内臓攻撃:3510

特効効果を重視したパターンの組み合わせ。
特効も愚者効果と同様、条件が合わなければ効果がないという特徴があるものの、獣タイプのボスなど条件が合う相手には確実に効果を発揮できる点で扱いやすい。
なお、効果の大きさ(ダメージ増加量)は愚者よりやや低め。

また、特定の敵と戦う時のみ強い(=その敵と戦う時以外使わない)という意味では、呪いデメリットを獣特効には眷属マイナスを、眷属特効には獣マイナスを選ぶという手もある。

三角型に使用しているイズ ID: f7qmn8ps の獣憑きの血晶石だが、同マップでは獣憑きの少し先にあるワープ罠の先にノコギリ槍狩人がおり、同じ効果値の放射型血晶石をドロップする可能性がある。
獣憑きよりも少々面倒な相手だが、放射型も欲しければ合わせて狩ると良い

なお、獣憑きよりも貞子の血晶石の方が2op効果が高く強力だが、貞子の2op特効血晶石は上記のローラン欠損型以外の入手は非常に困難となっている。
トゥメル放射型では2op特効の出現率が低く、イズ三角型には貞子そのものが出現しないためだ。
同様の理由で、獣血主の放射型筋力補正石の2opも特効を付けるのは非常に難しい。



○特効パターン改  基本攻撃力 694
放射「筋力補正+65 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.0018%  所要時間:約3672時間
放射「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.0014%  所要時間:約2385時間
欠損「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.026%  所要時間:約127時間
合計6184時間(毎日2時間プレイして約8年6ヶ月)
ダメージサンプル(特効あり)
<変形前> 弱攻撃:809  強攻撃:  979  強溜め:1550  内臓攻撃:4466
<変形後> 弱攻撃:880  強攻撃:1086  強溜め:1411  内臓攻撃:4466

ダメージサンプル(特効なし)
<変形前> 弱攻撃:619  強攻撃:750  強溜め:1187  内臓攻撃:3421
<変形後> 弱攻撃:674  強攻撃:832  強溜め:1081  内臓攻撃:3421

ローラン以外では非常に出にくい2op特効をトゥメルで無理やり引き当てるパターン。
恐ろしく入手率が低いので、まず現実的ではない。

 

 
○属性変化基本パターン  基本攻撃力646
放射「神秘補正+65 2op適当 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:5.56%  所要時間:約1.2時間
三角「炎or雷or神秘強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:炎
0.64% 雷0.36% 神秘0.50%  所要時間:炎約10時間 雷約19時間 神秘約13時間
欠損「神秘補正+65 炎or雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(ローラン ID: xa933sgc 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:炎or雷1.05%  所要時間:炎or雷約7時間
合計 炎18時間 雷27時間 神秘15時間(毎日2時間プレイして約8~14日)

ダメージサンプル(炎・雷)

<変形前> 弱攻撃:571  強攻撃:695  強溜め:1094  内臓攻撃:1799
<変形後> 弱攻撃:622  強攻撃:770  強溜め:  996  内臓攻撃:1799

ダメージサンプル(神秘)
<変形前> 弱攻撃:556  強攻撃:681  強溜め:1080  内臓攻撃:1795
<変形後> 弱攻撃:608  強攻撃:756  強溜め:  983  内臓攻撃:1795
(神秘属性は欠損型の2opに恵まれない(加算+15が付かない)ぶんダメージが少なくなります)

神秘補正+65と属性強化+〇%を比較すると、

ノコギリ槍で神秘ステ99の場合、1つ目の神秘補正+65は属性強化+40.1%、2つ目は+28.6%、3つ目で+22.2%相当にする。そのため神秘補正石は2つ装備するのが基本。

概ねどの武器においても神秘ステータスが35~40以上あるなら補正石2つで間違いない。

神秘ステ35以下のときは補正石1つにするか、ゴースの寄生虫のページで紹介している”2op高加算"の組み合わせにすると良い。

トゥメルで入手できる血晶石は2op(2つ目の効果)に物理系の効果が付与されやすく、炎雷加算など属性変化向き効果の出る確率が非常に低い。
そのため、放射型の神秘補正石は特に2opにこだわらなくて良いだろう。
強いて出現率が高いものから選ぶとすれば、"物理加算"が41%、"隙を突く攻撃力アップ”が12%の確率で付くのでそのどちらかを選ぶのが無難。
物理加算は敵の防御力を突破できないため効果は薄いが、一応2ポイント程度のダメージアップにはなる。
隙を突く攻撃力アップは、カウンターヒット時のダメージが上がる。
ちなみに”溜め攻撃力を高める”という効果も出やすいが、これは物理属性の攻撃力にしか反映されないため、炎・雷・神秘属性変化させた武器には全く意味がない。

欠損型の神秘補正石の2opには炎or雷変化用なら炎・雷加算+14~15を選ぶと良い。
出現率は高めで、効果値も+14~15の3段階に揺れるが揺れ幅が小さいので最高値にこだわる必要もない。

問題は神秘属性用の神秘補正石。

神秘加算はトゥメル放射型でもローラン欠損型でも絶望的に出現率が低い。具体的に言えばその確率は0.002%、所要時間は3000時間(毎日2時間プレイで4年)という代物だ。

到底現実的ではないので、神秘属性用の神秘補正石は2つとも2opにこだわらず適当に入手したもので良いだろう。

強いて出現率の高い効果から選ぶとすれば、ローラン欠損型の神秘補正石であれば"リゲインUP"が19%、"HP回復"が11%、やや確率は低めだが"獣特効""眷属特効"がそれぞれ4%の確率で2op付与される。
また、武器には放射型を2つ付けることもできるので、先に紹介したトゥメル放射型の神秘補正石を2個装備しても良い。"物理加算"や"隙を突く攻撃力アップ"を重ねて付ければ多少は有意義な効果になってくれるだろう。

 
○属性変化パターン改A  基本攻撃力661
放射「炎or雷or神秘強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:炎0.02% 雷0.01% 神秘0.016%  所要時間:炎317時間 雷571時間 神秘408時間
三角「神秘補正+65 炎or雷or神秘加算+14~15 スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:炎or雷0.43% 神秘0.08%  所要時間:炎or雷約15時間 神秘約77時間
欠損「神秘補正+65 炎or雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(ローラン ID: xa933sgc 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:1.05%  所要時間:約7時間
合計 炎340 雷594 神秘492時間(毎日2時間プレイして約170~247日)

ダメージサンプル(炎・雷)

<変形前> 弱攻撃:586  強攻撃:709  強溜め:1107  内臓攻撃:1801
<変形後> 弱攻撃:637  強攻撃:783  強溜め:1010  内臓攻撃:1801

ダメージサンプル(神秘)
<変形前> 弱攻撃:571  強攻撃:695  強溜め:1094  内臓攻撃:1799
<変形後> 弱攻撃:622  強攻撃:770  強溜め:  996  内臓攻撃:1799

放射型神秘補正石の2opに有用な効果が出にくいという問題を解決するプラン。
放射型に3デブ産の属性強化石を付け、三角型に神秘補正石を付けている。
イズ三角型ならば2opに炎・雷・神秘加算が出やすいので、そのぶん基本パターンより攻撃力が上がる。
炎雷に関しては全ての効果枠が有用な効果で埋まるため、およそ完成形と言って良い。
神秘はまだ三角型ではない方の神秘補正石の2opが不十分だが、現実的に入手を期待できる範囲では炎雷同様ここが最終地点となるだろう。

肝心の放射型3デブ属性強化石の入手率はかなり渋いが、
物理強化の血晶石を入手するのと同じボスなので、そちらを集めるついでにチャレンジできる。
(9kv8xiyiの3デブは物理強化以外にも様々な血晶石のため繰り返し挑戦することになる。ブラッドボーンをじっくりやり込むつもりなら、9kvでの300時間・500時間は見た目の確率ほど渋くはない。……いや、渋いけどね(;´・ω・) )

また、炎・雷・神秘の属性強化石を放射型で入手するのには別の利点もある。
それは以下に紹介する三角型2op愚者、三角・欠損型2op特効の神秘補正石を状況に応じて付け替えできるという点だ。
神秘補正石は炎・雷・神秘どの属性強化石と組み合わせることもできるので、属性石を放射型に統一しておけば、三角型・欠損型の補正石を共有して使いまわすことができる。収集の手間が省ける上に、対応力も高まるだろう。

炎は獣に有効、雷は眷属に有効というのを考えると、
炎系の血晶石には眷属マイナス呪い、雷系の血晶石には獣マイナス呪いで妥協しても良い。

 
○属性変化パターン改A愚者  基本攻撃力 愚者あり677 愚者なし646
三角「神秘補正+65 HPフル全強化+4.8% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.029%  所要時間:約231時間

ダメージサンプル(炎・雷 愚者あり)

<変形前> 弱攻撃:603  強攻撃:728  強溜め:1145  内臓攻撃:1886
<変形後> 弱攻撃:655  強攻撃:806  強溜め:1044  内臓攻撃:1886

ダメージサンプル(炎・雷 愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:571  強攻撃:695
  強溜め:1094  内臓攻撃:1799
<変形後> 弱攻撃:622  強攻撃:770  強溜め:  996  内臓攻撃:1799

(神秘属性版のダメージサンプルは割愛。炎雷版より15ダメージほど低くなる)

属変パターン改Aの三角型神秘補正石を上記"HPフル時に全強化"の2opを持つものに交換するパターン。
パターン改Aと比較すると、愚者効果の発動中は弱攻撃で+15ポイントのダメージアップ、逆に愚者発動なしなら-15ポイントのダメージダウンとなる。
つまり、敵との戦いの中で半分以上は愚者効果を発動しておかないと、この組み合わせを選ぶ利点は薄い。

+15ダメージは決して小さいものではないのだが、入手の困難さ、HP管理のシビアさが問われるわりには少々物足りなくも感じるところ。
三角型以外の2opにも愚者全強化を重ねられればより効果が高まり、苦労し甲斐のある強さになるはずなのだが、残念ながらトゥメル放射型・ローラン欠損型での2op愚者全強化の入手率は恐ろしく低く、およそ9000時間(毎日2時間プレイで13年)ほどかかる。


 
○属性変化パターン改A特効  基本攻撃力631
三角「神秘補正+65 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.069%  所要時間:約96時間
欠損「神秘補正+65 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」

(ローラン ID: xa933sgc 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.085%  所要時間:約79時間

ダメージサンプル(特効あり)

<変形前> 弱攻撃:618  強攻撃:757  強溜め:1200  内臓攻撃:1994
<変形後> 弱攻撃:675  強攻撃:840  強溜め:1092  内臓攻撃:1994

ダメージサンプル(特効なし)
<変形前> 弱攻撃:556  強攻撃:681  強溜め:1080  内臓攻撃:1795
<変形後> 弱攻撃:608  強攻撃:756  強溜め:  983  内臓攻撃:1795

属変パターン改Aの三角型・欠損型の神秘補正石を"獣or眷属特効"の2opを持つものに交換するパターン。
パターン改Aと比較すると、特効が効く敵には弱攻撃で+30ポイント以上のダメージアップ、逆に特効なしなら-30ポイントのダメージダウンとなる。

2op特効はイズ三角型・ローラン欠損型どちらも悪くない程度の確率で出現し、2つ揃えて装備すればその効果は高く、相手が獣・眷属タイプの敵であれば確実に効果を発揮できる点でも扱いやすい。
特に、イズ三角型以外での2opに恵まれない神秘属性用の血晶石としてはこの欠損型2op特効が実質的に最も有用な効果となるだろう。

ちなみに、イズ・ローランならそこそこ出やすい2op特効も、トゥメル放射型では出現率が極めて低く、3700時間(毎日2時間プレイして5年)以上かかる。
つまり放射型に3デブ属性強化石を装備するこのパターン改Aの組み合わせは、2op特効の神秘補正石を2つ持てるという意味でも利点があるわけだ。



 
○属性変化パターン改B炎(旧主の番犬 炎深淵)  基本攻撃力665
放射「神秘補正+65 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.43%  所要時間:約15時間
欠損「炎強化+24.8% 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(ローラン ID: gn42mw42 第3層ボス"旧主の番犬"より入手)
  入手率:1.05%  所要時間:約7時間
合計610時間(毎日2時間プレイして約305日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:590  強攻撃:709  強溜め:1100  内臓攻撃:1807
<変形後> 弱攻撃:639  強攻撃:782  強溜め:1005  内臓攻撃:1807

ローランに出現するボス”旧主の番犬”からは炎強化の深淵結晶が入手できる。
3デブ産炎強化石を使うパターン改Aより弱攻撃はダメージ4ポイントほど強くなり、強溜めは7ポイントほど弱くなる。

弱攻撃が主体の戦い方なら少なからず魅力のあるダメージアップになるが、この旧主の番犬産の炎深淵を採用すると再び放射型の神秘補正石の2opをどうするかという問題が生じるのが厄介なところ。
上記のとおり放射型の神秘補正石2opに炎加算を引き当てる確率は非常に低いが、当然ながらこれを達成できなければパターン改Aよりも弱い組み合わせになってしまう。

 
○属性変化パターン改B雷(おそけも雷深淵)  基本攻撃力672
放射「神秘補正+65 雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.43%  所要時間:約15時間
欠損「雷強化+22.5% 雷加算+33.8 スタミナ呪い」
(ローラン ID: yaxanc5i 第3層ボス"恐ろしい獣"より入手)
  入手率:0.35%  所要時間:約19時間
合計622時間(毎日2時間プレイして約311日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:598  強攻撃:715  強溜め:1097  内臓攻撃:1821
<変形後> 弱攻撃:646  強攻撃:786  強溜め:1004  内臓攻撃:1821

ローランに出現するボス”恐ろしい獣”からは雷強化の深淵血晶が入手できる。

恐ろしい獣の血晶石は1op効果値はやや低いが、2op効果値が非常に高いという特徴がある。
そのため高数値の2op雷加算を付けることができ、3デブ産の属性強化石と比べて強溜めの威力こそやや下がるが、弱攻撃のダメージを12ポイントも強化することができる。
弱攻撃をメインに戦うスタイルなら大いに入手する価値はあるだろう。

ただし、やはり問題となるのは放射型の神秘補正石の2op。
上記のとおりトゥメルで入手できる放射型の神秘補正石は2opに炎・雷加算が出る確率がかなり低い。
しかしこれを達成できなければパターン改Aよりも弱い組み合わせになってしまうのが悩ましいところだ。

 

 
○属変パターン改B愚者(炎深淵) 基本攻撃力 愚者あり679 なし650
放射「神秘補正+65 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 HPフル全強化+4.8% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.029%  所要時間:約231時間
欠損「炎強化+24.8% 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(ローラン ID: gn42mw42 第3層ボス"旧主の番犬"より入手)
  入手率:1.05%  所要時間:約7時間
合計825時間(毎日2時間プレイして約1年2ヶ月)
ダメージサンプル(愚者あり)
<変形前> 弱攻撃:605  強攻撃:728  強溜め:1138  内臓攻撃:1888
<変形後> 弱攻撃:656  強攻撃:804  強溜め:1038  内臓攻撃:1888

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:575  強攻撃:695  強溜め:1086  内臓攻撃:1801
<変形後> 弱攻撃:624  強攻撃:769  強溜め:  992  内臓攻撃:1801

パターン改A愚者で紹介したのと同じ、2op愚者全強化を持つ三角型神秘補正石を使用する。
パターン改A愚者と比較して、弱攻撃のダメージで2ポイント上回り、強溜めは7ポイント低い。


○属変パターン改B愚者(雷深淵) 基本攻撃力 愚者あり686 なし657
放射「神秘補正+65 雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 HPフル全強化+4.8% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.029%  所要時間:約231時間
欠損「雷強化+22.5% 雷加算+33.8 スタミナ呪い」
(ローラン ID: yaxanc5i 第3層ボス"恐ろしい獣"より入手)
  入手率:0.35%  所要時間:約19時間
合計838時間(毎日2時間プレイして約1年2ヶ月)
ダメージサンプル(愚者あり)
<変形前> 弱攻撃:612  強攻撃:733  強溜め:1134  内臓攻撃:1896
<変形後> 弱攻撃:661  強攻撃:806  強溜め:1036  内臓攻撃:1896

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:582  強攻撃:701  強溜め:1084  内臓攻撃:1809
<変形後> 弱攻撃:631  強攻撃:772  強溜め:  991  内臓攻撃:1809

パターン改A愚者で紹介したのと同じ、2op愚者全強化を持つ三角型神秘補正石を使用する。
パターン改A愚者と比較して、弱攻撃のダメージで8ポイント上回り、強溜めは11ポイント低い。


○属性変化パターン改B特効(炎貞子)  基本攻撃力616
放射「神秘補正+65 炎加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.069%  所要時間:約96時間
欠損「炎強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」

(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.033%  所要時間:約102時間 
合計786時間(毎日2時間プレイして約1年)
ダメージサンプル(特効あり)
<変形前> 弱攻撃:634  強攻撃:775  強溜め:1220  内臓攻撃:2109
<変形後> 弱攻撃:692  強攻撃:859  強溜め:1113  内臓攻撃:2109

ダメージサンプル(特効なし)
<変形前> 弱攻撃:541  強攻撃:660  強溜め:1040  内臓攻撃:1799
<変形後> 弱攻撃:589  強攻撃:733  強溜め:  949  内臓攻撃:1799

2op獣・眷属特効を重視するパターンの組み合わせ。
貞子産の血晶石は1opの効果がやや低いかわりに2op効果が非常に高い特徴がある。そのため、特効の効果に期待するのであれば、旧主の番犬がドロップする炎深淵血晶よりも貞子産血晶を使う方が強い。
貞子産2op特効の効果は非常に優秀で、パターン改A特効と比較しても弱攻撃で+16ポイントものダメージアップとなる。

ただしそれも放射型の神秘補正石2opに炎加算を引き当てられていることが大前提。
これを達成できていない場合は、貞子産2op特効をもってしてもパターン改A特効を超えられない。


○属性変化パターン改B特効(雷深淵)  基本攻撃力623
放射「神秘補正+65 雷加算+14~15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: by68zgaj 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.01%  所要時間:約588時間
三角「神秘補正+65 獣or眷属特効+5.4% スタミナ呪い」
(イズ ID: jemmjmpi 第3層ボス"トゥメルの古老"より入手)
  入手率:0.069%  所要時間:約96時間
欠損「雷強化+22.5% 獣or眷属特効+12.2% スタミナ呪い」
(ローラン ID: yaxanc5i 第3層ボス"恐ろしい獣"より入手)
  入手率:0.085%  所要時間:約79時間 
合計763時間(毎日2時間プレイして約1年)
ダメージサンプル(特効あり)
<変形前> 弱攻撃:648  強攻撃:791  強溜め:1245  内臓攻撃:2127
<変形後> 弱攻撃:707  強攻撃:877  強溜め:1136  内臓攻撃:2127

ダメージサンプル(特効なし)
<変形前> 弱攻撃:548  強攻撃:669  強溜め:1053  内臓攻撃:1799
<変形後> 弱攻撃:598  強攻撃:742  強溜め:  960  内臓攻撃:1799

恐ろしい獣がドロップする雷深淵血晶も貞子産血晶と同様、2opの効果が非常に高い特徴がある。
雷属性限定ではあるが貞子血晶の上位互換となっている。
そのぶん効果は非常に高く、パターン改A特効と比較して弱攻撃で+30ポイントもダメージアップ。
また、仮に放射型 神秘補正石の2opに雷加算が入手できなかったとしてもパターン改A特効を上回るほどその効果は高い。