えんぱこらむ   軍略カード 「国力1で攻撃力UP どれが良い?」

軍略カードのお話です。
 
 
軍略カードの中でも特に多いのが、
「国力コスト1  侵攻戦で攻撃力が上昇」 というタイプのカード
 
ざっと無双武将を見ただけでも、
夏侯惇典韋趙雲馬超……  とぞろぞろ出てきます。
 
なんとこのタイプのカードは全部で11種類もあるのです。
 (徐晃の「堅実な侵攻」のように、兵数回復など攻撃力UP以外にも大きな効果があるものは除く)
さらに国力コスト2だけど翌月国力を1増やす、つまり実質コスト1の「臥薪嘗胆」「将の誇り」も類似したカードといえましょう。
 
 
では、この13種類のカード。 いったい何がどう違うのか?
 
簡単に言えば、 コスト(デメリット) が違います。
 

『隻眼の咆哮』  コスト: 金500


悪来戦法』    コスト: 金600   *強攻撃に鉄壁特性も付けられる (鉄壁=金100と換算可能)


『秘めた闘志』  コスト: 戦闘開始から5分後に効果が出る


一騎当千』    コスト: 出撃時の操作武将の兵数が多いと効果が薄れる


『錦馬超の猛攻』 コスト: 防衛戦が発生する


『戦鬼の猛攻』  コスト:  戦闘後に操作武将の兵数が0


鉄騎隊』     コスト:  金700      (「隻眼の咆哮」の下位カード)


『戦意高揚』    コスト:  攻撃力の上昇量が小さい


『守城の達人』   コスト:  防衛戦にしか効果が無い


『虚勢』       コスト:  防衛戦では攻撃力が減少する


『奮戦』       コスト:  体力が半分以下の時のみ効果を発揮


『臥薪嘗胆』    コスト:  攻撃力の上昇量が小さい   国力コスト2(実質1)  (「将の誇り」の下位カード)


『将の誇り』     コスト:  国力コスト2(実質1)


  *デメリットもコストということで表記しています。
 
 

さて、どのカードが一番良いのでしょう?

もちろん判断のポイントはコスト・デメリットの大きさです。
効果が同じならコストの小さなカードほど使いやすいに決まっています。
 
まず、
鉄騎隊」 「臥薪嘗胆」
  → それよりも効果やコストで明らかに優れた上位カードがあるのでNG
 
「戦鬼の猛攻」
  → 戦後の残った兵数を全て失うというのはコストとして大き過ぎます。
    どうせ兵数を捨てるなら、「麗しき薫風」使用時の「背水陣」の方が国力コストも同じで
    より大きな攻撃力上昇を受ける事ができます。ある意味でこれも下位カードと呼べるでしょう。
 
「守城の達人」 「錦馬超の猛攻」
  → 防衛戦は勝利しても支配地域が増えないうえ、敵国の兵力もほとんど削ることができません。
    そのわりに自国の兵力は侵攻戦と同じくらい減るので翌月の回復が間に合わなくなったりします。
    軍略カードの多くは侵攻戦にのみ効果があるので、
    防衛戦ではカード効果の支援を受ける事ができず、
    侵攻戦よりも難易度が高いうえ、制限時間が短いので武勲やお金や武将捕縛の稼ぎにも不向きです。
    よって、防衛戦をやること自体にうま味が少なく、
    それに関する効果を持つこれらのカードは微妙です。
 
「将の誇り」 「臥薪嘗胆」
  → 国力コスト2、翌月に国力が1増加。
    ということで一応実質コスト1ということになるのですが、
    自勢力の国力が最大の6であった時はそれ以上国力を増やすことはできません。
    よって翌月国力+1が無駄になるため、普通に国力コスト2のカードとして扱わざるをえなくなります。
    国力の低い序盤は良いのですが、国力6になる終盤はコスト1のカードよりも使い勝手が悪いです。
 
  → 操作武将の兵数が少ないほど攻撃力は上がりますが、兵数が少ないと防御力が低くなります。
    つまり攻撃力が上昇するほど、防御力は下がるというわけです。
    ある程度のプレイテクニックがないとリスクが高いでしょう。
    また回復カードが充実し、武将の階級が高く(兵数の自然回復量が大きく)なってくる終盤は、
    よっぽど意識しないと自軍の兵数はそれほど大きく減らせないため、カード効果を受けにくくなります。
 
「奮戦」
  → 体力が半分以上ある状態では無駄なカードになります。
    体力が半分以下ということは、一騎当千と同じくある程度のプレイテクニックが無いと危険です。
    一方、ある程度のプレイテクニックがあるとそもそも体力が半分以下になるほど被弾しません。
    発動条件がやや厳し過ぎるor面倒くさ過ぎると言えるでしょう。
 
 
で、残ったのは
「隻眼の咆哮」 「悪来戦法」 「秘めた闘志」 「虚勢」
私のオススメはこの4つです。
 
「隻眼の咆哮」 「悪来戦法」
 → 金コスト500~600なら比較的お手軽なんじゃないでしょうか。
   連攻撃主体のキャラなど鉄壁効果が要らない場合は「隻眼の咆哮」の方が優先。
   まぁ、100円ぽっち惜しむほどの差ではないのですけどね。
 
「虚勢」
 → 防衛戦では攻撃力低下のデメリットがあるのですが、
   防衛戦はランダムで発生するものなので、リセット・ロードすることで発生をキャンセルできます
   防衛戦さえ回避し続ければデメリット無しでカードを使えるのと一緒です。
   ちょっとズルい方法ですが、それに目をつぶれば同系統のカードの中でも最も優秀でしょう。
 
「秘めた闘志」
 → お金は払いたくない。ズルいのもイヤだ。  そういう時にはこのカード。
   コストらしいコストを払うこともなく、開始5分経過すれば攻撃力UP効果を受ける事ができます。
   開始後5分はスキル「速攻」の効果があるので、このカードの恩恵がなくても攻撃力不足にはなりません。
   まぁ、逆を言えば開始5分にも効果のあるカードなら「速攻」との相乗効果が受けられるのですけどね。