武器 「シモンの弓剣」 (bloodborne攻略)

【 シモンの弓剣 】
<変形後> 左手銃:不可  強溜め:〇
表示攻撃力(ステMAX): 物理335 血335
 
〇強靭削り(敵を怯ませる力)
ブタおよびレンガ持ち巨漢、医療教会の白衣男を相手に調査。なお、怯みにくさはブタ<巨漢<白衣男。
この3体の敵が弱攻撃・強攻撃・強溜め攻撃何発で怯むのかを調べ、幾つかのタイプに分類した。

変形前「軽量タイプA-」(強攻撃2発で巨漢が怯む)
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:ブタ1発、巨漢2発、白衣3発  強溜め:白衣2発

変形後「軽量タイプA-」(強攻撃2発で巨漢が怯む)
  弱攻撃:怯まない  強攻撃:ブタ1発、巨漢2発、白衣4発  強溜め:巨漢2発、白衣3発
  L2攻撃:怯まない

※変形前の弱攻撃は小怯み特性。巨漢2発、白衣4発で小さく怯ませる場合がある。

 変形後は弱攻撃・強攻撃・強溜めが全て弓矢による射撃となるが、
 弱攻撃による射撃のみ小怯み特性となっている。巨漢3発で小さく怯ませる場合がある。
 L2攻撃も小怯み特性。巨漢4発で小さく怯ませる場合がある。
 

 
DLCにて追加された新たな武器の1つ。
DLCエリアに登場するNPCやつしのシモンの所持する武器となっている。
シモンは銃を厭い、弓としても使えるこの武器を愛用したというが、獰猛な獣に対して弓で挑むのは愚かだと他の狩人から嘲笑されていたらしい。
シモンがなぜ銃を嫌っていたのかについてはゲーム中に詳しい情報は開示されず、良く分かっていない。


変形前は波打つような刃の長剣。
奇妙な形状に反してモーションは意外と素直で、攻撃速度・リーチともルドウイーク聖剣(変形前)に近く、扱いやすい。
1発目の振り始めが若干遅いので、リーチを活かしてやや早めに振り始めるよう心掛けると良い。
また、1・2発目は範囲の広い横振りだが、3発目以降は縦振りや突きなど範囲の狭いアクションが続くため、集団戦やロックオンなしで戦うなら2発目までで止めてヒット&アウェイが基本。


変形後は刃が展開し、長弓に変化。
見た目のとおり遠距離戦に特化した性能で、弱・強・強溜めでそれぞれ威力の異なる矢を発射することができる。また、弱射撃は歩きながら撃つことも可能。
矢は1発射るごとに水銀弾を1消費。
射程距離は極めて長く、左手装備の銃も含めて全ての武器の中でも最長クラスの射程距離を誇る。しかも距離による威力減衰もない。
また、矢の威力は血の攻撃力を基準に計算され、血質ステータスの育成や武器の改造・血晶石の装備などでしっかり強化すれば、左手銃の数倍もの威力に到達。大砲と比較しても水銀弾1発で大砲の1/2弱のダメージを叩き出すほどの高火力。
威力・射程・水銀弾コスパの全てが超高性能な最強の遠距離武器となっている。

上手く使えば敵に近付かないまま一方的に倒すことも決して難しくはなく、
さらに、巨大ボスの頭など他の武器では届かない位置の弱点を直接狙うこともできるなど、ゲーム難易度を激変させてしまうほどの性能がある。

欠点はスタミナ消費が激しいこと。
それと、素早く動く敵には当てにくい。
スタミナ管理をしつつ、敵が立ち止まる瞬間などを上手く狙って当てたい。

ちなみに、変形後も極一部のアクションは近接攻撃となっているが、性能は非常に低い。
また、弓矢の射撃では敵の攻撃に対して銃パリィをとることはできない。


ステータス育成は技術で物理攻撃力(変形前の近接攻撃力)が、血質で血の攻撃力(変形後の射撃の威力)が上がる。
遠距離専用の射撃武器として使うなら当然ながら血質ステータスだけをどんどん育成すると良い。

技術ステータスを上げれば変形前状態での接近戦にも対応できるようになるが、接近戦になったら他の武器に持ち替えるという手もあるので、必ずしも技術育成でシモンの弓剣にこだわる必要はないように思う。
 
 

 
★弱攻撃
<変形前>
 弱攻撃1(モ100・攻335・ス20) 横振り
 弱攻撃2(モ102・攻343・ス20) 横振り
 弱攻撃3(モ104・攻349・ス20) 縦振り
 弱攻撃4(モ108・攻363・ス20) 突き(刺突)
  ※以降2~4繰り返し

<変形後>
 弱攻撃(モ  85・攻286・ス30 水銀弾1消費) 射撃(血)


変形前の弱攻撃はルドウイーク聖剣(変形前)とほぼ同等の攻撃速度が優秀。リーチもそこそこ。
攻撃範囲は1・2発目こそ広めだが、3発目以降は範囲の狭い攻撃が増える。集団を相手にする場合は2発目までを中心に立ち回ると良い。
全体的に使いやすい性能ではあるが、1発目の振り始めが若干遅いという癖がある。それを踏まえて、ほんの少し武器を早めに振り始めることを心がけるとさらに使いやすくなるだろう。

変形後の弱攻撃は弓矢による射撃。
射程距離はかなり長く、およそ左手装備の銃と同程度以上はある様子。
また、左手装備の単射銃は敵との距離に応じて威力が下がるという性質があるが、このシモンの弓剣による射撃は距離による威力低下がない。
変形後の弓矢の射撃技の中ではこのアクションが最も威力の低い射撃となるが、それでも概ね左手装備の銃と同等以上の威力を発揮できるだろう。

歩きながら射撃できるのが強攻撃や強溜めにはない特徴。動作前後の硬直も少ない。
強攻撃・強溜めより威力が低いぶん主力アクションにはしづらいが、スタミナ消費が少ないなど小回りが効く性能となっているので憶えておけば使いどころはある。


▲強攻撃
<変形前>
 強攻撃(モ130・攻437・ス40) 横振り

<変形後>
 強攻撃(モ105・攻353・ス60 水銀弾1消費) 射撃(血)


変形前の強攻撃はやや前に踏み込みつつのシンプルな横振り。
威力のわりには少しスタミナ消費が多いような感じもあり、また敵を怯ませる力もそれほど強いわけではないので今一つ魅力に乏しく使いどころが難しい。

変形後の強攻撃は弓矢による射撃。
弱攻撃の射撃とは異なり、足を止めての射撃となる。
性能的には威力・スタミナ消費・溜めの長さなど、まさに弱攻撃と強溜めのちょうど中間といったところ。
そのため当然ながら”強溜めを撃てるほど余裕はないが、弱攻撃よりもダメージを稼ぎたい”という状況での活躍が期待できる。
ただし強溜めほどではないとは言えスタミナ消費は決して少なくないのが欠点。スタミナを最大まで育成したキャラでも3発撃つだけでスタミナ枯渇してしまうことは憶えておくと良い。


△強溜め
<変形前>
 強攻撃(モ80+170・攻269+571・ス60) 振り回し2hit

<変形後>
 強攻撃(モ140・攻470・ス90 水銀弾1消費) 射撃(血)


変形前の強溜め攻撃は、獣狩りの斧(変形後)と似たような2hitの回転攻撃。
背後から当てた場合、2hit目が当たった時点で内臓攻撃ができる体勢崩し状態になる。
シモンの弓剣の攻撃アクションの中では格段に威力が高く設定されており、そのわりにスタミナ消費が多すぎるということもなく、高威力・コスパ良好な技。当たれば強い。
ただし1hit目のリーチがやや短いため、2hitともしっかり当てるには弱攻撃の届く間合いよりもう1歩ほど敵に近付く必要がある。溜め時間は短めだが、やはり敵に近い状態で溜めなければいけないというのはなかなか危険度の高いところ。

変形後の強溜めは弓矢による射撃。
弓矢射撃の中ではこれが最も威力が高く、変形後状態での主力攻撃となるアクション。
溜め時間は長いが、優秀な射程距離を活かして敵の攻撃が届かない場所で溜められるため特に問題はない。
むしろ注意すべきはスタミナ消費の大きさで、スタミナを最大まで育てたキャラでも1発で半分以上のスタミナを消費してしまう。連発はせず、1発ごとにしっかりとスタミナ回復の時間をとるのが重要だ。
また、弱攻撃や強攻撃も同じだが、射撃後の矢には敵を追尾するような能力はなくただ真っすぐ飛ぶのみ。そのため動き回る敵には当てづらい。
敵が大人しくなるタイミングを狙う。自分の方に向かってくる(=左右に動かない)ところを狙う。といったように敵の行動をしっかりと把握しながら撃つ必要があるだろう。
特に強溜めは長い溜め時間の最中に敵がどのように動くかを予想しながら使うことになる。

 
◆ジャンプ攻撃
<変形前>
 ジャンプ攻撃(モ120・攻403・ス40) 縦振り

<変形後>
 ジャンプ攻撃(モ120・攻403・ス40) 弓を持った左手で殴る


変形前のジャンプ攻撃は他の多くの武器よりもやや少なめのスタミナ消費で使えるのが特徴。
モーション的にも標準的で癖が少なく、威力高めの飛び込み技として使いやすい。
強攻撃よりやや低めの威力設定で今一つダメージが物足りない感じもあるが、実は動作後の硬直が短く、続けてスムーズに弱攻撃を出すことができる。

変形後のジャンプ攻撃はモーションこそ違うが、威力やスタミナ消費は変形前と同じ。
モーション的には実質ただの左ストレートパンチ。利き腕でもない左手のパンチと、利き腕の剣の一撃が同じ威力というのだから実に不思議な話である(笑)
まぁ、冗談はともかくとしてシモンの弓剣の変形後は遠距離からの射撃に特化した形態のため、ジャンプ攻撃など自分から敵の方へ近付く動きをすることがまずほとんどない。そもそもジャンプ攻撃の届く距離ですらシモンの弓剣にとっては”近すぎる”くらいだ。


ダッシュ攻撃
<変形前>
 ダッシュ弱(モ110・攻370・ス25) 縦振り
 ダッシュ強(モ130・攻437・ス45) 横振り

<変形後>
 ダッシュ攻撃不可(通常の弱攻撃や強攻撃が発生する)


ダッシュ弱は威力・スタミナ消費は悪くないが、攻撃範囲が狭いためロックオンなしでは当てにくい。
また、動作後も通常の弱攻撃への繋がりが若干遅い。

ダッシュ強は威力は高めだが、それ以上にスタミナ消費が大きくコスパが悪い。
そしてやはり動作後の弱攻撃への繋がりがやや遅い。

ダッシュ攻撃はどちらも今一つ使いづらいので、敵に飛び込む初手としては前ステ攻撃などを使った方が良いだろう。
 
 
◆回避攻撃・前ステップ攻撃
<変形前>
 回避・前ステ攻撃(モ105・攻353・ス15) 縦振り

<変形後>
 回避・前ステ攻撃不可(通常の弱攻撃や強攻撃が発生する)


変形前の回避・ステップ攻撃は動作が速く、動作後もスムーズに通常の
弱攻撃へと繋がる。
威力は弱攻撃とほぼ同等以上で、スタミナ消費のバランスも良いなど、派手さはないが使いやすい性能でまとめられている。
唯一の欠点は攻撃範囲が狭いことなので、できるだけ敵をロックオンしておいた方が当てやすい。
 
 
◆横ステップ・後ステップ攻撃
<変形前>
 右横ステ攻撃(モ105・攻353・ス15) 横振り
 左横ステ攻撃(モ105・攻353・ス15) 縦振り
 後ステ攻撃(モ105・攻353・ス15) 縦振り

<変形後>
 横・後ステ攻撃不可(通常の弱攻撃や強攻撃が発生する)


横・後ステップ攻撃は、威力やスタミナ消費など基本的な性能は回避・前ステ攻撃と同じ。
右ステップ攻撃のときだけモーションが縦振りではなく、やや横に振るので少しだけ範囲が広い。
 
 
◆バクステ攻撃
<変形前>
 バクステ弱(モ105・攻353・ス15) 突き(刺突)
 バクステ強(モ135・攻454・ス35) 横振り

<変形後>
 バクステ攻撃不可(通常の弱攻撃や強攻撃が発生する)


バクステ弱は威力・スタミナ消費は回避・ステ攻撃と同じで、攻撃属性は刺突。
動作後はスムーズに通常の弱攻撃へと繋がる。
シモンの弓剣で使える数少ない刺突攻撃ではあるものの、先にバクステを出さなければいけないため実際のところ自分から積極的に攻める手段として使うのには向かない。
飽くまでバクステ攻撃の本来の用途どおりに、敵の攻撃を避けたあとの反撃用。

バクステ強は威力はそこそこ高いが、動作後の弱攻撃への繋がりが遅いのが難点。
特に理由がなければバクステ弱の方を優先して使うと良い。
 
 
☆変形攻撃
<変形前>
 変形前→後(モ  85・攻286・ス35 水銀弾1消費) 後退しつつ射撃(血)

<変形後>
 変形後→前(モ135・攻454・ス35) 突き(刺突)


変形前→後攻撃は、素早くバックステップしながら正面に矢を放つモーション。
威力は変形後の弱攻撃と同じで、スタミナ消費は弱攻撃より少しだけ多い、
バクステ攻撃と同じように敵の攻撃を避けつつの反撃として使用でき、そのまま変形後の得意とする遠距離戦へと戦い方を変えることができる。とは言え、このアクションで下がった程度の距離感ではまだまだ近すぎるくらいなので終了後はさらに後ステップなどで距離を離すと良い。

変形後→前攻撃はやや前進しながらの刺突。モーション的には変形前のバクステ弱に似ている。
遠距離戦を得意とする変形後状態から、接近戦に対応できる変形前状態へと切り替わるので、当然ながら敵が近付いてきて遠距離戦をするのが苦しくなってきた場合に使用できる。
動作前に若干溜めがあるので適当に使うと敵の攻撃と相打ちになる可能性がある。バクステや前ステなどで敵の攻撃を避けつつ、この技で反撃すると良いだろう。
とは言え、この技が当たるほど敵に近付かれるのは変形後状態にとって非常に危険。さらに変形後状態はスタミナの消費も激しいため、この技で変形してすぐに接近戦に突入するというのもスタミナ的に苦しい状況になりやすい。
この技があるからといって敵をギリギリまで引き寄せようとはせず、もっと早い時点で変形して接近戦に挑む準備をする方が良いかもしれない。
 
☆L2攻撃
<変形後>
 L2攻撃(モ  70・攻235・ス15) 右手の矢で横殴り

L2攻撃は右手に持った矢で引っかくような近接攻撃。
遠距離戦が主体となる変形後状態で使える数少ない近接攻撃ではあるが、動作は速いものの、リーチは短く、威力も低く、敵を怯ませる力も弱い。
正直言ってこの技に接近した敵を迎撃して接近戦を立ち回れるほどの性能はない。
当然、この技だけで立ち回ろうとはせず速やかに武器を変形前状態に戻すべきなので、この技から変形攻撃に連携するといった使い方をするのが基本。
ただしリーチが短いのでこれが当たるほど敵と近い間合いになることがまずツラい。結局のところ敵の攻撃を避けるため前ステやバクステを使うことになるので、下手にこのL2攻撃を挟んだりせずそのステップから変形攻撃を発動した方が良い。


 


《 キーポイント 》
 
その武器の性能、および立ち回りを考える上で重要なポイントをピックアップ。

縦振り(頭上に届く技): <変形後>弱攻撃・強攻撃・強溜め
初手 : なし
刺突属性: なし
 
<やつしの狩人の心得>
この弓剣は剣と弓の性質を併せ持つ仕掛け武器だ

銃という選択肢もあるのにどうして剣に弓の機能を持たせる必要があるのかと皆、笑うものさ。
まさにその通りだな。剣と弓とでは得意とする距離が全く異なる。両方の機能を同時に使うことなどあり得ない。
だからつまり、この武器は剣である必要性のない、純粋な弓で良いのだ。この形態こそがこの武器の本領。

銃器を遥かに凌ぐ長い射程を活かし、安全圏から敵を狙い撃つ。
あまりにも遠間からの攻撃ゆえ誰も、敵自身すらも誰がそれを射殺したのか分からない。それこそがやつしの狩人に求められる振る舞いというものだよ。

弓の扱いはそれほど難しくない。
イチに、敵の動きの止まる瞬間を狙うこと。
ニに、一射ごとにちゃんと息を整えることだ。
弓矢を射るには水銀弾を消費する。だが、本当に消耗しているのは射手自身の集中力、スタミナの方だ。

完全に安全圏からの狙撃ゆえ、一射撃てばまた一射、次々に矢をつがえて撃ちたくなるだろう。
だがその逸る気持ちをグッと堪えるのだ。
遠くの標的だけではなく、己の身体のことも良く観察しろ。強溜め射撃を一発放った時点で、自分のスタミナが半分以上も消し飛んでいることに気付くだろう?
その状態で二の矢をつがえて撃ってみろ。もはやスタミナは枯れ、残らない。
獣どもはその隙に素早く近付いてくるだろう。息を整え、三の矢をつがえるほどの時間はなく、距離をとるための足さばきももう動かない。
安全圏と思っていたその場所は、息を乱したほんの一瞬で死地に変わるのだ。

ゆえに、一射ごとに息を整えたまえ。弓剣に二の矢はない。全てが慎重に放たれる第一の矢なのだ。

そう、剣の形態での近接戦にはそれほど期待するなよ。
悪くはない。悪くはないが、弱攻撃は振り始めがやや遅く、ステップ攻撃は範囲が狭い。
意味が分かるかね? 自分から積極的に攻める能力にいささか欠くというわけだよ。
やはり弓剣は弓のままが良いというものさ…。
 

 
〈入手方法〉
「シモンの弓剣」 血晶石スロット:放射・放射・三角
DLCエリア。漁村の灯り「灯台脇の小屋」の傍にてシモンと会話して入手
 
「異質の弓剣」 血晶石スロット:放射・放射・欠損
・トゥメルの汎聖杯 ID:hxwrz786 第1層、灯り前の脇道にある聖杯ショップで購入
 
「失われた弓剣」 血晶石スロット:放射・三角・円
・トゥメルの汎聖杯 ID:hxwrz786 第1層、灯り前の脇道にある聖杯ショップで購入
 

 
〈血晶石について〉
シモンの弓剣に装備する血晶石は、
まずは3デブ物理強化石を3個揃えるのが入手もしやすくお手頃だろう。
物理攻撃力・血の攻撃力の両方が強化されるので、変形前状態での接近戦も想定するならこれが完成形となる。
 
他の武器の場合、さらに物理攻撃力を高めたければ首なし獣血主の筋力補正石を採用するのだが、
筋力補正石は残念ながら血の攻撃力には対応していないため、近接攻撃の威力は上がるものの、弓矢の威力は3デブ強化石よりも大きく低下してしまう。
よほど接近戦重視のスタイルでもなければ、筋力補正石は使わなくて良いだろう。
 
むしろ変形後の弓矢の威力を高めたい場合には、
モブの銃デブから入手できる血の攻撃力強化の血晶石を使う。
この血晶石は物理攻撃力には対応していないので3デブ強化石と比較して近接攻撃の威力は大幅に下がるが、そのぶん弓矢の威力がさらに高まり、非常に強力な遠距離専用武器になってくれる。

ちなみに弓矢の射撃は武器の耐久度を消耗しないので、遠距離専用武器として運用するなら呪いデメリットは耐久マイナスを選ぶと良い。実質的にデメリットなしと同じだ。


なお、遠距離攻撃の比較として左手銃の攻撃力と比べると以下のようになる。(血質ステータス99、武器強化最大、+31.5%の血晶石を装備したとき)
 ・「獣狩りの短銃」 攻撃力389  骨髄の灰 973
 ・「エヴェリン」  攻撃力433  骨髄の灰1083
 ・「教会の連装銃」 攻撃力473  骨髄の灰1183 (水銀弾消費2)
 
シモンの弓剣+3デブ強化石(+27.2%)×3個  =血の攻撃力692
シモンの弓剣+銃デブ血強化石(+31.5%)×3個 =血の攻撃力764


以下に記載している攻撃力は関連ステータス99、武器強化最大、
ダメージサンプルは全属性防御100の敵(ほぼヤーナム市民)を想定したものです。
計算によって算出した数字なのでゲーム中で実際に表示される攻撃力・ダメージとは1~2ポイント程度ズレる可能性があります。(小数点以下の処理による誤差)

血晶石の入手にかかる所要時間は使用武器の攻撃力や、プレイヤーの得手・不得手によって個人差が大きいと思いますので、飽くまで参考程度に考えて下さい。
概ね、ボスからのドロップについては1回倒すのに4分(2層以下に登場するボスについてはボス部屋前でのセーブデータをバックアップ保存し、目的の血晶石が出なかった場合はバックアップから復元するリセマラ方式です)、モブ敵からのドロップについては血晶石を1個落とすのに2分くらいのマラソンになることを想定して計算しています。

 
○基本パターン(3デブ物理乗算)  基本攻撃力692  血692
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計5時間(毎日2時間プレイして約3日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:617  強攻撃:809  強溜め:1533  内臓攻撃:3758
<変形後> 弱攻撃:512  強攻撃:651  強溜め:  871  内臓攻撃:3758

物理属性武器の基本パターン。入手も容易で、効果も高い。
物理強化は血の攻撃力にも対応しているので、変形後の射撃の威力もしっかりと強化できる。
近接攻撃と射撃の両方を強化したいならこれが最もバランスの良い組み合わせと言えるだろう。

この状態での射撃の威力は、弱攻撃でも左手銃の最強格であるエヴェリンの約1.5倍近いダメージが出る。
強溜めはさらに強力で、さすがに骨髄の灰を使用したエヴェリンとまではいかないが、灰使用の獣狩り短銃に並ぶ威力になる。
弓剣の射撃は射程距離が長く、距離による威力減衰もないので距離によっては灰使用エヴェリンにも迫るほどだ。

 
○近接重視パターン(首なし獣血主 重い深淵) 基本攻撃力727  血559
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約9時間
放射「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:4.27%  所要時間:約1.6時間
三角「物理強化+27.2% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:3.49%  所要時間:約2時間
合計14時間(毎日2時間プレイして約7日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:652  強攻撃:846  強溜め:1612  内臓攻撃:3819
<変形後> 弱攻撃:396  強攻撃:510  強溜め:  698  内臓攻撃:3819

筋力補正+65と物理強化+〇%を比較すると、
シモンの弓剣の場合、筋・技99なら1つ目の筋力補正+65は物理強化+31.0%に匹敵する効果がある。
また、仮に2つ以上の筋力補正+65を付けるとしたら、2つ目は物理強化+23.7%に相当。3デブ産の強化石より大幅に効果が低くなってしまうので、筋力補正石は1つだけで良い。

低ステータスの場合、
筋力重視育成(技術が低い)なら筋力20くらいから、
技術ステが高い場合でも筋力45以上あるなら3デブ強化石よりも強くなるだろう。

3デブ強化石の1つを獣血主がドロップする筋力補正石に交換すると、近接攻撃のダメージはおよそ30~40ポイントもアップする。また、内臓攻撃の威力アップになるのも有難い。
シモンの弓剣は攻撃速度のわりに攻撃力がやや低めなので、その欠点をカバーして接近戦を効率良く戦えるようになるだろう。

ただし、筋力補正石は血の攻撃力(射撃)には対応していないので、射撃の威力は3デブ強化石を使う基本パターンより大幅にダウンする。
弱射撃でおよそ-100ポイント、強溜め射撃で-170ポイントものダメージ減だ。
とは言え、この状態でも弱射撃は左手銃エヴェリンの威力を優に上回っているし、強溜めも使えるので遠距離攻撃としてはまだまだ十分な威力がある。
射撃を重視するか、接近戦を重視するかで上手く基本パターンの血晶石と使い分けていくと良い。

 
○基本パターン愚者  基本攻撃力 愚者あり800 血800
                 愚者なし606 血606
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
三角「物理強化+23.1% HPフル物理+5.3% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+29.6%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第1層スタート地点傍モブ"獣憑き"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
合計171時間(毎日2時間プレイして約86日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:720  強攻撃:936  強溜め:1789  内臓攻撃:4363
<変形後> 弱攻撃:606  強攻撃:756  強溜め:1008  内臓攻撃:4363

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:530  強攻撃:708  強溜め:1330  内臓攻撃:3279
<変形後> 弱攻撃:436  強攻撃:561  強溜め:  763  内臓攻撃:3279

3デブ強化石と同じく、射撃と近接攻撃の両方をバランス良く強化しつつ2opに愚者効果(HPフルのとき物理攻撃アップ)を付与したい場合の組み合わせ。
基本パターンと比較すると、効果発動中は弱攻撃でダメージ+100ポイント、強溜め射撃のダメージは+140ポイント。効果なし中は弱攻撃のダメージ-90ポイント、強溜め射撃のダメージ-110ポイントとなる。
大雑把な計算で、敵と戦う中で半分以上効果なし状態が続くようであれば基本パターン改よりも効率が悪いということになる。

 
○近接パターン愚者  基本攻撃力 愚者あり817 血624
                 愚者なし655 血500
放射「筋力補正+65 HPフル物理+5.7% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+38.5%)
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.076%  所要時間:約88時間
放射「物理強化+21% HPフル物理+12% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+35.5%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第3層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
三角「物理強化+23.1% HPフル物理+5.3% スタミナ呪い」(愚者発動時、実質+29.6%)
(トゥメル ID: s3xhw58s 第1層スタート地点傍モブ"獣憑き"より入手)
  入手率:0.06%  所要時間:約57時間
合計202時間(毎日2時間プレイして約101日)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:735  強攻撃:956  強溜め:1829  内臓攻撃:4364
<変形後> 弱攻撃:451  強攻撃:580  強溜め:  786  内臓攻撃:4364

ダメージサンプル(愚者なし)
<変形前> 弱攻撃:580  強攻撃:767  強溜め:1448  内臓攻撃:3482
<変形後> 弱攻撃:343  強攻撃:446  強溜め:  626  内臓攻撃:3482

近接重視+愚者の組み合わせ。
しかし、”基本パターン愚者”と比較して接近戦の攻撃力にそれほど大きな差があるわけではなく、愚者発動時の弱攻撃で+15ポイントほどのダメージアップ。
その一方、射撃の威力ではかなり差がついてしまい、強溜め射撃で-220ポイントとなっている。

上記を踏まえると、愚者効果を付けるなら近接も射撃も高い攻撃力を発揮できる”基本パターン愚者”で良いかなと思えるが、……かと言って近接ダメージ15ポイントの差も捨てるには惜しい。
実に悩ましく、結局はどのくらい射撃を使うかというプレイスタイル次第だ。

 
○基本パターン特効  基本攻撃力616 血616
放射「物理強化+23.1% 獣or眷属特効+5% スタミナ呪い」
(イズ ID: f7qmn8ps 第1層スタート地点傍の"獣憑き"からワープ罠の先"ノコギリ槍狩人"より入手)
  入手率:0.044%  所要時間:約77時間
放射「物理強化+23.1% 獣or眷属特効+5% スタミナ呪い」
(イズ ID: f7qmn8ps 第1層スタート地点傍の"獣憑き"からワープ罠の先"ノコギリ槍狩人"より入手)
  入手率:0.044%  所要時間:約77時間
欠損「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.026%  所要時間:約127時間
合計281時間(毎日2時間プレイして141日)
ダメージサンプル(特攻あり)
<変形前> 弱攻撃:663  強攻撃:885  強溜め:1663  内臓攻撃:4096
<変形後> 弱攻撃:546  強攻撃:702  強溜め:  953  内臓攻撃:4096

ダメージサンプル(特攻なし)
<変形前> 弱攻撃:541  強攻撃:721  強溜め:1355  内臓攻撃:3338
<変形後> 弱攻撃:445  強攻撃:572  強溜め:  777  内臓攻撃:3338

射撃と近接攻撃の威力をバランス良く強化し、2opに特効効果を付与する組み合わせ。
特効も愚者効果と同様、条件が合わなければ効果がないという特徴があるものの、獣タイプのボスなど条件が合う相手には確実に効果を発揮できる点で扱いやすい。
なお、効果の大きさ(ダメージ増加量)は愚者よりやや低め。

また、特定の敵と戦う時のみ強い(=その敵と戦う時以外使わない)という意味では、呪いデメリットを獣特効には眷属マイナスを、眷属特効には獣マイナスを選ぶという手もある。

なお、獣憑きよりも貞子の血晶石の方が2op効果が高く強力だが、貞子の2op特効血晶石は上記のローラン欠損型以外の入手は非常に困難となっている。
トゥメル放射型では2op特効の出現率が低く、イズ三角型には貞子そのものが出現しないためだ。

 
○近接パターン特効  基本攻撃力670 血515
放射「筋力補正+65 物理加算+15 スタミナ呪い」
(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第3層ボス"獣血の主(首なし)"より入手)
  入手率:0.76%  所要時間:約10時間
放射「物理強化+23.1% 獣or眷属特効+5% スタミナ呪い」
(イズ ID: f7qmn8ps 第1層スタート地点傍の"獣憑き"からワープ罠の先"ノコギリ槍狩人"より入手)
  入手率:0.044%  所要時間:約77時間
欠損「物理強化+21% 獣or眷属特効+11.3% スタミナ呪い」
(ローラン ID: pw8ykpcr 第1層スタート地点傍モブ"狂気者(通称貞子)"より入手)
  入手率:0.026%  所要時間:約127時間
合計214時間(毎日2時間プレイして107日)
ダメージサンプル(特攻あり)
<変形前> 弱攻撃:696  強攻撃:912  強溜め:1726  内臓攻撃:4103
<変形後> 弱攻撃:419  強攻撃:540  強溜め:  749  内臓攻撃:4103

ダメージサンプル(特攻なし)
<変形前> 弱攻撃:596  強攻撃:780  強溜め:1477  内臓攻撃:3510
<変形後> 弱攻撃:358  強攻撃:462  強溜め:  641  内臓攻撃:3510

近接攻撃力に優れる筋力補正石1つと、2op特効効果を持つ血晶石2つを組み合わせるパターン。
トゥメル放射型の筋力補正石には2op特効がほとんど出現しないため、筋力補正石に特効を付けることは非常に難しいが、それでも"基本パターン特効"と比較して弱攻撃のダメージは30ポイント以上も増加。
その代わり、強溜め射撃のダメージは"基本パターン特効"より-200ポイントほど低い。

 

 
○射撃特化パターン  基本攻撃力336 血764
形状変化 円→放射or三角or欠損「血の攻撃力+31.5% 2op適当 耐久度呪い」
(トゥメル ID: uawkp27j 第3層スタート地点傍エレベーター穴の奥"銃デブ"より入手)
  入手率:0.028%  所要時間:約120時間

ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:255  強攻撃:355  強溜め:686  内臓攻撃:1795
<変形後> 弱攻撃:574  強攻撃:722  強溜め:963  内臓攻撃:1795

モブ敵「残酷な守り人」(通称デブ)のうち銃を所持しているものは、倒すと”血の攻撃力強化”または”血質補正アップ”の円型の血晶石をドロップする。
円型は本来、左手銃に装着できる形状のため右手武器に装着することはできないのだが、約1%の確率で起こる形状変化を利用すれば放射型などの右手武器にも付けられる形状で入手が可能だ。
シモンの弓剣の「失われた弓剣」には1つ円型の血晶石を装着できるスロットがあるので、他の2ヶ所のスロット用に放射・三角で形状変化してくれれば1つは形状変化しない円型のまま使用できる。

また、射撃は武器の耐久度を消耗しないので、呪いデメリットは「耐久度減少」にすると良い。(もちろん近接攻撃を使えば凄まじい速度で耐久度が削れることになるが)
弓剣の射撃はスタミナ消費が激しいので、射撃に特化するならスタミナ呪いよりも耐久度呪いの方が扱いやすくなる。

血の攻撃力強化は弓矢の射撃のみを特化的に強化し、その威力は骨髄の灰を使った状態の左手銃エヴェリンに匹敵するものになるだろう。弓矢は射程が長く、距離による威力減衰もないので実質的に灰使用エヴェリンを超えると言っても過言ではない。
”基本パターン愚者”にはやや劣るものの、愚者効果とは違い、HP等の条件を問わず常に高い射撃力を発揮できる。

一方、血の攻撃力強化は射撃以外には全く効果がないため、近接攻撃や内臓攻撃の威力は最低限になるという欠点もある。呪いデメリットを耐久度減少にするなら尚更接近戦には向かない。
しかし、シモンの弓剣ほどの射撃威力・射程距離があれば接近戦を一切することなく戦うのもそれほど難しくないので、完全に遠距離専門の武器として使うと良い。

 
○射撃特化パターン改  基本攻撃力336 血783
放射「血の攻撃力+32.6% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:0.00047%  所要時間:約14286時間
放射「血の攻撃力+32.6% スタミナ呪い」(トゥメル ID: 9kv8xiyi 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:0.00047%  所要時間:約14286時間
三角「血の攻撃力+32.6% スタミナ呪い」(イズ ID: nkdye4zx 第1層ボス"3デブ"より入手)
  入手率:0.00014%  所要時間:約46154時間
合計74125時間(毎日2時間プレイして約102年)
ダメージサンプル
<変形前> 弱攻撃:255  強攻撃:355  強溜め:686  内臓攻撃:1795
<変形後> 弱攻撃:591  強攻撃:741  強溜め:987  内臓攻撃:1795

物理強化の血晶石を入手したのと同じボス「3デブ」から入手する血の攻撃力アップの血晶石。
モブ銃デブの血晶石より1ランク高い血晶石が出るのでさらなる攻撃力アップを見込める。
しかし上記のとおりその入手確率は恐ろしく低く、非現実的どころの騒ぎではない。